【スペース・コブラ】古い王の地、ロードラン (776レス)
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156: [saga] 2016/10/20(木)16:48 ID:CU0PADL90(2/4) AAS
黒いローブの女「聞いてるのか?」
コブラ「ん?ああバッチリさ。かなりの耳より情報だったもんで、ビックリしちまっただけさ。まさか目の前に神様の使いがいるとはね」
コブラ「しかも天使にしては、あんたの声は魅力的すぎる。天使ってのはもうちょっとイジメっ子みたいな声だとばかり思ってたよ」
黒いローブの女「私は魔女だ。天使でも神々でもない」
コブラ「魔女なら納得だ。それにそっちの方が好みだね」
省29
157: 2016/10/20(木)17:04 ID:bShvTGY1O携(1/2) AAS
コブラにかかったら根源の火とやらもガスコンロと大差無いかww
158: 2016/10/20(木)17:57 ID:VZFxmHaw0(1) AAS
しれっと才能があることが判明
159: 2016/10/20(木)20:10 ID:iC3t/xlXo(1) AAS
コブラの軽口に一切の違和感を感じない完成度の高さ
応援してます><
160: [saga] 2016/10/20(木)22:00 ID:CU0PADL90(3/4) AAS
レディ「ローガン?いいえ、知らないけれど」
グリッグス「そうですか……本当にどこに行ったんだ先生は…」
レディ「でも名前だけなら聞いた事があるわ。確かビッグハットとか……あっ、彼なら色々知ってたわよ」
戦士「えっ?俺?知らないって。どんな奴かは聞いた事があるってだけで、行方なんて聞かれても分からねえよ」
グリッグス「うーん…」
省22
161: 2016/10/20(木)22:28 ID:bShvTGY1O携(2/2) AAS
そりゃ言えんよな……
162: 2016/10/20(木)23:07 ID:wcRXIoFvO携(1) AAS
あれ?あいつ名前合ったのか
てっきり青ニートの親族かと思ったんだが
163: 2016/10/20(木)23:10 ID:MMdHJzjsO携(1) AAS
二代目青ニートって立派な名前があるだろ!
164: [saga] 2016/10/20(木)23:36 ID:CU0PADL90(4/4) AAS
ゲーム本編でも名前は無いです。心折れた戦士だけ本名への言及が無い=亡者化が進んでいて自分の名前を思い出せないから、紹介したくても出来ない。
という啓蒙です
エブリたそも、そういってゐる
165: 2016/10/21(金)09:32 ID:u/Z6bUP30(1) AAS
いつかブラッドボーン編もオナシャス
166: [saga] 2016/10/28(金)11:12 ID:Hb1zpgYd0(1/2) AAS
何かに追い立てられているかのように歩き出した戦士を先頭に、ソラール、グリッグス、ラレンティウスが続く。
毒を持ったぬかるみは依然として病み村の底に沈殿していたが、不思議と四人の動線を避けるかのように、彼らは身をよじった。
炎の魔女の言葉もあるが、竜に泥をすすられた為に量が減った事が、ぬかるみに溶け込んだ亡者に、いくらかの動く自由を与えていた。
黒いローブの女「コブラ」
四人に続いて、灰の丘を目指して歩こうとしていたコブラとレディを、魔女は引き止めた。
コブラはレディを先に行かせると、ズボンのポケットに手を突っ込んで、魔女に向き直った。
それは人の話を聞く時の、彼特有な癖だったが、今は葉巻も無い。
コブラ「話ね。俺との事を考えてくれたって訳でも無さそうだが」
黒いローブの女「ああ、お前の事では無いよ。お前がこれから出会うであろう、私の姉妹たちについてだ」
省27
167: [saga] 2016/10/28(金)19:06 ID:Hb1zpgYd0(2/2) AAS
魔女の願いに曖昧な応答を返したコブラは、先を歩いていたレディに追いつくと、四人の不死と共に灰の丘を登り、横穴に入った。
横穴の中は暖かく、壁は白い蜘蛛糸状の粘着物に巻かれた、いくつもの節くれで構成されていた。
ソラールが節くれの一つに触ると、節くれはかすかに脈打った後、冷えて固まり、その様子は蜘蛛糸の存在も相まって、横穴を進む一行に、蜘蛛に捕らえられた虫の断末魔を連想させた。
コブラ「きっしょくの悪い所だなぁここも。旅の勇者をちょっとはもてなせってんだよなぁ」
ソラール「確かに良い気はしないな。この壁は何で出来ているんだ?」
グリッグス「何かの繭にも見えるが…」
ラレンティウス「なんにしても知りたくないね。こういう物には、もう触らない方がいいぞ。何が入っているか知れたものじゃない」
省25
168: 2016/10/28(金)19:32 ID:xB+hs4Y8O携(1) AAS
こ、こわい……
169: [sage saga] 2016/10/28(金)23:02 ID:C+GHjOxWo(1) AAS
卵産み付けられてんだっけか?確か
170: [saga] 2016/10/30(日)03:07 ID:se1u189k0(1) AAS
戦士「引き返そう…ここは本当にやばい…」
ソラール「待て、考え直せ」
戦士「お前こそ考え直せ!見て分からないのかよ!ここがどんな所か!」
ソラール「分かっている…分かっているが、しかし…」
ラレンティウス「いや、確かにここは危険だソラール。嫌な予感がする」
省26
171: 2016/10/30(日)03:35 ID:uRIP9iWyo(1) AAS
鬼が出るか蛇が出るか
172: [saga] 2016/10/31(月)00:21 ID:MPyVXjea0(1) AAS
節くれの洞窟の先には、またも広い空間があった。
そこは楕円形の大広間で、四方の壁と天井は糸に巻かれた卵で出来ていた。
二人が潜った霧は楕円の両端の一方にあり、その反対方向には石積みの古城の一部を思わせる、丈の高い建造物が見える。
その建造物の出入り口と思しき横穴から、赤い光が漏れだした。
コブラ「さっそくお出ましか。勿体が無くていいねぇ」グン
徐々に強くなる光に応えるかのように、コブラは特大剣を抜いた。
光が発する熱は、数十メートル離れた石畳に立つコブラの髪さえもなでる。
そのコブラの頭の中を、グリッグスの語った不死の話がよぎった。
ガスッ ガシュッ ガツッ
光源が数多の脚を動かして、建造物の出入り口から姿を現す。
省26
173: 2016/10/31(月)01:32 ID:rSjjck+so(1) AAS
歴史を作らないんじゃ考古学者にも不要そうだな
174: [saga] 2016/11/02(水)14:54 ID:3Ea9QEps0(1) AAS
魔女の身体は、混沌の炎に半ばまで飲まれ、変質している。
ゆえに纏うのは混沌の炎であり、本来彼女の持っていた魔女としての本質も、失われている。
その本質があれば、コブラの指に嵌められた『老魔女の指輪』の効力を見抜くことが出来ただろう。
そして、指輪を強めている、コブラの中にある未知の力の存在すらも。
クラーグ「フフッ……クククク…」
クラーグ「面白い…魔女の言葉を解するか…」
コブラ「なんの話か分からんね」ニッ
クラーグ「とぼけおって……まあ良い。その方がそそられる」
省31
175: 2016/11/03(木)00:50 ID:lP8HqPD7O携(1) AAS
これが本当の殺し文句という奴か
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