[過去ログ] 【この檻を抜けろ】能力者スレ【明日を掴むために】 (1002レス)
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380
(1): アーディン=プラゴール◆auPC5auEAk [saga sage] 2019/03/16(土)14:42 ID:HNc9ZNRV0(2/24) AAS
>>372

――――シャッテンの奴め。連絡は簡潔かつ正確に、と言うのを、忘れたか……!?
……一体、何がどうなってる……ッ

【――――『その日』。彼は何か憮然とした様子で、とあるマンションへと向かっていた】
【受付を済ませ、中へと招かれる彼の姿は――――以前の約束通りだろう。場に相応しいだけの装いを意識したもので】

【短いバイオレットの毛皮で全身を覆い、その上から灰色のオーバーコートと黒のスラックス、白いハンドグローブを着用している】
【左目へとめり込む様な、人相を歪ませている大きな傷跡、更に頬にも大きな傷跡の目立つ】
【ずんぐりむっくりとした体格の、右目の眼光の鋭い、身長150cm前後の猫の特徴を宿した獣人】

【――――これはこれで、どこかギャングの怪しさを感じさせるような恰好ながら】
【獣人――――アーディン=プラゴールは、共に保護している対象である少女――――みらいへと、久々に顔を出しに来たのである】
省7
381
(2): Amadeus◆Dfjr0fQBtQ [saga !red_res] 2019/03/16(土)14:43 ID:MHfb8plRo(6/54) AAS
AA省
382
(3): [sage saga] 2019/03/16(土)14:44 ID:u0ZqMEwU0(1/2) AAS
>>370

はあい、

【暗闇を舐めるようにちらと開けた眼差しはきっときっと澄み渡る快晴の青空よりも澄んでいた、全ての生き物が滅んだあとの海はきっとこんなにも青いから】
【ごく平坦な声は常の甘やかさと涼やかさを残しながらに寒天とかゼラチンで固めたみたいな色をしていた、――あんまりに静かすぎるから、きっとバレてしまうんだけど】
【別にそれだって何の意味もないだろう。――――――ぴいぴい泣きじゃくるような声で「私たち鳥さんじゃないんですよ!?」「ましてや天使でもないんですよ!?!」なんて】
【「そりゃあ私は天使みたいに可愛いですけど!」「でも翼の折れた天使なんですけど!」なんて。――喚き倒していた数日くらい前、全員の記憶に新しいのなら】

――――――――――――――天才で良かった、私……。

【教わった通りを寸分の狂いなく実行するのに"不要"なもの全部の阻害。故に静かすぎていた、落ち着きすぎていた、外でも見えたら「――空、綺麗ですねえ」なんて薄く笑うほど】
【とにかく平常時よりも平然としていた。普段からこうしておけばもうちょっと高嶺の花枠を思うがままに出来た。薄幸の令嬢スタイルだって板についていた、とか誰も言わないけど】
省6
383
(1): ◆Dfjr0fQBtQ [saga !red_res] 2019/03/16(土)14:47 ID:MHfb8plRo(7/54) AAS
>>380

【みらいはアーディンを見上げて、もう一度その腕に抱かれる様に身を預ける】
【重なる体温、それすらも違和感が無かった、いっそ不気味な程に前と一緒であったから】

おいちゃ、いそがしい? テレビ、ずっとおふねのこと、してた
だから、おいちゃ、いそがしい、──── って

【拙い言葉が伝える、水の国のニュースは魔道海軍の件でもちきりであった、みらいが不安に思うのも無理は無い】
【だからこそ、何時もと変わった様子であったのだろうか、──── 否、そうではない】
【アーディンも疑問に思っているはずだろう、一体何が起こっているのか、と】

ね、おいちゃ、どうして、きたの? みらいに、ようじ?
省2
384
(2): ◆1miRGmvwjU [saga] 2019/03/16(土)14:52 ID:moVmP3JOo(3/25) AAS
>>377

【 ─── "似ていた"。幾らか背は低かったが、それでも顔貌の半面に遺された傷痕は、彼にとっては】
【よく見知った人間の風采と何処かで重なる意味合いがあった。双眸が一刹那、忌々しげに細められ】
【それでも嘆息へ全てを許してしまう程度に彼は大人びていた。幸い協力者の遣り方は、彼の異能と"相性が良い"のであろう】

「言われずとも。ボクなんか気にせず派手にやりな」「キミこそ怪我すんなよ ─── そういうの苦手なんだ。」

【人殺しに慣れているであろう平坦な口ぶりはその物言いと矛盾であった。恐らく彼とはそのような人種だった】

>>381
省8
385
(1): アーディン=プラゴール◆auPC5auEAk [saga sage] 2019/03/16(土)14:57 ID:HNc9ZNRV0(3/24) AAS
>>383

……あぁ、そうだな。……ちょっと、色々とやる事が立て込んでね……

(……迂闊だった。最近、周りの事の調査ばかりで、世情を追いかけるのが疎かになってたか……!
 ……氷の国が、水の国に対して干渉だと? 風の国の新興政党の台頭と言い……
 ――――そちらの方に、意識を向けておくべきだったか……最近、垣間見える『暴蜂』の影と、『銀髪の黒鬼』……そっちばかりにかまけ過ぎていた……!)

【傍で、ありのままニュースを流し続けるテレビの音声を耳にしながら、アーディンは内心、苦いものを感じていた】
【ここの所、忙しかったのは確かだが、それ故にみらいの事のみならず、世界の状況にもアンテナが立っていなかった】

【――――かつての宿敵の尻尾と、もしかしたら『――――』かもしれない、怪異のうわさ話】
【そちらにばかり意識が向いていて、世情を追いかけ切れていなかったのである】
【あるいは――――今はみらいの方こそ、それに詳しいくらいかもしれない】
省5
386
(2): ◆3inMmyYQUs [saga] 2019/03/16(土)15:00 ID:wQnyAwYio(2/16) AAS
>>366 >>371 >>374 >>379 (α)

【空を舞う、その白い鴎は見下ろしていた】

【異国の海軍たちの高らかなオーケストラ】
【司令官の朗々たる演説】

【その残響が潮の音と渦巻くところを】

【押し寄せる氷塊のような、】
【氷国の艦隊が冷厳に掻き分ける波濤を】
省18
387
(1): ◆zlCN2ONzFo [!美鳥_res] 2019/03/16(土)15:00 ID:9Xfcwn8j0(5/35) AAS
>>371

<なんだなんだ!>
<なんだ、あれ?>
<式典のパフォーマンスの、一環じゃね?>

【群衆の反応が早かった】
【テルミドールの放送ジャックがその場を席巻した】
【周囲にはどよめきと、そして嫌悪を伴った視線が会場中央のディスプレイに注ぎ込まれ】

<おいおいおい!氷って言ったらアレだろ、確か……>
<爆破事件の、イヴァンっつったっけ?>
<何が脅威だ!テロ国家め!>
省31
388
(1): ◆Dfjr0fQBtQ [saga !red_res] 2019/03/16(土)15:03 ID:MHfb8plRo(8/54) AAS
>>385

おいちゃ、会ってくれる、みらい、うれしい
みらいも、おいちゃ、会いたかった

【アーディンが呼べばシャッテンは直ぐに出てこられるだろう、彼の動きも特に制限されていない】
【シャッテンの抱く違和感、言葉にすれば曖昧模糊としている、あまりにも変化が無い、と】

【アーディンは想起するのだろうか、彼女が自分達の元に来たときの事を】
【そしてそれから過ごした日々を、彼女は新しい環境に、自ら馴染もうとした】

【保護されているだけを良しと思わず、周囲の人に、ものに、環境に、興味を持って】
【その点で言えば常に変わり続ける存在であった、日々のありとあらゆる一瞬を大事にして】
省2
389
(2): ◆moXuJYo6C0cW 2019/03/16(土)15:03 ID:dPLVBhQho(2/28) AAS
>>367
【セレモニーの人込みの中を、悠然と歩く男が一人。黒い軽装鎧で手足をそれぞれ肩と膝まで、それと腹部と胸部を覆っている】
【それ以外の部位は、グレーの軍用スーツが顔を覗かせる。腰にはブロードソード。手甲の片方にはボウガン】
【軽くウェーブのかかった長い銀髪と赤い瞳。眉目秀麗。見た目は目立つが、この熱狂の中では目を向ける者は少ない】

【その心の中を知れば、周囲の人間は逃げ散ったことだろうが】

トリスタン、確かに拝命致しました。この身にかえても必ずや、その任務を果たして御覧に入れます

【微塵の歪みもない彼女の微笑みを前に、男もまた騎士の理想の体現の如く、完璧な敬礼を返した】
【無理難題だ。最新鋭の魔導艦隊、その只中にこの身一つで。それも艦の中に直接乗り込むなどと】

【だが、円卓の騎士ならそれが出来るのだ。その信頼に応えねばならない。その任務を騎士として果たさねばならない】
省26
390
(1): ◆rZ1XhuyZ7I [ saga] 2019/03/16(土)15:05 ID:ApAU9bVr0(2/36) AAS
>>374

―――よォ、お前がラベンダァイス≠セな?

【その声は不意に聞こえた。】
【なぜか竜が引き裂こうとしている駆逐艦の上に一人の人物が立っている。】
【トリアドールレッドのツインテールに同じ色の瞳をした氷の国≠フ軍服のスラックスに黒いタンクトップ】
【そんな出で立ちの10歳ほどの少女がまるで獣のように笑いながら『竜』を見つめる。】

【両ポケットに手を入れたままトリアドールレッドの少女は口を開く。】

俺はトリアドール=Bよろしく姉さん
省5
391
(2): ◆Dfjr0fQBtQ [saga !red_res] 2019/03/16(土)15:08 ID:MHfb8plRo(9/54) AAS
AA省
392
(3): ◆Dfjr0fQBtQ [saga !red_res] 2019/03/16(土)15:09 ID:MHfb8plRo(10/54) AAS
AA省
393
(1): ◆Dfjr0fQBtQ [saga !red_res] 2019/03/16(土)15:10 ID:MHfb8plRo(11/54) AAS
>>382

【内部へと潜入したエーリカとかえでは分かれ道に到達するだろう、奥へ奥へと下っていくための階段の際】
【二手に分かれる選択肢を選ぶのが常であった、バディで行動する程に、二人きりで甘えている場合でも無い】
【かえでが奥へと進んだなら、そこはやや広い程度の通路であった】

【奥には更なる扉、しかし、──── それを遮る様に先客】

おや、どんな偉丈夫が来るのかと待ち構えてみたなら、可憐なお嬢さんのお出ましとは
女性の好奇心は些かの棘さ、淑女に相応しい慎みと嗜みとを、私達は紡がなければいけない

──── けれども、時に感覚は感性にも勝る、私はそれを悦ぼう
省5
394
(2): (長屋) [saga] 2019/03/16(土)15:12 ID:H1oVOAiDO携(2/15) AAS
AA省
395
(2): アーディン=プラゴール◆auPC5auEAk [saga sage] 2019/03/16(土)15:14 ID:HNc9ZNRV0(4/24) AAS
>>388

(――――!!)

【――――足首を、静かにトントンとタップする感触。アーディンは、静かに頷いた】
【今、この場にいるかは分からないが。シャッテンは間違いなく、この状況を把握し、そしてスタンバイしている】
【其方に関しては問題がない様だった。恐らく、状況の見極めを、アーディンに一任したいという事だろう】

……そうか。嬉しい事を言ってくれるな……

【撫ぜていた手で、ポンポンとみらいの頭を、そして頬を優しく包み込む】
省13
396
(2): ◆zqsKQfmTy2 [sage saga] 2019/03/16(土)15:17 ID:8Xgtcb1uO携(2/31) AAS
>>370

「―――……うへっ、あの訓練の時を思い出すよ。
 ……仕事だから文句は言えないけど。………眩暈とか頭痛に苛まれるからヤだなぁ」

【なんて】

【でも仕事であるならば。例えはるか上空からの身投げめいた行為も平気で行う】
【――――これがスカイダイビングなどという呑気なものならばどれほど良かったか】
【内心で自嘲気味にボヤきながら――――作戦行動、開始】

【――――】
省5
397
(2): ◆zlCN2ONzFo [!美鳥_res] 2019/03/16(土)15:18 ID:9Xfcwn8j0(6/35) AAS
>>374

「か、艦長!!」
「どうした!?」

【駆逐艦『島風』このまさに氷の海軍の宣戦布告、交戦開始の指令があった】
【所定位置に着くまさにその時であった】

「か、海中に海中に!!」
「だからどうしたってんだ!?」
「龍です!!彼我不明な龍が我が艦隊駆逐艦を攻撃しています!!」
「氷の次は龍!?はあ、意味解らんっちゃけど!!」

【どうにも、島風艦長は激情家のようで】
省24
398
(1): ◆rZ1XhuyZ7I [ saga] 2019/03/16(土)15:20 ID:ApAU9bVr0(3/36) AAS
>>387

《水の国≠フ人々よ、考えるのは後だまずは非難されるといい。》
《―――そして魔導海軍の司令官よ、望むところだ。そのエゴと虚構にまみれた化粧を剥いでやろう。》

【それだけ言うとテルミドールは放送を終えて踵を返し船内へと消えていく。】
【その後に続くのは薄紫色の髪の女性、先日から放送で幾度となく顔をだしているウォルコット少佐≠セ。】
【ウォルコットはテルミドールの後に続きながら無表情で首を開く。】

「では手はず通りに私は後衛に回ります。ですが本当によろしいのですかミヒャエル?」

―――ああ、これだけの宣言をしたんだ私が英雄/イケニエ≠ニなるべく動くしかない。
省8
399
(2): ◆Dfjr0fQBtQ [saga !red_res] 2019/03/16(土)15:21 ID:MHfb8plRo(12/54) AAS
>>384>>394

【花魁は扇の下で笑う、ひた隠すは目元、放り出された口元と背徳的なコントラスト】
【淫らな口元舌なめずり、耳の粘膜を裸足で蹂躙する瞬きの坩堝】

【やがて貴方達は見る、剥落していく様に、彼女の姿が消えていく】

化粧で隠さはっても化生は隠せまへん、あんはんは何処までも雄の延長線やさかい
下腹部にしまった獣性を抑えられはって? 無理やったら切らはるのがよろし
そうともせぇへんのは中途半端でありんす、──── それとも、雌の悦びに乱れはるん?

穴ほじられてあんあ、と啼かはるんは、わっちも些か興味あらはって
省6
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