熱帯亜熱帯を野生生物保全その他の視点でレスるスレ (574レス)
1-

424: [sage] 2018/09/10(月) 18:04:27.72 ID:???
外部リンク[html]:www.cnn.co.jp
映画に登場の「青い鳥」、野生種の絶滅を確認 ブラジル原産
2018.09.10 Mon posted at 11:03 JST

(CNN) 米20世紀フォックスの映画「リオ(邦題:ブルー 初めての空へ)」で有名になったブラジル原産の青い鳥、
アオコンゴウインコ。映画の主人公「ブルー」は、自分たちの種を絶滅から救おうと、米国からブラジルを目指す旅に出る。

しかし保護団体のバードライフ・インターナショナルはこのほどまとめた報告書で、野生のアオコンゴウインコの絶滅を確認したと発表した。

同団体はアオコンゴウインコを含む8種の鳥類について、絶滅を確認または絶滅した疑いがあるとした。うち半分はブラジルに
生息する。主な原因として、森林伐採による生息地の喪失を挙げている。

報告書では、大陸に生息する種の絶滅のペースが、初めて島に生息する種の絶滅のペースを上回ったとも指摘した。
省7
425: [sage] 2018/10/02(火) 20:24:08.44 ID:???
外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
動物
眠っている鳥の涙を飲む蛾を発見、世界で3例目
わざわざ鳥の目から水分を補給するのはなぜか?
2018.10.01

 ブラジル、アマゾンのジャングルで、眠っている鳥の涙を飲む「ガ」が見つかった。同国では初めての報告で、世界的に見ても、これが3例目だ。

 ガやほかの動物の涙を飲む姿は、これまでにもたびたび目撃されてきた。これは、必須栄養素である塩分を得るためだと考えられている。
塩分は植物の蜜には含まれておらず、他の場所では見つけるのが難しいからだ。(参考記事:「ワニの涙をすするチョウとハチ」)

 鳥の涙も、同じ理由で狙われたのかもしれない。しかし、今回目撃された地域では、近くの川が毎年はんらんし、多くの塩分が土壌から
水に溶け出している。つまり、塩分は簡単に手に入る。このため、9月17日付けで学術誌「エコロジー」にこの発見を発表した、
省9
426: [sage] 2018/10/02(火) 20:25:11.63 ID:???
 通常は、ガがこの「ストロー」を使って動物から何かを吸うことはない。涙を飲むガが新たに発見された地域の熱帯雨林では、
チョウやガが川のはんらんで浸水した土壌の近くに集まり、口吻を使って塩分を含んだ水をすする。

 しかし、水が引くと、塩分を含んだ水も他の場所へ流れてしまい、昆虫は塩分補給に困ってしまう。「ある時期にある地域で塩分の
供給源が不足することにより、ガは鳥の涙から塩分を得ようとするのかもしれません」とモラエス氏は話す。

外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
 あるいは、ガは別の種類の栄養を求めているのかもしれない。タンパク質だ。通常、ガは植物の蜜からタンパク質を摂取しているが、
涙にはアルブミンとグロブリンという2種類のタンパク質が含まれているため、これを吸うことで、サプリメントのように栄養を補っている
可能性がある。タンパク質の摂取量が増えると、より長く飛べるようになり、繁殖能力が向上し、寿命が延びると考えられる。

「脊椎動物の体液は、主要な代替タンパク質源です」と同氏は言う。たとえば吸血ガは、動物や人間の血をえさとする。

涙を飲まれた鳥に危険はないのか?
省5
427: [sage] 2018/10/02(火) 20:27:04.40 ID:???
 涙を飲む昆虫は、ガだけではない。昨年、スリランカで涙を飲むハリナシミツバチを初めて報告した米カンザス大学のマイケル・エンゲル氏によると、
さまざまな昆虫が涙を飲む、新たな報告例が増えているという。

 しかしながら、世界最大の熱帯雨林で、約1300種の鳥や推定250万種にも及ぶ昆虫など、信じられないほど多様な動物が生息する
アマゾンのジャングルでの目撃報告は、めったにない。

 涙を飲む行動のほとんどが、アフリカ、アジア、マダガスカルの熱帯地域で目撃されている。「涙を飲む行動は多様であると考えるべきですが、
今はまだほとんど知られていません。今回の発見により、その興味深い行動の生物地理学的な範囲が広がりました」とエンゲル氏は話す。

 モラエス氏はアマゾンでのフィールドワークを続け、自分の周囲を注意深く観察するつもりだ。「今回の報告は、アマゾンに生息する
2種の動物が関わっている一例に過ぎませんが、このおかげで、他にも何千もの未知の生態学的な関係が存在することに、思いをはせるようになりました」
428: [sage] 2018/10/25(木) 02:51:29.71 ID:???
外部リンク[php]:www.newsweekjapan.jp
世界で昆虫が急速に減少していることがわかった──プエルトリコで約40年間で60分の1に
2018年10月23日(火)11時02分
松岡由希子

世界中で昆虫が減少している Ines Carrara-iStock

<プエルトリコの熱帯雨林の節足動物が約40年間で60分の1に減少し、ドイツでは27年間で76%減少していることがわかった>
プエルトリコの熱帯雨林で、60分の1に減少

カリブ海に浮かぶプエルトリコの熱帯雨林で、1970年代半ば以降、気温が2度上昇し、昆虫やヤスデ、ワラジムシなどの節足動物のバイオマス
(生物量)が1970年半ばに比べて60分の1に減少していることが明らかとなった。

米レンセラー工科大学のブラッドフォード・リスター博士は、1976年と1977年、プエルトリコ北東部のルキリョ熱帯雨林で、粘着テープと捕虫網を使って節足動物を採集し、
省6
429: [sage] 2018/10/25(木) 02:53:09.77 ID:???
エルニーニョ現象が熱帯雨林の節足動物に影響している面もあるものの、研究チームでは「節足動物の減少をもたらしている主たる要因は気候温暖化である」と
結論づけたうえで「節足動物の減少によって、熱帯雨林の食物網を破壊するおそれがある」と指摘している。
欧州でも急速に昆虫が減少している

欧州でも、昆虫の数が急速に減少している。蘭ラドバウド大学のキャスパー・ホールマン博士らの研究チームが2017年10月に発表した研究論文によると、
ドイツの自然環境保全地域63カ所で飛翔性昆虫が1989年から2016年までに27年間で76%減少した。

リスター博士の研究成果は、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の「地球全体の気温が2度上昇すると地球環境にとって深刻な脅威となる」との
見解を裏付けるものでもあり、プエルトリコの熱帯雨林から私たちに向けられた"警告"として重く受け止めるべきかもしれない。
430: [sage] 2018/10/27(土) 03:45:52.07 ID:???
外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
アフリカでワニの新種が見つかる、80年ぶり
800万年前にできた火山に分断され、別々の進化を遂げていた
2018.10.26
アフリカの中央部で、新種のワニが発見された。ワニの新種が正式に記載されるのは、じつに80数年ぶりのことだ。(参考記事:「イヌ属で150年ぶりの新種見つかる」)

 カメルーンからタンザニアにかけての広大な場所に生息するこのワニは、Mecistops leptorhynchusと名付けられ、10月24日付けの学術誌「Zootaxa」に論文が掲載された。

 この種はこれまで、西アフリカに生息するアフリカクチナガワニ(学名:Mecistops cataphractus)と同じ種だと考えられてきた。アフリカクチナガワニの学名が変更
されることはない見込みだ。今回の新種記載によって、現在、近絶滅種(critically endangered)に分類されているアフリカクチナガワニの生息数はさらに減少することになる。

 論文の筆頭著者で、ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラーでもある米フロリダ国際大学のマット・シャーリー氏は、現在のアフリカクチナガワニの野生での
生息数をわずか500匹と推定している。(参考記事:「凶暴なナイルワニが侵入、ルート不明、米フロリダ」)
省6
431: [sage] 2018/10/27(土) 03:47:23.94 ID:???
外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
失われていたタイプ標本

 近年、ワニの分類を見直す動きはほかにもある。たとえば、米国自然史博物館のジョージ・アマート氏は、コビトワニは1種ではなく3つの種に
分かれることを示しているし、シャーリー氏とアマート氏のグループは、ナイルワニに2つの異なる種が存在することを見つけた。

 しかし、シャーリー氏によると、正式な記載と命名の手続きが行われたのは、1935年以降でM. leptorhynchusが初めてだ。米アイオワ大学や
米フロリダ大学の助けを借り、世界中の博物館のたくさんの標本を選別するという作業も行われた。シャーリー氏自身も、アフリカ14カ国を
巡る徹底的な現地調査を実施した。

 この作業は大変だった。西アフリカの種M. cataphractusについて、公式にこの種を定義する「タイプ標本」がどこにもなかったからだ。
責任はナチスにある。シャーリー氏によると、第二次世界大戦中、ドイツ軍の爆撃機が英ロンドン自然史博物館を攻撃した際、このワニのタイプ標本が
破壊されたらしいという。そのため、新しい標本を指定せざるをえなかった。さらに、M. leptorhynchusのタイプ標本が、種を判別しづらい
省1
432: [sage] 2018/10/27(土) 03:49:13.46 ID:???
西アフリカの種は絶滅寸前

 今回の研究は、既存種と新種のどちらのワニの保護活動にもつながるはずだが、特に対応が急がれるのが西アフリカのアフリカクチナガワニだ。
シャーリー氏らは、コートジボワール政府やガーナ政府、そしてさまざまなNGOと協力し、アフリカクチナガワニを飼育して野生に帰す活動を行っている。
もっとも大規模な取り組みが行われているコートジボワールの動物園では、現在30匹以上のワニが飼育されている。

 生息地の喪失や密猟は、両方の種に影響を及ぼしている。残されたアフリカクチナガワニは少なく、とても見つけづらい。シャーリー氏は、
「何カ月も何年も」かけてこのワニを探してきたが、最終的にDNAのサンプルを採取できたのは、わずか15匹から20匹だった。
(参考記事:「ワニを殺してワニを守る、矛盾抱えるワニ猟に密着」)

 状況は今までになく切迫している。シャーリー氏は、「絶滅の危機はすぐそこまで迫っています。いつ消えてしまっても不思議ではないのです」と
話している。(参考記事:「世界最大のオアシス、国境を隔てた水源を守れるか」)
433: [sage] 2018/11/25(日) 22:23:05.10 ID:???
外部リンク[php]:www.newsweekjapan.jp
獲物の頭部を収集するコレクター・アントの謎

Ants in Florida Collect Skulls to Decorate Their Nests
2018年11月19日(月)18時30分
ハナ・オズボーン

フロリダアリの巣にはなぜアギトアリの頭がたくさんあるのか60年以上謎だった Starvingphotographer-REUTERS

<60年間謎だったフロリダ州のアリの不思議な「風習」の謎が一部だが解けた>

米フロリダ州に生息するヤマアリの一種に、科学者の注目が集まっている。このアリはもともと、種類の違うアリを殺した後、切断した頭部で巣を飾り付ける、
という謎の「風習」で知られてきた。今回新たに、そのヤマアリが攻撃時に化学物質を分泌して獲物に偽装(化学擬態)し、毒性の蟻酸をかけて殺すことが明らかになった。
省8
434: [sage] 2018/11/25(日) 22:25:17.07 ID:???
カメラが、次に何が起きるかを記録していた。フロリダアリはアギトアリに毒性の蟻酸をかけて動けなくした後、死骸を巣穴に引きずり込み、切断した。
死体を運んで頭部を切断

「この行動で、フロリダアリの巣の中に多くのアギトアリの頭部があったことの説明がつく。60年以上ぶりだ」と、論文にはある。

この2種類のアリの進化関係や、フロリダアリが頭部を飾る行動でどんなメリットを得られるかを理解するためには、今後さらなる研究が必要だとスミスは言う。
「今、フロリダアリは我々が知る中で最も化学的に興味深いアリだ」と彼は言った。「これまでは死んだアリの頭部を集める不気味なアリの一種、
くらいにしか見られていなかった。それが今や、化学擬態の進化を理解するためのモデル生物になるかもしれない」

その日まで「フロリダ州のへんな生き物リストに加えておこう」、とスミスは言った。
435: [sage] 2018/12/05(水) 02:49:01.82 ID:???
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昼に活動するコウモリを発見、夜行性の謎を解く?
「コウモリは鳥に追われて夜行性になった」説を支持
2018.12.04

 東南アジア、マレー半島の東30キロの沖合に浮かぶティオマン島は、熱帯雨林に覆われた小さな島。陸上を歩くナマズや空を飛ぶヒヨケザルなど、
たくさんの珍しい動物が暮らしているが、つい最近も奇妙な行動をする動物が見つかった。昼間に狩りをするコウモリだ。(参考記事:「“空飛ぶサル”は2種だけではなかった ヒヨケザル」)

 世界を見渡すと、ほぼすべてのコウモリが夜に狩りをする。ところがティオマン島では、数匹のブライスキクガシラコウモリが真昼に昆虫を追いかけて飛ぶ姿が、
連日観察されたのだ。

「とりわけ興味深い、ありえない行動です」と、2018年2月、学術誌「Mammalia」にこのコウモリの昼間の狩りについての論文を発表した、
米ジョージ・メイソン大学の大学院生マーカス・チュア氏は言う。
省8
436: [sage] 2018/12/05(水) 02:51:37.79 ID:???
もう一つ、「コウモリが熱に弱いため夜行性になった」とする説もある。黒くて薄い翼が太陽光線を吸収しやすく、昼間に外にいると高温に
なり過ぎる恐れがあるというものだ。

英アバディーン大学の動物学者ジョン・スピークマン氏は、約30年前にコウモリの夜行性に関する研究を始めた。同氏はこれらの仮説を検証するため、
コウモリの天敵がいない、コウモリと獲物が競合する動物がいない、あるいはその両方がいない島を探した。

外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
 そして、ポルトガルの西の沖にあるサン・ミゲル島を研究場所に選んだ。この島には昆虫を食べるコウモリ、アゾレスヤマコウモリが生息し、昼間に飛ぶ姿が
よく見られることが知られていた。また、同島には競合したり天敵となる鳥がほとんどいないので、最初に調査する場所に適していると思われた。

「コウモリが夜行性である理由を理解しようとするには、昼行性のコウモリを観察して、何をしているのか、何が起こっているのかを知る必要があると考えたのです」
とスピークマン氏は話す。同氏の研究チームはサン・ミゲル島を訪れるとすぐに、日中に飛んでいるコウモリを実際に見つけたと言う。
(参考記事:「【動画】雪の中で冬眠するコウモリ、初報告、日本」)
省7
437: [sage] 2018/12/05(水) 02:52:46.21 ID:???
2009年?2010年、同氏の研究チームはガボンのすぐ西に浮かぶサントメ島を訪れた。同島に生息するノアックカグラコウモリの活動を記録することが目的だ。
この島には肉食の鳥がいないため、コウモリが日中に現れるのではないかと考えられたからだ。予想通り、ノアックカグラコウモリは決まって午前9時から午後3時か4時ごろまで狩りをすることがわかった。

「昼行性のコウモリという例外が、コウモリは敵を避けて夜行性になったとする仮説を支持しているのです」とルッソ氏は言う。(参考記事:「メキシコ肉食コウモリの飛翔 撮影の真相」)

次々と見つかる手がかり

 コウモリが夜行性になった原因は捕食関係にあるらしいという点には、それぞれの科学者は同意している。

 しかし、今回の論文については、慎重な姿勢を崩していない。昼行性のコウモリが生息している島であっても、その島にすむ別のコウモリは夜行性の場合もある。また、
昼行性のコウモリのサンプル数がわずかしかないことを考慮すると、確信を持って何かを言うことは難しい、とスピークマン氏は話す。
省2
438: [sage] 2018/12/16(日) 17:55:06.55 ID:???
WWF=世界自然保護基金は、東南アジアを流れるメコン川の流域で、去年1年間に157種もの動植物が新種と確認されたと発表しました。映画の登場人物の
名前をとって「スカイウォーカー」と名付けられたサルなど、ユニークな名前が付けられた生き物もあります。

WWFは生物多様性の宝庫として知られるメコン川の流域で毎年、生態調査を行っていて、このほど、去年1年間の調査結果を発表しました。

それによりますと、新種と確認された157種の内訳は、植物が91種、は虫類が26種、魚類が23種、両生類が14種、ほ乳類が3種となっています。

このうちミャンマーで見つかったテナガザルは、新種と確認されるまでに10年ほどかかったことから、映画「スターウォーズ」の登場人物の修行の日々や
苦難になぞらえて「スカイウォーカー・フーロックテナガザル」と名付けられました。

このほか、金髪が特徴のコウモリは、アメリカの芸能人の名前をとって「ランス・バス・コウモリ」と呼ばれています。
省5
439: [sage] 2018/12/17(月) 19:13:31.57 ID:???
外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
絶滅と思われたカエルを再発見、13年ぶり、南米
オタマジャクシにならず、母の袋の中で卵が孵化、エクアドル
2018.12.17
 10年以上目撃されていなかった謎めいたカエル、ツノフクロアマガエル(Gastrotheca cornuta)がエクアドルの森に現れ、生物学者たちを喜ばせている。

 このカエルの外見は独特だ。金色の目をしていて、その上には角のような皮膚の突起がある。夜行性で木の上にすんでいるが、なんといっても、
カンガルーに似た奇妙な子育てを行うことで知られている。卵は母親の背中にある袋の中で孵化し、オタマジャクシではなく、親と同じ形をした
子ガエルになって出てくるのだ。(参考記事:「一挙紹介、子どもを背負う動物たち」)

 カエルが見つかったのは、エクアドル西部にあるチョコ地域の、コタカチ・カヤパス生態系保護区に隣接する人里離れた場所だ。
そこを調査していた環境保護団体「トロピカル・ハーピング」の生物学者たちは、正体不明のカエルの鳴き声を耳にして、
省6
440: [sage] 2018/12/17(月) 19:14:40.07 ID:???
森林減少率は南米第1位

 だが、彼らは危険にさらされている。国連食糧農業機関(FAO)によると、エクアドルの森林減少率は南米第1位で、森林が毎年
約2%ずつ消失している(南部では3%近い)。さらに、エクアドルは中南米第2位のパーム油輸出国で、アブラヤシやカカオ、
バナナのプランテーション、道路建設、農業、鉱業などの企業活動も拡大している。(参考記事:「アフリカの小国ガボンで
探る新しいパーム油生産」)

「絶滅したと思われていたツノフクロアマガエルのような希少なカエルが見つかったことは驚きであり、希望がもてます」とルイス・コロマ氏は話す。
コロマ氏は、エクアドルの首都キトを拠点とする両生類の研究保護団体「セントロ・ハンバトゥ」を率いている。同氏によると、
エクアドルにいる他の少なくとも5種類のフクロアマガエルの仲間は、ここ30年以上目撃されていない。(参考記事:「新種のカエルを発見、
オタマジャクシにならず」)

「気候変動や致命的な病原体であるツボカビなどは、比較的新しい深刻な脅威です。生息地の喪失という従来からの脅威も続いています。
省8
441: [sage] 2018/12/17(月) 19:16:23.92 ID:???
一度に購入できる土地は限られているため、完璧な解決策とは言えない。しかし、「ひとまず緩衝地帯を設けて開発を防ぐというのは、
効果的な方法です」と話すのは、これまでにツノフクロアマガエルの当面の生息地を含む200平方キロメートル余りの土地を
購入している「ホコトコ基金」の代表、マーティン・シェーファー氏だ。寄付は誰でも行うことができる。200ドルで約4000平方メートルの
土地を購入でき、基金も同額を拠出する。

もちろん、地元の土地所有者全員がカエルの絶滅や森林の消失を気にかけているとは限らない。「生き残るために必要なことだけを
する人もいます。それは、森林を伐採する会社に土地を売ることなのかもしれません」とディ・ドメニコ氏は言う。しかし、自然保護活動に
協力してくれる人もいるという。「地元の人々が自然保護活動に参加すると、アイデンティティやつながりを感じ、動物たちのことを
気にし始めてくれるのです。私はその様子を直接見てきました」

同氏がこの地域でエコツアーを開催するときは、「何も壊さず、もっとよい方法で、生物多様性には人々に益をもたらす価値があります」
というメッセージを伝えようとしているという。
省8
442: [sage] 2018/12/22(土) 15:42:14.20 ID:???

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トンパプーン県はタイとしては年間雨量が多い、でもやっぱりサバンナって言われがち
でも、こんな湿地があったりすると思いも掛けんものがいるって事か
443
(1): [sage] 2019/01/10(木) 04:12:28.91 ID:???
ニューギニアの首都ポートモレスビーとその周辺は年間雨量が少ない
ニューギニア南東部は首都の対岸に行くと年間雨量が2.5〜5倍になるが

でも対岸まで行かなくても、同じ海岸でも標高800mまで上がれば
外部リンク:ceb.wikipedia.org
Varirata National Park
平均気温21℃、年間雨量2449?、最少雨月雨量72mmとまあ亜熱帯多雨林
自分はケッペンと吉良バイオームをごっちゃにしてあるいは切り替えながら見るのが好きかな

乾燥気味だと思ってた所の傍でも山があればいきなりこうなる場合もある訳か

でもニューカレドニアなんて西海岸は山に登っても最後まで乾燥してるらしいので、この方法が
100%うまく行くわけではない
444: [sage] 2019/02/15(金) 03:23:36.96 ID:???
外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
スローロリスのかわいい顔 怖い意味があった
愛らしい顔が印象的なスローロリス。ほかの動物に違うメッセージを送っている
2019.02.14
 テディベアのような目、ボタンのような鼻、レッサーパンダとナマケモノを合わせたような顔――ジャワスローロリスは、その愛らしさは一ニを
争うと言ってもいい動物だ。ところが、人間の目にはかわいらしく映っても、ほかの動物は、スローロリスの顔を危険を警告する信号として
受け取っている可能性がある、という。 (参考記事:「【動画】絶滅危惧のスローロリス、ペットから森へ」)

 スローロリスは東南アジアに生息する小型のサルで、霊長類で唯一毒を持つ。毒は唾液に含まれており、ひじの内側にも毒腺をもつ。
(参考記事:「新種スローロリスを発見、ボルネオ」)

「唾液とひじの2つの毒を混ぜると、毒性はさらに強くなります」と英オックスフォード・ブルックス大学の保護生物学者、アナ・ネカレス氏と話す。
省9
445: [sage] 2019/02/15(金) 03:25:25.69 ID:???
これはイヌワシ、ニシキヘビ、オオトカゲ、オランウータンといった、スローロリスの捕食者の視覚に高い効果を発揮する。この発見が
私たちに教えているのは、ほかの動物たちには当たり前の話に過ぎないということだ。

 ネカリス氏はスローロリスを「愛らしく、小さな、ふわふわとした『死の毛玉』」と表現した。

 ネカリス氏らは、研究を通じて、スローロリスの別の特徴も見つけた。若い個体は年長の個体よりも攻撃的だというのだ。

 25年間スローロリスを研究してきたネカリス氏は、長年スローロリスの年齢による行動の違いを感じていた。2歳以上の成体は
一般に捕獲しても暴れない。しかし、若い個体(1?2歳)は注意が必要だ。

外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
「若い個体は、私たちを殺す気で向かってきます。見た目以上に力は強いですし、叫び声を上げる個体もいます。口の中に、毒のある唾液も
しっかりため込んでいます」とネカリス氏。
 若い個体が激しく抵抗すると身体測定すら、ままならないという。
省9
446: [sage] 2019/02/15(金) 03:26:31.91 ID:???
ネカリス氏は、若いスローロリスは自分のなわばりを勝ち取り、なわばりを守り続けることが重要だったので、スローロリスは進化の過程で
自分の毒と強さを顔の模様で周囲に知らせることにしたのではないかと、考えている。

ライバルとの争いにも模様ですごむ

 米カリフォルニア州立大学ロングビーチ校の進化行動生態学者、テッド・スタンコウィッチ氏は、スカンクからジャイアントパンダまで、
多くの動物の警戒信号を研究してきた。スタンコウィッチ氏によると、警戒信号は通常、捕食者に対してしか使われないという。
(参考記事:「SNSに惑わされるな、飼うとヤバい動物10種」)

「スローロリスが、自身の毒を捕食者だけでなく同種の成体に対しても活用しているとすれば、非常に珍しい例です。警戒信号をうまく利用した妙案と言えるでしょう」

 スタンコウィッチ氏は、ネカリス氏らの研究に関して「興味深く信頼性も高い」としながらも、もう少し踏み込んでスローロリスの毒性も計測し、
若い個体が攻撃的で顔の模様のコントラストが強いのと同じように、毒も若い個体のほうが強いのかを確かめればもっと良かったと述べている。
省5
447: [sage] 2019/02/19(火) 19:44:04.43 ID:???
外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
ブラジルでカマキリを続々発見、おそらく新種
立派な角をもつカマキリも、「カマキリ・プロジェクト」の成果
2019.02.17
 南米ブラジルの沿岸部に広がる森林で、新種と見られるカマキリが次々に見つかっている。この地域の森は、20世紀のあいだにおよそ
90%が失われてしまったが、十分な調査が行われておらず、世界屈指の生物多様性を誇ると考えられている。

 調査しているのは非営利団体「Projeto Mantis(カマキリ・プロジェクト)」の研究者グループ。ナショナル ジオグラフィックの支援を受け、
この森を複数回にわたって調査、発見された新種と見られるカマキリは5?7種に上る。
 特に印象的なのは、頭に角のような不思議な突起をもつカマキリ。2017年のクリスマス直前、リオデジャネイロの北東にある
グアピアス生態系保護地域で見つかった。チームを率いていたレオナルド・ランナ氏によると、夜間に明るい照明で虫をおびき出したとき、
省11
448: [sage] 2019/02/19(火) 19:45:23.08 ID:???
外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
 研究者グループは、リオデジャネイロ近郊でも新種のカマキリを収集した。このカマキリについての論文は、ペルーのサン・イグナシオ・
デ・ロヨラ大学に在籍するカマキリ専門家、フリオ・リベラ氏が中心となって執筆を進めている。リベラ氏は「Projeto Mantis」のチームとも
連携して研究や調査を行っている。

 このカマキリもかなり大型で、頭の上に複数のこぶがついており、それが集まって小さな角のように見える。Vates属の新種と見られ、
今まで主にアマゾンの熱帯雨林に生息すると考えられていた。現在、チームはこの新種の種名について検討している。

「こんな大きな昆虫がこれまで気づかれることなく生息していたなんて、とても信じられません」とリベラ氏は話す。

 新たに見つかったカマキリたちのなかで特に目立つ一種は、リオデジャネイロの西にあるかなり標高の高い草地で見つかった。ランナ氏によれば、
「風の中で優雅に触角を動かしていた」という。赤とオレンジの色が特徴的なこの大型カマキリは、Coptopteryx属のカマキリに似ている。ただ、
この属のカマキリは近隣の国の乾燥した低地で見つかることが多いので、こちらも新種である可能性が高そうだ。
省7
449: [sage] 2019/02/20(水) 04:34:20.42 ID:???
外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
角もつタランチュラ アフリカで新種で発見
背中に大きく柔らかい角状の突起をもつ新種の大型クモがアンゴラで見つかった
2019.02.19
 アフリカ南西部に位置し、オカバンゴ川でも知られるアンゴラ共和国。この国の南東部で昆虫学者のジョン・ミジリー氏は
フィールド調査をしていた。調査中に捕獲し容器に入れたタランチュラを、夕方キャンプに戻って詳しく見ると、ミジリー氏は驚いた。
(参考記事:「世界最大のオアシス、国境を隔てた水源を守れるか」)
 パチパチと燃える焚き火の明かりに照らされた奇妙な形のタランチュラは、背中の真ん中に、大きくて少し柔らかい角状の突起があったからだ。

 ミジリー氏は南アフリカのクワズール・ナタール博物館に所属しているが、クモは専門外だ。そこで、タランチュラを撮影し、
共同研究者である南アフリカのプレトリア大学のイアン・エンゲルブレヒト氏に写真を送り見てもらった。
省10
450: [sage] 2019/02/20(水) 04:35:34.52 ID:???
このプロジェクトの目的は、重要でありながら正しく評価されていない地域の調査と保護活動だ。今回、新種のタランチュラを発見したミジリー氏も、
アンゴラ中部・東部の種を調査するために、プロジェクトが派遣した専門家の一人だ。

「まるで魚を釣るようでした」とミジリー氏は話す。「クモの力は強くて、草をしっかり握っていないと持って行かれてしまいそうでした」

 背中に大きな角状の部位があることから、このタランチュラはすぐにCeratogyrus属の仲間に分類された。この属のクモの多くは、
似たような突起物を背にもつ。ただ、これまで見つかっているクモの「角」は、これよりずっと小さくて硬い。発見されたC. attonitiferの角は、腹部と同じくらい長く、柔らかいのが特徴だ。

 背中の「角」が何に使われているのかを含め、C. attonitiferの生態を知るには今後の研究を待たなくなてはならない。いまわかっていることは、
C. attonitiferが昼間は巣穴の底で眠り、夜になると穴の入口で昆虫などの獲物を待ち構えて襲う、夜行性の待ち伏せ型捕食動物であるということだ
(毒液を使って獲物を殺し、栄養たっぷりの昆虫の体液をすすっているのだろう)。
生息地の変化には弱い種

 ミジリー氏は、野営地の周りの300平方メートルほどの場所で10個の穴を発見した。これは捕食動物としては高い密度だ。しかし、
省1
451: [sage] 2019/02/20(水) 04:36:43.98 ID:???
「バブーンスパイダーは、住む場所の好みがとてもうるさい」のだと説明するのは、英ハーパー・アダムス大学の生態昆虫学者ヘザー・キャンベル氏だ
(同氏はこの研究には参加していない)。「バブーンスパイダー」とは、アフリカに生息するタランチュラの亜科の総称だ。
「決まった砂にしか巣穴を作らない種や、特定の岩に沿ってしか巣穴を作らない種など、生息地の条件が決まっているものがいます」
(参考記事:「【動画】野生タランチュラの命がけの劇的交尾」)

 生息地の生態系が破壊された場合、このようなクモは簡単にほかの場所に移り住むことができない。バブーンスパイダーは、
寿命が長いが繁殖率が低いため、今回見つかった新種は絶滅の危険性が高い「危急種」に分類された。
(参考記事:「世界の昆虫種の40%が減少、数十年で絶滅の可能性」)

 生物多様性の基礎研究は、オカバンゴの秘密を解き明かす上で大きな役割を果たす。「出かけるたびに、
素晴らしい、驚くような新しい発見があります」と、キャンベル氏も言う。
452: [sage] 2019/02/22(金) 22:59:06.94 ID:???
1981年を最後に生存が確認されていなかった大型のハチが、インドネシア・北マルク諸島で発見された。「Megachile pluto」は成人の親指ほどの
大きさをもつオオハキリバチの一種で、調査隊は人間がほとんど訪れない島でメスを1匹発見し、撮影に成功した。

イギリスの博物学者、アルフレッド・ラッセル・ウォレスが1858年に発見し、「ウォレスの巨大蜂」とも呼ばれる。
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今年1月に調査隊がこのハチをあらためて発見しようと、インドネシアにおけるウォレスの足跡をたどり、探検旅行を再現した。

自然史カメラマンのクレイ・ボルト氏が、生きている巨大ハチの写真と動画を最初に撮影した。

「もう存在しないと思い込んでいたこの『空飛ぶブルドッグ』のような昆虫を目にして、息を呑んだ。本物の証拠が自然の中で、自分たちの目の前にいるなんて」とボルト氏は喜んだ。
省2
453: [sage] 2019/02/22(金) 22:59:48.80 ID:???
「Megachile pluto」の売買を取り締まる法的規制は今のところ存在しない。

調査に参加したプリンストン大学の昆虫学者でハチ専門家のイーライ・ワイマン氏は、今回の発見が、ハチの生態の理解向上へ
向けた研究へとつながり、絶滅を阻止するための取り組みに寄与することを期待すると話した。

今回の調査は、米自然保護団体「グローバル・ワイルドライフ・コンサベーション(GWC)」が支援して実現した。GWCは数々の
「失われた種」を再発見しようと、世界的な調査事業を立ち上げた。

「このハチを自然保護のシンボルとして世界的に有名にする方が、ただ静かに収集して忘れ去られていくより、種の未来は明るいと確信している」とGWCの広報担当、ロビン・ムーア氏は話した。

GWCは今年1月にも、南米ボリヴィアでオス1頭しか残っていないと思われていた希少なカエルの固体を複数発見したと発表している。
省6
454: [sage] 2019/03/09(土) 15:52:15.13 ID:???
外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
透明カエルの新種発見 エクアドル金鉱候補地で
地下資源の利権に翻弄される限られた生息地。希少な種の保護を阻む背景に汚職も
2019.03.08
 南米エクアドル、アンデス山脈のふもとの丘陵地帯を流れる小川のほとりで、美しい新種のアマガエルモドキが発見された。
この成果は、2019年2月26日付けの学術誌「PeerJ」で発表された。 (参考記事:「熱帯雨林の新種:グラスフロッグ」)

 アマガエルモドキは、皮膚が半透明で内臓が透けて見えるカエルだ。一生のほとんどを樹上で過ごすが、繁殖時は水辺に下りる。
今回見つかった新種のアマガエルモドキも半透明の体をしているが、背中に黄色の斑点が多数あり指には水かきがないという、
ほかの仲間と比べて珍しい特徴があった。 (参考記事:「緑色の骨を持つ半透明のカエル、ペルー」)

 この新種は、生息地のマンドゥリアク川保護区にちなんで、マンドゥリアクアマガエルモドキ(Nymphargus manduriacu)と
省11
455: [sage] 2019/03/09(土) 15:53:16.16 ID:???
 新種のカエルが見つかった地域は、エコミンガ財団という保護団体が所有している。しかし、エクアドル政府は、何の協議もせずに、
オーストラリアに拠点を置く世界最大の鉱業会社BHPの子会社であるセロ・ケブラドに採掘権を売却したのだ
(BHPにコメントを求めたが、返答はなかった)。

 環境や人権を専門とするエクアドルの弁護士エステバン・ファルコーニ氏は、開発を進める会社を相手取った訴訟に発展する
可能性があると話す。しかし、訴訟しても勝ち目があるかは不明だ。というのも、「エクアドルでは、石油の開発により経済を
てこ入れする思惑が外れたこともあり、近年鉱業を推進しようとしている」(米オレゴン大学の生態学者ルー・バンデグリフト氏)からだ。
現在のエクアドルでは、法廷は行政の影響を大きく受ける傾向にある。

 エクアドルでは、隣国のコロンビアやペルーに見られる大規模な鉱業プロジェクトは行われてこなかった。そうした中で、
開発が進む背景には汚職の問題がある。その代表がホルヘ・グラス元副大統領だ。グラス元副大統領は、ブラジルの
建設会社から1350万ドルの賄賂を受け取ったとして、2017年12月、懲役6年の判決を受けている。
省3
456: [sage] 2019/03/09(土) 15:54:14.03 ID:???
発見をカエル保護の大きな声に

 研究者は、発見したアマガエルモドキの新種を国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで、個体数が極めて減少している
「近絶滅種」に指定するよう提言している。 (参考記事:「絶滅と思われたカエルを再発見、13年ぶり、南米」)

 自然保護団体は、今回の件を、鉱業の影響でエクアドルの希少動物が大きな危機に直面していることを示す象徴だと考えている。

 エクアドルには600種近くの両生類が生息すると言われる。「そのうちの20%以上は、まだ分類学な記載がない『未記載種』のままだ」と、
エクアドルのジャムバツ両生類研究保護センターの所長ルイス・コロマ氏は言う。なお同氏は、今回の論文の研究チームの一員ではない。
(参考記事:「半透明のかわいい新種カエル、コスタリカで発見」)

 コロマ氏は続ける。「今回の研究は、この新種とその他の絶滅の危機に瀕する両生類を、鉱山開発から守る大きな抗議の声なのです」
省1
457: [sage] 2019/03/23(土) 21:14:05.75 ID:???
【温暖化】沖縄以南に生息する熱帯性種リュウキュウナガウニを和歌山で発見 京大[03/22]
2chスレ:scienceplus
458: [sage] 2019/04/02(火) 02:32:03.47 ID:???
外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
新種の極小カエルを発見 ホチキスの針サイズ
学名は「ミニ・マム」その脳は針の上に載るほど、マダガスカル
2019.03.29
 「とても小さい」ことを表す英単語をいくつ知っているだろう? 思い浮かぶのは「ミニチュア」(小型)、「ミニスキュール」
(微小)、「ミニマム」(最小)あたりだろうか。(参考記事:「新種のカエル3種を発見、ブドウ粒大」)

 これらの言葉は、アフリカ東岸沖のマダガスカル島で見つかった新種の極小カエル3種を説明にもなるが、学名でもある。
(参考記事:「世界最小の爬虫類、新種ミニカメレオン」)

 カエル3種に、それぞれ「Mini mum」「Mini ature」「Mini scule」と名付けたドイツ、ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘンの
進化生物学者マーク・シェルツ氏、これら3種とほかに2種の極小カエルの新種に関する論文を2019年3月27日付けで学術誌
省10
459: [sage] 2019/04/02(火) 02:33:12.64 ID:???
ウィットに富んだ学名には功罪も

 見つかった新種は、マダガスカルヒメアマガエル亜科の仲間。このグループのカエルはどれも小さく、今回の発見で
合計108種になった。マダガスカルでは毎年、平均10種が新種として記載されている。

 シェルツ氏の研究チームは、2014年に研究を始めて以来、40種以上を発見してきた。もちろん新種の発見は、決して
易しいことではない。小さなカエルはマダガスカル南東部にある隔絶された森の落ち葉や、北部山岳地帯のうっそうと
した草の茂みに暮らす。カエルを見つけること自体が難しいのだ。

 また、そもそも外見がよく似るカエルの形態的な違いを特定することは、通常の大きさであっても難しい。それが極小の
カエルともなれば、なおさらである。そこで今回の研究では、遺伝子を解析したり、マイクロCTスキャンでカエルの歯や骨の
わずかな違いなどを明らかにすることで、それぞれが独立した種であることを確かめた。(参考記事:「魚類スキャン計画が
スタート、約3万種完遂目指す」)
省5
460: [sage] 2019/04/02(火) 02:34:16.83 ID:???
 ただ一方で同氏は、今回の学名の付け方は「混乱を招きかねない」と懸念する。というのも、新たな属がつくられると、すでに
知られている生物が新たな科に再分類されたり、属名がすでに別の生物に使われているなどして分類に混乱を招くことがあるからだ。

 その好例が南米に生息するエディプスサラマンダー(Oedipina complex)だ。この両生類は、当初フロイトによる精神分析の概念
『エディプス・コンプレックス』と同名の「Oedipus complex」(近縁種はOedipus rex)と命名された。しかし、その後、別の属との
重複を避けて、Oedipinaに属名が変更されたという経緯がある。

「機知に富む学名を付けても、後でその生物をより詳しく調べた結果、学名を変更しなくてはならなくなることがあるのです」と
ハンケン氏は話す。

 今回発見した3種の極小カエルに「ミニ・マム」「ミニ・チュア」「ミニ・スキュール」という学名を付けたシェルツ氏は、一般の人たちの
興味を引くために選んだものだと主張する。「科学の多くは、そっけないのです。科学を身近にするためにも、こうした命名が
あってもいいと私は考えています」
461: [sage] 2019/04/09(火) 20:55:29.67 ID:???
外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
紫色の巨大なリスに遭遇した、なぜ紫?
インスタグラムで写真が話題、インド
2019.04.09
 インド南部で出会った動物に、アマチュア写真家のカウシック・ビジャヤン氏は衝撃を受けた。濃い赤紫色をした巨大なげっ歯類が、
木の枝から枝へ飛び移っていたのだ。

 ビジャヤン氏は、体重1.8キロほどもありそうなこのげっ歯類の写真をインスタグラムに投稿。すると、ネット上でたちまち話題になった。
写真はケーララ州で撮影されたものだが、このリスが本物だと信じようとしない人もいた。何しろ、黒、クリーム色、そして濃い
赤紫色の鮮やかな体色をしていたのだから。しかし、インドオオリス(Ratufa indica)は実在の動物だ。マラバルオオリスとも呼ばれている。(参考記事:「セクシーポーズをきめるリス 愉快な写真の秘密」)

「まさにこういう姿です。見事な写真です!」と、米アリゾナ大学の保全生物学者で『Squirrels of the World(世界のリス、
省11
462: [sage] 2019/04/09(火) 20:56:29.31 ID:???
外部リンク:natgeo.nikkeibp.co.jp
「この4種はよく目撃される、ありふれた動物ですが、どれも個体数は減少していると考えられています」と、コプロウスキー氏は話す。

 紫色の巨体だという以外にも、インドオオリスには、他のリスにほとんど見られない特徴があると指摘するのは、米カーネギー
自然史博物館の哺乳類担当学芸員、ジョン・ワイブル氏だ。

 インドオオリスは、木の実や種子を地中に埋めるのではなく、高い木のこずえに食べ物の貯蔵場所を作るのだという。

インドオオリスはなぜ紫色なのか?

 近縁のグループの中でさえ、インドオオリスの強烈な色は目立つ。どういう進化の作用で、こんなに目を引く毛の色になったのか、
疑問に思わずにはいられない。(参考記事:「ギャラリー:地球の奇跡!目を疑うほど色彩豊かな動物たち 写真42点」)
省7
463: [sage] 2019/04/28(日) 21:35:56.45 ID:???
外部リンク:www.afpbb.com
希少なカメ、ロイヤル・タートル20匹を川へ、繁殖に期待 カンボジア
2019年4月27日 18:22 発信地:ボントラック/カンボジア [ カンボジア アジア・オセアニア ]

【4月27日 AFP】カンボジアで26日、希少な淡水ガメ、ロイヤル・タートル20匹が国内の川に放流された。ロイヤル・タートルは、
密猟や違法な川砂の浚渫(しゅんせつ)などでかつては絶滅の危機に直面していた。

 正式にはバタグル・アフィニス(Batagur affinis)に分類されるロイヤル・タートルは、捕獲や川砂の浚渫により、繁殖地である岸が
破壊されたことで絶滅の危機にひんし、カンボジア国内では2000年に絶滅したとみられていた。しかしその後、巣が発見されて保護活動が始められた。

 この日は、仏教徒の僧侶らがお経を唱え、儀式用の花束がささげられる中、20匹のカメが同国の南西部
シアヌークビル(Preah Sihanouk)州を流れるスレアンベル(Sre Ambel)川に放流された。

 自然保護団体は、ロイヤル・タートルの新たな繁殖に期待を寄せている。(c)AFP
464: [sage] 2019/05/08(水) 21:48:50.26 ID:???
外部リンク[php]:www.newsweekjapan.jp
2年越しの調査で絶滅危惧種ジャワヒョウ10頭確認 インドネシア、保護政策が課題に
2019年5月6日(月)19時30分 大塚智彦(PanAsiaNews)
<絶滅したと思われていた野生動物でも、熱帯のジャングルに身を潜めて生き延びていたものもいる。だが、彼らが危機に瀕していることに変わりはない>
インドネシアのジャワ島にだけ生息する絶滅危惧種のジャワヒョウが、自然保護団体がジャングルに設置した隠しカメラによって10頭確認された。

インドネシアでは同じく絶滅危惧種のジャワサイの死骸が3月21日に西ジャワで発見され、残る個体数が67頭に減少しているなど、森林開発、
違法伐採、密猟などで野生動物が絶滅の危機に瀕していることが問題になっており、国を挙げての保護対策が急務となっている。

自然保護団体「コンサベーション・インターナショナル(CI)」インドネシア支部と「西ジャワ自然資源保全センター(BBKSDA)」などによる合同チームは
西ジャワ州グントゥールのパパンダヤン保護林でジャングル内に隠しカメラを仕掛けて調査を行った。その結果、10頭のジャワヒョウ(オス3頭、メス7頭)の
生息を確認した、と地元紙「ジャカルタポスト」が5月4日に報じた。
省6
465: [sage] 2019/05/08(水) 21:50:13.15 ID:???
ジャワトラはすでに絶滅

インドネシアのジャワ島には固有の動物が確認されており、かつては同じ大型の食肉目ネコ科であるジャワトラも生息が確認されていたが、
1976年の目撃情報を最後に生存が確認されておらず1980年代に絶滅したといわれている。

ところが2017年、ジャワ島西部バンテン州にあるウジュン・クロン国立公園内で職員が撮影した動画に生きているジャワトラらしき動物が写っていた。
同国立公園にはジャワヒョウも生息していることから「絶滅したとみられているジャワトラか、個体数が激減しているジャワヒョウか」とニュースになったが、
映像からはどちらなのかは断定できずに調査が続けられたが、確定的なことは現在もわかっていない。

このほかに約100年前に絶滅したとされる動物にジャワゾウがある。最近、ボルネオ島のボルネオコビトゾウがそのジャワゾウの子孫ではないかとの
研究結果が世界動物基金(WWF)によって報告されている。

外部リンク[php]:www.newsweekjapan.jp
2017年には4頭の生息が確認されたジャワヒョウ
省7
466: [sage] 2019/05/08(水) 21:51:39.31 ID:???
このようにジャワ島では固有の野生動物が絶滅の危機に瀕していたり、あるいはすでに絶滅している例が多くある。

「動物より人が優先」で、動物保護や自然環境保全などが後回しあるいは忘れられることも多いインドネシアだが、「一度絶滅した動物は二度と戻らない」
ことを肝に銘じて、自然・環境問題についての対策を少しでも政治主導で上げる努力をジョコ・ウィドド大統領に期待したい。
467: [sage] 2019/06/18(火) 03:23:40.22 ID:???
外部リンク:ja.wikipedia.orgシュンドルボン
シュンドルボン(英語:The Sundarbans、 ベンガル語:????????、 ヒンディー語:???????)はバングラデシュ・クルナ管区南部にまたがり、
インドに接して広がるマングローブの群生地帯。バングラデシュ側はそのほとんどの地域が政府によって保護されており、
1997年には国際連合教育科学文化機関の世界遺産(自然遺産)に登録された。シュンドルボンはベンガル語で
「美しい森」を意味する。ヒンディー語ではスンダルバンと呼ばれる。スンダルバンス国立公園も同様の保護区である。

バングラデシュ政府がシュンドルボン内に火力発電所の建設を進めており、ユネスコ(世界遺産センター)と国際自然保護連合(IUCN)が
警告を発しているが、バングラデシュ政府は意に介しておらず、世界遺産委員会は危機遺産指定や登録の抹消を示唆している[1]。

外部リンク:www.afpbb.com
バングラデシュで撲殺されたオオカミ、80年ぶりに確認された希少種だった
2019年6月17日 12:54 発信地:ダッカ/バングラデシュ [ バングラデシュ アジア・オセアニア ]
省8
468
(1): [sage] 2019/07/12(金) 20:17:59.78 ID:???
外部リンク[php]:www.phuketnaturetours.com
プーケットの動物たち
469: [sage] 2019/07/12(金) 21:20:13.60 ID:???
>>468のアンフリサスキシタアゲハの前翅が紫がかっているのが気になった

かつては「ミランダキシタアゲハのボルネオ産のオスは前翅が紫色で
ムラサキキシタアゲハとも呼ばれる。多量に流通している大型のスマトラ亜種は
紫色にならない」なんて書いてあったり
あるいはリーデリーキシタアゲハ(タニンバルキシタアゲハ)が前翅が紫色と呼ばれたり

個人的に、クサビモンキシタアゲハの前翅に何故か紫色の強く輝く鱗粉があるのを
見た事があったり(何かのはずみでついちゃったのか)

このアンフリサスは本物だなあ
素晴らしい
プーケットなんて観光地でも、場所によってはいると
470: [sage] 2019/08/08(木) 18:40:17.29 ID:???
外部リンク:www.mdpi.com
ゴムの木から樹液を採取する自走式マシンの研究

これは天然ゴム価格を大幅に下げるかも?しかし
同時に大量の失業者を生み出すかなあ
471: [sage] 2019/10/23(水) 18:32:30.44 ID:???
・アマゾン生息の鳥、世界一大きな鳴き声を記録 求愛行動で

動画:動画リンク[YouTube]


【10月22日 AFP】南米アマゾン(Amazon)北部の山岳地帯に生息するスズドリがこのほど、同じくアマゾンに生息する
ムジカザリドリの記録を抜き、世界で最も鳴き声が大きい鳥に認定された。

 スズドリの雄は、耳をつんざくような鳴き声を発して雌に求愛行動をする。その鳴き声は
クラクションに似ていて、音量はくい打ち機と同じ騒音レベルに達している。

 今回、鳴き声の録音に成功したのは、米マサチューセッツ大学アマースト校(University of Massachusetts Amherst)の
生物学者ジェフ・ポドス(Jeff Podos)氏とブラジル国立アマゾン研究所(INPA)のマリオ・コーンハフト
(Mario Cohn-Haft)氏の研究チームで、論文は米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に21日、発表された。
省7
472: [sage] 2019/10/23(水) 18:35:06.30 ID:???
 さらに雄は、雌がいるまさにその場所に向かって2声目を発したが、
雌はその求愛行動を受け入れず、4メートルほど後方に飛んだという。

 なぜ雌が、それほど近い場所で自発的に、最大113デシベルもする雄の鳴き声に身をさらすのかは
明らかになっていない。113デシベルとは、人間が痛いと感じる閾値(いきち)を上回っており、
大音量のロックコンサートや60メートル先で離陸出力に達したターボプロペラ機の音に匹敵する。

 ポドス氏は「雌は聴覚を傷つける恐れがあるものの、雄を近くで評価しようとしているのかもしれない」と述べた。

 さらに研究チームは、スズドリの鳴き声の音量が大きくなるほど、発声が短くなることも発見した。空気の流れを
制御し、音を発生させるスズドリの呼吸器系能力に限界があることから、このようなトレードオフが起こるという
仮説を研究チームは立てている。

 このことは、性淘汰(とうた)、つまり繁殖に有利な特性の選択を通じて、スズドリがどれほどの
省3
473: [sage] 2019/11/13(水) 18:38:37.80 ID:???
外部リンク:headlines.yahoo.co.jp

【エーエフピー=時事】絶滅寸前と考えられていた小型のシカに似たマメジカの希少種が、ベトナム北西部の
ジャングルの中で約30年ぶりに発見された。11日の英科学誌「ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション
(Nature Ecology and Evolution)」に論文が掲載された。

 背から横腹にかけての銀色の毛が特徴的なマメジカの一種(学名:Tragulus Versicolor)が初めて記録に
登場するのは1910年。ベトナム・ホーチミン(Ho Chi Minh)の北東約450キロにあるニャチャン(Nha Trang)近辺で
発見された数頭の個体を基に記録が取られた。1990年以降は確認された目撃例がなく、専門家の間では、
狩猟によってほぼ絶滅しているのではないかと思われていた。

 しかし、ベトナム人生物学者のアン・グエン(An Nguyen)氏は長年、このマメジカの一種がまだどこかに
生息している可能性があるのではないかと考えていた。グエン氏は、独ライプニッツ野生動物研究所
省10
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