[過去ログ]
花陽「死を視ることができる眼」 (1002レス)
花陽「死を視ることができる眼」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1482928326/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
984: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [] 2016/12/29(木) 03:05:49.21 ID:aaofM3EPO /8 真姫ちゃんの両親が経営する病院で眼が覚めたあと、私は警察から簡単な事情聴取を受けました。 内容は思っていたよりあっさりとしたもので、拍子抜けするぐらいのもの。 それもそのはずです。 現場には犯人はおろか、死体さえなかったんですから。 真姫「残っていたのは血痕だけ……ね。例のペーパーナイフにも血液は付着していなかったし、他に凶器らしい凶器も所持していない……証拠不十分もいいとこだわ」 花陽「…………」 真姫「でも悪質なイタズラで済ますには不可解な点が多過ぎる……花陽、あなた本当に嘘はついていないんでしょうね」 花陽「……うん」 ベッドの横で悩ましそうに考え事をしている真姫ちゃんは、小さく唸りました。 真姫「馬鹿げてるわ……そもそも死体が独りでに消失するなんてあり得ない」 花陽「そ、そうだね。やっぱり私の見間違いだったのかなあ」 真姫「真面目に答えて!」 花陽「真姫ちゃん、ここ病室だよお」 個室とはいえ、隣は普通の部屋だから大きな声は響いちゃいます。 真姫「うえっ!?ちょ、ちょっと興奮しちゃっただけよ」 狼狽える真姫ちゃんはいつも通りで、視ていると少し安心します。 いつもと変わらないものというのは、思いの外に心の清涼剤となるようでした。 真姫「身体はどこも問題ないし、症状も疲労による失神だったから、明日には退院できるってパパが言ってた」 花陽「そっか……えへへ、嬉しいなあ」 真姫「なに呑気なこと言ってるのよ。自分がどれだけ大変な目にあったか、ちゃんとわかってる?」 花陽「それはそうなんだけど……最近は病院にいるばっかりだったから、早くみんなのところに帰りたくて」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1482928326/984
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 18 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.402s*