【ミリマスR-18】徳川まつりにマッサージを要求される話 (17レス)
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4: 筋肉痛になってしまうのです 3/10 [sage saga] 2020/12/26(土)23:58 ID:xxUYYLm80(4/6) AAS
 ふくらはぎのマッサージが終わる頃になると、血行の良くなった体はじんわりと熱を発していた。爽やかな制汗剤の匂いに混じった甘さが立ち上り、息をする度にまつりの「女」を感じて、股間の欲望が形をとり始める。微かに暑くなっていたのは暖房が効き始めているからだ、と思い込みたかった。

「プロデューサーさん」

 眠りに落ちているのではないかと思う程に大人しかったまつりが、くるりと仰向けになった。

「前も、マッサージして欲しいのです」
「前……」
「ね?」

 無邪気なスマイルが、ほんのりと赤みを帯びている。思考を読み切れない謎めいた瞳は妖しげな鈍い光を放ち、男を誘っている。頼んだ通りにマッサージをしてもらうという大義名分がまつりにはある。自分では手が届き辛い肩、背中、腰を始め、主要な箇所へのケアはもう済んでいた。これ以上手を出さなければ、罪悪感の増大は食い止めることができる。

「……っ」

 だが、俺は手を伸ばし、また過ちに手を染めていた。今日こそ、まつりの世界の内側を暴いてやる、と念じながら。身分を省みずただの男になってしまったのは、どうせ一度や二度ではないのだ、と自嘲する自分がどこかにいた。

「プロデューサーさん、脚を触っている時の手つき、ちょっぴりエッチだったのですよ?」
「マッサージ自体に下心は無いつもりだが……まつりの方こそ、意識し過ぎなんじゃないか?」
「太腿のついでに、さりげなくお尻も撫でていました。スカートの中もちらっと覗いていたのですよ」
「……よく観察してるな、全く」
「それはお互い様なのです、プロデューサーさん」

 取り繕った所で、隠し事ができるわけもない。どうせ、何度もしてきたのだ、という開き直りが、心の水面を覆って空気の出口を塞いでいく。
まつりの上半身をすっぽり包むゆったりしたカーディガンを開いて辿り着いた、ふわふわのニットの内側。そこには、しっとりとした温もりがあった。

 クレリックシャツの生地には、まつりにしては珍しく、いつもは空気を含んだ布地に隠れている体のラインが浮き出ていた。装飾の少ない胸元は若干張り詰めているし、くびれた腰の曲線まで見て取れる。
 蝶結びにされた紐状のリボンは音も無くほどけた。一番上までしっかり留められているボタンに指をかけて外していく俺をニコニコと見上げる無垢な笑顔は、ピンク地にチョコレート色の入ったブラジャーを剥き出しにされても変わらない。だが、背中に手をもぐり込ませてホックを外し、重力に逆らって自己主張する胸が露わになると、一瞬だけ視線が逸れた。

「恥ずかしいか?」
「お肌を見せるのが恥ずかしいのは、当たり前のことなのです」
「その割には、平然としているように見えるけどな」
「……そうでもないのです」

 二つ揃ったマシュマロをぐにゅぐにゅと弄ばれていても、まつりの涼しげですらある表情は崩れない。それでも、全身にしていたのと同じように、そこに合わせた力加減で揉んでいれば、時折ぴくっと眉が反応するし、落ち着いた呼吸のリズムは均一性を失いつつあった。
 自分の拙さ故に反応を得られないのではない、ということには安堵したが、まつりのその余裕を引き剥がしたかった。
 唇を奪い取ろうとした視線は勘づかれていて、鼻がぶつからないようにまつりは顔を傾けた。互いの唾液を交換するディープキスなんて品が無いな、と思いつつも、当のまつり姫は迷いなく舌を指し伸ばしてきた。少し手を抜こうものなら、こちらが主導権を握られてしまいそうなぐらいだ。

「……ぁ……っ」

 乳輪から先へ進まず焦らしていた乳首を口に含んだ時になって、初めて微かな声が漏れてきた。口の中で硬さを増していく突起をころころと舐られる愛撫に肩は震え、体はしっかり返事をしている。止めるでも促すでもなく、後頭部に掌がそっと添えられた。
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