[過去ログ] アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ2 (594レス)
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93: Lie!Lie!Lie! ◆hT7zRmFpyY 2007/09/25(火)04:11 ID:kAm7og1W(6/18) AAS
――俺は開いた口が塞がらなかった。タチの悪い冗談だろ?
タバコは咥えていないはずなのに、ポロっと落ちた気がした。
銭型のとっつあんに、五ェ衛門。あの殺しても死ななそうな二人が死んだって・・・・・・?
放送が嘘であることはあの変態仮面の性格からしてありえないだろう。
だが、ありえないはずの二人の死、これは一体どういうことだ・・・・・・。
不覚にもありえない二人の死から、そんな都合のいい考えをしてしまった自分が情けない。
涙は出ない、流さない、流せない。
省6
94: Lie!Lie!Lie! ◆hT7zRmFpyY 2007/09/25(火)04:12 ID:kAm7og1W(7/18) AAS
「なあ、ソロモン」
「なんでしょうか?次元」
「予定変更だ、探し人が増えた。」
「どうしたんですか急に?・・・・・・ああ。」
「ま、そういうことだ。手の掛かる相棒が気になっちまってよ」
隣の男は変わることなく微笑を浮かべ、無表情な人形を抱っこし続けている。
本当に食えない男だが、少なくとも背中から刺されるといった事態にはならなそうだった。
省13
95: Lie!Lie!Lie! ◆hT7zRmFpyY 2007/09/25(火)04:12 ID:kAm7og1W(8/18) AAS
「さて、じゃあ行きましょうか次元」
「おう」
この古びた高校の探索は既に済ませており、ここには誰も居ないことは確かめた。
探索の途中にソロモンが拡声器を拾っていったほかに、役に立ちそうなものはなかった。
拡声器もこの殺し合いで何に役立つのか疑問だが、ソロモンの奴があるに越したことは無い。
とかなんとかで持っていくことになったっけな・・・・・・。
そんな調子でギシギシと床のなるこの高校の階段を下りていると、ふいにソロモンの奴が声を出す。
省10
96: Lie!Lie!Lie! ◆hT7zRmFpyY 2007/09/25(火)04:12 ID:kAm7og1W(9/18) AAS
私は圭一君と談笑しながら、目の前にそびえる古びた高校へと歩いている。
圭一君はまず人のいそうな施設に向かってみようと言い、私はそれに従うことにした。
人と接触することで情報を得るのは大事なことだ。今のところ私たちは今まで誰とも会っていない。
だからこそ情報を得る必要がある。そうでなければこの殺し合いでうまく立ち回ることは出来ない。
だが、もう一つ私は、先ほどはかぁいいモードで誤魔化した圭一君の言葉を反芻し続けていた。
「信頼しあえる、仲間」
そう、私にとっては隣の圭一君であり、魅ぃちゃん、沙都子ちゃん、梨花ちゃんのことである。
省15
97: Flying the Sky ◆Yf4GQL3Gk6 2007/09/25(火)04:13 ID:cGCfh01Z(6/6) AAS
>>82
すみません、コピペが終わったようなので早く投下しようと焦ってしまい、宣言を忘れてしまいました、ごめんなさい。
98: Lie!Lie!Lie! ◆hT7zRmFpyY 2007/09/25(火)04:13 ID:kAm7og1W(10/18) AAS
銃を避けるために移動し、戦闘態勢に入るはずだった。
だが、私達が行動に移った段階で相手は沈黙し、圭一君はこの状況下でただ鉈を構えているだけだった。
戦意が無い?と思ったが早く、圭一君が大声で叫んだ。
「聞いてくれ!俺はこの糞ッ垂れな殺し合いには乗ってねえ、信じてくれ!」
すると二人と一つの人影がこちらに向かってくる。
だが髭男が銃から手を離していないところから見て、警戒はまだ解いていないらしい。
だからこそ私もいつでも踏み込んでナイフを差し込めるように警戒を解かない。
省11
99: Lie!Lie!Lie! ◆hT7zRmFpyY 2007/09/25(火)04:13 ID:kAm7og1W(11/18) AAS
次元という男は手を出さない。私を警戒しているのかもしれない。
まあ、それは私の行動に少し問題があったことで、次元さんを攻める訳にはいかない。
圭一君と握手をしたソロモンという男は私にも手を伸ばす。
「よろしくお願いしますね、レナ」
「よろしくお願いします。」
私と握手するときは表情は微笑からよりにこやかな笑いに変化する。
それにつられる形で私は笑顔を浮かべ、握手することにした。
省12
100: Lie!Lie!Lie! ◆hT7zRmFpyY 2007/09/25(火)04:13 ID:kAm7og1W(12/18) AAS
ソロモンさんが、蒼星石という人形について話し始めた。
「この子は私の支給品なんですが、これが蒼星石との契約の指輪です。」
そう言って指輪を見せる。やっぱり何かおかしい。違和感じゃない。
「この指輪を通じて私と蒼星石は心が通じ合っているんです。
そして、蒼星石は彼女の姉妹である人形を探したいといっています。」
クールになれ、レナ。どこからおかしい、どこがおかしい?よく考えろ・・・・・・
省13
101: Lie!Lie!Lie! ◆hT7zRmFpyY 2007/09/25(火)04:14 ID:kAm7og1W(13/18) AAS
相手に弁解の余地を与えない、そのまま続ける。
「レナはちゃーんと知ってるんだよ。名簿あったよね、名前が・・・」
「蒼星石、ってね!!!!」
私があの放送の内容をメモしているとき、名簿の中でひときわ難しい漢字が並んでいる下りが確かに存在した。
ちょっと読むのに苦労したが、あの中には蒼星石という名前が存在したはず。いや、存在している。
あの動揺こそが証拠である。
私は明確な証拠であるはずの、ここに居るならかならずあるはずのアレを確認する。
省15
102: Lie!Lie!Lie! ◆hT7zRmFpyY 2007/09/25(火)04:14 ID:kAm7og1W(14/18) AAS
さっきまで馬鹿みたいに呆けてた圭一君が私達の前で盾になる。ああ・・・邪魔だ邪魔だ。
圭一君が私のほうに向き直る。
「レナ、俺は言った!信頼できる仲間を探そうって
レナはソロモンさんを信用できないかもしれない。でも俺はちゃんと謝罪して説明してくれたソロモンさんは信用できるッ!
この人は殺し合いなんてしない!俺がそれを保証するッ!!!
だからレナは、俺のことだけでいいから信じてくれ!こんなことはもう止めてくれ!
誰かを疑うのはもう沢山なんだよおおおおおおおッ!!!!!!!」
省15
103: Lie!Lie!Lie! ◆hT7zRmFpyY 2007/09/25(火)04:15 ID:kAm7og1W(15/18) AAS
その後、信頼の証として支給品を含めた手の内を全て見せあうことにする。圭一君が支給品の食料を取り出す。
そういえばお腹がすかないかという圭一君の発言から、みんなで朝食を取ろうということになった。
そして私達は落ち着いて食事が出来る教室に移動し、談笑しながら食事を取る。
圭一君はまるで雛身沢に帰ってきたみたいに面白おかしく場を盛り上げて楽しく食事をしていた。
何も気が付いてない圭一君だけが
それから私達は今後のことについて話し合い、人が集まりそうな市街地に向かうことに決めた。
この辺りには人が居ないのは私たち自身の情報交換から明らかであり、私達5人の知り合いが向かいそうな施設。
省17
104: Lie!Lie!Lie! ◆hT7zRmFpyY 2007/09/25(火)04:15 ID:kAm7og1W(16/18) AAS
真剣な表情を見せたソロモンはやり取りを終え、ヤレヤレと言った様子で歩き出す。
他にも言いたいことはあったが圭一君との約束の手前、あまり不振なやり取りは出来ない。
最後に残った次元さんにも声をかける。
「悪いな嬢ちゃん、自分も前を歩きたい気分じゃないんでな。」
「信頼できない、って言ってもいいんですよ。」
「そう言われると弱いなぁ・・・」
やり取りが終わり、私と次元さんは最後尾から互いの距離を開けて歩き出す。
省8
105(1): Lie!Lie!Lie! ◆hT7zRmFpyY 2007/09/25(火)04:15 ID:kAm7og1W(17/18) AAS
音無小夜、ソロモンの最愛の人。ソロモンの表情からも容易に存在の重要性が分かる。
ソロモンが私達を騙そうとしたことの理由が、ようやく推理可能になる。
音無小夜を生かす為に邪魔な存在を騙し討ちで排除し、優勝する。自然な考えだ。
しかしこの考えでは、蒼星石の存在がキーとなっている。
ソロモンが蒼星石を騙しているのか?それとも蒼星石とは互いに守るべきものの為に協力している?
蒼星石との情報交換から考えるに後者の可能性が高い、
だが、いずれにしろ決定的なキーを得る機会は無い。今この状況下でこちらから動くことは難しいだろう。
省7
106(2): Lie!Lie!Lie! ◆hT7zRmFpyY 2007/09/25(火)04:16 ID:kAm7og1W(18/18) AAS
状況の確認、行動方針の確認を私は終えた。
やはり、圭一君は甘い。この状況下がどれだけ危機的か分かっていない。
情報交換をして分かったことから、私達のような普通の中学生では漫画の世界に出てくるようなやつらにはかなわない。
圭一君がべらべら喋ってしまったから、もうハッタリなんて使えるわけが無い。
ソロモンが嘘を付いているかもしれないが、他に違和感は無かった。
完全に信頼できるわけじゃないが、あの青狸の存在からして、普通では及ばないような存在が居ることは間違いない。
それを考慮に入れれば、ソロモンは強力な力を持ち、もしかしたら私達が束になってもかなわないかもしれない。
省9
107: 2007/09/25(火)04:23 ID:6sUjt+sz(1) AAS
108: 「ゼロのルイズ」(前編) ◆K1z/mB9tDA 2007/09/25(火)06:12 ID:lj2yLf7+(1/13) AAS
「……ミス・ヴァリエール! ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール!」
教員の怒鳴り声に刺激され、ルイズは机に突っ伏していたその身をがばっと引き起こした。
涎の垂れた口元を拭おうともせず、ぼやけた頭を振って周囲の光景を確認する。
そこは、無数の椅子や机と黒板の置かれた教室内。タバサやキュルケ、ギーシュやモンモランシーといった級友の姿が窺える。
……どうやら、こともあろうに授業中に居眠りをしてしまったらしい。
恥ずかしさに口を噤みながら、ルイズはクラスメイトたちの笑い声を浴びせられて顔を赤面させる。
その笑いの渦中に、やたらと聞き慣れた男の声が混じっていた。
省19
109: 「ゼロのルイズ」(前編) ◆K1z/mB9tDA 2007/09/25(火)06:13 ID:lj2yLf7+(2/13) AAS
茹蛸みたいに顔を火照らせて、ルイズは少年の耳を力いっぱい引っ張った。
……何故だろう。この少年の前に立つといつもこうだ。
言いたいことが言えなくて、発言を失敗するたびに胸が締め付けられるように苦しくなる。
病のようで怪我のようで、そのどちらでもなくて。
ルイズは純真な瞳に笑う少年の素顔を映し、正体の掴めぬ感情に胸を焦がすのだった。
「……ったく、こんなガサツで乱暴な性格だから、みんなに『ゼロのルイズ』なんて呼ばれるんだよ。少しはシエスタとかを見習えよな」
「そ、それは昔の話じゃない! っていうかなんでそこでシエスタの名前が出てくるのよ!」
省13
110: 「ゼロのルイズ」(前編) ◆K1z/mB9tDA 2007/09/25(火)06:13 ID:lj2yLf7+(3/13) AAS
今宵の城は、漆黒ではなく真紅に染め上がることだろう。
爆砕か、炎上か、血染か、それとも――真紅を超越した『虚無』か。
「我が名はルイズ! ルイズ・ド・ラ・ヴァリエール!」
杖である戦鎚を振り、唱える。
「宇宙の果てのどこかにいる私のしもべよ!」
サモンサーヴァントだけは自信があった。
省13
111: 「ゼロのルイズ」(前編) ◆K1z/mB9tDA 2007/09/25(火)06:13 ID:lj2yLf7+(4/13) AAS
放送は既に、ルイズの耳には入っていなかった。
ギガゾンビの声を掻き消すほどの音も原因の一つだが、ルイズにはもはや、誰が死のうがどこが禁止エリアになろうがどうでも良かったのだ。
ホテルを壊して、目に入った人間は殺して、グリフィスの下へ、才人と一緒に帰る。
それだけ。たったそれだけで、才人は帰ってくる。
誰にも邪魔はさせない。朝倉涼子も問題じゃない。
才人と一緒にいれば、なんだって出来る。
だって才人は、ルイズが召喚した世界でたった一人の平民の使い魔だから。
省21
112: 「ゼロのルイズ」(前編) ◆K1z/mB9tDA 2007/09/25(火)06:14 ID:lj2yLf7+(5/13) AAS
――そこにはいないはずの才人と交わす、二度目のファーストキス。
突き出した唇は空を捉え、ただ唯一といえる彼の象徴は、何も返してはくれなかった。
今は、まだ。
でも、これが終われば、きっと。
グラーフアイゼンを頭上高く振り上げ、彼女の内に眠る潜在魔力を解放させる。
生み出された特大の鉄球の数は、一発。その一発に、ルイズの魔法の特性である『虚無』の力を加える。
「これが、決まれば!」
省26
113: 「ゼロのルイズ」(前編) ◆K1z/mB9tDA 2007/09/25(火)06:14 ID:lj2yLf7+(6/13) AAS
「どうしてホテルを破壊しようとするの? それに、なんであなたがヴィータちゃんのグラーフアイゼンを……」
「……キュルケにシエスタに、アンリエッタにタバサ……こっちに来てからは朝倉涼子! みんな、みんな才人と私の邪魔をする!」
慟哭を鳴らし、ルイズが雄叫びを上げた。
子供とも女とも思えない、獣性を帯びた咆哮はなのはを唖然とさせ、身を引き締めさせた。
同時に、虚無の力を更に行使する。
グラーフアイゼンにこれでもかというくらい魔力を込め、その形状を変えていった。
ハンマーヘッドの片方に推進剤噴射口が現れ、もう片方にはスパイクが取り付けられる。
省37
114: 「ゼロのルイズ」(前編) ◆K1z/mB9tDA 2007/09/25(火)06:15 ID:lj2yLf7+(7/13) AAS
がむしゃらに振り回され続けてきたグラーフアイゼンが不意に軌道を変え、なのはの顎下を狙ってきた。
バルディッシュの間合いを縫うように潜り込まれた一撃は、バリアジャケットに包まれていない頭部を掠めようとしている。
反射的に身を引いてそれを回避するが、そこからさらなる隙が生まれてしまった。
横合いから、真っ直ぐな軌道で振るわれるグラーフアイゼン。
バルディッシュのか細い柄がそれを防ぐが、発生した衝撃はなのはの小柄な身体を容易く吹き飛ばした。
流星のように煌びやかに、暗闇を帯びてきた市街地へとなのはが落下する。
受身として即席の防御魔法を展開するが、それでも落下の勢いを減少させるほどの効果しかなく、音を立ててビルの壁へと衝突した。
省40
115: 「ゼロのルイズ」(前編) ◆K1z/mB9tDA 2007/09/25(火)06:15 ID:lj2yLf7+(8/13) AAS
破壊神が通り過ぎた跡は、それはそれは無残なものだった。
八階建てという、高く堅牢な誇りを掲げていたホテルという名の巨城は面影もなく崩れ落ち、今や元の半分、四階フロアまでを残すのみとなっていた。
五階から上は既に残骸として地に落ち、周囲に散らばっている。
ガッツや野原みさえがホームとしていた三階フロアも、上の階層から雪崩れ落ちてくる天井やら何やらによって、凄惨な有様となっていた。
壁に穴が空いているのも別段珍しくはなく、中からでも日の落ちた世界が一望できる。
崩れゆく鳴動は止まった。だが、これで崩壊が終わったとはとても思えない。
三階フロアの天井は現在進行形でパラパラと崩れ落ち、なおも残骸の数を増していっている。
省20
116: 「ゼロのルイズ」(前編) ◆K1z/mB9tDA 2007/09/25(火)06:15 ID:lj2yLf7+(9/13) AAS
翠星石の言葉で、みさえはようやく思い出す。
あれはたしか六時丁度、ギガゾンビの声がしたと思った瞬間の出来事だった。
凄まじい怒号と地震のような波に襲われ、すぐに天井が崩壊してきたのだ。
おかげでみさえも翠星石も、放送での死者や禁止エリアの情報を聞き逃してしまった。
しんのすけは無事なのだろうか、蒼星石は無事なのだろうか、考える暇もなく、自分の命を拾うことに精力を注がなくてはならない状況に陥る。
結果として、二人はホテルの倒壊にあっても即死は免れた。その際翠星石は意識を回復させ、同時に強奪された銃も奪還することに成功したのだ。
みさえは微かに振り向き、翠星石のやや後方に目を向ける。
省26
117: 「ゼロのルイズ」(前編) ◆K1z/mB9tDA 2007/09/25(火)06:17 ID:lj2yLf7+(10/13) AAS
獰猛な獣のように声を漏らし、現状が把握できていないのであろうキャスカは、混乱気味にみさえと翠星石を襲った。
グリフィス以外は敵。これはキャスカが定めたルールのようなものであり、目に付く人間、殺せるチャンスがあれば、深く考えずに襲えという本能からくるものだった。
女と人形のように小さな子供……戦力的に見てもなんら問題ない。右足は骨折により使い物にならなくなっていたが、腕さえ動けば十分に殺せる。
キャスカはエクスカリバーの柄を握る力を強め、片足で跳躍してみさえに飛びかかった。
巻き起こる剣風は、みさえのような平凡な主婦には到底回避し切れぬ代物だったが、キャスカが満身創痍なこともあってこれは難なく回避する。
「ねぇ、ちょっと落ち着いてよ! おち……落ち着きなさいってば、ねえ!」
攻撃を回避しつつキャスカを宥めようとするみさえだったが、混乱の度合いが強いのか、彼女は剣を収めようとしない。
省36
118: 「ゼロのルイズ」(前編) ◆K1z/mB9tDA 2007/09/25(火)06:17 ID:lj2yLf7+(11/13) AAS
見た目にそぐわぬ豪快さもまた、女性のステータスの一部。ゲインはそう捉えていた。
だがその力を自分のため『のみ』に使うとあっては、とても褒められたものではない。
血気盛んなレディは嫌いではないが、少々痛い目を見てもらう必要がありそうだ……ゲインは疼く脇腹を押さえ、キャスカの剣とバットを交わした。
(自分の命に、興味などはない……。私は決めたんだ。グリフィスを優勝させ、鷹の団を再興する)
囁くように発した言葉は、ゲインの耳には届いていなかっただろう。
ゲインは思い違いをしている。キャスカは決して自分が生き残りたいがために戦っているのではなく、ただ一人、敬愛した男の無事を祈り剣を振るっているだけなのだ。
(グリフィス……ジュドー……ピピン……リッケルト……コルカス)
省21
119: 「ゼロのルイズ」(前編) ◆K1z/mB9tDA 2007/09/25(火)06:18 ID:lj2yLf7+(12/13) AAS
【D-5/ホテル3階(倒壊寸前)/1日目/夜】
【キャスカ@ベルセルク】
[状態]:左脚複雑骨折+裂傷(一応処置済み)、魔力(=体力?)消費甚大
:疲労大、全身各所に軽傷(擦り傷・打撲)、軽い混乱症状
[装備]:エクスカリバー@Fate/stay night
[道具]:なし
[思考・状況]
省28
120(2): 「ゼロのルイズ」(前編) ◆K1z/mB9tDA 2007/09/25(火)06:18 ID:lj2yLf7+(13/13) AAS
【翠星石@ローゼンメイデンシリーズ】
[状態]:全身に軽度の打ち身(左肩は若干強い打ち身)、頭が痛い、全身各所に擦り傷
:服の一部がジュンの血で汚れている、左肩の服の一部が破れている、人間不信
[装備]:FNブローニングM1910(弾:4/6+1)@ルパン三世
[道具]:無し
[思考・状況]
1:あんなバカな人間共は放っておいて、さっさとここから逃げるです!
省21
121: 2007/09/25(火)10:20 ID:Dh3mOZFV(1) AAS
カルラなんて死んでいいよ
122: 2007/09/25(火)12:56 ID:dx3Vo96h(1) AAS
ローゼン勢頑張ってるな
123: 2007/09/25(火)13:30 ID:wmkDHabD(1) AAS
他のひぐらし勢も頑張れ
124: 2007/09/25(火)13:45 ID:IIm9byVK(1) AAS
マーダー化した梨花ちゃまとこなたの勝負希望上げ
125: ◆kILBiSHoqM 2007/09/25(火)13:55 ID:VixlqIYP(1/4) AAS
マタタビ投下します
126: マタタビの欲求!! ◆kILBiSHoqM 2007/09/25(火)13:57 ID:VixlqIYP(2/4) AAS
H−6の山の中、何かが飛んでいた。
それは銀色に輝く流線型のフォルム。
スズキ目 アジ科 ブリ属の魚、そうブリが空を飛んでいた。
無論ただのブリが空を飛ぶわけがない。
詳しい原理は不明だがラジコンで操作可能な機械でできた空を飛ぶメカブリだった。
ただし別に空を飛ぶ以外に別の機能はなく本来ならハズレ支給品であった。
だが人によってはハズレだった物が他の者にとっては当りになることがある。
省5
127: マタタビの欲求!! ◆kILBiSHoqM 2007/09/25(火)13:58 ID:VixlqIYP(3/4) AAS
マタタビはこのバトルロワイアルに参加する気は欠片もなかった。
もともとかなりのものぐさであり生涯のライバル兼悪友であるクロ曰く「世界一快楽に溺れやすい猫」と言わしめたほどであったため『やりたいヤツがやってればいい』と思っており
殺し合いはキッド以外とはする気もなかった
余程のことがない限り、通りすがりの猫で済まそうと考えていた
そんなことをメカブリに乗りながら考えていると暗闇の中に建物が見えた。
H−6の温泉施設だった。
この猫とりあえず一っ風呂浴びようとしている。なんて猫だ。
省11
128(1): マタタビの欲求!! ◆kILBiSHoqM 2007/09/25(火)14:02 ID:VixlqIYP(4/4) AAS
【H-6 温泉 1日目 深夜】
【マタタビ@サイボーグクロちゃん】
[状態]:良好
[装備]:大工道具一式@サイボーグクロちゃん、マタタビのマント@サイボーグクロちゃん
[道具]:デイバッグと支給品一式、メカブリ@金色のガッシュベル!!(バッテリー残り95%)
[思考]:
1、この建物を直す。
省15
129: 2007/09/25(火)14:32 ID:PNeurLyW(1) AAS
乙
130: 2007/09/25(火)14:48 ID:4NWZqz8Q(1) AAS
>>105
レナ…
131: 2007/09/25(火)18:42 ID:V891c6QL(1) AAS
ここまで感想
>>46 まで
>明智健吾の耽美なるバトルロワイアル――開幕
大変面白く読ませていただきましたが
ちょっと・・・が多いような気がします。
>>53 まで
>少女の幸運と少女の不幸
省18
132: 2007/09/25(火)18:48 ID:IZfrm5bC(1) AAS
>>52 >>77 >>106 >>120
…?
133: 2007/09/25(火)19:04 ID:5WQVgOh3(1) AAS
134: 2007/09/25(火)20:00 ID:FP6gfCs0(1) AAS
一応忠告。
ここはスレタイどおり【アニメキャラ・バトルロワイアル2nd】の作品投下スレです。
ただしロワ企画を目の敵にしている荒らしによって【アニメキャラ・バトルロワイアル(1st)】の作品がコピペされています。
1st企画に興味をお持ちの方は
外部リンク:www23.atwiki.jp
2nd企画に興味をお持ちの方は>>1からのテンプレをご覧ください。
なお荒らしは反応すると増長しますので、
省2
135: 2007/09/25(火)20:18 ID:d39ScRvS(1/2) AAS
違うだろ?
136: 2007/09/25(火)20:32 ID:ApyKYApd(1) AAS
>>21からずっとだが
137: 2007/09/25(火)20:36 ID:d39ScRvS(2/2) AAS
AA省
138: 2007/09/25(火)22:16 ID:t3Fu9oe1(1) AAS
一応忠告。
ここはスレタイどおり【アニメキャラ・バトルロワイアル】の作品投下スレです。
ただし一般人を目の敵にしている荒らしによって【ロリショタバトルロワイアル】の作品がコピペされています。
ロリショタに興味をお持ちの方は
したらば板:otaku_8274
ノーマルに興味をお持ちの方は板のテンプレからご覧ください。
なおロリショタは反応すると増長しますので、
省2
139: 2007/09/25(火)22:53 ID:4WSR3MWc(1) AAS
ここはカオスなスレですね
140: 私がみんなを知っている ◆5VEHREaaO2 2007/09/25(火)23:25 ID:J01UDqyO(1/7) AAS
「あのタコハゲ! ぶっ飛ばしてやる!」
E-1にある水族館、大きく開いた入り口のある正面玄関を裏に周り、小さな裏口を潜ったところにある事務所内。
菫川ねねねは、そこで螺旋王ロージェノムと名乗る男に対して怒りを顕にしていた。
ねねねは異能を何も持たず、紙を操る力もなければ、銃を扱った経験もなく、みせしめとして殺害されたテッカマンランスに対応する
力すら持たない一般人である。だが、かつては作家界の『剛田武』と呼ばれていた女はこの程度のことでは怯まない。
省23
141: 私がみんなを知っている ◆5VEHREaaO2 2007/09/25(火)23:27 ID:J01UDqyO(2/7) AAS
『前です、目の前です』
どうやら空耳ではないらしい。体の前方へと視線を向ける。
くりくりとしたつぶらな瞳と目が合った。
目の前にいるのは、オレンジ色の毛皮に緑色の帽子、赤い蝶ネクタイといった衣装。
犬なんだか何なんだか、よくわからない頭。ずんぐりとしたオバQ風の二頭身。
いちおう、愛くるしい感じなテディベアと思われる人形。
名はボン太君。はたして、これが喋ったのだろうか?
省22
142: 私がみんなを知っている ◆5VEHREaaO2 2007/09/25(火)23:29 ID:J01UDqyO(3/7) AAS
『私の相棒だけではなく、他の仲間達もいるようです』
「そう、私の方も二人ほど巻き込まれちゃってるみたいね」
ねねねは見た。二人もいないであろう珍しすぎる名を持つ女と、自分の家に住む居候の少女の名前を。
『そうですか、ならば一刻も早く探さないと』
もちろん、ねねねもそのつもりだ。ミニブックに絡まないようにマッハキャリバーを首にかけ、
デイバッグの中に入っていたものを急いで中に入れ戻す。
省27
143: 戦う運命 ◆CDDi1fgMw2 2007/09/25(火)23:31 ID:G43dZ+an(1/5) AAS
『周囲に人影なし』
「そうか……寂しいもんだな」
カバンを担ぐ少年が、一人呟いていた。
浅黒く鞣革のような皮に巌のような鍛え抜かれた肉体を持っているが、その顔は幼く、年の頃は十七といったところだった。
第三者がこの光景を見ていれば、不審に思っただろう。
少年、衛宮士郎は一人しかいなかった。なのに、「会話」をしている。
彼はカバンを担ぎ直し、川沿いに土手を駆ける。
省22
144: 私がみんなを知っている ◆5VEHREaaO2 2007/09/25(火)23:32 ID:J01UDqyO(4/7) AAS
駄目だ、普通に当てにできない。
まあ、普通に技術者をあたっていった方がいいだろう。どこにいるのかも、どうしているのかも分からないが。
他にも詳細名簿のメリットはある。
探さなくてはいけない人物達の容姿の写真が貼ってあることだ。これで幾ばくかは探しやすくなったはずだ。
だが同時にデメリットがある。行動に対する思いが書かれていないことだ。
それは一番重要なことだとねねねは思う。
省19
145(1): 戦う運命 ◆CDDi1fgMw2 2007/09/25(火)23:32 ID:G43dZ+an(2/5) AAS
惨劇の後、士郎は気がつくと、川原で佇んでいた。
静かな音を立てて流れる川に向けていた視線を、星の瞬く夜空へ向ける。
星が、自愛に満ちた母親をかたどっているように錯覚した。
少し視線を下げると、繁華街が見える。だが人の気配はなく、寂れた感じを受けた。
ため息をつき、光成が言った殺し合いをしてもらうという言葉に呆れながらデイバックをあさった。
武器には興味は無い。適当な魔術用トレーニング機器が無いか探しているのだ。
もっとも、無くても構わなかった。上は繁華街、重りになるものなど、いくらでもあるだろう。
省21
146(1): 戦う運命 ◆CDDi1fgMw2 2007/09/25(火)23:34 ID:G43dZ+an(3/5) AAS
彼女の、最初で最期の母親としての言葉が、士郎の胸を焦がす。
復讐の念と、最強の渇望を混ぜて胸に無理矢理秘めさせる。
タイガーコロシアムを通じて、最強となるべく戦っているのか、タイガーに対して復讐する為強くなっているのか、多少分からなくなっていた。
それでも、母親の死は今の自分の原点といえる。ゆえに、彼は強くなり続ける事をやめない。
例え、それが途方も無い道のりだとしても。
「ああ、地上最強になる、それが今までの俺だし、これからの俺だ。 そのために戦い続ける必要がある」
省13
147: 2007/09/25(火)23:34 ID:qadczk3i(1) AAS
148: 2007/09/25(火)23:34 ID:/622+3yn(4/4) AAS
149(1): 私がみんなを知っている ◆5VEHREaaO2 2007/09/25(火)23:34 ID:J01UDqyO(5/7) AAS
『いったい何を?』
「人間誰しも知られたくないことがあるってだけ。女には特にね」
ライターをポケットから取り出し、二枚の紙を火で炙る。
火はたちまち紙に燃え移り、ねねねは側にあった灰皿に燃える紙を捨てる。
詳細名簿が複数存在しないのならば、これで読子とアニタの情報は自分しか知らないことになる。
もっとも、テレパシーを使える能力者等もいるこの状況では、どれだけ秘密が漏れないかは不明であるが。
省16
150(1): 戦う運命 ◆CDDi1fgMw2 2007/09/25(火)23:35 ID:G43dZ+an(4/5) AAS
現在、その一人と三千の英霊は、コンクリートで舗装された道を下っていた。
零の探知能力を頼みに、覚悟を探しているのである。
しかし、零は探知能力が下がっているらしく、数百メートル単位でしか人を察知できないらしい。
『この謎、いずれ解き明かす必要がある。強化外骨格のときにも影響が出なければ良いが……』
「そうか。それにしても人が見つからないな」
士郎は、ランニングには丁度良いと言いながら、街を全速力で駆けていく。
省19
151: 私がみんなを知っている ◆5VEHREaaO2 2007/09/25(火)23:36 ID:J01UDqyO(6/7) AAS
【E-1 /水族館事務所内/1日目/黎明】
【菫川ねねね@R.O.D(シリーズ)】
[状態]:健康。
[装備]:マッハキャリバー(待機状態)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、
[道具]:支給品一式、詳細名簿+@アニロワオリジナル、ボン太君のぬいぐるみ@らき☆すた
[思考]
省11
152(2): 戦う運命 ◆CDDi1fgMw2 2007/09/25(火)23:37 ID:G43dZ+an(5/5) AAS
【F-4、病院前/1日目・深夜】
【衛宮士郎@Fate/staynight】
[状態]:グラップラー
[装備]:強化外骨格「零」(カバン状態)@覚悟のススメ。
[道具]:支給品一式。未確認支給品0〜2。
[思考]
省2
153: ◆5VEHREaaO2 2007/09/25(火)23:37 ID:J01UDqyO(7/7) AAS
投下終了。
>>145>>146>>150は自分の作品ではないので飛ばしてください。
154: 2007/09/25(火)23:39 ID:cU4v9spy(1) AAS
了解です
155: 2007/09/25(火)23:42 ID:/AHZQkou(1) AAS
>>152
突っ込みどころ大杉wwwwwwwww
156: 嗚呼。それにしても酒が欲しい…… 1/6 ◆AZWNjKqIBQ 2007/09/26(水)01:06 ID:6Qcp1qm4(1/11) AAS
振るう暴力を裁きの雷と言い放ち、自身を神と名乗る傲岸不遜な男――ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ。
狂王の実験場に落とされて間もなく一つの命を奪い、月の出る夜空に哄笑を響き渡らせる。
そのけたたましい笑い声にか、それとも彼の足下に転がる死体から広がる異臭のせいか、
そこに一人の男が近づいて来ていた。
簡素な着物に赤いスカーフを纏った長身の東洋人。
片方の手にバックを提げ、もう片方の手には水筒を吊ってゆっくりと道を歩いてくる。
様は静かであったが、その細い瞳に映るは剣呑な揺らめき。
省21
157: 嗚呼。それにしても酒が欲しい…… 2/6 ◆AZWNjKqIBQ 2007/09/26(水)01:07 ID:6Qcp1qm4(2/11) AAS
◆ ◆ ◆
戴宗は片手に提げたバックを落とす。
続いてもう片手に持った虎柄の水筒から一口取って喉を鳴らすと、それも地面に落とす。
そして、空いた両手を握り締め、ゴキリを音を鳴らすと一歩前へと足を踏み出した。
「このラピュタ神に素手で挑もうというのかね?」
対するムスカは、眼前に迫る相手の心の内に秘めたものが読めぬのか余裕綽々。
相対する者の返事を待たずして手を突き出し、稲妻を走らせた。
省25
158: 2007/09/26(水)01:07 ID:Nm6iz/Oh(1/7) AAS
159: 嗚呼。それにしても酒が欲しい…… 3/6 ◆AZWNjKqIBQ 2007/09/26(水)01:08 ID:6Qcp1qm4(3/11) AAS
戴宗は常に人間発電機と呼ばれはしない。彼を呼ぶものは皆こう呼ぶ――神行太保、と。
神行法。それが今の一瞬の種明かし。
強力な電磁の力を脚へと転じればその脚力は常軌を逸し、駆ける速さは音の速さにも達する。
先に拳へと発した様に、気を足元に置けばその歩み神をも目を見張る。故に神行法。
この能力こそ、文字通り彼の右に立つ者は居ない。故に彼は呼ばれる――神行太保・戴宗、と。
彼がそれに気付くよりも疾く戴宗は拳を突き出し、ムスカに衝撃の一撃を見舞った。
神の鉄槌ならぬ、義憤の鉄拳。喰らったムスカはアスファルトの路上を何度も転がる。
省25
160: 2007/09/26(水)01:09 ID:Nm6iz/Oh(2/7) AAS
161: 嗚呼。それにしても酒が欲しい…… 4/6 ◆AZWNjKqIBQ 2007/09/26(水)01:09 ID:6Qcp1qm4(4/11) AAS
AA省
162: 2007/09/26(水)01:10 ID:ZmWUlOMl(1/9) AAS
163: 2007/09/26(水)01:10 ID:N2wmH79e(1) AAS
164: 2007/09/26(水)01:10 ID:/x0tqocH(1) AAS
165: 嗚呼。それにしても酒が欲しい…… 5/6 ◆AZWNjKqIBQ 2007/09/26(水)01:10 ID:6Qcp1qm4(5/11) AAS
◆ ◆ ◆
パタン……と、薄い扉が閉まる音がしてからすぐのこと。
立ち上がらないはずの男が事も無げにすっくと立ち上がった。
とても戴宗の鉄拳や電撃を受けていたようには見えない様子だ。
「……くっくっくっ。馬鹿な男め。ラピュタは滅びぬよ。いつまでもな」
サングラスの位置を直すと、男――ムスカは静かに身体を震わして笑い始めた。
その笑いと共に失われていた自信と妄執がまたむくむくと湧き上がって来る。
省20
166: 2007/09/26(水)01:11 ID:ZmWUlOMl(2/9) AAS
167: 2007/09/26(水)01:11 ID:NFDdUXYE(1/12) AAS
168: 2007/09/26(水)01:11 ID:I9g48E6/(1) AAS
169: 2007/09/26(水)01:11 ID:yDKbF8Cs(1/4) AAS
170(2): 嗚呼。それにしても酒が欲しい…… 6/6 ◆AZWNjKqIBQ 2007/09/26(水)01:12 ID:6Qcp1qm4(6/11) AAS
【D-6/総合病院・物置部屋の中/1日目/黎明】
【ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ(ムスカ大佐)@天空の城ラピュタ】
[状態]:完全な不死者(※)、気分高揚
[装備]:
[道具]:デイバック、支給品一式(食料-[大量のチョコレート][紅茶])、不死の酒の空き瓶
[思考]:
基本:螺旋王を喰って新世界の神となる
省5
171: 2007/09/26(水)01:15 ID:IRys0CaF(1) AAS
>>149
>>152
>>170
GJ!!
172: 2007/09/26(水)05:34 ID:+5/GIrG0(1) AAS
糞スレ乱立させるな
殺人狂
173: ◆UTAZOboXAs 2007/09/26(水)19:05 ID:XEqFzbBX(1/8) AAS
(隔離された場所での殺し合い? いーね、いーねぇ、実にいい。最高じゃねぇか)
新しい玩具を与えられた少年のようにウキウキと街を闊歩する男、彼の名をラッド・ルッソという。
表の顔はルッソ・ファミリーきっての殺し屋、裏の顔は欲望の赴くままに生きる狂った享楽殺人者、それがラッド。
そんな彼にとって、バトルロワイヤルの舞台は素敵なテーマパークでしかなかった。
ラッドの瞼の裏に浮かぶのは自信満々のモロトフの笑み、無惨に散った彼は最期まで自分の優位を疑っていなかった。
この場所にはそんな奴らがごろごろしている、それを自由に殺してまわれる――まさにラッドにとっての天国だ。
そして、同時にモロトフは相当な実力者だった。
省9
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