金融機関観察スレッド (3357レス)
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237(3): とはずがたり 2004/04/02(金)20:30 AAS
外部リンク[html]:news.www.infoseek.co.jp
UFJ衝撃リポート「金融庁向いて仕事」 (夕刊フジ)
大手銀行への金融庁の特別検査が大詰めを迎えるなか、UFJ銀行に関する「衝撃リポート」が金融界や市場で話題を呼んでいる。金融関係者が内々に作成したとみられ、「UFJ銀の現状を見事に言い当てている」(大手銀幹部)という。
[(作成は2月)]
リポートが話題になり始めたのは、金融庁の特別検査がスタートしてから約10日後の2月中旬ごろ。
文面から判断するに、悪意に満ちた怪文書の類ではなく、財務基盤の強化や不良債権の厳格処理、収益増など、UFJ銀の経営健全化を切に望んでいるようだ。気になる作成者には諸説ある。
「金融庁側がUFJを揺さぶるため流したのではないか」(大手銀幹部)とか、「内容から足元のUFJ内部から出てきたのでは」(外資系金融機関幹部)。
[(中身は)]
次の書き出しで始まる。
《UFJが4大グループの中でもっとも苦しいというのは事実です。三井住友銀行には2つの財閥のバックがあるし、みずほにはたくさんの顧客がいる。しかし、旧三和グループは系列企業が弱くて昔から有名なところだった(だからこそノンバンク、信販、流通にのめり込んだ)》
メガバンクの中では不良債権比率も高く、《増資ひとつとっても厳しい》と指摘する。
[(目線は金融庁)]
最近のUFJの動きについても批判する。
《UFJの経営陣の行動を見ていて感じるのが、「金融庁を向いて仕事をしているのではないか」ということ。中でも不良債権処理については、如何(いか)に問題を本質的に解決するか、という点は捨て置かれているように見えます》
金融アナリストは「特別検査で甘い自己査定を覆されないようにすることに、心血を注いでいる」と解説する。
[(日商岩井の問題先送り)]
不良債権問題先送りの具体例として、リポートは日商岩井と日本信販を挙げる。
ニチメン・日商岩井ホールディングス傘下のニチメンと日商岩井は1日付で合併。新会社「双日(そうじつ)」として再スタートを切った。
両社の有利子負債は合計2兆2000億円(うちUFJグループ分は約7000億円)にも及び、リポートは合併をバッサリと切り捨てる。
《少なくとも、ニチメンのような財務的に大差のない会社との合併によって、それ(日商岩井の再生)が可能になる、などと本気で考える人はまずいないはず。(中略)具体的には、破綻(はたん)懸念先にするのをなんとか避け、要注意先にとどめようという寸法です》
[(次いで日本信販)]
日本信販も有利子負債が約1兆7000億円と膨大。前期、UFJ銀に2000億円に上る増資を引き受けてもらい、不動産などの「負の遺産」を処理している。
来春にも、UFJ銀系のUFJカードと合併し、同行のリテール(個人取引)戦略の中核を担っていく計画である。
《「カード」つながりというだけで機能が異なる2つの会社が一緒になってもシナジー(相乗作用)なんてほとんどない。(中略)日本信販の不良資産を薄めようという狙いのみが見え隠れする》
[(望み薄?)]
リポートは最後にこう締めくくっている。
《UFJの経営陣がすべきことは、個々の事例に対してベストプラクティス(最善策)を行う、ということに尽きる。日商岩井を本気で再生させようとするなら、どうすればいいのか。そのような当たり前の経営を今の経営陣に望むのは酷なことだろうか》
景気回復基調と株高のなか、日本経済の再生には銀行の健全化が不可欠。リポートの主はそんな思いで書いたようだ。
[ 2004年4月2日(金)18時00分 ]
345(3): とはずがたり 2004/06/10(木)02:54 AAS
1.アイフル(信販子会社ライフが好調)
2.アコム→東京三菱(キャッシュワン)傘下へ
3.プロミス→三井住友(@ローン)傘下へ
4.武富士→不祥事
消費者金融 大手3社減収減益
外部リンク[htm]:www.yomiuri.co.jp
3月期決算 貸し倒れ費用かさむ
消費者金融大手4社の2004年3月期連結決算が10日、出そろった。景気低迷で、貸出先である個人の自己破産が急増するなど、貸付金を回収できない貸し倒れ損失が増えたことが収益を圧迫し、アコム、プロミス、武富士の3社が減収減益となった。信販子会社の好業績に支えられたアイフルは増収増益だった。
アコムなど3社は、貸し倒れ増加を背景に貸し付け基準を厳しくしたため、新規顧客が減ったうえ、返済が滞らない優良顧客に対する金利を優遇したこともあって、売上高にあたる営業収益が減収となった。さらに、個人の自己破産件数が増えたため、貸し倒れ費用がかさみ、減益となった。
特に武富士は、創業者の武井保雄前会長らの盗聴事件などの影響で、新規顧客数が前期比21・7%減と4社で最大の下落率となり、営業貸付金残高(3月末時点)は5・8%減の1兆5787億円に落ち込んだ。
一方、アイフルは、信販子会社ライフが新規出店に伴う顧客獲得が好調で、営業収益が5・3%増の4734億円、経常利益も0・6%増の1124億円と、いずれも3期連続でプラスとなった。営業収益では2期連続の業界首位。税引き後利益も4・4%増の625億円と2期連続の増益となった。
消費者金融大手4社の2004年3月期連結決算
社名 営業収益 経常利益 税引き後利益
アイフル 4734( 5.3) 1124( 0.6) 625( 4.4)
アコム 4349(▼0.6) 1187(▼17.7) 703(▼ 6.4)
プロミス 3909(▼4.8) 898(▼16.8) 415(▼31.5)
武富士 3845(▼8.9) 1386(▼24.4) 747(▼21.4)
(単位は億円。億円未満は切り捨て。カッコ内は前期比伸び率%。▼はマイナス)
348(3): とはずがたり(2/2) 2004/06/10(木)23:54 AAS
[( 直接統治へ )]
メガバンクは「モビット」「アットローン」「東京三菱キャッシュワン」など、消費者金融側との共同出資会社でパーソナルローンに参入したのだが、貸し出し残高は専業大手の1割以下にとどまっている。
「消費者金融へのマイナスイメージもあって及び腰だったが、間接統治ではいつまでたっても収益が上がらない。本体を傘下に収めた方が手っ取り早いと考えるようになった」(金融筋)
[( 資金調達 )}
一方の消費者金融側は、自動契約機などを通じて顧客基盤を拡大、高収益を上げてきたが、個人の自己破産も増え、貸倒費用の増加が収益を圧迫している側面もある。
シティグループがアイクを、ゼネラル・エレクトリック(GE)グループがレイクを傘下に収めるなど、豊富な投資資金をバックに、外資の攻勢も目立っている。
メガバンクの総合金融参入で、消費者金融側も銀行預金など低コストで安定的な資金調達が可能になるほか、銀行のブランド力や信用力も活用できるメリットがある。
[( 孤立の狙い )]
メガバンクと消費者金融の合従連衡が激しく進むなか、孤立路線をひた走るのが世界一の資産規模を誇るみずほである。
他のメガバンクが相次いで消費者金融子会社を設立した際も、唯一、触手を伸ばさなかった。
「銀行と消費者金融では顧客層が異なるとして、銀行のブランド力を使って開拓できる市場は大きくない、というのがみずほの言い分」(金融担当アナリスト)
みずほは、個人・中小企業向け取引については、オリエントコーポレーションと協力するのが基本戦略だが、これを稼ぎの柱ときるかどうかには疑問の声もある。
「みずほ銀の前頭取が事実上、業績不振で詰め腹を切らされたように、リテールで苦戦しているのが実情だ。三菱東京や三井住友の動きをみて、内心は穏やかでないはず」(前出のアナリスト)との声も根強い。
プロミスの「黄色い看板」を三井住友に奪われた形のUFJ。子会社化する日本信販をリテール戦略の中心にするが、巻き返しができるのか注目される。
[( どう動く )]
消費者金融国内4強のうち、残るのは最大手の武富士とアイフルである。
武富士はこれまで銀行との提携については否定的だったが、松井証券出身の元久存氏が新社長に就任することもあり、その動向が焦点となる。
優良の住友信託銀行と業務提携するアイフルが“どうする?”のかも注目。金融大再編はどんな最終幕を迎えるのか。
<プロミス> 昭和37年創業の消費者金融大手。UFJグループと合弁で平成12年から消費者金融会社「モビット」も展開している。自己破産の増加などで貸し倒れ費用が増加、信販子会社を売却するなど本業への集中路線を加速している。16年3月期連結決算は減収減益で、純利益は前年同期比31.5%減の415億円。単体の従業員数は約3300人。
[ 2004年6月10日()18時0分 ]
546(4): とはずがたり 2004/10/25(月)01:48 AAS
関東つくば・茨城銀、合併を否定
外部リンク[html]:www.nikkei.co.jp
「関東つくば銀行と茨城銀行が合併する方向で調整」との一部報道に対し、関東つくば銀行と茨城銀行は23日、「両行の間にそのような事実はない」などとするコメントを発表した。関東つくば銀行の草間卓頭取は同日午前、「合併は検討すらしていない」との考えを表明。茨城銀行は「事実無根。金融庁から合併や公的資金注入に関する指示は一切ない」(総合企画部)としている。 (12:02)
564(4): とはずがたり 2004/11/18(木)20:32 AAS
和歌山は金融が弱いなぁ。。阪和銀行に続いて和歌山も?!
紀陽+和歌山+泉州+大正あたりで紀泉銀行でもつくろう。
関東つくば銀行は関東銀行(戦後発地銀)とつくば銀行(第二地銀)が合併したもののやはり駄目だったか?
関東・つくば・茨城で包括的業務提携などしてたから茨城銀行との次の一手の余地は充分にあったか。
因みに茨城は常陽銀行が強い
銀行名称 経常収益 店舗 その他備考
常陽銀行 215,569 茨城150,福島10,東京5,海外1,他15 計181 東三と親密
―――――この差は歴然――――――
関東銀行 29,603 茨城63,千葉1,東京1 計65 県南・西部が地盤・本店:土浦
筑波銀行 10,432 茨城29,栃木4,東京1,他2 計36 本店:下妻
茨城銀行 22,919 茨城54,千葉4,栃木3,東京2 計63 本店:水戸
(2002年度版『四季報』より。関東つくば合併前。収益は01.3決算)
地銀に統合構想、関東つくば銀が茨城銀に申し入れ
外部リンク[html]:www.nikkei.co.jp
地方銀行の経営統合構想が相次いで浮上してきた。和歌山県を地盤とする紀陽銀行と和歌山銀行の統合論が出ているほか、茨城県を地盤とする関東つくば銀行が茨城銀行に統合を打診した。金融庁は来春のペイオフ全面解禁を控え、体力の弱い地銀に財務基盤の充実を促したい考えで、8月に施行した金融機能強化法による公的資金投入を想定している。
金融庁は17日、和歌山銀に2004年3月期決算を対象に実施した検査結果を通知。自己資本比率は国内銀行の健全性基準である4%をわずかに上回った。2004年9月中間期は一定の利益を出し、同比率が改善したもよう。ただ金融庁は国内基準行でも「8%近い比率がなければ“危険水域”」とみており、和歌山銀に新たな対策を促しているもようだ。
和歌山銀は紀陽銀との統合について「そのような事実はない」(総務部)と否定。ただ自力増資は難しい情勢。金融庁は「統合による公的資金注入が限られた選択肢」とみる。今後、営業基盤が重なる紀陽銀に統合を打診する公算もある。 (16:15)
565(5): とはずがたり 2004/11/19(金)00:29 AAS
紀陽・和歌山銀、合併へ 公的資金新法を申請も
外部リンク:headlines.yahoo.co.jp
和歌山県を基盤とする地方銀行の紀陽銀行(本店・和歌山市、片山博臣頭取)と第二地方銀行の和歌山銀行(同、鈴木剛夫社長)が、来年度中にも合併する方向で検討を進めていることが十八日、分かった。来年四月のペイオフ(預金の払戻保証額を元本一千万円とその利子までとする措置)全面解禁後には金融機関の生き残り競争が激化するとみられ、合併後には総資産三兆円超となる県内唯一の地銀として経営体質強化を図りたい考えだ。
和歌山銀は平成十四年、金融早期健全化法に基づく約百二十億円の公的資金投入を受け、大和(現・りそな)銀行から招いた鈴木社長の下で経営再建中。十五年三月期に三期連続の赤字となる最終損失七十六億円を計上し、金融庁から業務改善命令を受けていた。
十六年三月期(単体)は貸し出しの強化や人件費削減などに努めた結果、最終利益九億円に黒字転換し、十七年三月期には政府が公的資金で購入した優先株も復配する方針を示していた。しかし、規模の小ささや、地場産業の林業や漁業などの不振で収益は伸び悩み、単独での生き残りは難しいと判断し、紀陽との合併検討に入ったもようだ。
両行は、地域金融機関の再編や経営基盤の強化を支援するため、八月に施行された金融機能強化法(公的資金新法)に基づく公的資金投入も申請するとみられる。
また、関東つくば銀行(本店・茨城県土浦市)と茨城銀行(同・水戸市)も同日、同法申請を視野に、合併する方向で最終調整に入った。
(産経新聞) - 11月18日15時24分更新
関東つくば、茨城銀合併へ 紀陽、和歌山銀も検討
外部リンク:headlines.yahoo.co.jp
茨城県を営業基盤とする地方銀行の関東つくば銀行(土浦市)と第二地方銀行の茨城銀行(水戸市)が、2005年度中にも合併する方向で最終調整に入ったことが18日、明らかになった。来週にも基本合意し発表する見通し。
また和歌山県を地盤とする地銀の紀陽銀行(和歌山市)と第二地銀の和歌山銀行(同)も合併について検討を始めたことが同日分かった。
合併が実現すれば、双方とも、地域金融機関の経営強化を目指す金融機能強化法に基づき、公的資金投入を申請する方向。今年8月に施行された同法適用の第一陣となる。来年4月のペイオフ全面解禁を控え、地域金融機関の再編の動きが活発化してきた。
(共同通信) - 11月18日12時24分更新
568(5): とはずがたり 2004/11/23(火)02:02 AAS
おお,一応茨城県の地銀の本店が全部水戸に行ってしまうと云う一極集中は避けられたみたいですな。>本店を現在の関東つくば銀本店に置き
後は名前だが。。
合併新銀行は第二地銀ではなく地銀だよね。
関東つくば銀と茨城銀が合併合意 公的資金新法を申請へ
外部リンク[html]:www.asahi.com
茨城県を地盤とする地方銀行の関東つくば銀行(茨城県土浦市)と第二地銀の茨城銀行(水戸市)は22日、06年1月をめどに合併することで合意した、と発表した。合併に合わせ、経営基盤強化のために公的資金を注入する金融機能強化法(公的資金新法)の適用を申請する方針。
新銀行は、本店を現在の関東つくば銀本店に置き、会長に草間卓・関東つくば銀頭取、頭取に川嶋烈・茨城銀頭取が就任する。両行合わせた預金残高は約1兆8500億円、貸出残高は約1兆3900億円になる。 (11/22 18:47)
706(4): とはずがたり 2005/05/12(木)22:33 AAS
なんだかうしく野うしくじゃなかったひたち野うしくみたいな名前やなw
関東つくば銀と茨城銀の合併、名称は「ひたちの銀行」 (読売新聞)
外部リンク[html]:news.www.infoseek.co.jp
茨城県を地盤とする地域銀行の関東つくば銀行と茨城銀行は12日、合併後の新銀行の名称を「ひたちの銀行」にすると発表した。
当初は2006年1月を合併のめどとしていたが、同年7月18日まで、半年程度先延ばしする。システム統合や業務手順の統一に万全を期すためとしている。
[ 2005年5月12日19時35分 ]
826(3): とはずがたり 2005/12/20(火)05:24 AAS
米フィデリティ投信、関東つくば銀株を10.69%保有
外部リンク[html]:www.nikkei.co.jp
米大手運用会社のフィデリティ投信が関東つくば銀行の発行済み株式の10.69%を保有したことが19日、同社が関東財務局に提出した大量保有報告書で分かった。関東つくば銀の株主としては、日本マスタートラスト信託銀行を抜いて筆頭株主になったもようだ。
フィデリティ投信は11月28日から12月12日までに11回に分けて350万9900株を取得した。保有目的は「顧客資金を背景にした国内外の中小型株ファンドの純投資」としている。 (19:39)
911(4): 杉山真大◆mRYEzsNHlY 2006/03/10(金)22:33 AA×
>>546>>564-565>>568>>706>>826

外部リンク[html]:www.asahi.com
外部リンク:politics.mtcedar.com
外部リンク:professorgiko.fc2web.com
外部リンク:mtcedar.txt-nifty.com
1182(3): とはずがたり 2007/04/29(日)17:44 AAS
ほう,住友+東海の組み合わせは珍しいね。しかも物産も一枚噛んでいる。
三菱UFJはニコスとかで十分という判断か。
セントラルファイナンス、三井住友傘下に「移籍」
外部リンク[html]:www.nikkei.co.jp
信販大手のセントラルファイナンスは27日、三井住友フィナンシャルグループ(FG)と三井物産を引受先とする合計387億円の第三者割当増資を実施し、同グループの傘下に入ると正式に発表した。現在の三菱UFJフィナンシャル・グループからは離脱する。三井住友銀行の取引先へのカード発行や、三井住友カードとのシステム部門の統合などで、相乗効果を狙う。三井住友FG傘下の信販会社、クオーク(東京・港)と2009年4月の合併を目指す。
セントラルは5月中旬に、普通株と転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行する。三井住友FGと三井住友銀行が合わせて194億円、三井物産が193億円分を引き受ける。CBが普通株に転換された際の3社の出資比率は40.06%になる。(23:44)
1299(3): とはずがたり 2007/10/08(月)15:19 AAS
一番上に拠ると米証券大手5社の様だが何処だ??
メリルリンチ
ゴールドマン・サックス
リーマン・ブラザーズ
モルガン・スタンレー
ベア・スターンズ
レイモンド・ジェームズ
ありゃ,6社あるぞ。
日本は大手4社の内,残ってるのは実質野村だけといっても良いかも。
米メリルリンチ、赤字転落へ
外部リンク[html]:www.asahi.com
2007年10月06日00時47分
米証券大手メリルリンチは5日、今月24日に発表する7〜9月期決算で、低所得者向け(サブプライム)住宅ローン問題にともなう評価損を約55億ドル(約6400億円)計上し、赤字に転落する見通しになったと発表した。価値が急落したサブプライム関連の証券化商品などを時価評価して損失が膨らむ。ほかの米証券大手4社はすでに6〜8月期決算を発表。うち3社は減益だったが、黒字は確保していた。
米証券大手310人削減
外部リンク[htm]:www.yomiuri.co.jp
サブプライム問題で
【ニューヨーク=山本正実】米証券大手ベア・スターンズは3日、低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」などの住宅ローン関連事業を統合すると発表した。従業員310人を削減することも決めた。
同社はサブプライム問題を背景とした金融市場の混乱を受け、傘下のヘッジファンドが破たんするなどした結果、今年6〜8月期決算が大幅な減収減益に陥り、業績の立て直しが課題となっている。
(2007年10月4日 読売新聞)
米証券大手レイモンド・ジェームズ、収益悪化の見通し
2007年 09月 26日 09:23 JST
外部リンク:jp.reuters.com
[ニューヨーク 25日 ロイター] 米大手証券会社のレイモンド・ジェームズ・フィナンシャル(RJF.N: 株価, 企業情報, レポート)は25日、不良債権の引当金積み増しで2007年度第4・四半期(7─9月)のバンキング部門の収益が大幅に圧迫されるとの見通しを示した。また、市場の混乱で8月の証券トレーディングも低調な結果になったとしている。
これを受け、同社株は6.6%安の31.74ドルで引けた。下落率は2003年1月16日以来最大。
資本市場が依然不安定な状況にあるほか、信用懸念が企業と消費者に影響を与えていることを示しており、他の米大手銀行と証券会社の株価や収益も今後影響を受ける可能性がある。大方の米金融機関は今月か来月に四半期決算を発表する予定。
同社は投資家向けの月例収益見通しで、融資を大幅に行う決定を下したことが一因で引当金を積み増したとしている。
同社バンキング部門のレイモンド・ジェームズ・バンクによる融資が10億ドル純増したことを挙げ、1500万ドルを不良債権の引当金として計上する見通しを示した。
バンキング部門の4─6月期の税引き前利益は870万ドルだったが、引当金積み増しで7─9月は「小幅損失」を計上する可能性があるとしている。
1703(3): 千葉9区 2008/12/29(月)17:34 AAS
外部リンク[html]:www.asahi.com
損保3社が統合検討 三井住友・あいおい・ニッセイ同和
2008年12月29日0時29分
損害保険2位の三井住友海上グループホールディングス(HD)、4位のあいおい損害保険、6位のニッセイ同和損害保険の3社が統合に向けて交渉していることが28日、分かった。年度内にも基本合意を目指す。金融危機や自動車販売の激減で、損保業界は縮小均衡の厳しい経営環境に置かれており、業務の効率化で競争力を強化する狙いがある。
統合が実現すれば、売上高に当たる正味収入保険料(連結)の合計は約2兆7千億円に達する。首位の東京海上HDを上回る国内最大の損害保険グループが誕生することになり、いっそう業界再編を促す可能性がある。
損保業界は金融危機の直撃を受けて資産運用益が激減したほか、自動車販売の急減速で主力の自動車保険が落ち込むなど、構造不況に見舞われている。3社の統合は、こうした国内市場の縮小を打開するのが狙い。統合の効果としては、営業基盤の拡大や代理店の事務システムの効率化などが考えられる。
日本損害保険協会がまとめた加盟26社の08年9月中間決算によると、経常利益は計1078億円で、前年同期から57.3%減った。正味収入保険料は同2.6%減の計3兆6875億円だった。
◇
■三井住友海上グループホールディングス 三井海上火災保険と住友海上火災保険が01年10月に合併、08年4月に持ち株会社制に移行。傘下に三井住友海上火災保険や三井住友海上きらめき生命保険などがある。単体ベースで従業員は1万4421人、代理店は4万7294店。
◇
■あいおい損害保険 大東京火災海上保険と千代田火災海上保険が合併して01年4月に誕生。トヨタ自動車が約3分の1の株式を保有する筆頭株主。単体ベースで従業員は8809人、代理店は4万478店。
◇
■ニッセイ同和損害保険 同和火災海上保険とニッセイ損害保険が01年4月に合併して誕生。生保最大手の日本生命のグループ損保。単体ベースで従業員は4183人、代理店は1万5886店。
外部リンク[htm]:sankei.jp.msn.com
三井住友海上、あいおい、ニッセイ同和が統合へ調整 業界首位に浮上
2008.12.28 23:38
このニュースのトピックス:金融危機
損害保険2位の三井住友海上グループホールディングス(HD)、4位のあいおい損害保険、6位のニッセイ同和損害保険の3社が、経営統合について調整していることが28日、分かった。経営統合が実現すれば、事業規模で業界首位の東京海上HDを上回り、国内最大の損害保険会社が誕生する。
3社は持ち株会社のもとでの経営統合を模索しているとみられるが、将来的には効率化をさらに進めるため、事業会社を合併させる案も浮上している。年度内の基本合意を目指しており、来年中にも統合する考え。3社の平成20年3月期の業績を合算すると、一般企業の売上高にあたる保険料収入は計2兆7000億円規模となり、東京海上HDの2兆2451億円を追い抜き、業界の勢力図が塗り替わる。
国内損保市場は、少子高齢化という構造的問題に直面している上、自動車や住宅の販売不振により自動車保険や火災保険の新規契約も低迷。過去に各社で発覚した保険金不払い問題による信頼喪失も、販売低迷に追い打ちをかけている。
さらに、金融危機の影響で各社の財務基盤も悪化。このため三井住友海上HDなど3社は、経営統合で得られる規模拡大やコスト削減の効果を生かして今後の成長を目指す考えとみられる。
損保業界では、3位の損害保険ジャパンと5位の日本興亜損害保険の合併構想が浮上するなど、再編機運が高まっている。首位の東京海上HDに対抗するために、2位以下がどのような提携や統合を目指すかは、なお流動的な面もある。損保再編が進めば、資本、業務両面で親密な銀行や生命保険など金融界全体に影響を及ぼす可能性もある。
あいおい損保首脳は「長期的に再編は考えなければいけない」と話した。
1704(3): とはずがたり 2008/12/29(月)22:29 AAS
三井住友海上、あいおい、ニッセイ損保 統合を協議
2008/12/29
外部リンク[html]:www.j-cast.com
損害保険大手の三井住友海上グループホールディングス、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険の3社が経営統合に向けて協議に入っていることが2008年12月29日、わかった。国内の損保市場は、主力の自動車保険が自動車販売台数の低迷を受けて頭打ちになるなど、厳しさを増している。統合による規模の拡大と合理化で生き残りを図る。
三井住友海上グループHDは傘下に三井住友海上火災保険や三井住友きらめき生命保険、三井ダイレクト損保などを置く業界第2位、あいおい損保はトヨタ自動車と親密で業界第4位、ニッセイ同和は生保業界トップの日本生命の損保子会社で業界第6位。3社の損害保険料収入の合計は2兆7300億円(08年3月期、連結ベース)。経営統合が実現すれば、東京海上ホールディングスを上回り、業界トップに躍り出ることになる。
なお、3社は12月29日時点で「現時点で公表すべき事実はない」とのコメントしている。12月29日の東京証券取引所(前場)の3社の株価はそれぞれ上昇した。
1705(3): とはずがたり 2008/12/29(月)22:30 AAS
>>1703-1705
これはでかい。
損保統合:三井住友海上、あいおい、ニッセイ同和最終調整
外部リンク[html]:mainichi.jp
(1)新統合3社 約2兆7300億円
(2)①東海上H 約2兆2500億円
(-)②三井住友 約1兆5400億円
(3)③損保ジャ 約1兆3700億円
(-)④あいおい 約8700億円
(4)⑤日本興亜 約7000億円
(-)⑥ニッ同和 約3200億円
損保大手の収入保険料
損害保険大手の三井住友海上グループホールディングス、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険の3社が09年秋にも経営統合することで最終調整に入ったことが28日明らかになった。統合が実現すれば、一般事業会社の売上高に当たる保険料収入の合計で東京海上ホールディングスを抜き、損保業界トップのグループが誕生する。
景気後退による市場低迷や金融危機に伴う業績悪化に対応し、経営統合で業務の効率化を進め、競争力を強化する狙いとみられる。損保業界の勢力図を塗り替える大型再編が実現すると、生命保険や銀行など金融業界全体の再編を加速することも予想される。
1月中にも最終判断する。統合の形式は持ち株会社方式が有力とみられ、将来的には合併も検討する。統合でシステム効率化などの経営合理化が図るとともに、営業基盤を拡大して競争力を高める効果が期待される。
08年3月期決算の保険料収入は、損保業界2位の三井住友、4位のあいおい、6位のニッセイ同和の3社を合計すると2兆7000億円を超え、首位の東京海上の約2兆2000億円、3位の損害保険ジャパンの約1兆3000億円を大きく上回る。
損保業界は、国内の景気悪化による新車販売の不振や住宅市場の冷え込みで、主力の自動車保険や火災保険の販売が頭打ちとなっている。少子高齢化による市場の縮小も販売低迷を招いている。
さらに、金融危機の深刻化で金融市場が混乱し、損保各社が保有する株式や証券化商品などの価格が急落して08年9月中間決算では大幅な損失を計上。三井住友、あいおい、ニッセイ同和の3社の最終(当期)利益も前年同期比で大幅な減益となった。
【ことば】三井住友海上グループホールディングス 三井海上火災保険と住友海上火災保険が01年に合併して発足した三井住友海上火災保険の持ち株会社として08年4月設立。連結ベースの保険料収入は1兆5410億円(08年3月期)。総資産8兆3977億円(同)。従業員数2万942人(08年9月時点)。
あいおい損害保険 大東京火災海上保険と千代田火災海上保険の合併で01年4月設立。連結ベースの保険料収入は8715億円(08年3月期)。総資産2兆9872億円(同)。従業員数9535人(同)。
ニッセイ同和損害保険 同和火災海上保険とニッセイ損害保険の合併で01年4月設立。保険料収入3182億円(08年3月期)。総資産1兆2141億円(同)。従業員数4183人(同)。
1745(3): とはずがたり 2009/01/27(火)00:45 AAS
>池田銀は預金を有価証券で運用する比率が44%と比較的高く
とか
>池田銀、資本増強を検討 阪急阪神HDなどに打診へ>>1680 >>1732
とか池田の方が色々やばそうなんではあるけど。。
池田銀、泉州銀の統合延期 金融危機で試算査定困難
2008.11.22 10:52
外部リンク[htm]:sankei.jp.msn.com
来年4月に経営統合するとしていた池田銀行と泉州銀行が、統合時期を半年間延期する方向で合意したことが22日、わかった。世界的な金融市場の混乱で、株価が大きく変動し資産査定が困難になったことなどが原因。来週に発表する。
両行と、泉州銀の親会社である三菱東京UFJ銀行の3者は28日までに経営統合について最終合意し、統合比率や役員体制などを決定することにしていた。
池田銀と泉州銀が設立する共同持ち株会社の社長兼最高経営責任者(CEO)に服部盛隆・池田銀頭取が、会長には吉田憲正・泉州銀頭取が就任するトップ人事を今年5月に公表しているが、これに変更はない。
延期の背景には、金融市場の混乱に加え、池田銀と三菱東京UFJ銀の主導で進んだ今回の経営統合に泉州銀が反発。池田銀の資産査定をめぐって、泉州銀、池田銀の間で一時、不協和音が生じ、統合準備作業が難航したこともある。
池田銀行有価証券損失746億円、6年ぶり無配
2008.4.12 00:40
外部リンク[htm]:sankei.jp.msn.com
池田銀行は11日、世界的な金融市場の混乱で保有有価証券の時価が下落し、平成20年3月期決算で有価証券の減損処理や売却による損失を746億円計上すると発表した。これに伴い、最終損益は550億円の赤字に転落する見通し。20年3月期は期末に1株あたり65円の配当を予定していたが、これをやめ、同期は無配となる。最終赤字、無配はともに14年3月期以来。最終赤字額は過去最大。
池田銀は来年春をめどに、泉州銀行と経営統合する方針を発表している。池田銀の服部盛隆頭取は11日、大阪市内で記者会見し、「有価証券をこれ以上保有すると含み損がさらに拡大する可能性があるので処理をした。(経営統合を前に)財務体質を健全化し、健康体に戻した」と説明した。
責任問題については、「今後、V字型回復が見込まれ、それを成し遂げることが私の責任」と否定した。
池田銀は19年3月末現在で、保有有価証券の残高が9345億円あったが、今回の売却で20年3月末現在で3576億円まで減少した。含み損も19年12月末現在で547億円あったが、20年3月末現在で75億円となり、含み損はほぼ一掃した形となった。自己資本比率は10.6%。
池田銀は預金を有価証券で運用する比率が44%と比較的高く、将来的にこれを30%台半ば程度に見直す方針。そのためにも優良な新規の貸出先の開拓が課題になる。
1806(3): 千葉9区 2009/02/25(水)21:41 AAS
外部リンク[php]:mytown.asahi.com
茨銀と関東つくば銀が和解 合併破談訴訟
2009年02月25日
合併協議の破談に伴い、茨城銀行が関東つくば銀行を相手に、システム統合のための合併準備費など約11億円の支払いを求めた損害賠償請求訴訟は24日、水戸地裁(都築民枝裁判長)で和解した。関東つくば銀が茨城銀に解決金として3億5千万円を支払う。訴訟によって躊躇(ちゅう・ちょ)しがちだった地銀再編に向けた動きが、両行ともに再燃しそうだ。
合併準備にかかった費用は、茨城銀が11億7千万円、関東つくば銀が8億7千万円で、差額は3億円だが、両行と地裁の3者による和解協議で、解決金は3億5千万円に決まった。一方、茨城銀は合併のために購入したシステム機器などを関東つくば銀に無償譲渡する。
提訴から2年8カ月。公開4回、非公開13回にわたった地銀同士の訴訟の終結に、茨城銀の中島昭義・副頭取は記者会見で「全面的に円満に解決した。和解は妥当なものだ」と説明。関東つくば銀の笹沼充弘・専務は「互いに誠意を持って早急に解決するという認識を持って取り組んできた」と述べ、関係回復をPRした。
両行は04年11月、経営基盤の強化を目指し、06年1月をめどに合併に合意したが、厳格化した会計基準を適用した場合、のれん代(営業権)の償却が難しいとして、関東つくば銀が合併見送りを宣言。合併協議の中止で06年6月、システム機器の費用などの賠償を求め提訴した茨城銀に対し、関東つくば銀も全面的に争う姿勢を見せていた。
ただ、両行はATMや振り込みサービスなどの業務提携は続け、共通の取引先も多い間柄だった。昨年以降の急激な景気悪化に伴って、両行ともに08年9月期の中間決算で純損失となるなど、関係正常化に向けた動きは加速したという。
和解により再度の合併協議の可能性について、関東つくば銀は記者会見で「そこまでの話は出ていない」、茨城銀は「合併については考えておりません」とした。しかし、両行ともに経営の合理化や効率化の必要性を認識しており、和解によって「足かせ」を外し、他行との提携や再編を加速させる考えだ。
1870(3): 杉山真大◆mRYEzsNHlY 2009/04/29(水)10:47 AAS
>>546 最初は合併否定
↓
>>564-565 >>568 一転、合併を発表
↓
>>706 新行名「ひたちの銀行」
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>>826 フィデリティ投信が筆頭株主に
↓
>>911 のれん代償却で合併断念
↓
訴訟になるも結局和解へ >>1806
↓
元の鞘に収まった、とさ
関東つくば・茨城銀来年3月合併 名称は「筑波銀行」
2009/04/29(水) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁
外部リンク[htm]:www.ibaraki-np.co.jp
関東つくば銀行(本店土浦市)と、茨城銀行(本店水戸市)は28日、2010年3月に合併すると発表した。新銀行名は「筑波銀行」で、頭取には関東つくば銀の木村興三頭取、会長に茨城銀の溝田泰夫頭取が就任する。両行は04年に合併協議を始めたが破談となり、損害賠償訴訟を経て2月に和解したばかり。金融危機の中で、両行は「争っている場合ではない。地域経済にとっても最善の道を選んだ」としている。
関東つくば銀が茨城銀を吸収合併する。茨城銀の普通株式一株に対し、関東つくば銀の普通株式0.18株を割り当てる。新銀行の本店は土浦市の関東つくば銀の本店とする。
新銀行の預金残高(08年9月末時点の単純合計)は約1兆9千億円。地方銀行64行のうち43位になるという。
両行は04年11月に合併検討開始の合意書を締結したが、関東つくば銀が06年3月、株価上昇に伴う「のれん代」(営業権)の償却をめぐって合併見送りを発表した。茨城銀は合併準備費など約11億円の損害賠償を求めて提訴。関東つくば銀が3億5千万円を支払うことで今年2月に和解した。
記者会見で茨城銀の溝田頭取は「裁判の間に金融環境は激変し、予断を許さない状況となった。新たな展開を目指すべきとの結論に至った」と話した。木村頭取は「地域で重複する支店を集約化し、人材融合によって経営基盤を強化したい」と話した。
両行は同日、09年3月期連結決算の業績予想を下方修正し、いずれも赤字転落を見通した。関東つくば銀は純損失99億円(前期は36億6800万円の黒字)、茨城銀は純損失5億2千万円(同8億8800万円の黒字)とした。
■関東つくば銀行 本店土浦市。2003年4月に関東銀行と、つくば銀行が合併して発足した地方銀行。県南部を中心に86店舗を展開している。預金残高は約1兆2200億円。自己資本比率は8・29%。従業員数は約1200人。
■茨城銀行 本店水戸市。1921年創業の第二地方銀行。県中部を中心に61店舗を展開している。預金残高は約7100億円。自己資本比率は7・25%。従業員数は約980人。
1871(3): とはずがたり 2009/04/29(水)13:31 AAS
あざーす。俺も貼り付けた心算が貼り付けられてない。。。
2697(3): とはずがたり 2016/07/04(月)15:22 AAS
2016.7.4 11:50
【編集日誌】
英EU離脱の余波…ドイツ銀行は大丈夫なのか?
外部リンク[html]:www.sankei.com
英国の欧州連合(EU)離脱決定から1週間あまり。再び世界を震撼(しんかん)させるニュースが2日、飛び込んできました。バングラデシュで邦人を含む約20人が亡くなる残虐なテロが発生したのです。衝撃的なニュースが頻発する中、今後のことを考えると、もうひとつ気になるニュースがあります。
国際通貨基金(IMF)が6月29日、ドイツ最大のドイツ銀行が世界の銀行の中で最も金融システムにリスクがあると指摘したことです。同行の経営問題は表面化していましたが、状況が悪化すれば、国全体の問題に波及するかもしれません。
創設以来の危機を迎えるEUにとって今後の鍵を握るのは間違いなくドイツでしょう。しかし、金融システムに異変が生じれば、EUの盟主も内むきになる恐れもあります。英国だけでなく、ドイツからも目が離せません。(編集長 島田耕)
2698(3): とはずがたり 2016/07/04(月)15:26 AAS
ドイツ銀行の問題、「克服できない」可能性も-ベレンベルクが指摘
外部リンク:www.bloomberg.co.jp
Donal Griffin
2016年5月16日 23:08 JST
欧州で最大の投資銀行を営むドイツ銀行は悪循環に陥っており、投資家から資金を調達しようとしても難航するとベレンベルクが分析した。ドイツ銀のジョン・クライアン共同最高経営責任者(CEO)は、資本不足と体質悪化の問題で事業改革に取り組んでいる。
ベレンベルクのジェームズ・チャペル氏は16日のリポートで、ドイツ銀が抱える最大の問題は過剰なレバレッジだとし、同行は「克服できない逆境」にあると指摘した。チャペル氏はドイツ銀の投資判断を「ホールド」から「売り」に引き下げ、株価目標を9ユーロに下方修正した。同株価目標はブルームバーグが調査するアナリスト約30人の中で最も低く、現行水準を40%近く下回る。
資産を売却しようとしても信用市場の流動性が低いために難航が予想されるほか、投資銀行業界全体が「構造的な下降局面」にある中でクライアンCEOは資本増強にも苦戦するだろうと、チャペル氏は分析。同CEOは投資家を頼らずに資本バッファーを強化することを目指している。
チャペル氏は「ドイツ銀行が一段の資金調達なしにどうやってこの悪循環を抜け出せるのか、見通しは明るくない」と指摘。「CEOは自力でこの循環を抜け出せることを期待し、今のところこの路線は避けているが、リスクが再評価されるのに伴いドイツ銀がうまく切り抜けられるとは考えにくい」と続けた。
原題:Deutsche Bank’s Problems May Be ‘Insurmountable,’ Berenberg Says(抜粋)
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