[過去ログ] マミ「私は……守りし者にはなれない……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第三章 (805レス)
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79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日)02:40 ID:quUnrf1fo(1) AAS
3期の話はまだ公開されてないし良いと思う
ただ劇場版は欠片も駄目
80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日)16:37 ID:siuy4c8SO携(1) AAS
まだ見てないけど、券買ったら「魔獣ザルバ」のヴァンガードのカードもらった
ヴァンガード知らないけど雨宮チックでくそかっけえ
81: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日)17:21 ID:ehW1AqWoo(1) AAS
映画凄く良かったよ
まだ見てない人は是非
82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/03(日)19:08 ID:1hFwmEjL0(1) AAS
映画見てきました
最後ら辺は色々とグッっとこみ上げてくるものがありましたわ(´;ω;`)
83: ◆ySV3bQLdI. [sage saga] 2013/03/04(月)02:14 ID:jLPz4FeFo(1) AAS
毎度のようで申し訳ありませんが、少し文章で詰まっています
ので、閃きを期待して明日は映画2回目を観に行こうと思います
早ければ明日、遅くとも明後日には一度投下するつもりです
84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/04(月)07:22 ID:ijomLj5SO携(1) AAS
舞ってる
85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/04(月)11:21 ID:kplzgpTSO携(1) AAS
俺も二回目行こうかな……
86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/05(火)22:55 ID:x4jwXxaAO携(1) AAS
映画見てきた。前作のRRは個人的に正直微妙だった(DVDで見たので映画館で見ればまた違ったかもしれないけど)のと、公開前のビジュアルからコレジャナイ感を感じててあんまり期待してなかったんだけど、蓋を開けたらしっかり牙狼やってて安心した。
…これくらいならネタバレにならないかな?
87: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/06(水)03:00 ID:7WDhRFYso(1/6) AAS
振り返ると、ちょうど目と目が合う。
大量のデザートを注文したのは――声から察しが付いていたとはいえ――意外にも若い男だった。
それも、マミが見覚えのある。
――この人、確か……。
「やぁ、マミちゃん」
やたら気さくに片手を上げたのは、一昨日の朝、マミに声を掛けてきた男だった。
彼は謎めいた雰囲気を纏い、マミが魔法少女だと言い当てた。
ただならぬ気配に危険を感じたマミは、絡んできた不良を零が締め上げている隙に逃げたのだった。
「涼邑零さん……でしたっけ」
すると零は人懐っこい笑顔を浮かべて、
「嬉しいな、覚えててくれて。それより、まずは……はい」
差し出したのは――袋に入ったままのお絞り。
意図がわからずに困惑していると、零は苦笑して自身の目を指差した。
「顔、拭いたら?」
「あっ……」
と、声を上げるマミ。
今になってようやく、視界がぼやけているのに気付いた。
瞳には涙が滲み、触れると頬には乾きかけの涙の跡。
88: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/06(水)03:02 ID:7WDhRFYso(2/6) AAS
こんな情けない顔を知らない男性に晒していたなんて。
慌てて自前のハンカチで顔を拭う。
拭いている最中も顔面は朱に染まり、火が出そうなくらい恥ずかしかった。
「それで、マミちゃんはどうしてここに?」
どうして泣いていたかは訊かれない。彼なりに気を遣ってくれているのだろうか。
その気配りをありがたくも恥ずかしく思いつつ、マミはぽつりと答える。
「どうしてって、人を待ってるんです」
「へぇ、誰を?」
零が追及した直後、
「……そんなの、あなたに関係ありません」
ツンと無愛想に、マミは顔を背けた。
せっかく気遣いのできる人だと思ったのに、踏み込んでくるなんて。
そんな落胆もあれば、待ち人が本当に来るのか不安からの苛立ちもあった。
「ごめん。怒らせたなら謝るからさ。機嫌直してよ」
「別に、もういいですから」
実際それほど怒っていなかった。怒るほど興味がなかった。
目下、マミの関心は夕木命にしか向いていなかったからだ。
にも関わらず、零は一人で話し続ける。
89: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/06(水)03:08 ID:7WDhRFYso(3/6) AAS
「けどマミちゃん。人を待つにしても、中学生が一人でいるには遅い時間だよ。
連絡してみるなり、日を改めるなりした方がいいんじゃない?
最近このあたりも物騒だから。さっきも警察らしき人を見掛けたし」
聞き流していたマミがピクリと反応した。
「それは……でも……」
言い淀む。
命とは連絡先の交換もしていない。今日を逃せば、次にいつ会えるかわからない。
いや、会えるかどうかさえも。
ただでさえ不安定だった心は容易く揺さ振られ、零の発言に言及するのも忘れていた。
目線や立ち振る舞い、身体つきから私服警官を見抜いた彼を訝る余裕もなく、
彼が魔法少女の存在を知り言い当てたことも、頭の片隅から消え去っていた。
もしも警官に見咎められ、帰れと言われれば帰らざるを得ないだろう。
店外のどこかで待とうにも、制服姿では目立つ。
二度目は学校や親戚へ連絡されるかもしれない。
深々と溜息をつくマミ。
いつだって、ままならないのだ。
常識、世間、社会。
如何に人が恐れる怪物を葬る力を手にしていても、
人の中で生きていくには、それらの枠組みを逸脱できない。
この力は、どこまで行っても暴力。排斥されない為には、隠して生きていくしかない。
自分を取り囲む人の世界に対しては無力に等しい。
彼女のように欲望に任せて力を振るうことも、こっそり小賢しく利用することも、
マミにはできそうになかった。
90: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/06(水)03:09 ID:7WDhRFYso(4/6) AAS
進退窮まったところへ、零が奇妙な提案を持ちかけた。
「俺でよかったら保護者役、引き受けるけど?」
マミは一瞬ハッとなり、
「何が目的ですか……?」
即座に眉間にしわを寄せ、不信感を露わにした。
明らかに胡散臭い。何か罠があると警戒するのは当然だった。
「別に。今日は俺も振られちゃったからさ。
俺が店にいる間、話し相手になってくれるだけでいいよ。もちろん、君のお相手が来るまで」
しかし、渡りに船の申し出だったのも確か。
まだ帰りたくない。帰れない。ただ、それだけしか頭になかった。
だからこそ。
91: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/06(水)03:11 ID:7WDhRFYso(5/6) AAS
「それじゃあ、よろしくお願いします……」
マミは長く逡巡した末に、その提案を受け入れた。
零を信用した訳じゃない。
軽薄な男の戯言に、いっとき付き合うだけで済むならよし。
もしも零が何か良からぬ企みをしていても、対抗できる自信があった。
魔法少女の力を人界で振るえるとしたら、それは不当な暴力に対してのみ。
自分と誰かの身を守る為にだけ、人間への行使を許される。
そう、マミは考えていた。
単純に力で捩じ伏せていいなら、こんな簡単なことはない。
彼が何者であろうと負ける気はない。
魔法少女以外で自分に対抗できるとしたら、それは数少ない例外だけ。
魔戒騎士、冴島鋼牙。
またの名を黄金騎士、牙狼。
彼のような例外中の例外が、そうそう現れるはずがないと、マミは高を括っていた。
92: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/06(水)03:16 ID:7WDhRFYso(6/6) AAS
短いですが、ここまで
もう少しで一区切りなので、明日も短いでしょうが書きたいと思います
映画は冴島鋼牙、最後の戦いに相応しい内容でした
ラストシーンとEDは何度でも見たくなります
93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)10:39 ID:IX3r/d9f0(1) AAS
乙
関心のある人間と無関心な人間との態度の差が激しすぎるなマミさんは
態度が軽薄とはいえ一応は助けて貰ったんだからさあ……
94(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)12:54 ID:ifvvsEmAO携(1/2) AAS
こっちの態度が素だろ
女ホラーの方への依存が異常なだけ
95(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)13:02 ID:46Hqxv6h0(1) AAS
>>94
これが素って…普通に性格悪くね?
96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)13:42 ID:mkhbbojYo(1) AAS
>>95
だからぼっちなんだろ、察してやれよ
97(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)14:20 ID:qqA7KxFSO携(1) AAS
これが素ってのはないでしょ
学校ではそつなくこなしてるんだし
思うに最初の零は怪しまれても仕方ないし、今は精神状態が良くないから
ホラーの場合は逆にそこにつけこんでうまくいった
98: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)14:54 ID:3MhmFU790(1) AAS
>>97
人を寄せ付けなくて女ホラーに心を開いてた時に
彼女を知ってる人間からすれば珍しいって描写があった事を考えると
態度の違いはあれど学校でも似た様な接し方だったんじゃないかな?
周りの目を常に気にしているから学校で表に出さないだけで
99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)16:02 ID:p72quUPy0(1) AAS
≫女ホラー
モロクな。マミさん批判する前にキャラの名前くらい覚えようぜ
魔戒騎士、冴島鋼牙。
またの名を黄金騎士、牙狼。
↑この文を見たときRRサントラの【奪還】が脳内再生されたのは言うまでもない。
100(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)16:42 ID:YmGCvdPAO携(1/2) AAS
>>1乙
モロクがマミと同じ女性だったからってのもあるだろう。零とはファーストインプレッションがアレだっただけにな…
101(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)16:55 ID:dyylxNXw0(1) AAS
>>100
初めての邂逅の時、魔法少女は皆、杏子と同じだと思って
マミに殺気をぶつけた事ぐらいしか零の落ち度はなくない?
寧ろあの時、肩を掴まなかったら危なかったのはマミさんの方だと思うが
102(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)17:46 ID:DVJuylDm0(1) AAS
何を今更キャラの性格であーだこーだ言ってるんだか
外伝含めて性格や行動に難があるのがまどマギワールドの魔法少女だろうに
このssでのほむらや杏子の行動とかも擁護できたもんじゃないし
まともな娘なんて、まどか、ゆま、かずみ、カオル(牙狼じゃない)ぐらいだろ
そもそも魔女になって貰うのが目的なんだから色々と問題がある娘ばかりがQBに選ばれる
103: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)18:23 ID:ifvvsEmAO携(2/2) AAS
それは言えてる
>>101
マミの性格とは別に、それが特大の地雷行為だろ
特別警戒の警官いきなり殴り倒して、あいつ工作員だったのに(証拠出さないけど)
何で俺が怒られるの、というようなもん
本編ほむらが信頼度ゼロなのと同じ
104: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)18:43 ID:E4N7of8SO携(1/2) AAS
更新してた乙
零の件はファーストコンタクトが不味かったのと零以上に信頼の置ける人がマミさんに出来たというタイミングの悪さが合わさっての結果だと思う
105(1): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)20:00 ID:WCg/GOzc0(1) AAS
>>102
何だかんだでほむマミあんは壊れる寸前まで行ってるからな
人間として何かが欠落していたり歪んでいてもしょうがないのかもな
しかし、これ本当に魔戒騎士の影響で変わって行くのかね?
何かもう手遅れ臭い所まで行ってる気がするけど
106: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)21:34 ID:YmGCvdPAO携(2/2) AAS
>>105
まあそこは今後の展開に期待しよう。あんまりその辺の突っ込んだ事言うと>>1も書きにくくなるし。
蒼哭と第三期決定で牙狼熱が再燃して、このSSももっと広まるといいな。まどマギはもう動きはないんだろうか…
107: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)21:51 ID:qqnIqy4AO携(1) AAS
まどマギ2期制作決定!!……という話を、夢の中で聞いたような?
108(2): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/06(水)23:14 ID:E4N7of8SO携(2/2) AAS
暗黒少女かるね☆バラゴ
家族と自分の運命を魔女によって狂わされた少女、龍崎かるね
そんな彼女は全ての魔女を自分の手で根絶やしにするべく、QB(まどか達のとは別個体)と契約して魔法少女に!
しかし、彼女の願いは魔女と魔法少女の真実を知るにつれ、徐々に歪んだ物へと変わっていく…
武器:剣、斧
能力:隠我吸囚
かるねが「全ての魔女を倒せる力が欲しい」という願いが反映された能力
魔女を文字通り「喰う」
喰った魔女のエネルギーを吸収し、その分強くなる。その際、その魔女の特性や魔法少女だった頃の能力を得る。喰った相手のかつての記憶もアバウトながら知ることができる。
また、この能力は魔法少女も対象に入る。
単なる自己満足で考えたバラゴinまどマギ
QBはガルムポジ「かるねを最強の魔法少女に育てて最終的にその全エネルギーを利用する」という目的の為に、かるねに全面協力
かるねは本編同様暗躍しまくる。まだ未熟だった頃はマミさんみたいな師匠がいた。
最終的には本編バラゴみたいな感じで消滅する
109: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/07(木)02:11 ID:PsMjcm9go(1/3) AAS
そしてマミが零を対面の席に受け入れて数分。
マミは沈黙し、ほとんど零が一方的に話していた。
とはいえ当たり障りのない、深くは踏み込まない、うわべをなぞるような会話。
彼は仕事のことを話したりもしたが、結局どんな仕事なのか掴めなかった。
どうとでも取れる曖昧な口振り。
わかったのは、いつも独りで大変な仕事をしている、としか。
コートの上からではわかり辛いが、見る限り零は均整の取れた体格である。
この尋常でない糖分とカロリーに釣り合う仕事なら、さぞかし辛い肉体労働なのだろう。
その程度と気にも留めず、マミは時計ばかり気にしていた。
こうしている間にも、刻々と時間は過ぎていく。
焦りが募る。
不安が心を覆い尽くす。
そうしてマミは徐々に俯いていった。
「そんなに時間が気になる?」
顔を上げると、零がスプーン片手にマミを見ていた。
既に幾つかの皿は平らげられ、今も食べかけのゼリーが彼の前に置かれている。
「あんまり遅くなると家の人が心配するからかな」
つい昨日、この場所で、彼女もそう言っていた。
誰も同じだ。魔女退治の帰りにも、何度となく聞いた。
中学生には帰るべき温かい家があって、親が迎えてくれるのが当然だと思っている。
110: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/07(木)02:14 ID:PsMjcm9go(2/3) AAS
「あなたも……同じことを言うんですね」
昨夜と同じ言葉でも、マミの反応は昨夜とは違う。
薄く儚く、それでいて呆れたような笑みを浮かべる。
それは柔らかな拒絶。
「いいえ……なんでもありません。いいんです、どうせ帰ったって誰もいませんし。
私、一人暮らしで親もいませんから」
マミは早口に捲し立ててから、少し後悔した。
気付けば勝手に口が動いていたのだ。
半端な同情なんて、されたくもないのに。
だが、こう言ってしまえば、それ以上は訊かれないだろう。
自ら一線を引いて、触れられたくない過去を守れるなら。
彼が口を噤んでくれるなら、この際どうでもよかった。
しかし――。
「そっか。なら、俺と同じだ」
と、零はこともなげに言い放つ。
予想外の反応に、マミは続く言葉を失った。
111: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/07(木)02:20 ID:PsMjcm9go(3/3) AAS
ここまで
なるべく明日も
小刻みですが書いてしまった方が、いっそ迷わずに済むかと思ったので
一段落するまでは
たくさんのコメントありがとうございます
こうした議論は、自分でも気付かなかった発見もあって嬉しいです
3期は、よりハードなストーリーになるみたいで
鎧がフルCGでスーツがなくなるそうで、少々寂しくもあり、不安でもあり
112: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木)06:34 ID:KeS3+7Up0(1/2) AAS
≫108
まさか顔は京本さんのままとか言うんじゃなかろうな?
もしかしたらあなたの考えで字体を変えているという可能性もあるので無闇に指摘するのはやめておきます≫隠我吸囚
究極奥義は「大魔女陣(大量の魔女を召還し融合、強烈な一撃を浴びせる)」ですね。わかります。
最終的にはワルプルギスと融合しようとして・・・の前にワルプルにメシアと同等の知力があるのだろうかww
≫1
マミ零フラグが立ちそうな予感・・・ww鋼牙と違って零は市井の人間と仲良くしすぎるからいつもつらい思いをするけど
今回ばかりはそいつがいい方向に動きそうな予感
113: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木)07:45 ID:RNTtwR5SO携(1) AAS
しまった隠我吸囚じゃなくて陰我吸囚でした。ありがとうございます
そして投下乙
零がマミさんと杏子を上手く引き合わせる事を信じてる
114: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木)09:12 ID:mupwibrVo(1) AAS
安価は>>
115: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木)09:25 ID:YT15TsPAO携(1) AAS
>>1乙
杏子だけじゃなくマミさんまで落とすか零。
>>108
むしろ かるね☆暗黒少女鎧伝になりそうなヨカーン
116: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木)16:34 ID:KeS3+7Up0(2/2) AAS
>> 108
消滅した後はもちろん小説版と同じく魔法少女に転生してめでたしめでたしですね。
その勢いで魔法少女シグマ☆マギカも妄想してもらおうか
117(3): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木)20:05 ID:tBJNp/YGo(1) AAS
AA省
118: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/07(木)22:30 ID:thMgTOjL0(1) AAS
>>1乙
マミ零フラグ期待
>>117
QBよりガジャリの方が感情っぽいものがある気がする
119: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/08(金)00:47 ID:TICZwPsAO携(1/3) AAS
>>108
魔法少女服は裸Yシャツの胸ボタン3つ目までオープンですねわかります。
>>117
行ったら死ぬかも知れない所に呼び出されて覚悟決めて出掛けてって、何の用かと思ったら激励してくれるんだぜガジャリさん!いいひとに決まってます。
120: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/08(金)00:58 ID:ii5TWea30(1) AAS
乙
そういや零も独りか
>>117
等価かはともかく願いと代償が1:1だしガジャリさんの方がwwwwww
キュウべぇの場合、願い1に対して代償が魔法少女として魔女と戦う、魂抜かれてソウルジェムにされて普通の人ではなくなる、最終的に魔女になると大きくいっても3だし
121: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/08(金)03:00 ID:Jp/GoSdMo(1/4) AAS
零が、あまりにも平然と言ってのけたから面食らってしまった。
一瞬、ちゃんと理解しているのか不安になったほど。
マミの場合、単に親元から離れての一人暮らしではない。
家族とは死別して、どうやっても会えないのだ。
どうしよう。
マミは内心うろたえてしまった。たぶん顔にも出てしまっているだろう。
零が気まずくなって黙るのを期待していただけに、何を話していいのかわからない。
だというのに、零は返事を待つ間も甘味を堪能している。
とても真面目な話をする姿勢とは思えない。幸せそうな表情が憎らしかった。
だが、だからこそマミは心の内を見つめる余裕ができた。
――そもそも、こんな話を続けて私はどうしたいの?
何を訊きたいっていうの?
さっきまでのように黙っていればいいのに。
私は、何を知りたいんだろう――
拒んだ手前、問い詰めるのも気が引けたし、自分の事情を話す気にもなれなかった。
何よりも、零の身の上を聞いて、それが自分よりも悲惨な境遇だったら。
比べるのが、比べられるのが怖かった。
だから訊くなら、たった一言。
ただ、核心を。
「あなたは……独りぼっちでも寂しくないんですか?」
122: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/08(金)03:02 ID:Jp/GoSdMo(2/4) AAS
「そうだな……」
零は食べる手を止め、考える。
答えが返るまで、時間はかからなかった。
「耐えられなくはない、かな。
独りで辛くて、寂しくても、慣れれば我慢できないほどじゃない」
彼は笑みを絶やさなかったが、その笑顔は少し変わっていた。
気のせいかもしれない。注視しなければ気付かない、微細な変化。
さっきまでの軽さはなく、心なしか哀しそうでも、懐かしむようでもあった。
マミは止めていた息をゆっくり吐く。全身の緊張が僅かに和らいだ。
もし、平気だとか、痛くも痒くもない、なんて言われていたら。
きっと、その時点でマミは彼を理解することも、理解を求めるのも諦めていた。
そんな鋼のような精神を持った人間の考えなんて、きっと聞いても共感も理解もできない。
だからこそ鋼牙が高みの存在に思え、複雑な感情を抱いてしまう。
123: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/08(金)03:04 ID:Jp/GoSdMo(3/4) AAS
「家族も何もかも全部なくなったように思えても、
独りぼっちで生きてくのも、意外になんとかなるもんさ。
何か、ひとつでも残っていればね」
そう、零はどこか遠い目をして語った。
彼は平気だとは言わなかった。
それを聞いて、少し安心した。自分だけじゃなかった。
誰だって孤独が辛くないはずがない。怖くないはずがない。
それでも、彼は耐えられると言った。
鋼牙ほど歳は離れていないだろうに、背負った過去を窺わせる。
擦り減って鈍くなったのか。鍛えられて強くなったのか。
どちらであろうと、確かな事実がひとつ。
自分が子供であり、彼が大人であるということ。
あれは誰かの本で読んだのだったか。
大人になるとは、鈍くなること。
痛みや苦しみ、悲しさや寂しさ。喜びや快楽も含め、あらゆる刺激に慣れることだと。
魔戒騎士じゃなくても同じ。
世の大人たちは誰もが彼のように、大なり小なり折り合いをつけて生きているのかもしれない。
だからキュゥべえは十代の少女を選んだのか。
「でも、私はあなたみたいに強くなれそうにない……」
124: ◆ySV3bQLdI. [ saga] 2013/03/08(金)03:07 ID:Jp/GoSdMo(4/4) AAS
ここまで
明日で区切りまで行けるかどうか
賛否あるでしょうが、3話は自分なりの零のイメージが強く出てる感じです
125(2): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/08(金)06:29 ID:TICZwPsAO携(2/3) AAS
だんだん零の顔が蒼樹うめ画で脳内再生されるようになってきたぞ…?
鋼牙には有り得ない不思議。
126: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/08(金)16:06 ID:jF8yk9vE0(1) AAS
>>125
今の所は魔法少女達と絡みが多いのは零だからな
鋼牙はそこまで絡んでもいないし
127(3): VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/08(金)16:49 ID:cJJrJJ3q0(1/2) AAS
零は牙狼サイドで一番人間が出来ている。(ただし白夜以降の零の場合。)
基本的に市井の人間と交わりたがらない上近寄りがたい鋼牙
概ね鋼牙と同系統で頑固さはさらにその上をいく翼
初心で未熟なレオ
自分より弱い男や女を見下している烈花
零の包容力に匹敵できるのは教師をしているワタルか弱点が見当たらない邪美くらい。
正直翼より零のほうが導師向きかと思うレベ(チリーン☆
そのせいで妖赤では暁に押しかけられ
二期では侍にSTKされたわけだがww
まぁゴンザさんに勝てる人はいないけどな。
まどマギサイドで零レベルの包容力を持つ人物はまどかママくらいしか思いあたらない・・・
128: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/08(金)18:10 ID:I/KqNtz80(1) AAS
>>127
人間出来てるとは思うけど
個人的に包容力が高いイメージではないかなあ零は
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