【鯖鱒wiki】ふたたび坂松市で聖杯戦争が行われるようです【AA不使用】 (997レス)
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706: ◆6QF2c0WenUEY [saga] 2020/11/15(日)20:27 ID:G2EbgEAS0(1/7) AAS
【それではゆっくりと再開します】
707: ◆6QF2c0WenUEY [saga] 2020/11/15(日)20:29 ID:G2EbgEAS0(2/7) AAS
『──ってな事があってよぉ』
「成る程、それは困るな。……で、何故それを君が知っている?アダムス」
『斯々然々。いやあ便利な言葉だぜえ!』

夜の雑踏の中で、無線を用いて連絡を取り合うガイスロギヴァテスの二人
コリーは縦島の部屋でパソコンを弄りつつアダムスを応対する。ちなみに縦島は風呂掃除中だ
何故、ライダー陣営の内情を知っているのか。という問いには笑ってはぐらかす事にした

『で、マジな話だが……どうすんだ?マスターはロシュフォール家の当主様だ』
『まともに交渉のテーブルに付くとは思えねえな。時計塔は俺達よりも相手を信用してるそうだしよお』

「……だが、聖杯を破壊されれば困るのは向こうも同じだろう」
省8
710: ◆6QF2c0WenUEY [saga] 2020/11/15(日)21:09 ID:G2EbgEAS0(3/7) AAS
>>709
【そうですね。今は次期当主】
【けれども当主になるのはほぼ確実視されている為、当主扱いする場合もある感じです】

『今、ライダーのマスターが交渉してんだよ』
『聖杯だけは勘弁してくれってなぁ!ハッハハハハ!』
「……笑っている場合かね。君は裏切り者だ。身の振りを考えておくんだな」

豪快に笑うアダムスに釘を刺す。理由はどうあれガイスロギヴァテスを裏切ったのは事実だ
それをみすみす見逃せる程甘くはない。指摘を受けたアダムスは神妙な声で

『……ま、そりゃわかってるさ。いいぜ、何とか責任取ってやるよ』
省13
712: ◆6QF2c0WenUEY [saga] 2020/11/15(日)21:20 ID:G2EbgEAS0(4/7) AAS
9:落ち着く

「……まあ、いいよ。今はね」
「今日はいい月だ。あの三日月に免じて収めてあげるよ」

ふふ、と軽く笑い外を見上げる。夜空には克明に輝く弓なりの月
それに負けずに口角を上げるライダーは、先程までの滾る怒りを霧散させていた

「……それで、聖杯なのだけど」
「ん?ああ、いいよ、ティファにやるよ。それでいいんだろ?」
「……感謝するわ」

「聖杯は誰にも渡さない……あれは、必ず我等の手に……」
省4
713: ◆6QF2c0WenUEY [saga] 2020/11/15(日)21:23 ID:G2EbgEAS0(5/7) AAS
「……こっちこっち。席取ってあるから」
「まさか、あんたがこの街にいたとはね」

「ともかく……久しぶりね、メリッサ。あたしの事は覚えてる?」
「覚えているわよ、ルゥナ。……久しぶり」

ホテルの近くの喫茶店。朝食も兼ねた場所で、ルゥナは人を呼んでいた
席に着いた女性……メリッサ・ガイスロギヴァテスは、相も変わらずシックなスーツを身に纏う

彼女は前回の聖杯戦争に、僅かながらガイスロギヴァテスのメンバーとして参加していた
当時、現場の近くにいた人物である事には間違いない。情報源としてダメ元で連絡を入れてみたのだが
省16
715: ◆6QF2c0WenUEY [saga] 2020/11/15(日)22:04 ID:G2EbgEAS0(6/7) AAS
2:乗り気じゃない

「……その事なんだけど」
「私はもう関わりたくない。だから、話す事も正直したくない」
「はあ!?」

俯いたメリッサはそう切り出す。話したくないとガイスロギヴァテスにあるまじき態度
当然、期待していたルゥナは怒り詰め寄る。胸ぐらを掴むも、力の差によるものかびくともしなかった

「あんた、ガイスロギヴァテスの目的を忘れたの!?聖杯を持ち帰るのがあたし達の使命じゃない!」
「けど、私はもうその任務には関わってない」

「それでも!協力するのが筋ってものでしょ!?」
省9
717: ◆6QF2c0WenUEY [saga] 2020/11/15(日)22:07 ID:G2EbgEAS0(7/7) AAS
7:折れてくれた(少しだけ話してくれる)

【という訳で、短いですが本日はここまで】
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