高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「3月下旬のカフェで」 (44レス)
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1: [saga] 2019/03/25(月)18:05 ID:2uMcbXTl0(1/44) AAS
――おしゃれなカフェテラス――

ぽちぽち...

北条加蓮「こっちはオッケー、っと。あとはモバP(以下「P」)さんからの返信待ちかな」

加蓮「……」

加蓮「……はー、緊張する。こーいうの、やっぱり慣れないなぁ。あんまり分かんない人と話するのって――」チラ
省5
2: [saga] 2019/03/25(月)18:06 ID:2uMcbXTl0(2/44) AAS
レンアイカフェテラスシリーズ第66話です。

<過去作一覧>
・北条加蓮「藍子と」高森藍子「カフェテラスで」
・高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「カフェテラスで」
・高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「膝の上で」
・北条加蓮「藍子と」高森藍子「最初にカフェで会った時のこと」

〜中略〜

・高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「とてもとても寒い日のカフェテラスで」
・高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「新年のカフェで」
・北条加蓮「藍子と」高森藍子「雑貨カフェで」
省1
3: [saga] 2019/03/25(月)18:06 ID:2uMcbXTl0(3/44) AAS
藍子「ううん。加蓮ちゃんの邪魔を、しちゃいけなさそうだったから……。加蓮ちゃん、お仕事モードでしたよね」スワル

加蓮「ちょっとは意識してたけどメッセ飛ばしてただけだって……。まぁいっか。すみませーん」

藍子「注文――あっ、もうしてくれていたんですね」

加蓮「そ。店員さんもナイスタイミング」

藍子「こんにちはっ。いつもありがとうございます。加蓮ちゃんも、ありがとうっ」
省1
4: [saga] 2019/03/25(月)18:07 ID:2uMcbXTl0(4/44) AAS
藍子「ホットコーヒーとストレートティー……。どっちにしましょう」

加蓮「あれ、ストレートティー即決かと思ってたけど。なんか最近ハマってるんでしょ。お茶」

藍子「はい。でも、こうして並べられると悩んじゃう〜……」

加蓮「じゃ私ストレートティーで」スッ

藍子「早いっ。こういうのって、私が選ぶまで待ってくれたりしても――」
省7
5: [saga] 2019/03/25(月)18:07 ID:2uMcbXTl0(5/44) AAS
藍子「ごくごく……。……私の味?」

加蓮「藍子の味」

藍子「私の味」

加蓮「藍子ちゃんの持ち味と言えば!」

藍子「え、えっ? え〜〜〜っと……、……え〜っと……」
省4
6: [saga] 2019/03/25(月)18:08 ID:2uMcbXTl0(6/44) AAS
加蓮「テキトーでも答えられるようにしときなさいよ。……そういえばPさんから聞いたよ? 次のカフェコラム、遅れてるんだってね?」

藍子「うぐ……。じ、実は今日は、そのことで加蓮ちゃんにご相談が――」

加蓮「見張り役ならやってあげるー」

藍子「……み、みはりやくだけ?」

加蓮「だからその頼み方したら断れる人いないってのやめなさいよっ。まぁ今日は断るけど」
省1
7: [saga] 2019/03/25(月)18:08 ID:2uMcbXTl0(7/44) AAS
加蓮「どーしても手が止まってたらアドバイスくらいはしてあげる。だから、ね? 見ててあげるから、頑張りなさい」

藍子「は〜いっ。……ふふ」

加蓮「?」

藍子「ううん。一緒にやってくれないのは、ちょっぴり寂しいですけれど……。加蓮ちゃんが見てくれてたら、やる気になれそうって思ったら……うふふっ」

加蓮「いいから早くやれ」ペチ
省3
8
(1): [saga] 2019/03/25(月)18:09 ID:2uMcbXTl0(8/44) AAS
藍子「そのカフェに行く途中、ピエロの方と出会って……。近くの劇団の方々が、いつも打ち上げの時に――」カキカキ

加蓮「ふわ……。ヤバイ、眠い……」

藍子「打ち上げの時だけ、出してもらえるメニューが……」カキカキ

加蓮「……」チラ

加蓮(……ふっつーに順調だし。縋ってくるなら手伝ってあげよう、とか思ってたのにさー。まぁいっか)
省4
9: [saga] 2019/03/25(月)18:10 ID:2uMcbXTl0(9/44) AAS
>>8 下から2行目の藍子のセリフを修正させてください。

誤:藍子「お話……したけれど……。そんなこと書いても――」
正:藍子「お話……したけれど……。私とお話したことなんて、書いても――」

藍子「でも何を書けばいいのかな……あっ、ごめんなさい加蓮ちゃん。何ですか?」

加蓮「大したことじゃないんだけどさー」

藍子「はい」
省4
10: [saga] 2019/03/25(月)18:11 ID:2uMcbXTl0(10/44) AAS
藍子「Pさんだって、さすがにそれはって言っていたじゃないですかっ」

加蓮「あれは藍子がずっとヤダヤダって言い続けるからでしょ?」

藍子「だっていやですもん!」

加蓮「なんでよ。どーせ雑誌買ってる子はみんな読んでるんだから。同じでしょっ」

藍子「だから前に言いましたけどっ、雑誌で読んでいただけるのと目の前でそれも私が読むのとではぜんぜん違います!」
省4
11: [saga] 2019/03/25(月)18:11 ID:2uMcbXTl0(11/44) AAS
加蓮「Pさんのことだからなんとなくそんな気はしてたけどさ。またすごい子達が来たよね」

加蓮「藍子的にはどう? 新人ちゃん。ヤバイのが3人とマスク配信が1人とりんごが1個だけど」

藍子「り、りんごが1個?」

加蓮「そういえば本人はりんごの精霊……妖精? って言い回ってるんだっけ。じゃあ、りんごが1匹」

藍子「りんごが1匹!?」
12: [saga] 2019/03/25(月)18:12 ID:2uMcbXTl0(12/44) AAS
藍子「新人さんの……その、個性もですけれど、もっとびっくりしたことが」

加蓮「ん」

藍子「吸血鬼って、本当に実在していたんですね……」

加蓮「あー……。まぁ、幽霊がいるんだしサンタもいるんだしウサミンもいるんだし、吸血鬼くらいいてもそんなに不思議じゃないけどね」

藍子「……冷静に考えると、私たちの事務所ってどうなっているんでしょうか?」
省4
13: [saga] 2019/03/25(月)18:12 ID:2uMcbXTl0(13/44) AAS
加蓮「新人ちゃんの中でも、あの子なら藍子のコラムも読んでくれそうかなー」

藍子「あの子?」

加蓮「りんごちゃん、……じゃなかった、あかりちゃんだっけ? なんか色んな都会っ子を参考にしてるみたいだし」

藍子「そうなんですね」

加蓮「どこかの第二次東北りんご戦争中のバカが言ってた」
省5
14: [saga] 2019/03/25(月)18:13 ID:2uMcbXTl0(14/44) AAS
加蓮「あーそっか。そうそう。自称りんごの妖精ちゃんが来たばっかりの時にね。奇襲っていうのかな、いきなりふっかけたんだって」

加蓮「あの時は大変だったらしいよー。最初は本人達だけが騒いでたんだけど、面白がったどこかの科学者さんが急にりんごが食べたくなるガスが事務所中に大散布」

加蓮「お蔭で事務所の朝昼晩はすべてりんご定食。さらに東北のりんごのプロモーションをしようとPさんは躍起になって三徹、疲労回復にもりんごジュース」

藍子「そこまで……!?」

加蓮「加蓮ちゃんはポテト派だったから助かったけどねー。大戦争は3日くらいで収まって、結果は引き分け、持ち越しだってさ」
省2
15: [saga] 2019/03/25(月)18:13 ID:2uMcbXTl0(15/44) AAS
加蓮「さすがにヤバかったみたいで、今回はそういう系は無し、純粋な勝負なんだってさ」

藍子「勝負……ということは、投票をしたり、点数をつけたり?」

加蓮「そんな感じかな」

藍子「私も今度、投票してあげなきゃ。……でも、りんごの味の違いなんて分かるのでしょうか。加蓮ちゃんは分かりますか?」

加蓮「りんごとポテトの違いならなんとか」
省1
16: [saga] 2019/03/25(月)18:14 ID:2uMcbXTl0(16/44) AAS
加蓮「頑張ってる子の方に入れればいいんじゃないの? アピール合戦とかしてるみたいだし」

藍子「どっちにしよう……」

加蓮「……」ズズ

加蓮「……気が向いたらあのバカの方にでも投票しといてくれる? 結果でも出してあげないと努力努力って面倒くさいから」

藍子「……?」
省2
17: [saga] 2019/03/25(月)18:14 ID:2uMcbXTl0(17/44) AAS
加蓮「ごちそうさまでした」

藍子「ごちそうさまでした♪」

加蓮「結局わかんなかったなぁ。藍子ちゃんの味」

藍子「加蓮ちゃん。それ、例えば私が淹れたコーヒーやお茶なら、加蓮ちゃんの言う"私の味"って出ると思うんですけれど……」

藍子「ここのストレートティーは、店員さんが淹れてくれたものですよ?」
省5
18: [saga] 2019/03/25(月)18:15 ID:2uMcbXTl0(18/44) AAS
加蓮「にしても新人ちゃんかー。なんだかんだ落ち着いて、Pさんもいつも通りって感じになってきたよね」

藍子「ここしばらく、てんやわんやって感じでしたよね。Pさんも、ぜんぜん寝ていないくらいにお疲れで……」

加蓮「人にはちゃんと休めちゃんと寝ろってうるさいのにね」

藍子「あはは……。じゃあ、Pさんがお忙しい時は、私が代わりに言うようにしますね?」

加蓮「……」ジトー
省4
19: [saga] 2019/03/25(月)18:15 ID:2uMcbXTl0(19/44) AAS
藍子「新人のみなさんとは、まだそんなにお話していなくて……。でも、みなさんすごく張り切っていますよね」

藍子「ううん、張り切っているっていうか、楽しんでいて……。ふふっ」

藍子「そういえば、みくちゃんが腕まくりしていました。先輩として、業界の厳しさを教えるんだって」

加蓮「私的にはアンタにああなってほしかったんだけどね……。思ったんだけどさ」

藍子「はい」
省8
20: [saga] 2019/03/25(月)18:16 ID:2uMcbXTl0(20/44) AAS
加蓮「そんな相手に張り切るみくちゃんはクラスのリーダーって感じかな。似合うような、意外って感じもするような」

藍子「みくちゃんがまとめ役なら、トラブルもなさそう!」

加蓮「わかるー」

藍子「でもみくちゃんって、学校ではあんまり目立たないようにしているみたいですよ。この前、たまたま学校帰りのところを見て……」

加蓮「メガネなんだっけ?」
省5
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