2004年米国大統領選スレ (7356レス)
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10(3): とはずがたり 2003/12/19(金)21:56 AA×

28(3): 杉山真大 2003/12/22(月)23:02 AAS
>>26
タフト・ハートレー法を制定したのは大統領の息子ですよ。
外部リンク[html]:www007.upp.so-net.ne.jp
#で、タフト・ハートレー法を調べてみたら宮本百合子による1948年大統領選
#の分析がヒットしました。第三党への期待を持った眼差しは結構昔からあっ
#たものなんですねぇ
# 外部リンク[html]:www.aozora.gr.jp
あとフォード大統領ですけど、彼も実際には選挙を経て就任した訳ではありま
せん。前任者のアグニュー副大統領も不正資金疑惑で辞職したので、下院院
内総務から栄転(?)して副大統領になり更に大統領に昇格したのです。
外部リンク:www3.to
外部リンク:www.bekkoame.ne.jp 【My HP】
756(3): チバQ 2011/06/03(金)22:57 AAS
外部リンク:www.afpbb.com
ペイリンvsバックマン、注目集める2人の共和党女性 米国
2011年06月03日 11:14 発信地:ワシントンD.C./米国
【6月3日 AFP】次期大統領選を翌年に控えた米国で今、保守派の女性政治家2人に注目が集まっている。聴衆を熱狂させる力を持つスター性を兼ね備え、来年の米大統領選への出馬をほのめかしている2人の女性とは、サラ・ペイリン(Sarah Palin)前アラスカ州知事(47)とミシェル・バックマン(Michele Bachmann)下院議員(55)だ。
だが、民主党、共和党のいずれの党も、これまで大統領選の指名候補に女性を選んだことはない。女性が大統領を目指すだけでも珍しい米政界にあって、共和党の中に2人の女性候補を抱える余地はあるのだろうか。
2012年の大統領選で民主党は現職のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領を指名候補に選ぶ公算が高い。米政界ウォッチャーは、2人の女性政治家、それも政治的な背景も似通った2人が、オバマ氏の対立候補の座を争うことになれば、これは驚くべきことだと語る。
ともに美人であり、保守的な家族観やキリスト教右派的な信仰の持ち主といった類似点を持つ2人が争えば、選挙運動のなかで互いを打ち消しあう結果になると予想する専門家もいる。
しかし、ベテラン政治評論家でバージニア大学(University of Virginia)政治センターのラリー・サバト(Larry Sabato)所長は、流動的な状況を考えれば、2人が立候補する可能性も捨てきれないと指摘する。
■ 似た者どうしの2人、ダブル立候補の可能性は?
大統領指名候補選をめぐってバックマン氏は、米テレビCNNに対し、6月中に訪れる予定のアイオワ(Iowa)州で大統領選出馬についての考えを発表すると語っている。「私が出馬を選択するなら、それは勝つため」と言い切り、アイオワ、サウスカロライナ(South Carolina)、ニューハンプシャー(New Hampshire)の各州をまわるバックマン氏のスケジュールは、まるで正式な大統領候補者のようだ。
5児の母で、23人の養子を育て、連邦税法の弁護士を経て夫とともに小さな会社を経営しているバックマン氏は、ビジネスの経験が低迷する経済の舵取りに役立つと言う。
一方のペイリン氏は、米国では独立記念日にならぶ大きな祝日で、愛国心も高揚する戦没者追悼記念日(メモリアルデー)の週末だった5月29日、米退役軍人のモーターサイクル・イベントに登場。マスコミの注目を集め、大統領選出馬を表明するのではないかとの憶測を呼んだ。
また、ペイリン氏が最近アリゾナ(Arizona)州に購入した住宅についても、2012年の大統領選の運動拠点とする目的ではないかとの見方が、政治アナリストの間で出ている。ペイリン氏が、この週末から始めた米東海岸をまわるバスツアー「ワン・ネイション(One Nation)」も、マスコミの関心を集めるためではないかと見られている。
もっとも、ペイリン氏は大統領選出馬を意識しているのではなく、単にマスコミの注目を集めたいだけだと指摘する声もある。サバト氏も、「私には今回のツアーは、サラ・ペイリンが『あたしは、まだここにいるわよ!』と言っているだけのように思える」と語っている。
共和党のストラテジスト、アレックス・カステラノス(Alex Castellanos)氏も、「ペイリン氏のブランドイメージを刷新したいのだろう。目立っていないと我慢できないタイプだ」と話す。
一方、バックマン氏は、ペイリン氏との関係について、政治的ライバルであるからといって友情が壊れることはないという。米テレビABCでも、「私はサラ・ペイリンが大好き。彼女を競争相手だと思ったことはありません。友人だと思っています」と話している。
(c)AFP/Stephanie Griffith
2319(3): チバQ 2015/04/05(日)18:53 AAS
外部リンク[html]:mainichi.jp
米国どこへ:大統領選に迫る(4)前哨戦始まる3−異色の経歴から参戦
2015年03月27日
知事や上下両院議員などの経験を持たない「候補者」にとって、まず大事なのは「候補者」としての認知度を高めることだ。「アイオワ・フリーダム・サミット」には、元脳神経外科医のベン・カーソン氏と、米コンピューター大手ヒューレット・パッカードの元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏という異色の経歴を持つ2人も自らを売り込んだ。
◇ ◇ ◇
カーソン氏は、貧しい家庭に生まれ育ちながら医師になり、後頭部が結合した双生児の分離という難手術に成功して世界的に著名な医師となった「立志伝中の人」だ。その功績から、米国では文民で最高の栄誉とされる大統領自由勲章も受章した。
近年はテレビで保守派のコメンテーターを務め、特に医療保険制度改革(オバマケア)への厳しい批判で知られる。黒人でもある。
カーソン氏は自身の経歴と重ねて教育の重要性を指摘したほか、オバマケアは政府の過剰な民間への関与であり、「仮に制度が機能したとしても、私は反対する」と強調。さらに、「私の母が財務長官だったら、米国は赤字にはなっていないと確信している」と聴衆を笑わせ、「現在の米国政府の大きな問題は、政府が大きすぎることだ」とオバマ政権を批判した。聴衆は総立ちで拍手し、演説を終えたカーソン氏を見送った。
◇ ◇ ◇
米電話電信会社大手のAT&Tの社員を振り出しに、HPのCEOに上り詰めたのがフィオリーナ氏だ。「最強の女性経営者」と呼ばれ、女性の社会進出の象徴的な存在の一人でもある。ただ、政治の分野では、2010年の中間選挙でカリフォルニア州から上院議員を目指し、落選している。
フィオリーナ氏は民主党の最有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官への鋭い批判で聴衆をひきつけた。「ヒラリー・クリントンのように、私も世界中を飛び回ってきた。でも、彼女と違って、私は物事を成し遂げてきた」。
12年にリビア東部のベンガジで起きた米領事館襲撃事件へのクリントン氏やオバマ政権の対応を批判すると、会場から大きな歓声が上がった。「クリントン氏への批判」に米メディアが飛びつき、フィオリーナ氏の「候補者」としての知名度を高めるという狙いは当たったようだ。【西田進一郎】
2322(4): チバQ 2015/04/05(日)18:56 AAS
外部リンク[html]:mainichi.jp
米国どこへ:大統領選に迫る(6)前哨戦本格化−共和党・保守強硬派の支持割れる
2015年03月29日
共和党を支持する保守系団体が集まる全米最大規模の「保守政治行動会議(CPAC)」の年次総会が2月末、首都ワシントン郊外のメリーランド州ナショナルハーバーで開かれた。2016年大統領選挙に向けた共和党の候補者指名争いは依然大混戦の様相で、CPACは1月の「アイオワ・フリーダム・サミット」に続く、前哨戦の「第2戦」。初戦を回避した候補者たちも参加し、共和党支持層とりわけ保守強硬派の支持が誰に向かっているかを探る意味で全米の注目を集めた。
米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が直近の世論調査結果の平均値として26日朝に出していた支持率は次の通りだ。
■2016年大統領選の共和党候補指名に意欲を持つ主な人たち■
名前(年齢) 支持率 肩書(選挙区)
ジェブ・ブッシュ(62) 14.5% 元フロリダ州知事
スコット・ウォーカー(47) 13.0% ウィスコンシン州知事
マイク・ハッカビー(59) 11.8% 元アーカンソー州知事
ベン・カーソン(63) 11.3% 元脳神経外科医
ランド・ポール(52) 9.5% 上院議員(ケンタッキー州)
クリス・クリスティー(52) 6.3% ニュージャージー州知事
マルコ・ルビオ(43) 5.3% 上院議員(フロリダ州)
テッド・クルーズ(44) 5.0% 上院議員(テキサス州)
※敬称略。年齢と支持率は2月26日朝時点のもの。
1月の「アイオワ・フリーダム・サミット」で注目を集めたウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事が知名度を一気に高め、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事に迫っていた。この上位8人のうち、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事を除く7人がCPACに参加し、26、27両日のいずれかに演説した。
注目は、(1)ウォーカー氏の勢いが続いているのか(2)2013年と14年のCPACで行われた大統領選模擬投票(ストローポール)で首位を獲得したランド・ポール上院議員がその座を守るのか(3)穏健派の有力候補ブッシュ氏が保守強硬派が集まるCPACでどのようなアピールができるかだった。
◇ ◇ ◇
支持率急上昇中の「新星」、ウォーカー氏は26日夕方、小走りにステージに出てきた。総立ちとなり大きな拍手で迎える聴衆。ウォーカー氏は演説台には目もくれず、ステージが客席側に張り出したところで語り始めた。今回もトレードマークとなっているワイシャツの腕まくり姿だ。
減税と規制緩和など知事としての成果、さらにウォーカー氏を語るうえで欠かせない労働組合との戦いが演説の中核。「国民の政府への依存度が高まることを良しとしている」とオバマ大統領を厳しく批判し、自由や自立を熱っぽく訴えた。知事や知事出身の候補が経験不足から不安視される外交・安全保障分野でも積極的に発言した。
「イスラム過激派を我々の生活や世界の自由を愛する人々にとっての脅威であると理解し、立ち上がる指導者が米国には必要だ」。オバマ政権のイスラム過激派対策、イラン核問題を巡るイスラエルとのぎくしゃくした関係などを次々と批判した。会場からは大きな拍手とともに、「スコット、立候補だ」というかけ声も上がり、ウォーカー氏の勢いが続いていることを印象づけた。
ただ、不安ものぞいた。イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)への対抗策を尋ねられたが、米連邦捜査局(FBI)などから詳細な情報を得られていないことなどを挙げ、明確に答えなかった。また、米国民を守る意気込みを示したが、顔をにやりとさせて「10万人の反対派を相手にできる私なら、世界でも同じことができる」と付け加えた。労働組合とイスラム過激派を重ねたとも受け取られかねない発言だけに、陣営側がその後釈明に回る一幕もあった。
2342(3): チバQ 2015/04/28(火)22:26 AAS
外部リンク:jp.wsj.com
2016年米大統領選、候補者の横顔
2016年の米大統領選挙を控え、民主・共和両党の候補指名争いが本格化してきた。これまでに出馬を正式に表明した両党の候補者を紹介する。
ヒラリー・クリントン前国務長官(民主党)
オバマ政権で2009年から13年まで国務長官を務めた。それ以前はニューヨーク州選出の上院議員で2回当選。夫のビル・クリントン氏は元大統領。大統領選への出馬は2回目で、前回の2008年には民主党の予備選挙で現在のオバマ大統領に負けた。ヒラリー氏は内政面ではオバマ氏を支持するが、外交面ではオバマ氏よりも強引だとみられている。
テッド・クルーズ上院議員(共和党)
2012年にテキサス州選出の上院議員に当選。前職は同州の検察官。草の根保守派運動「茶会(ティーパーティ-)」系の“ヒーロー”。共和党保守派の急先鋒で、党指導部とオバマ大統領の双方に批判的な見解を表明している。2010年に成立した医療保険改革法(オバマケア)に反対し、この関連予算案を「人質」にとったうえで、2013年10月には21時間に及ぶ演説を繰り広げて政府機関を一部閉鎖に追い込んだ。だが、共和党員の多くは政府機関の閉鎖が結果的に共和党に政治的ダメージを与えたと考えている。2014年の予算案についても、オバマ大統領の移民政策の関連予算が削減されていないことを理由に成立阻止を試みたが、これは失敗に終わっている。また、連邦議会の共和党指導部はすぐに妥協してホワイトハウスと話をまとめてしまうと非難している。3月に出馬を表明したクルーズ氏は有力候補の中で正式に出馬表明した最初の候補者。
ランド・ポール上院議員(共和党)
ケンタッキー州選出で初当選は2010年。眼科医でもある。米国が外国に軍事介入することに関して、多くの共和党員よりも懐疑的な見方を示すなど、伝統的な党の政策スタンスにも挑戦してきた。2013年には国内でのドローン(無人飛行機)使用をめぐるオバマ政権の方針に反対し、13時間に及ぶフィリバスター(議事妨害)を強行したことで全国的に注目を集めた。アフリカ系米国人や若者など、伝統的に民主党寄りとみられている有権者に近づくことで、支持層の拡大を試みている。父親は徹底したリバタリアン(自由至上主義者)で大統領選に何度も出馬したことのあるロン・ポール元下院議員。
マルコ・ルビオ上院議員(共和党)
2010年のフロリダ州上院選で、大きなうねりとなっていた「茶会」系の支持をとりまとめ、人気のあったチャーリー・クリスト知事(当時)を破って当選した。キューバ移民の息子。共和党が多様化へ向けて必死に取り組んでいた頃には、党の若い世代を代表する論客として、その地位をすぐに確立した。ルビオ氏が、違法滞在者に法的地位と最終的には市民権を与えることになる包括的な移民関連法を組み立てる手助けをした際には、保守派の多くの活動家が苛立ちを募らせた。2016年の大統領選を見据え、ルビオ氏は国際舞台で従来以上に積極的な役割を米国が果たすよう求めるなど、外交政策ですでに影響力のある発言をしている。
原文(英語):Who’s Running for President in 2016?
2408(3): チバQ 2015/06/06(土)09:15 AAS
外部リンク[html]:www.cnn.co.jp
ジェブ・ブッシュ氏が大統領選出馬を正式表明へ
2015.06.05 Fri posted at 11:58 JST
ワシントン(CNN) 米共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が、来年の大統領選挙への出馬を公式表明する見込みとなった。
すでにブッシュ氏は全米各地を回っているが、今月15日のマイアミ・デード大学でのイベントから選挙運動を正式にスタートする。
インターネット上ではこのイベントへの参加を登録するためのサイトも立ち上がった。ブッシュ氏の側近の1人はCNNに対し「準備はできている」と語った。
ブッシュ氏は昨年末に出馬への意欲を表明。共和党の予備選を勝ち抜き指名を獲得する最有力候補と目されてきた。ここ数カ月は共和党の大物支持者から選挙資金を集めるための活動を続けていたが、まだトップの座を確保したとは言えない。同じフロリダ州を地盤とするマルコ・ルビオ上院議員が支持を伸ばしているからだ。
CNNと世論調査機関のORCが今週、共同で実施した世論調査では、ルビオ上院議員の支持率は14%で第1位となった。
ブッシュ氏の支持率は13%で2位だったが、事実上ほぼ互角の争い。他にはやはり有力候補と目されるウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事や、マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事が10%程度の支持を得ている。
ブッシュ氏にとって予備選の序盤戦は苦しい戦いが予想される。特に、きわめて保守的な共和党員が多いことで知られるアイオワ州では、ブッシュ氏の保守政治家としての信頼性に疑問の声が上がっている。
背景には教育政策などいくつかの重要な問題について、ブッシュ氏が共和党保守派と相容れない立場を取っていることがある。
州知事時代に移民法改革を支持し、不法移民にも市民権獲得の道を開く考えを表明したのもその一つだ。
またブッシュ氏はスペイン語に堪能で妻はメキシコ系だ。このため予備選を勝ち抜くことができれば、本選では大票田である中南米系の支持を見込めるかもしれない。
4273(3): とはずがたり 2017/02/06(月)01:28 AAS
?また、米政権としては例外的なことだが、トランプ大統領は閣僚でもないバノンを、外交・安全保障政策を検討する国家安全保障会議(NSC)の常任メンバーにした。通常、米政権内での発言力は、国務長官、国防長官が上位で、政権によっては副大統領が強い影響力を持つこともあるのだが、トランプ政権では大統領の懐刀であるバノンが優位にある。
?トランプ政権の政策は、バノンと共鳴している大統領が、情報機関や省庁の分析を退け、ファクトより主張を優先するオルタナ右翼の手法をそのまま持ち込んでいるため、現実面でさまざまな問題を生じている。
【ジャレッド・クシュナー】
?トランプ大統領の娘婿である36歳のクシュナーは、通商・中東政策担当の上級顧問としてホワイトハウスに入ったが、トランプ大統領の身内であることから、大統領の対外的な窓口を担当する秘書的な最側近として振る舞っている。当然、背後には大統領が最も信頼している実娘のイヴァンカ・トランプがいる。
?クシュナーは不動産業者の家に生まれた実業家だが、トランプ大統領と同じく政治経験はない。トランプ陣営の選挙顧問を経てのホワイトハウス入りだが、安全保障問題はまったくの門外漢である。それでも中東政策担当とされたのは、ユダヤ人だからであろう。
?しかし、クシュナーは安全保障政策も含めて、トランプ大統領の独自政策のほとんどでアドバイスを行っているとみられる。妻のイヴァンカは公的には大統領の顧問ではないものの、夫とともに父親に広範囲にアドバイスしているとみられる。
?トランプ大統領は人を「自分にとって味方か敵か」で考えていて、自身が最も信頼しているイヴァンカとクシュナーを近くに置いているため、この“政治経験もなく安全保障に関する知識も乏しい若い夫妻”の政治への影響力が非常に大きくなっている。
【マイケル・フリン】(国家安全保障担当大統領補佐官)
?NSCをとりまとめ、ホワイトハウスの安全保障政策の要となるのが、国家安全保障担当大統領補佐官である。トランプ政権でその要職に抜擢されたのが、マイケル・フリン元陸軍中将だ。
?この要職には本来、国際関係・安全保障の専門家が就くのだが、トランプ政権の場合、共和党予備選中に、主だった共和党系の専門家がトランプ不支持を表明してしまっていたために人材が枯渇しており、そんな中でトランプ大統領と波長が合ったフリンが抜擢された。もっとも、フリンは軍出身とはいっても、その特異な言動で主流派からは外れた人物である。
?フリンは国防総省の情報機関「国防情報局」(DIA)の元局長で、米軍のインテリジェンスの要職にいた。だが、当時からイスラム教全体を嫌悪し、差別的な言動が問題視されていた。部下の分析を思い込みで否定することも多く、DIA内でも浮いた存在となり、アメリカの各情報機関が集まる「情報コミュニティ」でも孤立して2014年に更迭されている。
?また、フリンにはロシアとの密接な関係も指摘されている。昨年、ロシアの宣伝放送「RT」関連の会合に参加して金銭を受け取っていたほか、オバマ大統領(当時)がロシアへの追加制裁を決めた前日、駐米ロシア大使と5回にわたって電話連絡していたことも判明している。
?そんな人物だが、それでも安全保障問題に関わった人物が少ないトランプ政権では、その分野での発言力は大きい。NSCのまとめ役として、政権の事実上の安全保障ブレーン集団となるNSC事務局スタッフの人選にも大きな影響力を持っている。
【ラインス・プリーバス】(大統領首席補佐官)
?44歳の弁護士であるプリーバスは、学生時代から政治運動に参加し、共和党スタッフとして長く活動。共和党ウィスコンシン州委員長から共和党全国委員長となった。共和党組織に精通し、前出のバノンと違い、共和党の実力者たちにも人脈がある。
?政治のプロが少ないトランプ政権では、数少ない政治のプロであり、選挙戦ではトランプ陣営のとりまとめに奔走した。その功績を認められたことと、やはり政権の政治運営を期待されての首席補佐官抜擢となった。
?政権では政策面より、組織運営面で中心的な存在となる。安全保障政策を含め、トランプ大統領がバノン主席戦略官などと繰り出していく急進的な政策に対しては、それを主導するというよりは、政治的な手法の部分でフォローする役割にまわってしまっているとの指摘もある。
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