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オール安価でまどか☆マギカ 25 (1002レス)
オール安価でまどか☆マギカ 25 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/
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882: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2019/02/10(日) 21:35:34.23 ID:Har5jEPxO 失礼、2人以上はマミの時だけみたいですね 安価下 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/882
883: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga] 2019/02/10(日) 21:43:40.87 ID:6it8YfID0 速度停止みたいのが出来たみたいなので、完成を目指してキリカ >>811も試してみたいなぁ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/883
884: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/10(日) 22:16:27.33 ID:xZUtK3IS0 ---------------------- あ、マミを選ぶ場合は【必ず】二人以上選択という意味でした。 >>881も可能です。 ---------------------- 下1レスにて再判定 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/884
885: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2019/02/10(日) 22:19:52.37 ID:Har5jEPxO では881でお願いします http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/885
886: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/10(日) 23:09:38.23 ID:xZUtK3IS0 そう言われると、みんな戸惑った様子だった。 やりやすそうな人とやるのがいいか、あまり関わりのない人とやるのがいいか。 幸いわたしは誰ともそこそこ喋ったことのあった。けど……残った人たちはどうだろうか。 かずみ「じゃ、やろっか」 わたしが声をかけたのはキリカとあすみとほむらの三人だった。 特に反発はしていない人たちだ。 キリカ「この前と同じく攻撃に使うやつ?」 あすみ「結局アンタと一緒なのね。それとイレギュラーさんか」 ほむら「あなたたちは昨日もやっていたわね。かずみがいなかった時」 かずみ「そうなの?どうだった?」 あすみ「まあ一応、失敗はしなかったよ」 かずみ「わたしはキリカとあすみの魔法は解析してたから、なんとなく合わせられる気がするんだ」 ほむら「私は足手まといにはならないかしら?」 かずみ「そんなことないよ。まずは試してみないと」 かずみ「いつかは全員で魔法を完成させられたら嬉しいけど、わたしたちだから出来る事もあると思う。まずは自由にやっていいんじゃないかな」 四人で陣を描く。 一人分からみんなへと広げていき、一つの大きい魔法へと魔力は形を変え――――…… かずみ(今度こそ……!) わたしたちの魔力は確かにまとまっていた。結束し、強いものになっていた。 ……けど。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/886
887: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/10(日) 23:40:56.99 ID:xZUtK3IS0 ほむら「く……!」 自分以外の強い魔力によって、ほむらの額には汗が浮かんでいた。 溶けきれなければ性質の違う魔力は異物にしかならない。 その場に起こるのは風。 淡い紫から深い黒の色に彩られた強い衝撃波。 かずみ「『ネーロ・ボアート』――でどうだっ!」 キリカ「どういう意味?」 あすみ「だから、必殺技に名前とかダサいからやめてよね!」 かずみ「“黒い衝撃波”だよ」 わたしたちの魔法が完成した時、その圧に耐えきれずほむらは倒れ込んでいた。 その手を引く。 かずみ「ほむら、大丈夫?」 ほむら「え、ええ……」 かずみ「ほむらもまた次があるよ。こうやって一緒に出来てよかったと思う」 ★合体魔法『ネーロ・ボアート(かずみ・あすみ・キリカ/かずみ・キリカ/キリカ・あすみ/で使用可能)』を習得しました。 ★このチーム内とほむらとの仲が少しだけ深まりました。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/887
888: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2019/02/10(日) 23:50:19.78 ID:Har5jEPxO ほむらだけ弾かれたのか http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/888
889: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/11(月) 00:14:24.37 ID:U1RMLz0w0 もう一方では、真っ先に杏子がマミに声をかけていた。 杏子「マミ、やるか」 マミ「ええ」 あっさりとした誘いと返事。二人はごく自然な流れでチームを組む。 一悶着あって絆を深めた元師弟のコンビだ。間違いはない。そこにもう一人が加わる。 杏子「……アンタとやるのははじめてだな」 織莉子「ええ、そうね。貴女達のようなベテランに混ざるのは恐縮だけれど」 杏子「まあキツいことは言わないよ。あんまり硬くなんな。アンタ実はそんなに謙遜するほうでもないだろ?」 織莉子「……」 静かに表情が交わる。 マミはそんな織莉子を見ながら何かを思案し、しかし次にはそれを表には出さずに声をかけた。 マミ「……仲間だものね。力を合わせなくちゃ勝てないわ。その練習はしないと」 三人も同じように陣を組む。 それから何度か練習をしていた。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/889
890: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/11(月) 00:16:20.50 ID:U1RMLz0w0 ---------------- ここまで 次回は11日(月)夕方からの予定です http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/890
891: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga] 2019/02/11(月) 00:23:34.14 ID:09DpwYYo0 乙でした マミと織莉子はまだ不信感が残ってそう というか、織莉子と合わせられそうなのって、この中だとかずみぐらいしかいないような? ネーロ・ボアードはかずみとあすみではまだ使用不可ってことは、あすみからの高感度が低いからなのか・・・ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/891
892: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/11(月) 18:12:54.25 ID:U1RMLz0w0 ---------------------------- ※>>880時点でぶっつけ成功基準を超える好感度の組み合わせ一覧 矢印が双方向に重なる組み合わせなら成功確定。全てが重なってなくとも過半数が成功確定なら残りが失敗確定の好感度でない限り成功する。 かずみ→マミ、かずみ→杏子、かずみ→ほむら、かずみ→キリカ かずみ→あすみ、かずみ→織莉子 マミ→かずみ、マミ→杏子 杏子→かずみ、杏子→マミ ほむら→マミ、ほむら→杏子 キリカ→あすみ あすみ→キリカ ---------------------------- http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/892
893: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/11(月) 18:21:39.21 ID:U1RMLz0w0 かずみ「お疲れ様。どうだった?」 マミ「難しいわね……」 かずみ「そっか、うまくいかなかったかぁ。まあまだこれからだよ」 マミ「でももう今日を逃したらあまりみんなで集まれないでしょう?それに、訓練に魔力を使いすぎるわけにもいかない」 今日の分で更に濁りの溜まったソウルジェムを見る。 もうストックはない。このまま使いすぎるとまずいのはわかってる。……特にわたしは。昨日、すごく嫌な感覚を感じたんだ。 マミ「……鹿目さん、いい子よね。危険な人だって聞いて、関係ないってわかってたつもりだったけど多分やっぱりわかってなかった」 マミ「どうしても彼女の持つ素質のほうが先立って、私達と変わらない人間だって、当たり前のことが考えづらくなってたんだと思う」 『それが嫌なら今のうちだ。今殺してしまうしかない』――――そう言ったカンナの言葉が胸の内に響く。 マミは訓練後のみんなを労うまどかを眺めていた。 誰よりも強力な素質も、世界を滅ぼす未来もあるようには見えない。今私達と居るまどかはただの素朴で心優しい少女だった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/893
894: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/11(月) 19:41:54.04 ID:U1RMLz0w0 一息ついて、ほむらは自分の鞄を探ると携帯片手にみんなに呼びかけた。 ほむら「呼んでた候補の子、近くまで来てるみたいよ。まどか、迎えにいきましょう」 まどか「えっ?候補の子って……」 ほむら「……行けばわかるわ」 ほむらはまどかにもあの昼の話し合いを伝えていない。 二人で土手を飛び出していった。 マミ「鹿目さんの友達にはなんて伝えるの?」 かずみ「うーん、まずは魔法少女のことを。それからまどかのこと。知っておいたほうがいいと思うんだ」 マミ「もしも契約してしまったら……?」 かずみ「……わたしね、契約すること自体は間違いだとは思わないんだ。ただ、後悔したり希望を失ったりしてほしくないの」 それから少しして、ほむらとまどかが呼んでいた人を連れて戻ってくる。 この場に今までにない快活な声が加わった。 「土手ってこっちかー。探しちゃったよ。あっちじゃ小学生が野球やってたしさ」 「で、なにやってるの?」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/894
895: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/11(月) 20:01:26.32 ID:U1RMLz0w0 空色の短い髪。高い背丈。 声から連想するものと違わない明るさを持った瞳がわたしたちを見回す。 さやか「1,2,3,4,5,6……野球じゃなさそうだねえ。何の集まりだかぜんぜんわかんないんだけど」 ほむら「野球がしたいなら小学生の中に混ぜさせてもらってきなさい。それより、自己紹介だけしてもらえる?」 さやか「んー、じゃあはじめまして。あたし、美樹さやかっていいます」 さやかは知らない人ばかりの中でも委縮せずに名乗る。 こういう人でよかったのかもしれないと思った。とはいえ、やっぱり疑問は抱いているようだった。 まどか「さやかちゃん、えっとねぇ……」 ほむら「知ったばかりのあなたが言うより、他の人を見たほうが……」 さやか「あ、わかった。仮想大会だ!」 かずみ「え」 さやかはわたしを見て言った。 今は変身してる人と解いた人と半々くらいだ。それよりなんかあらぬ誤解を招いた気がする。 さやか「いや、ていうかコスプレ?なんかのコンパニオンとか?つまりそういう集まり……?いやあたしはそういうのはちょっと」 さやか「あたしの分の衣装とか用意してあったりするの?」 さやかはやっぱり誤解をしていた。 それから、本当のことよりもよっぽど現実的な誤解をわたしがなんとか解いて説明をしていった……。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/895
896: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2019/02/11(月) 20:13:40.14 ID:fbk4N5nvO さやかには下手に隠さず全部打ち明けないと後で絶対に揉めるからな http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/896
897: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/11(月) 20:27:32.08 ID:U1RMLz0w0 言葉での説明、それから魔法の一部を見たさやかは一応信じてくれた。しかしまだ夢見心地だった。 というより、信じるしかないって感じだ。素敵な非日常への誘いなどではなく、突きつけられたのは警告。 そして、その危ないものに自分の親友までなっている――という事実をさやかは知ってしまった。 かずみ「……ていうわけで、わかった?」 かずみ「わたしたちはさやかには安易な気持ちでは魔法少女になってほしくないし、あとまどかのことも……頼みたいんだ。友達のあなたに」 さやか「わかんないよ」 ここに来た時の明るく快活な声はもうなくなっていた。 さやか「あんたたちの魔法ってのは見たよ。信じるよ。人とは違う人たちなんだって。……でもなにそれ。あたしがなるって?ふざけないでよ」 さやか「休みの日なんだよ?なんでこんなとこに呼び出されてそんな話聞かされなきゃいけないの」 怯え、怒り、不信。 さやかの反応は普通の反応だった。 杏子「そう思われんなら、まあ……仕方ないな。アンタはこんなバケモンになるなよ」 マミ「…………」 キリカ「……仕方ないね。もっともだよ」 さやか「言われなくてもならないし。もう帰っていい?」 1無理に話してもしょうがないか 2引き留める 3自由安価 下2レス http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/897
898: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga] 2019/02/11(月) 20:58:18.89 ID:09DpwYYo0 1+さやかが帰ったらほむらにさやかが契約した場合の理由を聞く 突然魔法少女の事を話されて混乱してると思うから、少し時間を空けてからまた話してみようよ ほむら、今までほむらが繰り返してきた時間でさやかが契約した事はないの?知ってるなら教えて欲しいな もしかしたら私達で対処できるかも知れないし、何とかする事ができるなら契約する理由をなくす事ができるから http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/898
899: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2019/02/11(月) 21:08:56.84 ID:fbk4N5nvO ↑かな? ここで引き留めても反発を強めそうダシナ 追加でキュウベエの動向にも注意する http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/899
900: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/11(月) 21:44:28.59 ID:U1RMLz0w0 かずみ「混乱してるだろうし、無理に話してもしょうがないか……」 わたしもさやかを引きとめることはしなかった。 しかし、この場には二種類の感情があった。どこか悲しげな表情を浮かべている人と、厳しい視線を送っていた人だ。 あすみ「……あの調子じゃわかってないんだろうね?自分の行動がまどかにも関わるって。まだ当分は狙われることないのが幸いか」 まどか「あの……、さやかちゃん呼んだのってわたしのためだったの?」 マミ「それもあるわ。友達になにかあればあなたも悲しむだろうし、誰にも絶望してほしくないの」 かずみ「でも悪いことしたかな。嫌われちゃったね……」 ほむら「さやかがソウルジェムの真実を受け入れられたことはなかった。自分じゃなくてもこうなるのは当たり前だったのかもね。考えてつけなかった私のミスだわ」 かずみ「そんなことないよ。また後で話してみれば変わるかもしれないしさ」 織莉子「彼女はいざという時に友達を助けるまどかのために契約したりできるのかしら?」 かずみ「そういえば、前の世界だとさやかはなんで契約したの?」 ほむら「幼馴染の怪我を治すためね。願いの元はすでにある。インキュベーターの視界には入ってしまったし、狙われれば契約する状況は整ってるでしょう」 キリカ「でも契約しないって言ってたよ?」 ほむら「一時的な感情よ。縋るしかないと思えば簡単に変わるわ」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/900
901: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/11(月) 22:23:32.13 ID:U1RMLz0w0 かずみ「怪我が治せればいいんだね……?」 ほむら「魔法で治せることは期待しない方がいいわよ。私たちの魔法では回復専門の人は居ない」 ほむら「あなたに眠る魔法の中にそれがあるのならいいけれど……」 わたしの中の魔法。 わたしは考え、そして鈴に聞いてみた。涼やかな音に意識を集中して目をつむる。 かずみ「…………」 心にひっかかるものはない。直感だけど、わたしの中には“無い”と思った。 織莉子「……彼女の契約は切羽詰まっている問題ではないわね。それとも、彼女が契約したからまどかさんが魔女になったことはあったのかしら?」 ほむら「いいえ……ないわ。まどかはいつだって強かった。諦めたり争ったり疑心暗鬼を呼ぶのは周りの私達だけ」 まどか「そんな……でもわたしだってさやかちゃんが悲しむことはいやだよ」 織莉子「逆に言えば、かの悪魔がさやかさんを契約に誘うのは、貴女を絶望させるか負担をかけて魔力を使い切ってもらうためなのよ」 織莉子「私たちはもう真実を知り、手を組んでいる。今から面識のない彼女に何らかの悲劇が起きても私たちには諦めも争いも疑心暗鬼も起きないわ」 織莉子「インキュベーターは見込みのないことはしない。私たちの考えることじゃないわね」 織莉子「……それより彼女の危険はもっと違うところにある」 ――――どこかもやもやの残る空気の中、わたしたちは訓練を終了した。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/901
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