モバP「佐久間まゆセックスよわよわ説?」依田芳乃「でしてー」 (41レス)
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2: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:13 ID:L6mSfH2Ko(2/39) AAS
※01
「ほー……なるほど。まゆさんは、色気――せっくす・あぴーるを身につけたいのでしてー?」
「……平たく言うと、そうですね。芳乃さん」
アイドル・佐久間まゆは、346プロダクション事務所内の一角へ特別に設置されていた和室で、
同年齢の同僚アイドル・依田芳乃と2人きり、並んで煎茶とおやつのお団子に舌鼓を打っていた。
なぜ自分がそうしているのか、疑問に思いながら。
『プロデューサーさん……まゆ、大人の女性らしい色気が、必要ですよね……?』
芳乃と茶をすする数日前のまゆは、自分の担当プロデューサーに深刻げな顔つきで相談を持ちかけていた。
省39
3: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:14 ID:L6mSfH2Ko(3/39) AAS
※02
『ですけど……むしろ、ですので、プロデューサーさんに相談して、
まゆが大人の女性の魅力を身につけるお手伝いをしてもらえれば……』
仕事の路線で不安がある素振りを見せ、それにかこつけてプロデューサーと二人きりになったり、
女の魅力を養ってその魅力であわよくば意中のプロデューサーを籠絡してしまったりしたい、
というのがまゆの魂胆だった。
「……それで、まゆさんのプロデューサー殿を経由して、わたくしに依頼が来たのですねー」
「念のためお聞きしたいのですが、芳乃さんは、どんな依頼だと連絡されていますか」
まゆの魂胆を知ってか知らずか、
省16
4: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:16 ID:L6mSfH2Ko(4/39) AAS
※03
「できれば、露地や寄り付きも取り入れて、もっと茶室らしくしたかったのですが、
建築基準法……か、なにかの決まりで、完全に仕切ったり、造作をつけたりのは難しいそうで」
「いちおう、制約というものがあったのですね」
「素材も、防音がしっかりしていないと落ち着かない……とのことで、こうなっております」
その『部屋』は、オフィス用の会議向けブースを据えてから、
そこに畳を敷いたり、土壁や板を模したパネル建材を張ったりして改造したものらしかった。
「……確かに。この事務所の中なのに、ここは静かですね」
「素材は、てれび会議用の場所を手軽に後づけ……という、おふぃす・ふぁにちゃー?
省35
5: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:16 ID:L6mSfH2Ko(5/39) AAS
※04
「……芳乃さんは、この事務所で……大人の素敵な女性を見て、憧れたり、
数年後の自分はあんな風になれてるだろうか……? って、思ったりしませんか」
まゆは、芳乃の目線がヤカンと火に向いたのをこれ幸いと、返事を口にした。
「わたくしは、わたくしですから。依田は依田のお役目があります。
まゆさんは、そなたを応援するふぁんや、プロデューサーが、そなたに色気を求めているかどうか……
どう思われましてー? 誰かから『もっと大人っぽくなったほうがいい』などと言われましたか?」
省15
6: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:17 ID:L6mSfH2Ko(6/39) AAS
※05
「まゆさん、お目覚めになってくださいませー」
「へひゃうぅっ!?」
足裏や首筋をいじられたくすぐったさと、
長時間正座したあとの足の痺れが混じったような感覚が走り、
まゆは唐突に目を開いて声を漏らした。
「へぅ、う、う……」
「まゆさん。わたくしの声が、聞こえますか?」
「よ、芳乃、さん……まゆ、もしかして、寝て……きゃっ……へぁあ……?」
省20
7: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:18 ID:L6mSfH2Ko(7/39) AAS
※06
「にゃ、なんで、よしの、さん……? あ、あぁっ、や、めぇ……っ!?」
「いつもと体の感覚が違っているのが、おわかりでしょうかー」
「ちっちがうっ、こんなの、おかし、ぃ――んひっ、ぃいっ……!」
まゆは学校があったものの、事務所では制服から私服に着替えていた。
クリーム色の薄手のセーターに、パステルピンクのキャミソールワンピースをあわせていて、
淡い布地の芳乃のセーラー服が絡まって衣擦れを立てる。
芳乃の手が再び、ひたひたとまゆのアンダーバストに添えられる。
「今、わたくしがまゆさんのお胸の周りを、後ろから撫でておりましてー」
省42
8: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:18 ID:L6mSfH2Ko(8/39) AAS
※07
きゅ、きゅっ、と芳乃の刺激はあくまで軽く浅いものであるが、それを重ねられるにつれて、
まゆの肌の内側に熱や痺れがどんどん降り積もって、それが溶けて血液に流れ全身に回るよう。
「……いつもより『氣』が大きくなって、扱いあぐねている……でしょうか?」
「た、たぶんそうですから、いったん……むね、むねのまわり、触るの、やめ、てぇ……ぇひゅぅうっ」
芳乃の触れて回るせいで、ゾクゾクとしたくすぐったさが肺や気管支や舌まで侵食してきて、
まゆはいつもなら絶対に上げない乱れ声を上げてしまう。
一方、それに羞恥を覚える程度に、まゆの意識の明瞭さは保たれている。
「お胸は、『氣』の流れを豊かにして、練っていくのに、とても重要な場所でしてー。
省41
9: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:19 ID:L6mSfH2Ko(9/39) AAS
※08
「あっ!? や、ぁっっ……! お胸は、触っちゃ、あっ」
「むー……」
まゆの身体は、感覚は相変わらずおかしなままだったが、
力の入り具合はいくぶん戻ってきていて、芳乃の愛撫に身をよじり抵抗する。
「まゆさん。お胸の周りは皮膚が薄くて摩擦に弱いのでしてー。
繊細、でりけーと、です。だから、動かないように」
「なら、お胸いじめないでください……」
「いじめではないのでしてー」
省43
10: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:20 ID:L6mSfH2Ko(10/39) AAS
※09
「では……感じるのに、集中してくださいまし。そして、言葉にするのです。
ここは防音ですから、聞くのはわたくしだけです。安心なさるのでしてー」
(……こ、言葉って、言われても……)
まゆの困惑を解きほぐすためか、芳乃は誘導尋問的な言葉をかける。
「まゆさん、今、暑いですか? 寒いですか?」
「え? そ、それは……あつい、ですね……」
「それはよろしいのでしてー」
省30
11: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:20 ID:L6mSfH2Ko(11/39) AAS
※10
(はぁあ、あぅぁあっ……あ、あっ……む、むね、おっおかしく、な、ぁ……)
「……だいぶ、温まってきたのではありませんか、まゆさん」
抵抗を放棄してからも芳乃から刺激を繰り返され、まゆは体が火照るのを通り越して、
熱されたバターのように身体も意識も溶け落ちそうだった。
「……『氣』が、豊かになってきましてー。わたくし、ほれぼれするぐらいです」
「は、ぁ……な、なら、きょうは、これぐらいで」
「いいえ。次の段階に進みますー」
省41
12: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:21 ID:L6mSfH2Ko(12/39) AAS
※11
「身体の、どんなところが、温かいでしょうか?」
「ん、ふっ、ぁぅ……その、お胸、が……触られてるのは、下の方ですが……
なんだか、脇腹というか、背中というか……その周りまで、じわじわぁって……広がってる、気が、します」
「はい。では、どのくらいの熱さ、温かさと感じましてー?」
「え、ええと……その、お風呂の……丁度いいか、ちょっとぬるいかぐらいの……」
「まゆさん。その調子でしてーっ」
さんざんムチャクチャな理屈をぶつけてくれた芳乃の口からでも、励ましてもらうと、
まゆはひと心地つく思いだった。この温かさも、浸っているうちに、本当に湯船でくつろいでいる気分になる。
「背中、もっとわたくしにお預けになって……力を抜いたほうが、きっと『氣』がわかりやすいと思いますゆえ」
省38
13: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:22 ID:L6mSfH2Ko(13/39) AAS
※12
芳乃は指を止め、まゆの背中を抱きしめて支えた。
「その……『氣』っていうんですか……熱くて、じわじわするのが……
芳乃さんのに、合わせて、だんだん、せり上がって、先に、向かって……」
(ぁ、あ、ああっ……べ、別、に……して欲しいって、言ってるわけじゃ、ない、から……)
「もう少し速い手付きが、感じ取りやすいでしょうか? それとも、ゆっくりのほうが……」
省39
14: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:23 ID:L6mSfH2Ko(14/39) AAS
※13
(は、ぁ、むっむね、ぁ、あついの、はじ、け――っ)
「まゆさん――呼吸を、乱さないで、整えて……奥歯は、噛み締めたまま……」
ひゅ、ひゅっ……と、奇妙な吐息を、まゆは引き結んだ――時々ゆるむ――くちびるから垂らし悶えている。
「まゆさんの氣の流れは、とても豊かになりそうでして。
わたくしが少し促すだけで、溢れそうなほど……」
省42
15: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:23 ID:L6mSfH2Ko(15/39) AAS
※14
(……うちがわ……内側?)
芳乃の指の動きが収まり、『氣』で飽和寸前のまゆの意識に、ほんのわずかな空隙が生じる。
「ぁ、あっ、あの、芳乃、さん……」
「いま、わたくし、集中しているのですが……なんでしょう?」
まゆは、芳乃が何に集中しているのか、すぐにはわからなかった。
省40
16: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:25 ID:L6mSfH2Ko(16/39) AAS
※15
「外が仕上がったので……内側のこれが、きょうの仕上げなのでしてーっ」
「しあげって、もうどうでもいいですから、おねがいだから、おわりにっ――ふぁああぁぅうっ!」
指の刺激で断ち割られていた快楽の『氣』が、今度は抑えなしにまゆの胸で急激に高まる。
芳乃の拘束がなければ、狭い『部屋』をのたうち回って、手足のどこかをぶつけていたかもしれない。
「今まで頑張って高めた『氣』を、解放するのでして……その勢いを使って、
今まで『氣』を通せていなかった身体のところにも、道筋を作って――」
「は、ああぁあっ! ああっあっ……あ、あ゛っうぅぅう゛……んんんぅぅう……っ」
まゆの精神か肉体が、自らに起ころうとしている――あるいはすでに起こりつつある――不可逆の変化に、
怯え、逃れようともがく。押し止める芳乃にもいよいよ脂汗がにじむ。
省13
17: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:26 ID:L6mSfH2Ko(17/39) AAS
※16
「だから、わたくしは『止めるわけには……』と申し上げたのですが」
翌朝……というには、若干空が暗いままな頃。
寮の談話室は静まり返っていて、芳乃の小さな声もひたひたと響く。
その声と、声の主の表情は、ふだんの温和な彼女を知るものであれば、
あまりの温度差に声を上げそうなほど冷たかった。
「……これより、ひどくなっちゃうはずだったんですか、まゆは……」
省31
18: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:26 ID:L6mSfH2Ko(18/39) AAS
※17
「その様子だと、まゆさんは……まんじりともできなかったのでは」
「す、すこしは、眠れたのですが……ですが……ぅ、あ……」
「……ですが、といいますとー?」
まゆは、早朝の談話室に芳乃以外の人影がないことをもう一度確認すると、
夜着の合わせ目をくつろげ、芳乃にナイトブラへ包んだ乳房を見せた。
寝汗とは違う、さらさらとした儚げな甘い匂い。ブラの生地にひたひたと広がる湿り気。
「なるほど。これは……母乳、でしてー。
まどろんでいるときに、つい触って……出てしまった、という具合と見受けます。
省24
19: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:27 ID:L6mSfH2Ko(19/39) AAS
※18
「……これは、プリンですか? あと……ドライフルーツ……」
「ぷりんは豆乳ぷりんでしてー。あと、干したアンズ、ブドウ、バナナでして」
その日は、まゆも芳乃も学校があったので、落ち合うのは夕方となった。
まゆは登下校や授業中に、自分が母乳をにじませたり、
『氣』のせいで妙なことにならないかヤキモキし続けた。
ついには、寝不足も重なって顔色を心配されたのに乗じ、
授業の半分を保健室で寝かせてもらってなんとかしのいだ。
そうしてやっとの思いで『部屋』の芳乃を訪れてみると、
省16
20: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:28 ID:L6mSfH2Ko(20/39) AAS
※19
甘味でつかの間の安堵を得た後、芳乃はちゃぶ台を『部屋』の脇に寄せて、
畳の上にバスタオルか幼児用タオルケットのような大きく薄いタオルを、何枚か重ねて敷いた。
「芳乃さん、それ、もしかして……」
「お乳を搾るつもりはありませんが、出てしまうかもしれませんのでー。
もし濡れてしまうと、畳はたいへんなのでして」
「畳より、まゆのほうがたいへんな目に遭うのでは……」
「……昨日とはやり方を変えるので、ご安心して励んでくださりますよう」
芳乃の言葉だけで、まゆは心臓と肺に熱く重くどろどろした……
省35
21: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/05/26(火)22:29 ID:L6mSfH2Ko(21/39) AAS
※20
「きのうと同じように、座って、わたくしに背中を預けるのでしてー」
まゆは、密室とは言え、事務所で脱衣して芳乃へ裸を晒すことに抵抗があったが、
「……よ、芳乃さんも、脱ぐのですか……?」
「まゆさんの目に『自分だけ肌を見せるのはずるい』と書いてありましてー。
それに、恥ずかしさで『氣』に集中できないでは困りますー。
わたくしも肌を出していれば、少しは気分がまぎれるかと思い……」
と言って、日光に照らされた白砂のようなまぶしい肌を見せられると、
まゆも脱ぎたくない本音を抑えるしかなかった。
省41
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