[過去ログ] マミ「私は……守りし者にはなれない……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第三章 (805レス)
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38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/17(日)20:53 ID:bIwYPyDH0(1) AAS
関係ないが豆知識
邪美は酒に弱い
ソースは小説版【古傷】。
39: ◆ySV3bQLdI. [sage saga] 2013/02/18(月)02:40 ID:l7KDvAhLo(1) AAS
すみません
明日には必ず
一挙もあり、映画公開まであと一週間を切りましたので、どうにか波に乗りたいところ
40: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/19(火)03:38 ID:RCd/gL2Bo(1/5) AAS
「あたしもここに来たのは少し遅れたんだけどさ……」
さやかは目線を斜め下に落としたまま、最初の言葉を呟いた。
「あたしが来た時、あの人はもういたよ。それで笑って手を振って、あたしを呼んだの」
「あの人っていうのは……命さんのこと?」
こくり、とさやかは緊張した面持ちで頷く。
命の名前が出た瞬間、また彼女が身を硬くするのを、マミは見逃さなかった。
「それでお茶とケーキご馳走になって、それから楽譜をもらった」
さやかは鞄から紙を取り出すと、マミに見せた。
紙の上には音符や記号が踊っている。読み方は知らないが、何の変哲もない楽譜だ。
「これは……?」
「あの人の恋人が作りかけだった、オリジナルのヴァイオリンの曲だって。
その人が事故で弾けなくなって、たぶん……その、亡くなったから私に……」
「もしかして、入院してる美樹さんの幼馴染の男の子に?」
「マミさんも聞いていたんだ。そ、上条恭介って言うんだけど……。
あの人、あたしにこれを渡して、頑張ってる人の背中を押してあげたくなるって言ってた……」
41: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/19(火)03:41 ID:RCd/gL2Bo(2/5) AAS
つい昨日会ったばかりの少女に、命がそんな大事な物を渡した理由。
さやかを気遣って、花を持たせる為。その彼に夢への活力を取り戻させると同時に、恋人に叶えられなかった夢を託したくて。
きっとそうだ。彼女は少々馴れ馴れしくて他人の事情に深入りするきらいがあるが、優しく包容力のある大人の女性だから。
そんなふうに彼女の側から踏み込んで来てくれたからこそ、マミも打ち明けられた。
関係ないのに、何故か自分のことのように誇らしくて、胸に喜びが溢れる。
嗚呼――と、感嘆の息を吐きながら、口元を綻ばせながら、マミは言った。
「そうだったの……」
相槌に含まれた感動の色に気付いたのか、さやかは顔を上げ、マミを見返してきた。
睨むような目つきは非難にも似ている。これは美談なんかじゃない、勘違いしてくれるな。
そう目が教えていた。
「嬉しかった。凄く嬉しかった。きっと、あの人も同じ立場で、
あたしの気持ちをわかって応援してくれたんだって。でも!」
さやかは膝に乗せた拳を固く握り締めた。
「一時間くらい話して、本当に楽しかった。優しくて、話し上手で、会えてよかったって思った。
でも暗くなってきて、伝言は任せて帰ったらって勧められた。
そして帰ろうとしたあたしに、あの人が笑って言ったの……」
身体を小刻みに戦慄かせるさやか。
しかし、今の彼女を支配しているのは恐怖ではない。
憤怒だ。
42: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/19(火)03:43 ID:RCd/gL2Bo(3/5) AAS
「彼も私が背中を押してあげたんだから、って……!」
押し殺してもなお怒りのこもった声で、絞り出すように、さやかは言った。
マミも即座に言わんとするところを察する。しかし問い返すしかできない。
頭に浮かんだ意味を信じたくなかった。
「それってどういう……」
「恭介は雨の夜、交通事故に遭った。恭介は誰かに突き飛ばされた気がするって言ってた。
はっきりとは覚えてないらしいけど」
「待って、美樹さん。それだけじゃ、命さんが犯人とは決められないわ。
何か別の意味で言ったのかも……」
早口に捲し立てたさやかをマミが宥めようとした直後――バン! と、平手がテーブルを叩く。
「そんなはずない! 昨日あたしは交通事故としか言ってない。
なのに雨の夜ってことも、恭介がヴァイオリンを庇って左手を怪我したってことまで言い当てたんだよ!?
そんなの無関係なあの人がどうやってわかるのさ!?」
「それは……」
さやかが腰を浮かせ、前のめりになる。
その剣幕に気圧され、マミは黙るしかなかった。
脳内では様々な可能性が浮かんでは消える。
当事者でなければ身内か警察、病院や保険会社の関係者でもなければ知り得ない情報。
彼女が、そのいずれかである可能性はゼロではない。
或いは、その誰かから聞いたのかもしれない。
しかし、明かした理由も、笑った訳も、何より言葉の意味がまるでわからなかった。
それでも。
43: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/19(火)03:45 ID:RCd/gL2Bo(4/5) AAS
「命さんはそんな酷い人じゃないわ……。
仮にそうだとしても、説明のつかないことが多過ぎるでしょう?」
とにかく命を庇う論理を並べようとして、口から出たのは根拠のない擁護。
それがどれだけ説得力に欠けるか自覚していながら。
「そりゃあ、あたしだって訳わかんないよ。今だって頭ん中ごちゃごちゃで……でもさ」
一旦さやかは口を閉じ、マミを見る。もう非難がましい視線はなかった。
ただ単純に、純粋に、不思議そうにマミに問いかける。
「言い切れるほど、マミさんはあの人を知ってるの?」
「えっ……」
――私は、命さんをどれくらい知っているんだろう……。
…………知らない。
何も、知らない。
美樹さんが知っているようなことでさえ――
「でも、私にはそうは思えない。だって、だって命さんは……命さんは……」
表情が切なく歪んでいくのが自分でも理解できた。
語尾はか細くなり、最後には消えていく。
マミはとにかく何か言おうとして、結局は何も言えなかった。
44: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/19(火)03:46 ID:RCd/gL2Bo(5/5) AAS
目標まではいけませんでしたが、ここまで
続きは蒼哭ノ魔竜公開までには
45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/20(水)01:15 ID:xnYR32RSO携(1) AAS
乙
名前を口にするのも嫌なんてかなり嫌ってるなぁ
さやかは返り血も浴びてないのに今のところホラーと接触する機会が多いな
牙狼のヒロインらしい
46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/20(水)19:07 ID:lN2KrAKSO携(1) AAS
乙
もう一週間切ったのか
47: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/23(土)04:30 ID:BGorv0Bko(1/9) AAS
「マミさん……」
驚きを含んだ、意外そうな声。
さやかの目は信じられないものを見るようでもあった。
何故、彼女はそんな顔をしているのだろう。すぐに理由には思い至った。
――あぁ……それだけ今の私が酷い顔をしているのね……。
狼狽えて、弱さを晒してしまった。後輩である彼女の前で。
その事実が、落胆が、プライドを砕いていく。
先輩として、しっかりしないといけないのに。
傷付く弱い自分を許容できずに、更に傷付く負のスパイラル。
これまでの自分が上手くイメージできない。
まるで仮面の被り方を忘れてしまったかのよう。
居た堪れなくなり、逃げ出したくなる。
「ごめん……マミさんに当たっても仕方ないよね」
さやかは一言詫び、着席する。
気遣われた。憐れまれた。
それを惨めに感じ、そう思ってしまう自分に腹が立つ。
事実がどうあれ、心の弱さ以外の何物でもないから。
暫し、気まずい無言の時が続いた。互いに切り出す機会を窺っていた。
マミは目を閉じ、紅茶を啜る。
その味と香り、喉から身体に沁み渡る温もりが心地いい。
いつもの自分を思い出させてくれる。
48: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/23(土)04:32 ID:BGorv0Bko(2/9) AAS
マミは戦闘後に紅茶を飲む場合が多い。
余裕を忘れない為。緊張を解し、心を落ち着ける為。精神を戦闘から切り替えるスイッチ。
理由は様々だが、偏にマミにとって紅茶は習慣であり日常の象徴だった。
そして今日も気分を落ち着け、頭の中を整理するのに一役買ってくれた。
「そうね……今、そのことについて言い争っても仕方ないわ。
最後は本人に確かめるしかない。それより、続きを話してくれる?」
マミは唇からカップを離すと、おもむろに口を開いた。
もう面子も何もないに等しいが、彼女の前では毅然としていたかった。
「あ……うん」
どこか釈然としないようだったが、さやかは従って話を再開する。
「どこまで話したっけ……そこへ現れたのが、あの二人組だったの。
一人は二十歳くらいの男の人。もう一人は……あたしたちと同じ年頃の女の子。赤い髪の」
「赤い髪……」
まさか――。
脳裏に浮かんだのは、かつて親しい仲にあった一人の少女。
マミは、固唾を呑んで続く言葉を待った。
「男の方があの人に、ちょっと付き合ってって言ってたけど、ナンパって感じじゃなかったな。
その二人もカップルとか兄妹には見えなかったけど。
あたしは女の方にいきなり引っ張られて、路地裏に連れ込まれた」
「連れ込まれた、ですって……!?」
49: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/23(土)04:33 ID:BGorv0Bko(3/9) AAS
「そいつは魔法少女だった。ソウルジェムから槍を出して、あたしに突きつけて言ったの。
あんたがホラーって化け物だろうって」
カシャン――と、ティーカップが音を立てた。
マミが指からカップを取り落としたのだ。
転がったカップからは残った紅茶が流れ出し、テーブル上に広がる。
にも拘らず、マミは愕然と目を見開いたまま。
「って、マミさん、こぼれてるこぼれてる!」
慌ててお絞りで拭くさやかに詰め寄った。
「それで、その娘は!? 美樹さんはどうしたの!?」
「え……あたしは違うって言ったよ。当たり前じゃん。
マミさんに助けてもらって、自分がまだ契約してない魔法少女候補だって言ったんだ。
そしたらさ、なんか話が違うとか言って、一言謝ったらダーッて走って行っちゃった」
驚くマミと対照的に、さやかは妙に冷静だった。
普通、暗がりに連れ込まれて槍を突きつけられれば、もっと怯えたり嫌そうに語って当然なのだが。
彼女にとって、それは大して恐れるには値しないのだろうか。
命のことは名前を聞いただけで警戒し、口に出すのも忌避しているのに。
「帰ったら、もう誰もいなかった。
それで雨が降ったから、あたしはここでマミさんを待ってたの」
「そう……だったの」
50: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/23(土)04:35 ID:BGorv0Bko(4/9) AAS
佐倉杏子。
間違いない。十中八九、彼女しかいない。
彼女が、この街に戻ってきたこと。さやかに接触したこと。ホラーを探していること。
すべてが驚きだった。
「ねぇ、マミさん。あの魔法少女、マミさんの知り合いなの?」
「ええ、昔のね……。
それでも、一般人を脅したり傷つけたりするような娘じゃなかったのに……」
やはり、あの出来事が彼女を変えてしまったのだろうか。
杏子を信じたい気持ちはある。だが、もしも命やさやかに手を出すなら、その時は――。
マミは私情を殺して、考えられる可能性を口にする。
「その男の人が怪しいわね。二人で結託して、その娘が美樹さんを遠ざけてるうちに、
命さんを連れ去ったのかもしれない。
あの娘が何を企んでるのかわからないけれど、私に任せてちょうだい。心当たりを探ってみるわ」
「でも……」
「大丈夫。どんな事情があっても、怖い思いをさせた分、あなたにはちゃんと謝らせるから」
「違うよ、マミさん……。そりゃあ確かに怖かったけど……おかしいんだ。
顔の真横に槍が刺さったのに――」
またしても、さやかの表情が曇る。全身が強張るのが見て取れる。
段々わかってきた。彼女がこんなふうに怯えるのは、決まってホラーについて話す時だ。
51: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/23(土)04:36 ID:BGorv0Bko(5/9) AAS
「あたしは"あの人"に手を握られただけの方が、ずっとずっと恐ろしかった……!」
「え……?」
「だから変かもしれないけど、あの人から逃がしてくれて逆に感謝してるくらい。
少なくとも、握った手を解いた男の人からは悪い感じはしなかった」
今度はマミが取り残される番だった。
さやかとの温度差についていけない。何を言っているのか、理解はできても共感できずにいた。
「あの人の手、まるで死人……ううん、氷みたいに冷たくて凍えそうだった。
強く掴まれたんじゃない。ただ軽く触られただけなのに、怖くて声も出せなかった。
もしも、あの人にどこか連れて行かれそうになっても、あたし抵抗できなかったと思う。
そうなってたら、きっと今頃あたし生きてない……」
思い出すだけで恐怖が蘇るのか、さやかの身体が震えだす。
両腕で自分を抱き締めて、それでも彼女は止まらない。
勢いのまま吐露する。マミが、最も恐れる想像を。
「一昨日、あのモールの暗闇で会った不良と同じ雰囲気だった……。
あの魔法少女、誰かと間違ったみたいだったし、もしかしてあの人が――」
52: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/23(土)04:37 ID:BGorv0Bko(6/9) AAS
「いい加減にして!」
マミは声を張り上げた。
聞きたくない。考えたくない。あり得ない。
そんな不安が膨らんで、思わず声を荒げていた。
さやか同様、自分の中の恐怖に押し潰されまいと、胸の想いを吐き出したのだ。
「いくら本人がいないからって、言っていいことと悪いことがあるわ……。
他人を証拠もないのに化け物呼ばわりするなんて、本気なら私も怒るわよ……!」
カッとなって止まらなかった。
さやかを睨みつけ、低く震える声で戒める。
いや、抑えていても、それは恫喝と大差なかった。つい昨日も彼女にしてしまったように。
射竦められたさやかは小さく、
「ごめん……」
とだけ呟いて俯いてしまった。
さやかの潤んだ瞳を目にした瞬間、マミはハッと我に返り、激しい自己嫌悪に襲われた。
――私は何をやっているの……!
美樹さんの気持ちを見誤って、それどころか怒鳴って、余計に怯えさせて。
彼女はただ怖かっただけなのに……。
こんなの最低じゃない……――
マミは両手で額を覆い、言葉を失った。
自分で自分が許せなかった。
何か言わなければと思うのだが、胸の内の不安や恐怖を言葉で表せなかった。
53: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/23(土)04:39 ID:BGorv0Bko(7/9) AAS
マミは迷い、
「いえ、私の方こそごめんなさい。つい声を荒げちゃって……。
ともかく、今日はもう遅いから帰った方がいいわ」
結局その程度しか言えなかった。
これ以上、一緒にいてはいけない。もっと彼女を傷つけてしまう。
もっと醜い自分を晒してしまう。
「うん、そうする……」
最悪の空気にさやかも堪えかねたのか、すぐに荷物を手に立ち上がった。
「私のせいで無駄足を踏ませて本当にごめんなさい。
お互い頭を冷やして、また改めて話しましょう?
でも、これだけは約束してほしいの。鹿目さんにも伝えておいて。
私の話を聴くまで、キュゥべえとは絶対に契約しないで。いい?」
二人とも契約には慎重になれと言ってある。
下手に急いで真実を明かすより、今はこれだけ念を押しておけば充分だろう。
「わかった……でも、あたしからもひとつ」
さやかは頷くと、はっきりと言った。
「もう絶対あの人と一緒は嫌だから」
「……ええ、私はもう少し待ってみるわね。気をつけて」
足早に去っていくさやかを、マミは見送るしかなかった。
54: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/23(土)04:44 ID:BGorv0Bko(8/9) AAS
独りになってようやく、瞳に熱いものが込み上げてくる。
「嫌われちゃったかな……」
でも、これでいいのかもしれない。
そう言い聞かせても、涙は止まってくれない。
紅茶を何杯おかわりしても、気分は落ち着かなかった。
それから数分、マミは何をするでもなく、寂しくなった向かいの席を眺めていた。
命を探して街を駆け回るべきだろうか。しかし、どこを探せばいいのかもわからない。
ここで待った方が会える確率はまだ高い。それに、さやかを疑うようで気が進まなかった。
その時だった。
背後に気配と、誰かが着席する音。
頭が一杯で、今の今まで入店に気付かなかった。
「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりでしょうか?」
真後ろから、注文を取りにきたウェイトレスの声。
そして――。
「季節のフルーツパフェと、イチゴのタルトと、クリーミーカスタードプリン。
それからコーヒーゼリーサンデーに、抹茶白玉アイス、ガトーショコラ。
桃のムース、洋梨のミルフィーユ、ブルーベリーパイ、NY風チーズケーキも。
あとは……とりあえず、それだけで」
聞こえてきたのはマミでも胸焼けがするような大量の注文。
それも、以前どこかで耳にした声だった。
55: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/23(土)04:45 ID:BGorv0Bko(9/9) AAS
ここまで
続きは来週中
言うまでもないことかもしれませんが、映画のネタバレはご遠慮くださいますようお願いします
私も明日には見に行くつもりですが、ここでネタバレすることはしませんので、ご安心ください
56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/23(土)05:11 ID:jiFmOgYAO携(1) AAS
乙!
まさかのゼロの連投!銀牙騎士の辞書に休憩という文字は無かった!!ww
57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/23(土)08:53 ID:3QPVCl2L0(1) AAS
乙
58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/23(土)11:37 ID:ltHQ97IAO携(1) AAS
>>1乙
鋼牙はまだしばしお休みか…それとも蒼哭の魔翌竜の宣伝で忙しいのか。
59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/23(土)12:40 ID:YebhNQGq0(1/2) AAS
緊張が零の大量甘味注文で一気に吹っ飛んだww
60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/23(土)19:01 ID:B1yf0q9A0(1) AAS
映画観てきたよー
監督インタビューやら何やらで事前に出ると分かっていたとはいえ、
「彼」(でも一応伏せとく)との対面が一番感動した。
皆も是非劇場へ!
61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/23(土)19:08 ID:oLpmpIjxo(1/2) AAS
多少でもネタバレはやめよう
62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/23(土)19:09 ID:YebhNQGq0(2/2) AAS
心の底からどうでもいいネタバレ
レオに髭なんか生えてなかった
かわりに零に髭が生えてた
べつに話の本筋にふれてないしこれくらいならいいよね?
地味にみんな気になってたことだと思うし
63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/23(土)19:23 ID:oLpmpIjxo(2/2) AAS
バレの許容範囲は人によるだろうし話すスレは他にあるし>>1も禁止してるしやめとこうぜ
64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/23(土)21:15 ID:heeKD9ZSO携(1) AAS
おおおおん!
映画見てえよおおお!
65(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/26(火)13:06 ID:vUtZRkfZ0(1) AAS
動画リンク[YouTube]
遂に3期の映像キタァァァァァァ!!!
66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/26(火)18:27 ID:lh0VHI6D0(1) AAS
公式サイトもリニューアルされたね。
牙狼〈GARO〉〜闇を照らす者〜 外部リンク:garo-project.jp
放送は4月から。続投はザルバのみのようで。
67(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/26(火)22:16 ID:NUVvZU7x0(1) AAS
マミ「魔戒銃・・・ですって?」
さやか「鋼牙さん・・・本当に引退しちゃったんだね・・・」
杏子「零・・・」
ほむら「レオ法師・・・。」
まどか「カオルさん・・・。」
QB『やはりマスコットは強しってことかな、魔導輪ザルバ。』
ザルバ『お前さんと同類みたいな言い回しはよしてくれ』
68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木)16:26 ID:GsNtx/q90(1) AAS
>>65
なんだろう、この『人造人間ハカイダー』の世界観に牙狼が召喚された感じは…ww
69: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木)21:34 ID:XyY2g/t40(1) AAS
さて、とりあえず二つの謎が浮上する。
@なぜ冴島家の者でない者が牙狼の称号を継いでいる?
Aなぜ牙狼の鎧の輝きが色あせている?
当面はこの二つの謎を追っていく形になりそうだな
70(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/28(木)23:31 ID:izeCod+SO携(1) AAS
道外は偽名で、何らかの禁忌を犯すなどして鎧が黒く、ザルバも喋らなくなった
それで冴島を追放されたか冴島の名を捨てた
みたいな予想をしてみる
71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/01(金)13:21 ID:GErD9Y2wo(1) AAS
道を外れたから道外
実は冴島流牙だった
あとは>>70...みたいな?!
72(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土)01:58 ID:k8tvJxO90(1/2) AAS
さて、興味深いフレーズが出た。
▼魔戒騎士の禁忌▼
作中で明らかになっている禁忌は
@番犬所の管轄を超えること
A魔戒騎士同士の私闘
B番犬所の命令に背く
Cその他守りし者の道に反すること
作中で実に鋼牙、零、翼、ワタル、バラゴ・・・と、名だたる騎士が皆少なくとも一つは破っている。
にもかかわらずさしたる咎めも無い様子だが(番犬所の越境に関しては東の番犬所が機能を成していなかったというのもあるが)
鎧の輝きを奪われ、魔導輪にも口を聞いてもらえないほどの禁忌って何だろうね
73(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土)03:10 ID:P0D6Be7D0(1) AAS
実は冴島流牙はガチであるんじゃないかなぁ、鋼牙→雷牙と二人だけだけど○牙の法則できてるし
あとは鋼牙の孫、よりもさらに遠いんじゃないかなぁ血縁なら
輝きが失われてるだけじゃなくて鎧の造形自体も鋼牙狼からあちこち変わってるし。
ほかに気になるのは剣だなぁ朱じゃないのはなぜなのか……
ところで騎士同士の私闘は寿命削られなかったっけ?
74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土)10:00 ID:5xLG58V80(1) AAS
>>72
まあワタル暴走はシグマの手によるものだから本人に非は無いけど、
グレスから鋼牙へ直々に「最悪の場合は斬れ」と命令が出ていたね。
「魔戒騎士の相手は、魔戒騎士の務めだ」byバラゴ
75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土)13:25 ID:NajCM1gW0(1) AAS
>>73
剣が朱=冴島家みたいな認識だろうし冴島の名前を捨てたのなら鞘が白でも問題ない…というか一番に捨てなきゃいけないものだろうし
よく見ると紋章も三角形を封印もしくは蓋してるみたいになってる
映画見てきた
魔翌竜は鋼牙が戦ってきた中で最強の敵だった
76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土)14:11 ID:5SVFsVZwo(1) AAS
ネタバレスレにかわる予感
77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土)14:58 ID:zTrl7x+lo(1) AAS
ほんのちょっと前にネタバレ止めようぜって結論出たはずなのに、
もう禁忌破るヤツが出てきたか…。
78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/02(土)23:36 ID:k8tvJxO90(2/2) AAS
じゃあ話題変えようか。
魔戒決戦牙王で判明したこと
破狼にも魔導馬が存在する。名前は未確認。
魔導馬の蹄の力は打無の白夜槍や呀の暗黒斬、夜射刃の紅蓮斬も巨大化する。
絶狼の奥義【流狼斬月(るろうざんげつ)】。流星群降り注ぐ月をバックに竜の形をした蒼き烈火炎装を放つ。
79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日)02:40 ID:quUnrf1fo(1) AAS
3期の話はまだ公開されてないし良いと思う
ただ劇場版は欠片も駄目
80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日)16:37 ID:siuy4c8SO携(1) AAS
まだ見てないけど、券買ったら「魔獣ザルバ」のヴァンガードのカードもらった
ヴァンガード知らないけど雨宮チックでくそかっけえ
81: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日)17:21 ID:ehW1AqWoo(1) AAS
映画凄く良かったよ
まだ見てない人は是非
82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日)19:08 ID:1hFwmEjL0(1) AAS
映画見てきました
最後ら辺は色々とグッっとこみ上げてくるものがありましたわ(´;ω;`)
83: ◆ySV3bQLdI. [sage saga] 2013/03/04(月)02:14 ID:jLPz4FeFo(1) AAS
毎度のようで申し訳ありませんが、少し文章で詰まっています
ので、閃きを期待して明日は映画2回目を観に行こうと思います
早ければ明日、遅くとも明後日には一度投下するつもりです
84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/04(月)07:22 ID:ijomLj5SO携(1) AAS
舞ってる
85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/04(月)11:21 ID:kplzgpTSO携(1) AAS
俺も二回目行こうかな……
86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/05(火)22:55 ID:x4jwXxaAO携(1) AAS
映画見てきた。前作のRRは個人的に正直微妙だった(DVDで見たので映画館で見ればまた違ったかもしれないけど)のと、公開前のビジュアルからコレジャナイ感を感じててあんまり期待してなかったんだけど、蓋を開けたらしっかり牙狼やってて安心した。
…これくらいならネタバレにならないかな?
87: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/06(水)03:00 ID:7WDhRFYso(1/6) AAS
振り返ると、ちょうど目と目が合う。
大量のデザートを注文したのは――声から察しが付いていたとはいえ――意外にも若い男だった。
それも、マミが見覚えのある。
――この人、確か……。
「やぁ、マミちゃん」
やたら気さくに片手を上げたのは、一昨日の朝、マミに声を掛けてきた男だった。
彼は謎めいた雰囲気を纏い、マミが魔法少女だと言い当てた。
ただならぬ気配に危険を感じたマミは、絡んできた不良を零が締め上げている隙に逃げたのだった。
「涼邑零さん……でしたっけ」
すると零は人懐っこい笑顔を浮かべて、
「嬉しいな、覚えててくれて。それより、まずは……はい」
差し出したのは――袋に入ったままのお絞り。
意図がわからずに困惑していると、零は苦笑して自身の目を指差した。
「顔、拭いたら?」
「あっ……」
と、声を上げるマミ。
今になってようやく、視界がぼやけているのに気付いた。
瞳には涙が滲み、触れると頬には乾きかけの涙の跡。
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