【安価】戦う正義のサイキックヒロイン (848レス)
上下前次1-新
抽出解除 必死チェッカー(簡易版) 自ID レス栞 あぼーん
169: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)17:17 ID:DbaXJjxR0(21/41) AAS
詩音「んあっ、はっ、んくぅ……!♡」
詩音(こ、これ、やっぱり、何か変じゃ……)
男は、自身の悪行を知らしめるように、わざと大きな音と立てて詩音の秘所を責め立てた。
ぐちゅぐちゅと、いやらしい音が響く。しかし、すれ違う通行人も、詩音自身も、その行為を認識することができない。
男の反り勃ったソレが、引き締まった詩音のお尻に擦り付けられる。
省6
171: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)17:36 ID:DbaXJjxR0(22/41) AAS
詩音(集中しろ、集中しろ……!)
詩音は能力を発動させ、五感を極限まで研ぎ澄ましていった。
脳内の情報伝達が速度を増す。周りの景色が、スローモーションで流れていくようになる。
痴漢男「ほらっ、イケ! みっともなくイってしまえっ!」
詩音「……!」
省13
174: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)18:09 ID:DbaXJjxR0(23/41) AAS
詩音は掴んだ腕を捻り上げ、男と向き合った。
男は泣きながら情けない声で許しを請う。
痴漢男「わ、悪かった! 許してくれぇ!」
詩音「ええ、許してあげるわ、私は正義のヒーローだもの……この一撃でねッ!!」
痴漢男「ガフッ!?」
省14
175: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)18:10 ID:DbaXJjxR0(24/41) AAS
詩音にさらに深い快感の記憶が刻まれました。
次の敵能力者を決めます。
↓1〜5コンマ最大
ただし、このレスから15分経っても安価範囲が埋まらなかった場合は、↓1〜3に変更
思いつかない欄は空白でok
【名前】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【能力】
省5
181: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)18:32 ID:DbaXJjxR0(25/41) AAS
>>179
詩音が堕ちたり戦闘不能になったら新主人公を作る予定です
ただこのまま詩音のストーリーが長くなったらそれで終わるかも
182: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)19:41 ID:DbaXJjxR0(26/41) AAS
詩音「はっ……はっ……」
実家の道場の稽古終わりに、詩音はクールダウンも兼ねて夜の街を走っていた。
走りながら、詩音はここ数日のことを思い起こしていた。
巫姫に襲われ、イかされてしまったこと。痴漢に気付かず、イかされる寸前だったこと。
もともと性欲は強くなく、自慰も週に一、二回軽くクリをつまむぐらいだった詩音は、ここ数日の自身の痴態を受け止めきれないでいた。
省8
184: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)19:44 ID:DbaXJjxR0(27/41) AAS
ダルフィ「あら、随分と可愛い子猫ちゃんが来たわねぇ」
詩音「止まりなさい! 抵抗するなら――!」
女隊員「う、うぐぅ……!」
駆け付けた先にいた人物は二人。
一人は、詩音が息をのむほどに凄艶な美女だった。
省12
185: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)19:48 ID:DbaXJjxR0(28/41) AAS
女隊員「ううぅ、いやぁ……助けてぇ……!」
詩音「っ……!」
ダルフィ「ふふ、そんなに苦しいなら、私が楽にさせてあげる」
金髪の女はそういうと、呻く少女の膨らんだお腹に、靴のヒールを突き下ろした。
静寂を引き裂くような悲痛な悲鳴に、女は恍惚とした表情を浮かべる。
省11
187: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)19:50 ID:DbaXJjxR0(29/41) AAS
詩音(く、狂ってる……)
今まで数多くの能力者を見てきたが、ここまで狂った能力は初めて見た。
他人に無理やり赤ん坊を生ませるなんて、そんなもの生命への冒涜だ。
この異常な状況で、愛おしい我が子に接するように赤ん坊に頬をよせるその女に、詩音の背筋に冷たいものが流れた。
ダルフィ「貴女にも興味があったのよねぇ、有栖川 詩音」
省8
188: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)19:55 ID:DbaXJjxR0(30/41) AAS
刹那、あたりに風が巻き起こった。
一瞬で加速した詩音が、地面に衝突する寸前の赤ん坊を受け止めた。
振り向き、女を睨みつける詩音の顔に、鋭いヒールが突き立てられた。
詩音はそれを裏拳ではじく。
弾き飛ばされた靴は彼方に飛んで行き、カランと音を立てた。
省7
189: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)19:56 ID:DbaXJjxR0(31/41) AAS
「クスクス、正義のヒーローさんは、随分汚い言葉を使うのね」
詩音「は……?」
倒したはずの女の声に、一瞬詩音の思考が停止した。
しかし、目の前でのびている女はピクリとも動かない、確実に気を失っている。
しかし、幻聴ではない。あの女の声がする。
省7
193: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)21:03 ID:DbaXJjxR0(32/41) AAS
詩音「うぐぅぅ……!」
突然の腹痛に、詩音は顔をしかめた。
腕に抱かれていたはずの赤ん坊は、いつの間にか腕の中から抜け出していた。
脂汗を流しながら詩音が視線を上げると、そこには10歳前後の少女が経っていた。
靡くウェーブの金髪に、蠱惑的な笑みを浮かべる端正な顔立ち。
省8
194: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)21:05 ID:DbaXJjxR0(33/41) AAS
なおも増していく痛みに狼狽しそうになりながらも、深く呼吸をして精神を落ち着かせる。
ダルフィ「あら、案外冷静なのね。私を産んだその子は泣き喚きながら許しを請うたのに」
詩音「こ、のっ……!」
ダルフィ「あら、怒らないでよ。あんまり激しく動いたら赤ちゃんが驚いちゃうじゃない」
そういって、少女は愉快そうにクスクスと笑った。
省16
198: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)21:30 ID:DbaXJjxR0(34/41) AAS
ダルフィ「ほらほら、さっきまでの威勢はどうしたのよ! ノロすぎて欠伸が出るわ!」
詩音「このっ……!」
突き出した拳は、あと少しのところでかわされてしまう。
痛みを集中で誤魔化そうとしても、体内からもたらされる未知の痛みには耐性がなく、集中を乱される。
そもそも、身体のバランスが普段とは大きく違う状況では、繰り出す技の練度はどうしても落ちてしまう。
省13
199: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)21:32 ID:DbaXJjxR0(35/41) AAS
ダルフィ「貴女、処女?」
詩音「はぁ、はぁ……!」
ダルフィ「あはは! じゃあ、あなたの処女膜を破るのはこの私ね!」
詩音「この、このっ……!」
ダルフィ「安心して? 私を産むときは特別に、強い快感を伴うのよ? 出産アクメじゃなきゃ満足できない身体になっちゃうかも!」
省13
202: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)22:14 ID:DbaXJjxR0(36/41) AAS
詩音(もう、ダメ……! う、産まれちゃう……!)
詩音(い、嫌だ、こんなの……! 誰か、誰か助けてっ!!)
陣痛に必死に耐える少女は、ただ祈ることしかできなかった。
泣きながら助けを求めるその姿は、ヒーローではなく、ただの非力な少女でしかなかった。
ダルフィが、嗜虐に満ちた笑みを浮かべる。
省12
204: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)22:15 ID:DbaXJjxR0(37/41) AAS
ダルフィ「は――?」
巫姫「能力により身籠った子供なんて、『異常』でしかないでしょ」
詩音「み、巫姫……」
ダルフィ「よ、くも……私のベイビーをッ!!」
突如、憤怒の表情を浮かべたダルフィは、巫姫目掛けて駆けだした。
省9
207: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)22:19 ID:DbaXJjxR0(38/41) AAS
巫姫「はぁ、はぁ……」
詩音「巫姫……どうして……」
巫姫「ふふ、詩音のことは、なんでも分かるのよ……」
実のところ、巫姫が詩音の居場所を知ることができたのは、巫姫が勝手に詩音のスマホにダウンロードした位置情報傍受アプリのおかげなのだった。
裏路地で留まっている詩音にもしものことがあるのではと神社を飛び出したのだが、詩音がそんなことを知る由もなかった。
省10
208: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)22:23 ID:DbaXJjxR0(39/41) AAS
詩音と巫姫は抱きしめあったまま、少しの間お互いを見つめあった。
詩音の意志の強そうな瞳と、巫姫の穏やかな瞳に、互いの瞳に移りあう。
そのまま、巫姫は詩音に顔を近づけた。
唇が重なる。
ほんの数秒が、とても長く感じる。
省7
213: ◆TCKJ3kJOQ2bI [saga] 2018/12/15(土)22:38 ID:DbaXJjxR0(40/41) AAS
詩音「……ごめんなさい、巫姫。それはできないわ」
巫姫「……」
詩音「さっきだって、すごく怖かった。今までだって、逃げ出してしまいたくなることは何度もあった」
詩音「でも、ヒーローに憧れたことを後悔したことは一度もない」
詩音「だってそのおかげで、みんなを……巫姫を守れたんだもの」
省13
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.211s*