【剣と魔法】ファンタジークエスト【TRPG】 (325レス)
1-

89: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/03(月)18:30 ID:n+G+P7Wd(3/3) AAS
☆アイテムデータ

【スーパーなキノコ】
"緑の帽子亭"で貰った危険な外見のキノコ。
店の看板メニューらしいが味と効能の保証は出来ない。
90: 2018/09/03(月)20:18 ID:NaG/sblJ(1) AAS
お化けが出るルイージダンジョン!
91: 2018/09/03(月)23:41 ID:pWLAkBiG(1) AAS
ルイージがアタマに

ウンコ乗せてる
92: 2018/09/04(火)08:04 ID:KfEsn3Ll(1) AAS
白ウンコ発見?
93: キャトラ 2018/09/04(火)19:49 ID:agwZeUh3(1) AAS
「こう見えてダンジョンアタックはちょっとした腕前でさ、
具体的には目ぼしいものは見つけられず帰ろうとしたところ
うっかり落とし穴に落ちた拍子に冒険者が落としたらしき100Gを見つけたぐらいの腕前だ!」

(※文字通りのちょっとした腕前だった!
しかし冷静に考えてみると大勢の冒険者が訪れるダンジョンで都合よく
めぼしいものが残っているはずはなく、現実的にはそんなものではないだろうか)

何はともあれ道具屋を訪れる。
省9
94: 2018/09/05(水)03:11 ID:oo8yLi3T(1) AAS
せいすい=ウンコとションベン
常識だよ 
95: 2018/09/06(木)12:13 ID:LDPcfNkU(1) AAS
カチャカチャ
パンパン

二階堂
96: エル 2018/09/06(木)13:56 ID:URES7W6B(1/2) AAS
久しぶりに水龍のガルゲイルおじさんに会ったエルは、長い話に付き合いながら、どうにかハジマーリの街へとたどりついた頃には、太陽が真上に来ていた。

もうこんな時間か、既にダンジョンに向かったかな?

そう思いながら上空から街を見回すエル。
まぁ、普通の人間にはおいら達エルフの姿は見えないんだけど、魔王の復活の影響だろうか、途中ですれ違う旅人や商人たちがおびえてるような気配があったので見えているような気もして、用心することにした。
97: 2018/09/06(木)17:35 ID:OVkZY4n6(1) AAS
糞尿や


続き
98: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/06(木)18:55 ID:q1VTl20N(1/2) AAS
>「こう見えてダンジョンアタックはちょっとした腕前でさ、
>具体的には目ぼしいものは見つけられず帰ろうとしたところ
>うっかり落とし穴に落ちた拍子に冒険者が落としたらしき100Gを見つけたぐらいの腕前だ!」

「僕はキャトラが怪我しなくてホッとしてるよ」

そんな感じで雑談しつつ、僕はダンジョン探索の厳しさを思い知った。
幸い、ルイージの墓場はまだ完全に攻略されたという話は聞かない。
目玉である伝説の武器さえ無事ならそれでいいのだ。
省16
99
(1): シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/06(木)18:56 ID:q1VTl20N(2/2) AAS
ハジマーリの街を出てほど近い、荒涼とした大地に眠る広大な洞窟。
その最奥部で眠る者こそ伝説のパーティーの一人、"緑の勇者"ルイージだ。
冒険者を試すように罠が幾重にも仕掛けられており、多分に危険になっている。

加えて最近では探索に向かった冒険者が軒並み行方不明になっているとか。
ルイージの呪いだと人々は口を揃えて言い、ハジマーリの街の住民は呪いに怯えている。

「これがダンジョンかぁ……薄暗くって何もわからないね……
 それにしても、魔王を封印するような人が後世の人間を呪うのかなぁ……」
省24
100: 2018/09/06(木)19:30 ID:smxIWFdd(1) AAS
自演のにおいってすげー


101: エル 2018/09/06(木)22:08 ID:URES7W6B(2/2) AAS
>>99
エルはハジマーリの街の出口に微かに小さくなる二人組見つけた。
あ、あそこか、よし!この距離なら追いつきそうだ。
そう安心したが、先ほどのカルゲイルの話が頭をよぎった。なんでもあの洞窟は来る者を惑わすために幾つもの仕掛けがある。中でもその入り口じゃ。
何にもない入り口だと入ると大けがする。中には荒涼の4戦士がそれぞれ、スケルトンの洞窟、ガルーダの洞窟……あと、なんだったかのぉ、それぞれの領地じゃで兎に角、
入り口だけは間違えるな、この水龍の飛沫を掛ければ、その入り口が本物かどうか解る。緑にひかった入り口にはいられよ、尊い若きエルフの王よ!

そんなやりとりを思い出しだのもつかの間、あっ!
省5
102: 2018/09/06(木)23:56 ID:v9RVmc0o(1) AAS
足立区に

悪いやついない

でも便器多すぎ
103: キャトラ 2018/09/07(金)22:13 ID:eoRwOAuU(1) AAS
>「これがダンジョンかぁ……薄暗くって何もわからないね……
 それにしても、魔王を封印するような人が後世の人間を呪うのかなぁ……」

「飽くまでも噂だからね……実際のところはどうだか」

単に魔王の復活が近くなり魔物が強くなった結果という可能性も考えられるわけで、
もしそうだとしたらルイージにとっては酷い風評被害だ。

「よし、先に行くよ」

スカウトの罠発見技能を生かして先頭を行くことにする。
省25
104: 2018/09/07(金)23:28 ID:h/kKxPjn(1) AAS
的に刃物は糞尿系の敵には効きにくいと言われているが…… 
特化型戦士のような強い膂力は無くとも弱点を突いて大ダメージを与えることが出来るのがスカウト系クラスの特徴だ。 

「糞あり!」 

数撃打ち合った後に剣を糞尿の関節部分にヒットさせる。 
糞尿はそこからバラバラになり崩れ去った。
しかし後ろにまだ多くの糞尿が控えており、一斉に襲い掛かってくる。 

「流石にこの糞はキツいな……そうだ! シリル――合体技だ。オレの剣に魔法の付与を!」 
省3
105: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/08(土)17:17 ID:jEoZuaRy(1) AAS
流石は前衛職、スケルトンとの斬り合いに一歩も退くことなく一体倒して見せた。
残るは九体。一斉に襲い掛かってくるのを見て、キャトラはきりがないと判断したようだ。

>「流石にこの数はキツいな……そうだ! シリル――合体技だ。オレの剣に魔法の付与を!」

合体技――!ロマンの塊ツープラトンだ!!
スケルトンといったアンデッドの弱点属性といえば炎や光。
ちなみに僕は暗黒魔法の使い手なので闇だ。一般的に相性は微妙なところだが、
アンデッド系を支配下における死霊術も闇属性なので一概には言えない。
省8
106
(1): キャトラ 2018/09/08(土)18:44 ID:q1wFGOvf(1) AAS
>「分かった!ショック!」

剣がまとうは漆黒の雷――

>「あとは奴らの動きを止める……!バインドっ!!」

「グッジョブ!」

動きが止まったスケルトン達の渦中に突撃し、剣を円状に振るう。
シリル:ショック+ キャトラ:回転斬り。名付けて――
省20
107: 2018/09/08(土)19:51 ID:7P2aBoXn(1) AAS
つまり、ルイージマンションは

糞屋敷だったんだよ!

三村「なんだって!?」
108: エル 2018/09/09(日)18:44 ID:v1I1WYqz(1) AAS
>>106
ショックウエーブゥゥゥ!

エルは洞窟の奥の方から響く声と微かに光る青白い閃光に二人の場所が分かった、が

さてどうしよう
意気揚々と来ては見たものの、おいらがいっても邪魔なだけかも知れないし……そもそも人間にエルフは見える訳ないし……
そんな想いでじっとその場で奥を見つめるだけしか出来なかいエルだった。
109: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/09(日)20:06 ID:+Z9oAXKA(1) AAS
雷を纏った剣はスケルトン目掛け、回転しながら放たれた。
波紋状に広がる雷撃が骸骨たちを一気になぎ倒し、骨を砕く。
ショックは初級にあたる魔法だが、合体させるだけでこうも威力が上がるとは。

>「そういえば……聖水をかけなきゃ復活するんだったね」

キャトラが砕け散った骨に調味料的聖水を振りかけると、浄化の燐光が注ぎ、
なんと目映い光と共にスケルトンにされてしまった人たちが元に戻ったのだ。

「これが調味料の力なのか……!?」
省17
110: 2018/09/09(日)21:18 ID:xmQxFjHw(1) AAS
リジェクトの結果

それは

糞尿

だと判別された
匂いで気づけよ!
111: キャトラ 2018/09/10(月)21:19 ID:Iuc6zk37(1/2) AAS
>「待て。君達は素性が怪しいぞ。こんな罠だらけのダンジョンにツアー客? 冗談は止めたまえ」
>「君達の正体の可能性は3通りある。
 ?――聖水の効果が凄くて命を拾った盗賊の類。
 ?――スケルトンがまだ生きていて人間の姿に化けている。
 ?――ダンジョンに潜む魔物が仕掛けた人払いの幻……ってところかな」

シリルが紅茶好きの伝説の名探偵ばりに名推理を披露しはじめた。さすが相棒。

「んー、まあそこはツアーでも盗掘ツアーとかトレジャーハントツアーとか
省12
112: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/10(月)22:16 ID:ZcqLpm4i(1) AAS
ごめん、黙って進めようかと思ったけど僕がおかしかった。
このまま進むけど意地の悪いレスをしてしまい申し訳ございません。気を付けます。
113: キャトラ 2018/09/10(月)22:31 ID:Iuc6zk37(2/2) AAS
作中人物と中の人を混同してないので全然大丈夫
こちらこそ適当過ぎたかもしれないけど現時点では色んな可能性を残しとく的な意味で……
114
(1): エル 2018/09/10(月)22:45 ID:paYPkM9t(1) AAS
お、おいらは適当に無視してもいいんだからねつ!

てか、ほとんど絡んでないけど(>_<)
115: 2018/09/10(月)23:15 ID:nlzmWIAw(1) AAS
>>114
キモいからほんと消えて

つ「包丁」
116: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/14(金)18:15 ID:6/ONk5tX(1) AAS
世の中が白と黒の二つに分かれているとして、僕はうっかり黒の方へ足を踏み入れたようだ。
女神の神託を受けておきながら、なんて危険な手段を取ってしまったんだろう。
結局真実が明らかになる事はなく、僕たちは先に進むことになった。

「ごめん、余計な事しちゃって……悪気はなかったんだ」

どうにもばつが悪い。穴があったら入りたい。
もっとも、死相が出ているとはいえ墓穴に入る気はないよ。
こういう時、故郷の魔法学校で廊下に突っ立たされた事を思い出す。
省15
117: キャトラ 2018/09/14(金)23:51 ID:FjOPFbx1(1) AAS
「やっば、怒らせたかも! 逃げろ逃げろ!」

シリルの突然の攻撃に怒った自称ツアー客達が壁から這い出て来る前に急いでその場から離れる。
その道中。シリルが神妙な面持ちで謝ってきた。

>「ごめん、余計な事しちゃって……悪気はなかったんだ」

「気にすんなって!
本当に親切な人達だったらまずかったかもだけどもし敵なら結果オーライってことよ!
それより解き明かすべき謎はルイージの呪いだ……!」
省27
118: 2018/09/15(土)00:42 ID:ag5RQUcv(1/2) AAS
AA省
119: 2018/09/15(土)00:43 ID:ag5RQUcv(2/2) AAS
そして>>1は自演する

(そして命は流転する)
120: 2018/09/15(土)02:49 ID:1opsYNQA(1) AAS
糞は育てるもの
121: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/16(日)16:06 ID:vDX4YTX5(1/3) AAS
否応なしにトロルスケルトンとの戦闘が始まると、キャトラの動きは速かった。
身軽さを活かして相手の足元を潜り、背中に回って短剣で一閃。
不死のアンデッドにも関わらずトロルスケルトンは悲鳴を上げた。

>『貴様、まさか……』

>「そう、そのまさかさ――ハジマーリの街名物、かけて炒めればあら不思議、
>どんな素材も美味しく仕上がる聖水!」

どうやら短剣に聖水を掛ける事で即席の祝福儀礼を施したという事らしい。
省20
122: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/16(日)16:09 ID:vDX4YTX5(2/3) AAS
今はエルが絡みづらいだろうからスケルトンの洞窟が終わるまで
話を進めるんだけど大丈夫かな?いつ絡んでも大丈夫だからね。
123: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/16(日)16:16 ID:vDX4YTX5(3/3) AAS
早速間違えてたのでちょっと訂正……すみません。

×「荒涼の四戦士、と言ったね。他にもいるのか……?君達のような魔物が?」
〇「荒涼の四戦士、と言ったね。他にもいるのか……?君のような魔物が?」
124: 2018/09/17(月)01:35 ID:4Vf6Sxjd(1) AAS
ウンコである以上
どっちも同じと思うの

ウンコ大明神まだ〜♪?
125
(1): キャトラ 2018/09/17(月)20:29 ID:iVReH0b5(1) AAS
>「参ったな……これじゃまだ攻略されてない訳だ!
 正解を見つけるまで途方もなく時間がかかるじゃないか」

「この洞窟はここで行き止まりみたいだ。とりあえず入り口まで戻ってみよう」

どうするかは後で考える事にして入り口まで戻ってみる。
入り口は全部で4つあった。

「……残りのどれかが正解ってこと? あてずっぽうでいくと三分の一かあ。……ん?」

よく見るとたった今出てきた洞窟の入り口に、
省3
126: 2018/09/18(火)00:36 ID:E+iY06/t(1) AAS
>>125
ねえ
自演するのもいいけどさ

僕と郊外でウンコバトルしようよ(*´・ω・)

絶対たのしいよ!
127: 2018/09/18(火)10:00 ID:sOea7gqk(1) AAS
あ、俺の友達が中学時代RPGツクール1で即興で作ったRPGのタイトルと同じ名前だ
これで長続きしなかったらあんまりいい名前じゃないって事になるな(?)
128: 2018/09/18(火)12:12 ID:DHFy2lgM(1) AAS
糞ゲー確定やなw
まさに
129: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/23(日)00:00 ID:SmwHZXKy(1) AAS
一度入り口まで戻ってきた僕たちは宝を探り当てるため、
火で焙ったりして何とか正解が分からないか知恵を搾っていた。

戻る途中、スケルトンの洞窟で人間に戻った人たちは忽然といなくなっていた。
その答えは呪いの正体と併せてダンジョン攻略に見出すしかない。

ちなみにトロルスケルトンはあの洞窟の主でもあるらしく、とどめを刺す必要もないのでそのままにしておいた。
まさか外れを引いた上に頭脳労働までやらされるとは、まったく僕たちはルイージの墓場を見縊っていた。

「うーん……聖水をかけてみるなんてどうかな……?」
省16
130: 2018/09/23(日)00:37 ID:kul/SHQQ(1) AAS
お前本当オナニみたいな文章書くよな
一人でやってて楽しいの?

チャララーとか、ヤバい気配がするよ
じゃねーよ

なあクソル
131
(1): 2018/09/23(日)12:21 ID:ZM4IQPcj(1) AAS
ルイージの呪いはどーした? 
132: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/23(日)13:17 ID:fiaLpEab(1) AAS
>>131
何やってんだ僕〜〜。
呪いについては……いずれ分かる……はず。

【☆旅の仲間大募集2】

ファンタジークエストではじめるお手軽冒険譚!
そこの君、一緒にルイージの墓場を探索してみませんか?
待ち受けるボスキャラ『荒涼の四戦士』を倒すだけの簡単な冒険です!
省5
133: 2018/09/23(日)16:27 ID:OwORwiLr(1) AAS
早速倒してきたよ!

じゃあ全部ください!

(ウンコ勇者は聖水浴びて溶けた)
134: 2018/09/25(火)10:55 ID:R8Y1SItk(1) AAS
◆ロールプレイング・ノベル入門【1】◆
2chスレ:mitemite

【VRP=バーチャル・ロールプレイング】
コテハンで架空のバーチャル・キャラクターを作って、ロールプレイをする遊びです。
応用すればTRPGや、個人あるいは共同での小説執筆のようなことも可能です。

RPNとはVRPを基礎とし多人数で小説創作のようなことを行う遊びと演習を兼ねた究極のメソッドです。
135: キャトラ 2018/09/26(水)00:23 ID:9ASsJSl/(1) AAS
>「……そうだ! チャラララー、シリルの占いコーナーッ!」
>「ダラララララ↓……(※ドラムロールの口真似です)……ランッ↑」

運命の杖は二番目の洞窟を示した。
その洞窟からは、いかにもヤバげな羽音が聞こえる。

「マジでここで大丈夫!? アカン羽音が聞こえるけど!」

>「……棒倒しじゃダメか……ヤバい気配がするよ」

と迷走しているところに、手に意味ありげなベルを持った白い法衣をまとった人物が現れた。
省17
136: 2018/09/26(水)11:54 ID:57kZzwpV(1) AAS
ベルはウンコとともに

粉々に砕け散った!
137: 2018/09/26(水)14:47 ID:r2Ptf4N5(1) AAS
そのあと糞遊びが始まったんや!

ええで
138: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/26(水)18:59 ID:gUvp2xwa(1/7) AAS
僕が全力で迷走しているところに現われたのは法衣をまとった謎の人物だった。
法衣の人物は老人のような口調で、複雑な紋様が施された純金のベルを渡してくれた。

>「ロールプレイングのベルだって!?
>鳴らせばあらゆる呪いが解けるとかいう噂のお宝じゃないか!」

「そんなアイテムがあったとは……! 僕も知らなかった」

>「こんないい物をありがとう! ……あれ?」

高価そうなベルに目を奪われている間に法衣の人物はいつの間にかいなくなった。
省8
139: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/26(水)19:00 ID:gUvp2xwa(2/7) AAS
再開ついでにここで今までの経過を整理してみようと思う。
最初の洞窟で僕の予想は外れた。『荒涼の四戦士』は呪いの一端ではなく勇者の使い魔だったのだ。
たしかに、勇者の死後この洞窟を守り続けて来たであろう彼らが、呪いの正体だとは考えにくい。
呪いは最近発生してる現象だから、ずっと洞窟を守ってる荒涼の四戦士とは関係がないと推測できる。

では一体呪いとは何なのだろうか。
まぁ、呪いに出くわさないのが一番かもしれないんだけど……。
魔王の復活を阻止する人間が人々を困らせている原因を無視して宝だけ狙うのも沽券に関わる。
省12
140: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/26(水)19:04 ID:gUvp2xwa(3/7) AAS
そう言ったきり、僕はつい物思いに耽ってしまった。遺体の奇妙さについて考えてしまったのだ。
この洞窟、魔物らしい魔物もいないのに誰に刺されたのだろうか、と。
少なくとも僕たちはここに辿り着くまで一度も魔物に出くわさなかった。
剣を固く握りしめているあたり戦った形跡は確かにあるが、誰と戦ったのだろう。

「ねぇ、これってもしかして……」

前回の反省もあるので、断定はできない。
だが、そういう推測も可能だ。
省7
141: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/26(水)19:07 ID:gUvp2xwa(4/7) AAS
幻想の女王じゃなくて樹海の王女だった……ごめん。
余談だけどこのスレの〇日ルールは強制パスになるだけだから
いつでも復帰して大丈夫だよ(連絡を入れるのが一番だけど)。
142
(1): キャトラ 2018/09/26(水)20:47 ID:nwWVkgE+(1) AAS
>「冒険者ギルドに持って帰れば、誰か分かるかもしれないね
 家族がいるなら亡くなったかどうか知りたいだろうし……」

そこまで言って言葉を止めるシリル。またもや推理が始まったようだ。

>「ねぇ、これってもしかして……」
>「自分たちで殺し合ったんじゃないかな……」

「え、いやいや、そんなまさか……」

今回に限っては迷推理であってくれ、と願うも、状況を見れば見るほど筋が通ってしまう。
省14
143: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/26(水)23:36 ID:gUvp2xwa(5/7) AAS
(キャトラ、上手く避けて!)

果たせるかな、心臓目掛けて振り下ろした凶刃は難なく躱された。
勢いのまま両膝を地面につき、顔が勝手に右を向いた。
視界の端に相方を捉えたかと思うと、不意にローブの内へ彼の手が入り込んでくる。

僕はそれを払うこともできず、腰に帯びていた杖を奪い取られてしまう。
すかさず闇の中でキャトラが動き、脳天めがけてこぶのような杖の先端が落ちてきた。
僕の身体は慌てて上体を仰け反らせて避けると、短剣を片手で握り直す。
省12
144: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/26(水)23:37 ID:gUvp2xwa(6/7) AAS
「はぁ……はぁ……危なかった……」

これは間違いなく呪いによるものだ。それが自然的なものか、人為的なものかはわからない。
だが、この呪いに引っ掛かったパーティーは皆お互いに殺し合って命を落としてきたのだろう。
法衣の人物がいなければ、僕たちも遠からずそうなっていただろうと思うと身が震えた。

「さ、さぁ、先を急ごう。ロールプレイングのベルを鳴らしながらね」

もうあんな恐ろしい目に遭うのはごめんだ。
そう言いながら立ち上がり松明を拾おうとすると、僕は先程のキャトラと同じく盛大に転んだ。
省11
145: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/26(水)23:54 ID:gUvp2xwa(7/7) AAS
>>142
ごめん、僕が適当なのでその辺は設定後も曖昧……。
けどたしかにエルは不定期でも大丈夫だね。

今は前に決めた投下期限の5日+キャトラの提案で進めるね。
(期限は7日にするか未だに迷ってるんだけど、現状は5日に落ち着けておくよ)
とにかく、僕もいつでもエルの復帰をお待ちしています。
146: 2018/09/27(木)00:22 ID:Fe8GnULq(1/2) AAS
俺もお前の自演支援するよ
確かウンコ投下するんだったね?
147: 2018/09/27(木)00:22 ID:Fe8GnULq(2/2) AAS
俺もお前の自演支援するよ
確かウンコ投下するんだったね?

せいいっぱいの ウンコ
148: 2018/09/27(木)08:12 ID:7IcG8mBz(1) AAS
クスリきめてんな
ここの1
149: キャトラ 2018/09/29(土)21:31 ID:oeSPFuZG(1) AAS
>「さ、さぁ、先を急ごう。ロールプレイングのベルを鳴らしながらね」

「うん、どこの誰だか知らないけど本当に感謝だよ」

そう言ってロールプレイングのベル片手に歩き始める、とシリルがいきなり転んだ。

>「うわぁぁっ!!?」

一難去ってまた一難。二体の冒険者がゾンビと化して襲い掛かってきた。
組みつかれたら無力な魔法使いを寄ってたかって狙い撃ちにするあたり、知性があると見える。
しかし裏を返せばこっちはガラ空きというわけで……
省13
150: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/30(日)11:29 ID:V07LNdtc(1/3) AAS
冒険者のゾンビに組みつかれて抵抗できない。けど持つべきものは旅の仲間だ。
キャトラが逃げ出す隙を作りだし、僕は慌てて地面から立ち上がり態勢を整える。
ロールプレイングのベルで殴られるとゾンビはがくりと動かなくなった。

>「さあ今のうちに!」

「うん!」

差し伸べられた手をしっかり握る。急いで逃げようとしたときだった。
言葉を紡ぐことのないゾンビの口がかすかに動いた。
省10
151: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/30(日)11:30 ID:V07LNdtc(2/3) AAS
行き着いたのは"ロードスライムの部屋"と書かれた場所だった。

「開けよう。どうかここが正解でありますように!」

重い鉄扉を開けると、ぴょんぴょんと透明の塊が僕らを迎えてくれた。
楕円っぽい形状にどんぐり眼をくっつけた魔物。スライムだ。

「重要な場面で脱力させないでよ、もうー」

力は皆無だけど人間を積極的に攻撃してくる不可解な魔物だ。
僕は透明の塊に触ろうとすると、足に突進してきた。痛くはない。
省8
152: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/09/30(日)11:33 ID:V07LNdtc(3/3) AAS
ロードスライムの背後には入り口と同じような意匠をした鉄扉がある。
ようやく辿り着いた。ここが墓場の奥へと続く正解の洞窟なんだ。

「逃げる気はない!僕たちには墓場の呪いを解く役目がある!」

ロードスライムは珍しいものをみるような目で僕たちを見た。
そして少し考え込んだ様子のあと、会話に応じてくれた。

「それでも通すことはできん。荒涼の四戦士の役割は領地の守護。
 邪悪なる者の呪いにどれほど荒らされ変わり果てようともな。
省8
153: 2018/10/01(月)08:04 ID:9tcpBtGc(1) AAS
その自演さ、
やってて空しくならない?

ねえ?
154: キャトラ 2018/10/04(木)21:26 ID:qSiVxNOf(1) AAS
>「開けよう。どうかここが正解でありますように!」
>「重要な場面で脱力させないでよ、もうー」

扉を開けたオレ達を出迎えたのは、駆け出し冒険者が街から出て
最初に遭遇するモンスターとして名高いスライムであった。

>「よくぞ参られた冒険者達よ。我が名はロードスライム」

大層な演出と共に、人間型を取ったスライムが現れた。
決して王冠を被った大きいだけのスライムではない。
省20
155: 2018/10/05(金)12:36 ID:z3fwd9g7(1/2) AAS
そう言う
キャトラの尻からは

大粒の糞がボトボトと垂れていた
156: 2018/10/05(金)12:36 ID:z3fwd9g7(2/2) AAS
誰かが言った

「楽しいの?」
157: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/10/06(土)00:13 ID:DulVRNiB(1/3) AAS
>「ふっふっふ、弱点は知っているぞ――ズバリ王冠だな!?
>何故ならロードスライムをロードたらしめるのは王冠だからだッ!」

「キャトラってばもう……そんな冗談言ってる場合じゃないよっ」

「ほう、面白い珍説だ。ではこの鉄王冠を奪ったあかつきには君達の力を認めてやるとしよう」

言うや否やロードスライムの身体の一部が分離した。
小さなスライムの群れとなって僕たちに体当たりを敢行してくる。
スライムといっても最初のスライムと違って顔はない。
省17
158: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/10/06(土)00:14 ID:DulVRNiB(2/3) AAS
分離した小さいスライム達がぴょんぴょん跳ねると僕に腕や顔にもちもち激突する。
めんどいので無視していたけど、そのうち何匹か僕のローブの内に潜り込んできた。
恐るべきことにちまいスライム達は僕の脇腹にへばりついてくすぐり攻撃を行ってきた。

「あっははははは……くすぐったい、くすぐったい、やめてくれまえ、ははは!」

ロードスライムは更に身体を分離させると小さいスライム達が僕の周りに集まってくる。
段々とそれはひとつになって水球を形成する。僕の頭はその中に閉じ込められてしまった。
完全に水の中みたいだ。しばらく息はもつだろうけど完全に詰んだ。こんなんばっかだ。
省9
159: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/10/06(土)18:02 ID:DulVRNiB(3/3) AAS
何やってんだ僕〜〜!ロードスライムの台詞がおかしいからちょっと訂正(すみません)
電気通ったら効いちゃうよね……。

×「私は水の魔物。電気はこの五体を通るだけで効かないのだ」
〇「私は水の魔物。電気がこのジェルボディを通ることはないのだ」
160: 2018/10/06(土)20:58 ID:oxBvCc1b(1) AAS
スゴく臭い山が
迫ってきてるて

どうするシリル
自演で耐えるかい?
161: キャトラ 2018/10/08(月)18:30 ID:RpcXjbyH(1/2) AAS
>「キャトラってばもう……そんな冗談言ってる場合じゃないよっ」
>「ほう、面白い珍説だ。ではこの鉄王冠を奪ったあかつきには君達の力を認めてやるとしよう」

「言ったな!? 取り消しは無しだぜ!?」

結果オーライというか、言ってみるものである――
じゃなくてロードスライムは見事にオレの深遠なる策略に乗っかってきた!

>「任せて!」
>「これでも食らえ、ショック!」
省19
162: キャトラ 2018/10/08(月)18:32 ID:RpcXjbyH(2/2) AAS
「おおーっと、滑った!」

わざと地面のスライムの欠片を踏んづけてスライディング。
やべえぞこりゃ! 今の一撃で分かる、かなりの手練れだ!
間髪入れずに追撃が叩き込まれ、目にも止まらぬ打ち合いが始まった。
傍から見れば互角に見えるかもしれないが、次第に押されていくのが分かる。
ついに壁際まで追い詰められた。

「やっば、マジ勘弁! 許して! ――スモークスクリーン!」
省21
163: 2018/10/09(火)08:01 ID:DapqOofz(1) AAS
キャトラってなんなん?
ウンコのけんぞくか?
164: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/10/12(金)00:06 ID:m13+tGvE(1/3) AAS
荒涼の四戦士の称号は伊達じゃなかった。
ロードスライムの剣技は凄まじくキャトラが次第に押されていく。
遂に壁際まで追い詰められたとき煙幕の魔法が一帯を包んだ。

無論発動したのは僕じゃなくキャトラだ。
そして煙の中、天井に魔力の綱を繋いで宙を飛び、王冠を見事奪い取った!

>「最初に言ったろ? 騎士じゃなくてトレジャーハンターだって。
>お宝をみすみす諦めるものか。さ、さっさとシリルを解放するんだ」
省22
165: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/10/12(金)00:07 ID:m13+tGvE(2/3) AAS
ルイージの墓場の最深部は松明で照らしてなお暗い。
まるで闇が生き物のように蠢いて纏わりつくようだった。

この薄気味悪さと不快感には覚えがある。
暗黒魔法を使う時に感じる魔界の気配と似たものだ。

やがて開けた空間に出ると闇の中で何かが動いた。
一つ、二つどころじゃない。夥しい影を感じる。

「そこにいるのは誰なんだ……?」
省16
166: シリル ◆X4hrf3EOqI 2018/10/12(金)00:09 ID:m13+tGvE(3/3) AAS
リッチといえば高い知性と魔力を残した魔法使いのアンデッドだ。
その多くは暗黒魔法といった外法に手を染めている事が多い。
研究の過程で闇に唆されたか、あるいは限りある生に限界でも感じたか。
いずれにせよ道を踏み外した魔法使いの末路に違いない。

「質問の答えになってない……!早く答えろっ!」

「……私がこの最深部に達して以来、ここまで足を踏み入れたのは貴様らが初めて。
 戯れに応じてやるのも一興というもの……私が敢えてここに腰を据えたのは勇者の墓を暴くため。
省20
167: キャトラ 2018/10/12(金)23:10 ID:y47/pgT3(1/3) AAS
>「俊敏なるケットシー、キャトラよ。この先は気をつけられよ。奴の力は恐らく君の想像を超えているだろう。
 この私でさえ為す術なく敗北を喫してしまった。幸い私は再生力が高いので生き延びることが出来たがな……
 荒涼の四戦士は永く領地を守るためそれぞれ長命でしぶとい者が選任されているのだ」
>「そして……魔法使いよ。死の淵に立っても希望は捨てぬことだ。
 未来はいくらでも変えられる……生前勇者が言っていた言葉を贈ろう」

ロードスライムはオレに警戒を促し、シリルに希望を捨てるなと諭す。

「任せとけって! なんてったってオレ達は神託の勇者だからな!」
省20
168: キャトラ 2018/10/12(金)23:11 ID:y47/pgT3(2/3) AAS
シリルとリッチの一連の噛み合わない問答から分かったことは、
このリッチが分っかりやすい魔王様万歳系の魔王の手下ということであった。
169: キャトラ 2018/10/12(金)23:12 ID:y47/pgT3(3/3) AAS
>「魔王に心酔するまで闇に堕ちたのか……!理解に苦しむよ。
 そんな姿になってまでやりたかったのが呪詛を撒き散らすことなのか……?」
>「この世に呪いあれ。無辜の民に須らく災いを。我が不死の軍団の糧とならんことを。
 その瑞々しい肌を裂き、血と肉を墓に撒いてやる。貴様たちも我が下僕の同胞となるがいい……!」

不死者と化した冒険者達がわらわらと迫ってくる。

>「く……リジェクト!」

シリルが魔法でゾンビ2匹を吹き飛ばすが、多勢に無勢。あっというまに周囲を包囲された。
省12
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