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マミ「私は……守りし者にはなれない……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第三章 (805レス)
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◆ySV3bQLdI.
[ saga] 2013/02/23(土)04:30
ID:BGorv0Bko(1/9)
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47: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/02/23(土) 04:30:28.84 ID:BGorv0Bko 「マミさん……」 驚きを含んだ、意外そうな声。 さやかの目は信じられないものを見るようでもあった。 何故、彼女はそんな顔をしているのだろう。すぐに理由には思い至った。 ――あぁ……それだけ今の私が酷い顔をしているのね……。 狼狽えて、弱さを晒してしまった。後輩である彼女の前で。 その事実が、落胆が、プライドを砕いていく。 先輩として、しっかりしないといけないのに。 傷付く弱い自分を許容できずに、更に傷付く負のスパイラル。 これまでの自分が上手くイメージできない。 まるで仮面の被り方を忘れてしまったかのよう。 居た堪れなくなり、逃げ出したくなる。 「ごめん……マミさんに当たっても仕方ないよね」 さやかは一言詫び、着席する。 気遣われた。憐れまれた。 それを惨めに感じ、そう思ってしまう自分に腹が立つ。 事実がどうあれ、心の弱さ以外の何物でもないから。 暫し、気まずい無言の時が続いた。互いに切り出す機会を窺っていた。 マミは目を閉じ、紅茶を啜る。 その味と香り、喉から身体に沁み渡る温もりが心地いい。 いつもの自分を思い出させてくれる。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360602311/47
マミさん 驚きを含んだ意外そうな声 さやかの目は信じられないものを見るようでもあった 何故彼女はそんな顔をしているのだろうすぐに理由には思い至った あぁそれだけ今の私が酷い顔をしているのね 狼狽えて弱さを晒してしまった後輩である彼女の前で その事実が落胆がプライドを砕いていく 先輩としてしっかりしないといけないのに 傷付く弱い自分を許容できずに更に傷付く負のスパイラル これまでの自分が上手くイメージできない まるで仮面の被り方を忘れてしまったかのよう 居た堪れなくなり逃げ出したくなる ごめんマミさんに当たっても仕方ないよね さやかは一言詫び着席する 気遣われた憐れまれた それを惨めに感じそう思ってしまう自分に腹が立つ 事実がどうあれ心の弱さ以外の何物でもないから 暫し気まずい無言の時が続いた互いに切り出す機会を窺っていた マミは目を閉じ紅茶をる その味と香り喉から身体にみ渡る温もりが心地いい いつもの自分を思い出させてくれる
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