[JAS39]グリペンを語るスレ14機目[SAAB] (973レス)
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913: 06/29(日)16:35 ID:tHRc867Y(1) AAS
SAABがグリペンEの生産数をあえて抑えているにもかかわらず、経営的に「困っている」という状況にはなっていないようです。その理由は以下の通りです:

1. **多角的な事業展開**
 SAABは戦闘機だけでなく、レーダー、潜水艦、電子戦装置、指揮統制システムなど、**防衛産業全般にわたる製品群**を持っています。グリペンはその中の一部にすぎず、会社全体の収益を一機種に依存していません。

2. **ライフサイクルビジネスの強さ**
 グリペンは導入後の**整備・アップグレード・訓練支援**など、長期的なサービス契約が収益源となっています。特にスウェーデンやブラジルとの契約では、単なる機体販売以上の価値を生んでいます。

3. **コスト効率の高さ**
 グリペンEは**運用・整備コストが非常に低く**、少人数での整備や短時間での再出撃が可能な設計になっています。これにより、少数生産でも利益を確保しやすい構造になっています。

4. **戦略的な市場ポジション**
 F-35のような高価格帯とは異なり、グリペンは**中小国向けの“スマートファイター”**として独自の市場を築いています。価格・性能・整備性のバランスを重視する国々にとっては魅力的な選択肢であり、ニッチ市場での競争力を維持しています。

つまり、SAABは「大量生産で利益を出す」モデルではなく、「少量でも高付加価値で利益を出す」モデルを採っており、それが今のところうまく機能しているというわけです。
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