高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「3月下旬のカフェで」 (44レス)
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38: [saga] 2019/03/25(月)18:25 ID:2uMcbXTl0(38/44) AAS
加蓮「……」
藍子「えと……コップ、お願いします、ね?」
加蓮「よ、よろしくねー……」
藍子「……」
加蓮「……」
省5
39: [saga] 2019/03/25(月)18:25 ID:2uMcbXTl0(39/44) AAS
□ ■ □ ■ □
加蓮「……っと、もう6時すぎてるんだ。そろそろ帰る?」
藍子「は〜い」
加蓮「外暗くなるの遅くなったよね」
藍子「お散歩していたら、気付いたら6時半になっていたりして……。もう、春ですね」
省2
40: [saga] 2019/03/25(月)18:26 ID:2uMcbXTl0(40/44) AAS
加蓮「ったくもー。……っと、ごめん、Pさんから電話だ。待っててもらってていい?」
藍子「分かりましたっ」
加蓮「先帰っててもいいよ?」
藍子「そんな。ちゃんと待ちますよ」
加蓮「どーだか。とか言ってこっそり逃げ帰ったり――」
省3
41: [saga] 2019/03/25(月)18:26 ID:2uMcbXTl0(41/44) AAS
加蓮「……。っと、電話に出なきゃ」
加蓮「もしもし? Pさん? うん、今は大丈夫。そろそろ帰るとこだよ。……うんうん、――うん」
加蓮「……」チラ
<〜♪ あっ、レジの隣に猫さんの雑貨が……。これ、新しく入れたんですか? 可愛いっ
加蓮「……分かった。今度の金曜日の夕方ね。オッケー」
省3
42: [saga] 2019/03/25(月)18:27 ID:2uMcbXTl0(42/44) AAS
加蓮「……、」チラ
<ごちそうさまでした。……まだ外、少し冷えますね。え? このカイロ、もらっていいんですか? ありがとうございます♪
加蓮(さて――)
43: [saga] 2019/03/25(月)18:27 ID:2uMcbXTl0(43/44) AAS
毎日は変わらず過ぎていく。
夕陽と朝の日差しは、変わらずに繰り返され。雪は溶け、暖かな風が流れていく。
そうしてカレンダーをめくっていると、あの日の傷や、できあがった溝も、まるで当たり前のようになってきて。
何が起きたかなんて、忘れそうになってしまうけど。
……目を背け続け、それが当たり前だと慣れてしまうのも、1つの生き方かもしれない。
でも、私も、そして藍子も。
これまで何回も、傷ついて――時にはお互い、傷口に手を突っ込んで、ぐちゃぐちゃに痛みあって、そうして一緒に歩き続けてきた。
だから今回も、完全に治してしまおう。
省2
44: [saga] 2019/03/25(月)20:02 ID:2uMcbXTl0(44/44) AAS
作者です。
大変申し訳ございません。タイトルに誤りがありましたので修正致します。
誤:高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「3月下旬のカフェで」
正:高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「3月下旬のカフェテラスで」
もしこのお話をまとめて頂けるのであれば、お手数ですがタイトルを正しい方にて表記して頂ければ幸いです。
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