[過去ログ] シン「俺は春香のプロデューサーだ」 (74レス)
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16: ◆bA3jMfAQJs [saga] 2014/10/23(木)21:45 ID:0kYND+eg0(14/65) AAS
765プロの社長室に、シンは小鳥に連れられた。社長である高木が笑いながら、シンの肩を叩く。

「よく来たね! 我が765プロは、君を歓迎するよ!」
「もう! 新しいプロデューサーさんが来るなら前もって言っておいてくださいよ社長!」
「はは、すまないね。何せ急に決めた事だから」

 さて、と一息ついた社長が、視線を事務所の談話室に移す。

「今、事務所にはあの三人だけかね?」
「ええ、春香ちゃんと真ちゃんと、雪歩ちゃんの三人です。これから美希ちゃんと千早ちゃんも来ますが」

 その確認をして、今度は軽く挨拶交じりに、シンへお辞儀をする高木。

「さて、シン君。分かっていると思うが、私は社長の高木順二郎だ。何か困ったことがあれば、何でも相談してくれたまえ」
「はい」
「あ、わたしは事務員をしてる、音無小鳥と言います。社長と同じく、何かあれば何でも相談に乗りますよ」

 笑みを浮かべて、名を名乗る小鳥に、シンが少しだけ笑みを浮かべる。笑えば可愛い子だと思いながら、小鳥は更に続ける。

「ちなみに。私の事は『小鳥さん』でも『小鳥ちゃん』でも『小鳥お姉さん』でも、何でも大丈夫ですよ」
「ありがとうございます、音無さん」
「あ……音無さん、ですか」

 残念に思いながらも、ハッとした小鳥。

(でもチャンスぴよ。こんなイケメンが入社してくるなんて……音無小鳥2X歳、このチャンスを逃すでないぞ!)

「ふふ、ふふふふっ」
「音無君はトリップしてしまったか……まあ構わないだろう。事務所のソファで雑談をしている三人は、ウチのアイドルだ。自己紹介してきたまえ」
「あ……はい、わかりました」

 顔を赤め、にやりと笑いながら不敵な声を浮かべる小鳥に少しだけ恐怖心を覚えながら、シンは社長室を出て――その三人の少女に、向き合った。
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