【安価】で異世界なろう転生 (236レス)
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110: 2020/02/01(土)16:11 ID:UuKj6IYc0(1) AAS
謁見に際しての注意事項を聞いておく(トラウマ等)
111: 2020/02/01(土)17:08 ID:q9mnJIf6O携(1) AAS
黒龍強いけど重いデメリット持ちな上に無差別攻撃か……
112: 2020/02/01(土)23:25 ID:TPPrwkbb0(1) AAS
過度にTUEEEEしようとするとデメリットもついてくる感じか
113: 2020/02/02(日)08:55 ID:x2zuScLZO携(1) AAS
攻略本さんの影が薄くなるぐらい汎用性が高いものは出せないんだろう
114: 2020/02/02(日)08:58 ID:htBaUVq10(1) AAS
こんなクソ使いづらいのが攻略本の購入特典と思うとなんか草
115: [saga] 2020/02/02(日)19:25 ID:DTeVgxHq0(1) AAS
男「ねぇねぇ」

俺は前を歩くシスターに小声で話しかけると、シスターも同調してくれて小声で何?と返してくれる。

男「俺こうやって偉い人に会いに行くとか初めて何だけど…」

シスター「初めてだっけ。光の都で王様と会ってたよね?」

男「あれは不可抗力というか何と言うか……謁見とはまた違う…礼節は当たり前として注意事項とかない?」
省20
116: [saga] 2020/02/03(月)13:17 ID:BkjVffYPO携(1/3) AAS
風侍女「姫様。勇者様方がお見えになられてますよ」

風姫「う、うん…わかってる…けど…」

正面の背長椅子から可愛い声がする。
声はするが肝心の風姫の姿が見当たらない。

シスター「風姫様ー!久しぶり!大丈夫だよーこの人達は良い人だよー」

風姫「シスターちゃん!……あぅ…でも…」
省10
117: [saga] 2020/02/03(月)13:18 ID:BkjVffYPO携(2/3) AAS
侍「へぇ、こんな可愛らしいお嬢ちゃんが風姫様なのか」

風姫「か、かわ…!うぅ…はいぃ…」

男「は、初めまして…?風姫様、お逢い出来て光栄です。自分は男と言います」

風姫「か、風姫と申しますぅぅ!」

以前顔を隠したままの風姫に俺はシスターを見やると、あははとシスターは笑い、いつもこんなんだよと言う。
省12
118: [saga] 2020/02/03(月)13:24 ID:BkjVffYPO携(3/3) AAS
風精霊は興味深そうに俺を見る。
関係ないが、空中で両足の裏を合わせて座る風精霊がスカートじゃないのは実に残念だ。

男「はい、まぁ…初めまして」

風精霊「あーあ。ついにこの時が来ちゃったかー、要件は契約者の更新でしょ?大丈夫?あたし居なくて平気?風姫ちゃん」

風姫「だ、大丈夫だよ!………たぶん」

風精霊「あはは!ま、あんたが居れば大丈夫か」
省7
119: 2020/02/03(月)13:48 ID:xfPIPBOI0(1) AAS
2
120: 2020/02/03(月)14:10 ID:AYB5dY0e0(1) AAS
知ったかぶりはよくないもんね
121: [saga] 2020/02/04(火)12:02 ID:fToJ3SX4O携(1/13) AAS
男「いえ、契約については何も…」

風精霊「そっかそっか。じゃあかるーく説明するね」

男「お願いします」

風精霊「まず契約ってのは2種類あるんだけど、ひとつはお姫様達と結んでる《魔力契約》」

風精霊「あたし達からするとね、魔力って一人一人"味"が違うんだ。その中でも膨大で質が良くて生成の早いお姫様としか結べないのが魔力契約」
省14
122: 2020/02/04(火)12:02 ID:cqGqi82DO携(1) AAS
1
123: 2020/02/04(火)13:12 ID:aBcVEfSz0(1) AAS
なろう主人公たるもの代償みたいなマイナス要素は、無効化するか逆に利用してむしろプラスに働くようにしてこそだよな
124: [saga] 2020/02/04(火)20:27 ID:fToJ3SX4O携(2/13) AAS
俺は横目でシスターを見ると、たまたま目が合うが、すぐに目を逸らされた。
なんでだ。

まぁいい念の為…念の為だ。
一応聞いておこう。

男「1つ……良いですか」

風精霊「うんうん、何かな?」

男「契約による代償は…無いんですか」
省14
125: [saga] 2020/02/04(火)20:28 ID:fToJ3SX4O携(3/13) AAS
風精霊「あはは!そんな深刻な顔をしないでよ。たしかに依代契約は対価が大きいけど、器が完成すれば元素契約になるから安心して」

男「そうなんですか?」

風精霊「うんうん。さて、説明は終わりだよ。ちゃちゃっと契約しちゃおうか」

風精霊は体勢を直すと、シスターの眼前へと近付いて手を差し出す。
俺はわかっていても、他の者はそうはいかない。
その風精霊の行動に皆驚いている。

その中でも特にシスターが一番驚いていた。
省21
126: [saga] 2020/02/04(火)20:29 ID:fToJ3SX4O携(4/13) AAS
undefined
127: [saga] 2020/02/04(火)20:30 ID:fToJ3SX4O携(5/13) AAS
侍「む……そうなのか」

男「ごめんシスター。俺の代わりに契約──」
シスター「良いの!」

男「…?」

シスター「これが…私の"役割"だから大丈夫!謝らないで…ね?」

男「……うん。わかったよ」
省13
128: [saga] 2020/02/04(火)20:30 ID:fToJ3SX4O携(6/13) AAS
シスターは完全に放心状態だ。
適正が無い事をここまで悔しいと思うとは…神託だかなんだか知らないがしっかりしろ!

風精霊「じゃ、しばらくはシスターの中に居るから。用があったら呼んでね〜」

風精霊は俺達に手を振り、存在が消えていった。
待てよ、完了したならば代償は…?
俺はシスターの肩を揺らして正気を取り戻させる。

男「シスター?大丈夫?」

シスター「…はっ!キス!わ、私のふぁーすときすは…!?」
省15
129: [saga] 2020/02/04(火)20:31 ID:fToJ3SX4O携(7/13) AAS
シスター「次は火の都かなー」

男「えーと…そこは何日くらい…?」

シスター「同じくらいだよ」

男「はーー…また5日ですか…」

侍「まぁ良いじゃねぇか。それとも馬車でも借りてくかぁ?」
省24
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