[過去ログ] シン「俺は春香のプロデューサーだ」 (74レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
2: ◆bA3jMfAQJs [saga] 2014/10/23(木)21:09 ID:0kYND+eg0(2/65) AAS
 視線は全て、光で覆われるようだった。
 後ろにはレクイエム。そして前には――接近する戦艦が二つと、モビルスーツが一。
型番は不明だが、その名称は形式的に決まっている。

【ジャスティス】だ。

 俺は、操縦桿を握りしめながら即座にフットペダルを踏み込み、ヴォワチュール・リュミエールを展開し、彼――アスランの駆るジャスティスへと舞う。

『シン……!』

 彼の、迷うような声が聞こえ、一瞬だけ心が揺れ動く。だが、もう全てが遅すぎた。
 引き金を引き、コンマ差でビームライフルの砲身から亜高速でビームが射出される。
それを読んでいたように射線上から引いたアスランに、もう一射。共に威嚇だ。これで倒せるとは思っていない。

『シン、もうやめろ! そんな物を守って戦うんじゃない!』

 そんな言葉、もう聞き飽きた。

「守るさ……守ってみせる。そして終わらせる……その為にはアンタを討つ!!」

 背部左のウエポンラックにマウントされている、高エネルギー長距離ビーム砲を展開し、引き金を引いた。
高出力のビーム砲は、アスランの駆るジャスティスの追加兵装である【ミーティア】の右腕を掠め、そのまま接近しながら――アロンダイトを引き抜いた。
 アスランのジャスティスも、サイドアーマーからビームサーベルを二本引き抜き、対艦ミサイルを発射して弾幕を貼りつつ、前方のスラスターを稼働させて後退し始める。
 だが、ヴォワチュール・リュミエールの展開と同時に散布されるミラージュコロイドのジャマーが干渉し、ミサイルは尽く外れていき、接近を許したジャスティスのミーティアが、切り裂かれる。
1-
あと 72 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.005s