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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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312: 柳小猿+小狐 ◆5CR8PxLmeE [sage] 2015/03/12(木) 19:23:07.44 ID:Om7F0pYV0 「―――ほんとうに、酷いですね。」 水の国・交叉の街アトラヴェル。 そこの旧市街と呼ばれる区画に足を踏み入れ、その惨状に僅かに侮蔑を含んだ声音で、その少女はそんなことを呟く。 そこは幼い少女の言葉通り、とてもじゃない限り人が住めないような場所だった。 先程歩いていたまさしく『大都市』といった風の景観の場所と同じ街だとは思えない位である。 最初に綺麗な側面を見てしまったが故に、辿り着いた旧市街に対する少女の不快感は上昇する。 「ここの時点で既に荒廃としているようですが……『あちら』は一体どうなっているのでしょうか。」 そう言いつつ歩く少女の姿は、そこではかなり目立つ格好だっただろう。 2つのお団子を模している黒髪は、夕陽に照らされ僅かに赤味を帯びている。 紅の胴着は一際目を引き、ズボン・靴と見ても装飾等はなく地味ではあるがキチンと手入れが行き届いている。 それに加えて、彼女の右肩に乗って暢気に欠伸をする金狐ですら、丁寧に世話をされているのか毛並みに汚れ一つないのだ。 服装がやや珍しい形状なこともあって、旧市街の人間でないということは一目瞭然だった。 現に、先程すれ違った男には何か奇妙なものを見る目を向けられた。 こちらからも思い切り睨み返してやったが。そそくさと逃げてくれた辺り職を失った放浪者…もしくはその家族の類いだろうか。 そういった無害な人間だけならいいのだが、恐らくそういう訳にもいかないだろう。 周囲に若干警戒を示しながら少女は塗装の剥がれた路地を歩いてゆく。その手にはしっかりと武器が握られていた。 /少し早い気がしますが絡み待ちです。 /日付が変わるまで募集してます。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/312
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