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純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)13 (1002レス)
純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)13 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1674527723/
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181: 132人目の素数さん [] 2023/02/19(日) 16:04:50.76 ID:ynjTT/Eh >>177-178 へー 知らなかったけど 下記があるね (参考) https://blog.goo.ne.jp/kkarakida/e/ac248ab6cde60580bc2262ba92cd8feb 唐木田健一BLog:絶対的な基準を排したとき,《真理》および《正義》はどんな姿を現すのか 「死とはモーツァルトを聞けなくなることだ」はアインシュタインの言葉か? 2022-05-18 | 日記 YS氏(cc: KS氏)宛私信(総編集2009年8月22日) 先日ある新聞の一面コラムに,アインシュタインの言葉として,「死とはモーツァルトを聞けなくなることだ」が引用されていたが,これはアインシュタイン(Albert Einstein)のいとこアルフレート・アインシュタイン(Alfred Einstein)の言葉ではないのか,というのが私へのお尋ねの趣旨でした。そこで,手元の本を少し調べてみました。ヘレン・デュカス[1]の関係した本(B・ホフマン/H・ドゥカス,鎮目恭夫/林一訳『アインシュタイン―創造と反骨の人』河出書房新社,1974)にそれらしいものがあったような気がして取り出しましたが,「死とは・・・」に該当するものは見つかりませんでした。 アインシュタインがそう言ったということが日本で広まったのは,吉田秀和・高橋英郎編『モーツァルト頌』白水社(1966)という本に引用されてからのようです。しかし,この本では出典が全く不明です。問題の新聞コラムの筆者が依拠したのはこの本ではなく,より最近のNHKアインシュタイン・プロジェクト『アインシュタイン・ロマン1』日本放送出版協会(1991)かも知れません。ここでは,アインシュタインの言葉として,「私にとって死とはモーツァルトが聞けなくなることです」が引用されています。出典としては,(出典が不明な!)上述の『モーツァルト頌』とともに,「アーカイブNo34-321」が引用されています(125-126頁)。「アーカイブ」とは「アインシュタイン・アーカイブEinstein Archives」のことです.またこの本では,引用のあと一文を挟んで,「なおモーツァルトを論じる音楽評論家として名高いアルフレッド・アインシュタインは彼のいとこにあたる」と書かれています。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1674527723/181
182: 132人目の素数さん [] 2023/02/19(日) 16:05:30.14 ID:ynjTT/Eh >>181 つづき アーカイブで検索したところ,原文には到達しませんでしたが(また到達できるのかどうか知りませんが),No34-321はauthor: Dukas, HelenでDate: 05/17/1939とありました。やはり,デュカスです。そこで先の本(『アインシュタイン―創造と反骨の人』)をもう少していねいに調べたところ,次の文章がありました(224頁): 彼〔アインシュタイン―引用者挿入〕の言うには,ベートーベンは自分の音楽を創造したが,モーツァルトの音楽は,宇宙に昔から存在してこの巨匠により発見されるのを待っていたように思われるほど,純粋だというのであった。また別の機会に,アインシュタインは原子戦争がもたらす荒廃を考えながら,そうなれば人々にはもはやモーツァルトは聞こえなくなるだろうと言った。一見これは奇妙に筋ちがいのことばのようにみえるが,文明の破滅を,これ以上深く言いあらわすことがほかにできるであろうか? これが問題の言葉のもととなった文章と思われます。『モーツァルト頌』の編者は,どこかでこれを読んだ記憶から,「死とはモーツァルトを聞けなくなることだ」という言葉を作文したのでしょう。だから出典が明示できないのです。注意すべきは,この文章で問題になっているのは,「原子戦争がもたらす荒廃」や「文明の破滅」であって「死」ではないことです。確かに「荒廃」や「破滅」は「死」とは結びつきやすいものですが,当然両者の区別は必要です。 また,もしこのアインシュタインの発言がNHKの本(『アインシュタイン・ロマン1』)で引用されたアーカイブNo34-321と関係があるとすれば,その日付(「05/17/1939」)はウラン235の核分裂が発見され,またそこで発生する中性子の数から,核連鎖反応が可能であることが明らかになった時期と一致します。これは興味深い事実です。 以上の事情で私は,「死とはモーツァルトを聞けなくなることだ」などという言葉がアインシュタインのものとしてもてはやされているのは,無責任なモーツァルト評論家のいる日本だけであろうと考えています。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1674527723/182
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