[過去ログ] マミ「私は……守りし者にはなれない……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第三章 (805レス)
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(6): ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/06/17(月)00:48 ID:batJAy8lo(8/11) AAS
「はぁ〜っ……」

 足から力が抜けて、壁にもたれるようにして、へたり込む。
助かったという実感が遅れて湧き上がってきたのだ。
 ふと、鋼牙が微かに口元を緩めた気がしたが、
呼吸と心臓の鼓動を落ち着かせるのに、それどころではなかった。

「まどか!」

「ほむらちゃん……」

 そこへ、ほむらが駆けつけてきた。
 彼女は鋼牙を一瞥して何か察したように歩調を落としたが、
声はかけずに、まどかの前で膝をついた。

「どうして、ここに……」

「あなたの鞄、それと猫が……いや、それよりも」

 ほむらは言葉を切ると、まどかの瞳を鋭く見据えた。

「話して。何があったの?」

 声は落ち着いていても、眼には有無を言わせぬ迫力があった。
 まどかは言われるがまま、ほむらと鋼牙に事のあらましを話した。
ほむらの表情が徐々に険しく、渋くなっていくのを感じても。
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