【枯れても走ることを】能力者スレ【命と呼べ】 (1002レス)
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14: ブラックハート&リベル=アシェル ◆auPC5auEAk [saga sage] 2019/03/23(土) 16:42:00.65 ID:QhqfSCns0 >>13 ……本当ならね。会えるうちに会っておく。今はそれ、馬鹿に出来ないんじゃないか、多分ね…… ――――2人の場所だったら、あたしも知ってるし、レグルスは1度、『会って』きた…… 【今のご時世、どうしてもネガティブな意味合いを払拭し切れないが、それは大事な事なのだろう】 【レグルスの言っていた「悔いのない様に」――――例え戦士として生きる人間でなくても、個の心がまえは、大事なのかもしれない】 【それは、生者に対してだけでなく、死者に対しても同じ事だと言わんばかりに】 アルク? ……あいつはね、なんでも……意外と、料理なんかが好きだったそうだよ よく、サンドイッチだのラスクだの、頬張ってたらしいし、たまに自分で作ってたらしいね…… <レグルスは……レグルスさんは、お酒……重たいビールなんかが、好きだって言ってました…… お姉ちゃん……お墓参りに、お酒持って行ったって……> 【彼らは、アーディン程にはレグルスとアルクについては、詳しくない。それでも、その人となりを伝えることくらいは出来た】 【アルクについては――――かつての『たんぽぽ』でのやり取りが思い出されるだろう。中性的な風貌だったが、そういうところは得意だったらしい】 【そしてレグルスは、ある意味、言うまでも無い事かもしれない。見た目からして、豪快に酒を煽っているのが似合う奴だった】 【彼の下に持っていくとなると、もう酒以外に思いつかない。それが2人の見解らしい。それも、妥当なものだろう】 【――――そんなやり取りも、すぐに上塗りされることになる、その異変――――】 ……背の、馬鹿高い女……? ――――まさか、アリア……!? 【関連情報を覗いていくと、1つ気になるものがあった。そのキーワードに、引っかかる人物が、記憶の中にあったのだ】 【――――自分の同類。恐らくはそうだった彼女。同じくレグルスを弔った彼女が、この騒動に関係している――――】 ――――考えてみたら、このかえでってのも、あたしみたいなもんか―――― 【呆れつつも情報を流し見して、その中にブラックハートの中に、妙な感慨がわき上がった】 【本当だったら、自分だって、今すぐにでも往来から石を投げつけられ、打ち殺されていてもおかしくない人間なのだ】 【それが、話題の渦中にあるという事――――思わず、己が身と重ね合わせて考えてしまい】 ッ――――、ゆ、夕月、どうした……? お前、こいつと――――「この畜生」と、何かあったんだな……!? ――――ごめんな、それでそんなに…… <…………ッ、おね――――――――ブラックハート……ッ!> あぁ、なんだ……ッ? ――――――――ッ? 【夕月の失調に、ようやく気付いたブラックハートが、慌てた様子でその顔を覗き込む】 【夕月を心配している様ではあったが、その言葉は、そして頬のヒクつきは、明らかな怒りを押し殺しているもので】 【ようやく、夕月の不調の原因が、この一連の騒動にあるのだと理解して、ブラックハートはバツが悪そうに、夕月に謝罪する】 【――――それが、「それだけではない」事に気づいたのは、リベルの方だった。彼女も、低いトーンでブラックハートの名前を呼びながら、その袖を引っ張り】 【改めて、ブラックハートは、夕月を、何かを言いたくて言い出せなさそうな、その微妙な態度に気づくのだった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1553300109/14
15: ◆S6ROLCWdjI [sage saga] 2019/03/23(土) 16:58:15.07 ID:mHCNoPnp0 >>14 ………………、そっか、じゃあアルクさんにはお料理――ピクニックに持ってくみたいなやつがいいのかな。 あたし最近練習してるんだ、だからきっとマシなのが作れるようには、なったし、……レグルスさんはお酒、 そっか、………………そっか。ふふ、ふつうに、パーティの準備、するみたいな―――― 【青い顔のまま。話の節々に意味深な沈黙を挟んで。話すのはやっぱり、話題を逸らしたいからか】 【少なくとも無理矢理作った笑い顔はもはや引き攣り顔と言ってしまったほうが、正しかった】 【そのまま楽しい、幸せな――近しい未来の話だけしていたい。させてほしい。どうか、そうさせて】 【願うように呟くのはほとんど譫言のような響きを持って、……しかし、ブラックハートは気づいてしまうから】 ち、が…………違うっ、……ちがわないけどっ、何もなかった、わけじゃないけどっ、 …………むしろたくさんあるんだけど、…………、そうだよね、「畜生」だよね。 ハートさんだってわかるもんね、何もされてないハートさんでも……こいつはひどいヤツだって。 あたしだって、…………あたしだってわかってるよ、“冒涜者”だなんて、 本当だったら生きてていいようなヤツじゃないってわかるよ、真っ先に死ぬべきヤツだって、わかってるよ―― 【ほとんど独白のように一方的に喋り始めるのは、どこか強迫観念に囚われた患者にも似て】 【表情は依然として引き攣り笑いのままだった。いま自分が口にしていることが限りなく正しいと】 【自分で自分に言い聞かせて安心を得たがっているような――だのに身体はそれに反比例して】 【震え始めるのを、二の腕を掴んで抱きしめて、押さえつけるようにして――血反吐を吐くみたいに言うから、】 ―――――やっぱりそうだよね。あたしがおかしいんだ、……ミアが今度こそ間違いなく殺されちゃうかもって! そんな当たり前のことが、………………あたし怖いんだよ、だって、だってミアは、あたしの………… 【吐くものがなくなってしまったなら最後、本当に本当のことしか言えなくなってしまうのは道理だった】 【それでも最後の言葉だけはどうにか言わないようにして、我慢しているのは明白だった】 【唇は依然狂ったみたいに端を吊り上げて笑うのに、目だけが限界まで見開かれて、ぎちぎち音を立てそうなくらい】 【であれば、わからせてしまうのだ。この少女もどこか「おかしい」。だって何故だか、“冒涜者”を想うような言葉を、口にしている】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1553300109/15
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