【オリジナル】男「没落貴族ショタ奴隷を買ったwwww」 (655レス)
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8: ◆OfJ9ogrNko 2013/12/18(水)01:04 ID:+YyZKnXG0(8/18) AAS
ぞくぞくと人が集まり、しかし互いに声を掛けぬまま各々がソファや椅子へと腰掛け始める。
所謂一等席は、ソファのようだが、タカシは別に椅子でもよかったのに、と考えた。
深く沈み込むそれに、完全に体を預けながらしかしタカシは欠伸を噛み[ピーーー]ために唇を噛む。
「……大丈夫か?」
「平気ですよ。少し眠いだけです」
欠伸ひとつについてあれこれと言われては敵わない――、全く面倒だ、と思いつつ、
キリリと痛む頭をひと撫でして微笑んでやる。
「ならいいが……」
「大丈夫です。それよりお爺様、」
遅れてやってきた二体のコンパニオンが、どうしたらいいのか、と言う顔でタカシを見ていた。
「ああ、君たちは下がってくれ」
その失礼極まりない言葉に彼女たちは気分を害することもなく――、害しようがないが、素直に去っていく。
なんのために用意したコンパニオンかよく判らないが、つまりは『箔をつける』ための行動なのだろう。
「お爺様、」
何事かを呼びかけようとした瞬間、薄暗い大広間はそのままに、舞台に明かりが点った。
「うわ……」
眩しさに目を眇めると、その間を縫うようにして舞台は雰囲気をがらりと変えた。
女、男、女、男、男、女、女……、たくさんの人間だ。
「どうだ、美しいだろう」
「……はい」
思わず目を奪われるような麗し男女が、まるで商品のように舞台に並んでいた。
いや、彼らも商品には違いないが、その容貌がみな作り物めいているのだ。
格子の中に並んでいた彼らも美しかったが、しかし今舞台に並んでいる彼らはそれとは比にならぬほどに
みな美しい。まるで作り物だ。そんな彼らが全裸で、一糸纏わぬ姿で並んでいるのだからたまらない。
桃源郷か、或いは幻想か。
そんな馬鹿なことを思いながら、タカシは舞台を凝視した。
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