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【この檻を抜けろ】能力者スレ【明日を掴むために】 (1002レス)
【この檻を抜けろ】能力者スレ【明日を掴むために】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/
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380: アーディン=プラゴール ◆auPC5auEAk [saga sage] 2019/03/16(土) 14:42:55.35 ID:HNc9ZNRV0 >>372 ――――シャッテンの奴め。連絡は簡潔かつ正確に、と言うのを、忘れたか……!? ……一体、何がどうなってる……ッ 【――――『その日』。彼は何か憮然とした様子で、とあるマンションへと向かっていた】 【受付を済ませ、中へと招かれる彼の姿は――――以前の約束通りだろう。場に相応しいだけの装いを意識したもので】 【短いバイオレットの毛皮で全身を覆い、その上から灰色のオーバーコートと黒のスラックス、白いハンドグローブを着用している】 【左目へとめり込む様な、人相を歪ませている大きな傷跡、更に頬にも大きな傷跡の目立つ】 【ずんぐりむっくりとした体格の、右目の眼光の鋭い、身長150cm前後の猫の特徴を宿した獣人】 【――――これはこれで、どこかギャングの怪しさを感じさせるような恰好ながら】 【獣人――――アーディン=プラゴールは、共に保護している対象である少女――――みらいへと、久々に顔を出しに来たのである】 ――――久しぶりだな、みらい。中々来れなくて悪かったよ…… けど、お前も元気そうだ。安心したよ…… 【そして。部屋の中でアーディンはみらいと再会する。傷だらけの面容に静かな笑顔を湛えて、アーディンはみらいを優しく抱きとめる】 【しばらく顔を見ていなかったが、相変わらずの様子に思えた】 (――――それが、シャッテンの奴には引っかかるという事だったが……どういう事だ?) 【――――笑顔の裏で。アーディンはじっくりと状況を整理していた。何を危惧して、あんな連絡があったのか。それを知ろうとして――――】 /アーディンです。よろしくお願いしますー! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/380
381: Amadeus ◆Dfjr0fQBtQ [saga !red_res] 2019/03/16(土) 14:43:39.81 ID:MHfb8plRo >>376>>377 【喰らう、喰らう、喰らう、──── 空中に出現した "口" が掃射される銃弾を喰らい尽くす】 【同時に、細くしなやかな喉元が膨らんで溶ける、飲み込むのは白亜の吐息に似て】 【ちろり、と零れる紅い舌、扇越しの口元が淫らに笑う】 ──── 別嬪さんが二人やと思わはったら、──── 嗚呼なんや一人は雄やね 雄の肉は固くてまずいさかいにわっちの好みやあらへんさかい、狗の餌にしてしまいましょ そうしてもう一人のお姉はんを、骨の髄までしゃぶり尽くして、──── ──── わっちの果てで、一つになりんす 【周囲に舞い散る火の粉、彼女はそれを見やって、口元を扇で隠す】 【寸刻、殺気が迫る、──── 二人がその場に佇んでいたなら、肩を深く噛み千切られるだろう】 【獣の如き力で、彼女は一歩も動かず、食らいつく牙の姿も "見えず" ──── だが】 【本能的なものであろう、動物としての自分が、──── 迫る殺気を感知する筈だ】 【その本能に従ったなら、見ずとも回避はできる筈だ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/381
382: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga] 2019/03/16(土) 14:44:34.33 ID:u0ZqMEwU0 >>370 はあい、 【暗闇を舐めるようにちらと開けた眼差しはきっときっと澄み渡る快晴の青空よりも澄んでいた、全ての生き物が滅んだあとの海はきっとこんなにも青いから】 【ごく平坦な声は常の甘やかさと涼やかさを残しながらに寒天とかゼラチンで固めたみたいな色をしていた、――あんまりに静かすぎるから、きっとバレてしまうんだけど】 【別にそれだって何の意味もないだろう。――――――ぴいぴい泣きじゃくるような声で「私たち鳥さんじゃないんですよ!?」「ましてや天使でもないんですよ!?!」なんて】 【「そりゃあ私は天使みたいに可愛いですけど!」「でも翼の折れた天使なんですけど!」なんて。――喚き倒していた数日くらい前、全員の記憶に新しいのなら】 ――――――――――――――天才で良かった、私……。 【教わった通りを寸分の狂いなく実行するのに"不要"なもの全部の阻害。故に静かすぎていた、落ち着きすぎていた、外でも見えたら「――空、綺麗ですねえ」なんて薄く笑うほど】 【とにかく平常時よりも平然としていた。普段からこうしておけばもうちょっと高嶺の花枠を思うがままに出来た。薄幸の令嬢スタイルだって板についていた、とか誰も言わないけど】 【故にやはりその瞬間になっても微動だにしなかった。極めた無表情はお人形さんと変わらない色、だから、ぴょいって、自殺志願者より容易い仕草】 【そして、"ぜんぶ"終えるならば、――心底から漏れ出る声、両手でぴったり顔を覆いつくした嘆息。失くしていた感情を取り戻したとして、足元が確固であればどうとも思わないから】 天才で良かった。神様ありがとう……。私を天才にしてくれて――。 【ならば指の覆いより解き放たれる顔、子猫より自信過剰な笑みにて頷く。要らないもの全部外しちゃって、それで、もうすっかり清々してしまうの、ばかげているけど】 【そうであって仕方ないと言われてしまう程度に彼女は邪気なく瞬く少女であったから。――白銀の毛先揺らして、なら、何事だってなかった、みたいに(そして彼女にとっては無いと等しかった)】 /待雪かえでですっ、よろしくおねがいします http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/382
383: ◆Dfjr0fQBtQ [saga !red_res] 2019/03/16(土) 14:47:28.65 ID:MHfb8plRo >>380 【みらいはアーディンを見上げて、もう一度その腕に抱かれる様に身を預ける】 【重なる体温、それすらも違和感が無かった、いっそ不気味な程に前と一緒であったから】 おいちゃ、いそがしい? テレビ、ずっとおふねのこと、してた だから、おいちゃ、いそがしい、──── って 【拙い言葉が伝える、水の国のニュースは魔道海軍の件でもちきりであった、みらいが不安に思うのも無理は無い】 【だからこそ、何時もと変わった様子であったのだろうか、──── 否、そうではない】 【アーディンも疑問に思っているはずだろう、一体何が起こっているのか、と】 ね、おいちゃ、どうして、きたの? みらいに、ようじ? 【大きな青い瞳を真っ直ぐに向けて、彼女は小首を傾げた】 【甘える娘の様な仕草で、胸元に抱かれながら】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/383
384: ◆1miRGmvwjU [saga] 2019/03/16(土) 14:52:17.73 ID:moVmP3JOo >>377 【 ─── "似ていた"。幾らか背は低かったが、それでも顔貌の半面に遺された傷痕は、彼にとっては】 【よく見知った人間の風采と何処かで重なる意味合いがあった。双眸が一刹那、忌々しげに細められ】 【それでも嘆息へ全てを許してしまう程度に彼は大人びていた。幸い協力者の遣り方は、彼の異能と"相性が良い"のであろう】 「言われずとも。ボクなんか気にせず派手にやりな」「キミこそ怪我すんなよ ─── そういうの苦手なんだ。」 【人殺しに慣れているであろう平坦な口ぶりはその物言いと矛盾であった。恐らく彼とはそのような人種だった】 >>381 「 ──── あ゛?」 【 ─── そうして対手のごく流れるような挑発は、彼の逆鱗を明白に慰撫していた。】 【快い呼ばわれ方ではなかった。マスクの下より溢れる熱い呼吸は何かを腹中に滾らせていた。】 【翻るように身を捩り宙に舞う。舞踏の所作に似ていた。 ─── 彼の肩口が在った虚空には、信管の抜かれた手榴弾が、牙の軌道へ備えられていた】 「前言撤回だ。手前ェ、生きて帰れると思うなよ。」 【形成された氷塊は冷徹かつ精緻な無数の長槍であった。 ─── 対手へと迫る速度は極北の吹雪。】 【対手の能力を試しているようでも在った。どれほどの物量を処理できたものか - 飽和攻撃に要される此方の攻勢は如何程であるか】 【拳銃の下には夫々に"銃剣"が嵌め込まれていた。 ─── 軽やかに"壁面へ"降り立って、そのまま彼は馳せる。至近へと迫る駿足/瞬息】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/384
385: アーディン=プラゴール ◆auPC5auEAk [saga sage] 2019/03/16(土) 14:57:24.89 ID:HNc9ZNRV0 >>383 ……あぁ、そうだな。……ちょっと、色々とやる事が立て込んでね…… (……迂闊だった。最近、周りの事の調査ばかりで、世情を追いかけるのが疎かになってたか……! ……氷の国が、水の国に対して干渉だと? 風の国の新興政党の台頭と言い…… ――――そちらの方に、意識を向けておくべきだったか……最近、垣間見える『暴蜂』の影と、『銀髪の黒鬼』……そっちばかりにかまけ過ぎていた……!) 【傍で、ありのままニュースを流し続けるテレビの音声を耳にしながら、アーディンは内心、苦いものを感じていた】 【ここの所、忙しかったのは確かだが、それ故にみらいの事のみならず、世界の状況にもアンテナが立っていなかった】 【――――かつての宿敵の尻尾と、もしかしたら『――――』かもしれない、怪異のうわさ話】 【そちらにばかり意識が向いていて、世情を追いかけ切れていなかったのである】 【あるいは――――今はみらいの方こそ、それに詳しいくらいかもしれない】 ……いいや。久々に、少し時間が出来たからね。どうしているかと、会いたくなったんだ…… (――――変わらなすぎる、とは言うが……少し、饒舌になったぐらいで、違和感などどこにも…………?) 【みらいの頭を撫ぜながら、当たり障りのない理由をでっちあげて。じっとアーディンはみらいを観察する】 【シャッテンのいう違和感がどこにあるのか。言動から、それを推察しようとして】 【――――同時に、さりげなく室内を見渡す。どんな暮らしをしているのか。そして、今シャッテンはどうしているのか――――】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/385
386: ◆3inMmyYQUs [saga] 2019/03/16(土) 15:00:08.52 ID:wQnyAwYio >>366 >>371 >>374 >>379 (α) 【空を舞う、その白い鴎は見下ろしていた】 【異国の海軍たちの高らかなオーケストラ】 【司令官の朗々たる演説】 【その残響が潮の音と渦巻くところを】 【押し寄せる氷塊のような、】 【氷国の艦隊が冷厳に掻き分ける波濤を】 【陸地で上がった赤い爆轟を】 【そして】 【海原の遠く、水平線がぽつぽつと沸き立つように】 【緊張の衝突する艦隊同士を遠巻きにして浮かぶ、】 【ある数隻の巡視艇と、数機のヘリコプター、その旋回が描く波紋と軌跡を】 【その横腹に記された『海上保安部』の文字までは】 【鳥の目ではきっと読み取れなかっただろうが】 わたし、『カモメ』になるのが夢だったんです。 【蘆屋の傍らに声がした】 【姿は無かった】 【何かの途中を再生するかのように、語りの声響だけが続いた】 海も、お空も、両方ずっと見ていられますから。 【一時停止】 【声はそこで一旦止んだ】 【ミチカ・ソネーウェは姿が見えない】 【白い鴎が見下ろすその一切に、銃口も砲門も、敵意も向けず】 /ふわっとフェードインしていく感じですが。 /みなさまよろしくおねがいします! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/386
387: ◆zlCN2ONzFo [!美鳥_res] 2019/03/16(土) 15:00:14.45 ID:9Xfcwn8j0 >>371 <なんだなんだ!> <なんだ、あれ?> <式典のパフォーマンスの、一環じゃね?> 【群衆の反応が早かった】 【テルミドールの放送ジャックがその場を席巻した】 【周囲にはどよめきと、そして嫌悪を伴った視線が会場中央のディスプレイに注ぎ込まれ】 <おいおいおい!氷って言ったらアレだろ、確か……> <爆破事件の、イヴァンっつったっけ?> <何が脅威だ!テロ国家め!> <魔導海軍に制裁されちまえ!> 【会場内に、徐々にブーイングが巻き起こる】 【そうでない民衆も、あるいは政治家も突然の発表に困惑を隠せずに】 【やがて、アラートが鳴り響く】 【レーダーが、氷の艦隊を捕捉した警告音】 「ようやく、おでましか」 【ここで、蘆屋道賢は長門の艦長座席より重い腰を上げた】 【肘をついて座っていた、その座席から、そしてマイクに向かい】 「氷の国、国民の皆様、優しき友人達よ」 「紛う事無く、彼らこそ我らの友好と平和を脅かすならず者国家です」 「ですが、どうかご安心ください」 「彼らは我々がここで挫き、その皆様の安全を保障しましょう、どうかご安心して誘導に従い速やかな避難をお願い申し上げます」 「そして氷の艦隊へ注ぐ」 「本声明をもって、我が軍はこれを氷国の正式な宣戦布告と受け取る」 【その声と共に、海中に一斉に鳴り響く単信音】 【ポとコの中間のような音は、海中の魚雷、潜水艦を探知する】 【そして格艦の電探が一斉に、艦隊を捉えると、いぶきより海鳥が発艦】 【『敵艦見ゆ』】 【打電が飛ぶ】 「砲雷撃戦、始め!」 【直ぐに戦闘陣形が組まれる】 【いぶきを中心とした円陣】 【前方に駆逐艦、軽巡洋艦が備え】 【後方に長門を中心とした戦艦、重巡洋艦、空母が展開する】 【むろん海中には潜水艦が息をひそめ】 「いぶき、魔導リフレクター展開!」 【向かう主砲の一斉射には、範囲に入る片端から正面にリフレクターがピンポイントで展開される】 【そして、まるでお返しと言わんばかりに、海中と海上それぞれの艦より、術式魚雷が一斉に放たれる】 【通常魚雷とはまるで異なる軌跡にて向かう魚雷】 【その間に、いぶきには魔翌力拡散式ジャミングの用意を】 【空母群には航空機発艦の用意を支持して】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/387
388: ◆Dfjr0fQBtQ [saga !red_res] 2019/03/16(土) 15:03:49.60 ID:MHfb8plRo >>385 おいちゃ、会ってくれる、みらい、うれしい みらいも、おいちゃ、会いたかった 【アーディンが呼べばシャッテンは直ぐに出てこられるだろう、彼の動きも特に制限されていない】 【シャッテンの抱く違和感、言葉にすれば曖昧模糊としている、あまりにも変化が無い、と】 【アーディンは想起するのだろうか、彼女が自分達の元に来たときの事を】 【そしてそれから過ごした日々を、彼女は新しい環境に、自ら馴染もうとした】 【保護されているだけを良しと思わず、周囲の人に、ものに、環境に、興味を持って】 【その点で言えば常に変わり続ける存在であった、日々のありとあらゆる一瞬を大事にして】 【 ──── だからこそ、シャッテンと二人きりの新しい環境、彼女にとって、興味を惹くものばかりの筈だ】 【故に、変化が無い、ということにシャッテンが疑問を持ったのも、無理は無いかもしれない】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/388
389: ◆moXuJYo6C0cW [sage] 2019/03/16(土) 15:03:53.05 ID:dPLVBhQho >>367 【セレモニーの人込みの中を、悠然と歩く男が一人。黒い軽装鎧で手足をそれぞれ肩と膝まで、それと腹部と胸部を覆っている】 【それ以外の部位は、グレーの軍用スーツが顔を覗かせる。腰にはブロードソード。手甲の片方にはボウガン】 【軽くウェーブのかかった長い銀髪と赤い瞳。眉目秀麗。見た目は目立つが、この熱狂の中では目を向ける者は少ない】 【その心の中を知れば、周囲の人間は逃げ散ったことだろうが】 トリスタン、確かに拝命致しました。この身にかえても必ずや、その任務を果たして御覧に入れます 【微塵の歪みもない彼女の微笑みを前に、男もまた騎士の理想の体現の如く、完璧な敬礼を返した】 【無理難題だ。最新鋭の魔導艦隊、その只中にこの身一つで。それも艦の中に直接乗り込むなどと】 【だが、円卓の騎士ならそれが出来るのだ。その信頼に応えねばならない。その任務を騎士として果たさねばならない】 (でも、やはり心が痛むな……こんなにセレモニーを楽しみにしている人々が大勢いるのに) (彼らは愚かだが、本気で平和を望んでいるのだろう。この日を祝福として受け入れるはずだったのだろう) (悲しい……本当に悲しい。だが、やらなければならない。主命なのだから) 【そして、始まりの合図は静かに。艦隊の並ぶ表で起きた異変とは違う、静かな火蓋の切り口だった】 【トリスタンは疑問など挟まない。躊躇なくそこに飛び込んだ。恐ろしく軽い身のこなしが、その身体能力の高さを示す】 >>368 【当然、その中に誰もいないことをおかしいとは感じる。だが、戦場に置いてそのような疑念を差しはさむ余裕などない】 【ゆえに、走る。走る。走る。騎士は走るのが商売だ】 【分かれ道の片方を迷いなく選び、なおも走る。辿り着いた先は、いくつもの殺りく兵器を抱え込んでなお広い、地獄の釜の底のような格納庫だった】 【そこに、いた。己の使命を果たすべき相手が】 ――――詩人だな。海軍も無骨な人材ばかりを集めているわけじゃないらしい 初めまして。俺の名は、トリスタン=Bルドレー・トリスタン=B騎士だ 言葉遣いが粗野なのは勘弁してくれ、取り立ててもらった身なんでね 【堂々と名乗りを上げるその姿。その口元にはすでに、抑えきれない喜悦が浮かんでいた】 アートマン≠ゥ……美しいじゃないか。あんたの内面そのものってところか? 荘厳で、美麗で、堂々として、だがその内面は……ドロドロだ 【そう言った直後、艦の中で跳ぶヘリコプターという異様な光景がそこに現れる】 【向けられたガトリング、考えるより先に身体が動いていた】 【跳躍。そのままきりもみ回転し、連続斬撃。己に迫る弾丸のみを切り払う】 【その赤い目が、恐怖におびえる海軍兵の視線と合う。憐れみ。そして、愉悦】 殺したくなんかないんだぜ? 本当さ。でも……俺は騎士だ。そして、これは主命だ 仕方ない。仕方ない。仕方ないんだよ――――!!! 【満面の笑みを浮かべ、滂沱の涙を流しながら、トリスタンは空中でボウガンの矢を放った】 【一矢かぎり、だが恐ろしい鋭さで飛び、コクピットの軍兵の頭部を狙う】 【その赤い瞳が、妖しく光った】 /遅くなりました、トリスタンです! よろしくお願いします! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/389
390: ◆rZ1XhuyZ7I [ saga] 2019/03/16(土) 15:05:44.86 ID:ApAU9bVr0 >>374 ―――よォ、お前がラベンダァイス≠セな? 【その声は不意に聞こえた。】 【なぜか竜が引き裂こうとしている駆逐艦の上に一人の人物が立っている。】 【トリアドールレッドのツインテールに同じ色の瞳をした氷の国≠フ軍服のスラックスに黒いタンクトップ】 【そんな出で立ちの10歳ほどの少女がまるで獣のように笑いながら『竜』を見つめる。】 【両ポケットに手を入れたままトリアドールレッドの少女は口を開く。】 俺はトリアドール=Bよろしく姉さん 《セブン・ウェポン―――Seraphim<b!!!》 【トリアドールと名乗った少女が叫ぶと、突如として頭上の空間が裂ける。】 【そして現れるのはトリアドールレッドに輝く小型巡洋艦だ、それがなんと裂けたそれから降ってくる。】 【そのまま駆逐艦にくらいつく竜と化したラベンダァイスを押しつぶそうとするだろう。】 //無茶振りいきます!さーせん! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/390
391: ◆Dfjr0fQBtQ [saga !red_res] 2019/03/16(土) 15:08:15.09 ID:MHfb8plRo >>373>>389 【Amadeusはエンドウと名乗る男を見やる、ゲームの様に銃弾を回避する姿は中々に見物】 【ふむふむ、と頬に浮かぶ笑みの色を絶やさない、想定内と呼ぶには些か趣深いが】 【舌先が濡れた、目元が描いた獰猛な表情、──── 然して彼もまた、まともではあるまい】 ──── 変わりませんよ、軽い商談である事にはね、売るのが企業か世界かの違いです 良い心音です、深い焦りを饒舌な口が補おうとしている、歩幅の乱れが雄弁に語るのですから ──── ええ、恐れる事などありません、序曲にはまだまだ足りません 【彼が右手を挙げたなら、名刺を散弾が撃ち抜く、瞬く間に粉微塵と化して】 【後に残る粉塵を彼は見やって、──── 何処か見下す様な表情を変えず】 返歌にしては侘しすぎますね、謙遜が過ぎれば惨めにしか映りませんが? 仕方の無い事とは言え興ざめですよ? ──── 作曲家は退屈を嫌いますが故に 通奏低音として響かせたなら、跡はそのメインテーマを重ねましょう! 優れたコンポーザーは最初のひらめきを失わない、落ちた瞬間に音楽は生まれ、落とした瞬間に死ぬのですから!! ──── 偉大なる母よ、その繊手に我が心を ──── BUZZMOTHERS 【再びの機銃の掃射、──── 否、違う、弾幕が一方向だけではなく、別方向からも来る】 【『海鷲』──── 『海鳥』とは別のヘリコプターが動き出し、交差する様に新たな機銃の掃射を重ねる】 【重なる音色はコンツェルト、僅かに残した逃げ場さえも奪うように、響く弾幕】 【 ──── だが ──── 】 おや、不思議な事を言うね、それは私の台詞だよ、トリスタン、──── 吟遊詩人が好みそうな名だ 私の内面に言及したとき心拍数が増加した、クレッシェンドには些か部が悪い、だとすれば 私に投げかけた問いは自分自身に返ってくるんじゃないかな、他者の内面を笑う前に自分の内面を笑い給え 自己との対話は創作の始まりにして終わりさ、君も良く知っておくべきだろう? 【神技の如き一閃、ボウガンの矢が軍兵の頭部を撃ち抜いたなら】 【ヘリコプターはコントロールを失う、機銃の掃射が片方止み、エンドウにとっても願ってない好機だろう】 【しかし、制御を失ったコントロールは軌道を変えトリスタンの元へと向かう、着地したなら爆発は免れない】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/391
392: ◆Dfjr0fQBtQ [saga !red_res] 2019/03/16(土) 15:09:38.31 ID:MHfb8plRo >>370>>375>>382>>(エーリカさん) 【艦橋に降り立つ外務八課員の潜入、──── 甲板から侵入したならば "みらい" の内部は思ったよりも整然としていた】 【内部に侵入した課員達は奇妙に思うだろうか、だが、直ぐに一つの可能性に辿り着く】 【魔導イージス艦の "魔導" ──── ホムンクルスにより統括される高度な魔術式】 【それが導き出すのはオーバーテクノロジーだけでは無い、単純な効率化の面に於いて最先端を行く】 【結果として内部のスペースを効率的に利用できる、艦内環境の整備は単純であるが非常に効果的である】 【内部へと侵入した課員は "二手" に分かれる、それが Take the Power Back≠フ内容であった】 “もう一度確認するぜ、目標は "みらい" の破壊若しくは奪取、──── 言うまでも無く後者の方が評価は高い” “だが、最悪の場合破壊でもいい、〈円卓〉の想定としてはそっちの方向だけどな、純然たる期待値だ” “どう咀嚼するかは任せる、ただ何処までも "秘密厳守" で頼むぜ、こっちに火の粉が降りかからない様にと” “加えて、 "みらい" の内部調査、──── そこに存在する兵器を調査すること、と、ただし破壊してはいけない” “それと、対 "みらい" 用の兵器がこれだ、スケベ心だして見ない方がアンタ達の為、と伝えておこう” “ "みらい" の中枢部、心臓に此奴をぶちかませ、──── 簡単な任務だろう” 【マーリンは後藤へとそう伝えた、手渡したジュラルミンケースは恐らくアリアが持っているのだろうか】 【課員にはどう伝達されているのかは不明であった、しかし、全員で仲良く集団行動と言った集まりでも無い】 【故に、アリア組とかえで組の二手に分かれる事は可能性の一つとしてある筈だ】 【与えられる任務の違いか、──── どう転がるかは神のみぞ知る、と】 【────】 【────────】 【アリアとライガは甲板から司令室を目指すのだろうか、──── だとすれば、甲板から司令室へと繋がる細い廊下】 【周回する様に見張りが歩き回っていた、周期的な動き、──── セレモニーだというのにご苦労な事で】 【暫く観察すれば分かる、兵士の数は三、──── 無力化するか潜り抜けるかは判断が委ねられるが】 【 "特務部隊" として、彼女達はどの様に判断を下すのであろうか】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/392
393: ◆Dfjr0fQBtQ [saga !red_res] 2019/03/16(土) 15:10:09.84 ID:MHfb8plRo >>382 【内部へと潜入したエーリカとかえでは分かれ道に到達するだろう、奥へ奥へと下っていくための階段の際】 【二手に分かれる選択肢を選ぶのが常であった、バディで行動する程に、二人きりで甘えている場合でも無い】 【かえでが奥へと進んだなら、そこはやや広い程度の通路であった】 【奥には更なる扉、しかし、──── それを遮る様に先客】 おや、どんな偉丈夫が来るのかと待ち構えてみたなら、可憐なお嬢さんのお出ましとは 女性の好奇心は些かの棘さ、淑女に相応しい慎みと嗜みとを、私達は紡がなければいけない ──── けれども、時に感覚は感性にも勝る、私はそれを悦ぼう 【白銀の長髪に真紅の瞳、豊満な膨らみが窮屈そうな白いジレの上に黒いジュストコールを羽織り】 【胸元を艶やかに飾るはクラヴァット、上にレースのリボンを重ねて】 【太股までしかない非常に丈の短いスカートに、膝まである白い編み上げブーツを履きこなした女性】 クイーン・ボナパルト、──── 悪いが貴方を先へ進ませる訳には行かなくてね 【彼女は名乗りを上げ、右の手に一本の剣を握る、──── 眼光煌めく筋は紅】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/393
394: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [saga] 2019/03/16(土) 15:12:47.71 ID:H1oVOAiDO >>384 【小さくため息が漏れた。かちりと心音が高鳴る】 【彼女はゆっくりと首を振った。何かを憂う視線。きゅ、と噛み締められる唇】 …………あぁ、ダメ、です 好きに、なっちゃいそうですわ 【──背中に向けて紡がれる微かな独り言は】 【矢張り、戦場には似つかわしくない儚い戯言】 【彼女の言葉は、焔の音と銃声に紛れて消え】 >>381 【<アグラヴェイン>から溢れ出していた火の粉は消えることなく】 【壁に床に、散らばった椅子に。火の粉は少しずつ纏わりつき、形を灼いてゆく】 【パイプ椅子や長机のアルミが溶け、さらに爆ぜて飛散する。だがそんなものは、この場にいる者の障害には成り得ないはずで】 【ゆるりと床や壁が昏焔に侵食される。焔に囲まれたフィールド。その内側には、ミレーユの吹雪が煌めいて】 ────あぁ、それはなんて魅力的なお誘いでしょう 上辺だけの言葉よりも、ずっとずっと素敵に思えまして ……ですが、ただ一つになるだけではつまらないですわ せめて──ねぇ。私のこと、愛してくださいませんことには 【──彼女もまた、弾かれたように走り出す。虚空を見ることもせず】 【微笑みのままに殺気を避け、相手への接近を図る。──背に、巨大な焔の翼が湧いた】 【天井までも届きそうな焔翼は、ただの一薙ぎで彼女たちの距離を詰めるだろう】 【その紅い紅い翼が天井に触れたのなら、まず天井は熔けるのだ。クリームケーキにナイフを入れたが如く】 【あっさりと天井は翼の軌跡に合わせて、灼熱の痕跡を残すはずで】 【そして彼女の右手に、するりと焔の片手剣が顕現した。仄昏い焔の刀身。接近が叶えば】 【横薙ぎに刃を振る。人の身であれば、その後の運命は部屋の天井と同様。赤い痕迹と共に、胴は分かたれる】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/394
395: アーディン=プラゴール ◆auPC5auEAk [saga sage] 2019/03/16(土) 15:14:47.14 ID:HNc9ZNRV0 >>388 (――――!!) 【――――足首を、静かにトントンとタップする感触。アーディンは、静かに頷いた】 【今、この場にいるかは分からないが。シャッテンは間違いなく、この状況を把握し、そしてスタンバイしている】 【其方に関しては問題がない様だった。恐らく、状況の見極めを、アーディンに一任したいという事だろう】 ……そうか。嬉しい事を言ってくれるな…… 【撫ぜていた手で、ポンポンとみらいの頭を、そして頬を優しく包み込む】 (――――分からん。どういう事だ……? まぁ確かに、みらいが変わらないのは事実だが……どこにひっかかる要素がある……? 奴も、防備だけじゃなくて、直接みらいと触れたりしているんだろう……――――その感覚を信じたいのは確かだが…… ――――奴の方が、この状況で過敏になり過ぎてるんじゃないか……?) 【触れているみらいの態度は、確かに変化がない。だが、それが良い事なのか悪い事なのか、アーディンには判断がつきかねた】 【一度、シャッテンの方とも顔を合わせるべきだろうが――――シャッテンは恐らく、第三者としての自分の視点を、アテにしているに違いない】 【それを思えば、迂闊に先入観となる「事情を聴く」と言う事もやりにくいもので】 (……ふむ。ちゃんとこの状況に、馴染んでいるんだろうな……?) ――――みらい。ここになんか、面白いものはあるか……? 【特に考えがあった訳ではないが、ふとアーディンはみらいに尋ねてみる】 【思えば、みらいはCrystal Labyrinthの手伝いを自ら買って出るなど、あの環境になじんでいた】 【今の環境にも、今の環境なりに何か、新しい発見などあったかもしれない。それを聞いてみるのも、みらいの為だと思ったのだろう】 【――――イスラフィールが、みらいの『退屈』に対して疎かにしていないか。それを確かめる意図も、あったと言えばあったのだが】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/395
396: ◆zqsKQfmTy2 [sage saga] 2019/03/16(土) 15:17:32.75 ID:8Xgtcb1uO >>370 「―――……うへっ、あの訓練の時を思い出すよ。 ……仕事だから文句は言えないけど。………眩暈とか頭痛に苛まれるからヤだなぁ」 【なんて】 【でも仕事であるならば。例えはるか上空からの身投げめいた行為も平気で行う】 【――――これがスカイダイビングなどという呑気なものならばどれほど良かったか】 【内心で自嘲気味にボヤきながら――――作戦行動、開始】 【――――】 【訓練通りに甲板に着地すれば、後は本来の役割。自分の本懐】 【艦内への侵入。内部に潜入するなら、彼女はかえでと共に行動を共にしていた】 【だが、分かれ道に行き着けば。二人仲良く――なんていかないので】 【二手に分かれる――その先に待ち構えていたのは何か】 //すみません、遅れてしまいました…っ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/396
397: ◆zlCN2ONzFo [!美鳥_res] 2019/03/16(土) 15:18:20.42 ID:9Xfcwn8j0 >>374 「か、艦長!!」 「どうした!?」 【駆逐艦『島風』このまさに氷の海軍の宣戦布告、交戦開始の指令があった】 【所定位置に着くまさにその時であった】 「か、海中に海中に!!」 「だからどうしたってんだ!?」 「龍です!!彼我不明な龍が我が艦隊駆逐艦を攻撃しています!!」 「氷の次は龍!?はあ、意味解らんっちゃけど!!」 【どうにも、島風艦長は激情家のようで】 【お国訛りを出しながら、攻撃を受けている艦『潮』に向かい】 「いかん!浸水しとる!」 「何ですかアレは!?」 【何とも不吉な、そのラベンダー色の海龍に向かい】 「潮艦長!爆雷で支援するけん!とりあえずその龍を何とかするぞ!」 「爆発深度調整!爆雷投射!」 【通信で伝え】 【やがて島風、潮の両艦より、爆雷投射機にて爆雷が降り注ぐ】 「俺は対潜の鬼、島風艦長!来るなら来いっちゃ!」 >>379 <こ、今度はなんだ!?> <ありゃなんだ!?赤い仮面の……> 【ただでさえ戦闘開始の混乱で、収集を付け難くなっている現場】 【そこに現れたのは、まさに赤鬼と呼ばれる仮想をした集団で】 【あろう事か、この場で破壊行動を開始して】 <ひ、ひええええッ!!か、勘弁してくれ!!> <何なんだ何なんだよ今日は!!> 【群衆の混乱も、また、かなり煽られる結果となった】 <っく!赤鬼党!?海賊風情がこんな所まで!?> <怯むな!たかが賊徒だ!小銃隊前へ!!> <民間人の誘導を怠るな!> 【小銃を構えた部隊が、民間人を守るように展開する】 【次には、彼ら赤鬼の軍勢に、一斉に銃撃を仕掛けるだろう】 【正確性を持った銃弾が迫る】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/397
398: ◆rZ1XhuyZ7I [ saga] 2019/03/16(土) 15:20:38.44 ID:ApAU9bVr0 >>387 《水の国≠フ人々よ、考えるのは後だまずは非難されるといい。》 《―――そして魔導海軍の司令官よ、望むところだ。そのエゴと虚構にまみれた化粧を剥いでやろう。》 【それだけ言うとテルミドールは放送を終えて踵を返し船内へと消えていく。】 【その後に続くのは薄紫色の髪の女性、先日から放送で幾度となく顔をだしているウォルコット少佐≠セ。】 【ウォルコットはテルミドールの後に続きながら無表情で首を開く。】 「では手はず通りに私は後衛に回ります。ですが本当によろしいのですかミヒャエル?」 ―――ああ、これだけの宣言をしたんだ私が英雄/イケニエ≠ニなるべく動くしかない。 F・O・B/フォートレス・オーバー・ブースター≠ナ一気に彼我の距離を詰める。 【迫りくる術式魚雷に対し氷の国艦隊は迎撃するが、その変則的な軌道に対応しきれずいくつか直撃を許す。】 【わずか一度の攻撃で氷の国艦隊の一隻は轟沈していき船員は必死に海へと飛び込んで逃げ惑う。】 やってくれるな蛮族。―――だがここからだ。 【同時、氷の国艦隊旗艦の船体が開口≠オそこから巨大な何かが放たれる。】 【それはメタリックバイオレットの70mはある巨大な戦闘機のようであった、後方にはいくつも連なるロケットブースターが存在する。】 【その紫の要塞戦闘機っは一直線に軍港へと迫る、その速度は途轍もなく通常の兵器を超えたものであった。】 【その間も氷の国艦隊は変わらず砲撃を続ける。】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/398
399: ◆Dfjr0fQBtQ [saga !red_res] 2019/03/16(土) 15:21:28.23 ID:MHfb8plRo >>384>>394 【花魁は扇の下で笑う、ひた隠すは目元、放り出された口元と背徳的なコントラスト】 【淫らな口元舌なめずり、耳の粘膜を裸足で蹂躙する瞬きの坩堝】 【やがて貴方達は見る、剥落していく様に、彼女の姿が消えていく】 化粧で隠さはっても化生は隠せまへん、あんはんは何処までも雄の延長線やさかい 下腹部にしまった獣性を抑えられはって? 無理やったら切らはるのがよろし そうともせぇへんのは中途半端でありんす、──── それとも、雌の悦びに乱れはるん? 穴ほじられてあんあ、と啼かはるんは、わっちも些か興味あらはって 【まるで獣に食い散らかされたが如く、彼女の姿が消えた、──── 彼女の居た位置に落ちる手榴弾】 【ミレーユが接近していたならば信管の抜かれたそれが爆発するだろう、アグラヴェインもまた然り】 【姿を消し、攻撃を回避すると共に、迎撃を行う、一体何手重ねた事か】 花魁が語る愛と、曲輪が語る愛と、遊里が語る愛と、娼婦が語る愛と、あんはんはそれが欲しくて? せやったら幾らでもあげましょう、わっちが売ったよしなにに含まれてはるから 【声が虚空へと響く、──── 今この瞬間、彼女の痕跡は何処にも無い】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1550412867/399
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