【安価】で異世界なろう転生 (236レス)
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125: [saga] 2020/02/04(火)20:28 ID:fToJ3SX4O携(3/13) AAS
風精霊「あはは!そんな深刻な顔をしないでよ。たしかに依代契約は対価が大きいけど、器が完成すれば元素契約になるから安心して」
男「そうなんですか?」
風精霊「うんうん。さて、説明は終わりだよ。ちゃちゃっと契約しちゃおうか」
風精霊は体勢を直すと、シスターの眼前へと近付いて手を差し出す。
俺はわかっていても、他の者はそうはいかない。
その風精霊の行動に皆驚いている。
その中でも特にシスターが一番驚いていた。
風姫「えっ……シスターちゃん…?」
風侍女「何を…」
侍「…どういう事だ?」
シスター「な、なんで…?だって私…」
風精霊「察しが悪いな〜勇者くんの質問の意図からわかるでしょ?キミが"聖女"なんだよ。器は未完成だけどね」
男「……」
風精霊「ふふ、やっぱり勇者くんは知ってたんだね」
侍「お、おい…それってつまり依代契約ってやつじゃ…」
風精霊「うん、そうだよ」
風姫「シスターちゃんが…?ほんとに…?」
風侍女「…大丈夫なのですか?何が対価に選ばれるかわからないのですよ」
シスター「…大丈夫」
シスター「えへへ……私…やっぱり…聖女なんだ…ちゃんと……」
聖女と認められて、どこか嬉しそうにするシスターを見て俺は疑問に思った。
前に自分は聖女だって騒いていた筈なのに、何でそんなに喜ぶ?
風精霊「あくまで器、だからね。この契約じゃ四大が揃うまであたしの力は使えないし、繋ぎ止めておくってだけのイメージが妥当かな」
シスター「う、うん…!それでも良い!」
侍「待て待て、勇者じゃダメなのか?嬢ちゃんにそんな契約を負わせるのか?」
風精霊「ここまで来て察しが悪いとは…呆れるね。この勇者くんには適正も、器も、何も無いって事だよ」
侍「何?だがこいつは…」
風精霊「たしかに勇者としての"資格"は持ってるみたいだけど、契約者としての"資格"があるかどうかは別だよ。まぁ勇者が適正を持ってないなんて初めてだけど」
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