[過去ログ] 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part9 (1002レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
576: 単発:コドクの契約者(代理) ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2013/05/09(木)13:21 ID:Og4mrEDQ0(5/6) AAS
調べると原因はすぐにわかりました
何者かがこの学校に都市伝説が発生しやすくなる細工をしていたのです

「これならすぐに片付くな」

陸がその細工を破壊しようとした時、何かが割れた様な音と共に風景が切り替わりました

「これは」
「罠か…細工を破壊した奴を異界に強制的に移動させる」

周囲には見渡す限りの都市伝説
省13
577: 単発:コドクの契約者(代理) ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2013/05/09(木)13:22 ID:Og4mrEDQ0(6/6) AAS
あの日、悪魔祓いを行ったあの日
悪魔の囁きは私に言いました

『テメェミテェナ薄汚レタ餓鬼ヲアノ男ガ選ブト思ウカ!?得体ノ知レネェ男共二犯サレマクッテタ中古ヲヨ!!』

なら私はどうすれば良いの?

想い人が自分に不釣合いだと、自分なんかじゃ手の届かない存在だと言うのなら…

諦める?
自分を磨いて想い人に相応しい存在になろうとする?
それとも………
省11
578: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga] 2013/05/09(木)17:49 ID:D9/YKyZ80(1) AAS
ソウルメイトの人とコドクの人乙です
579: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/09(木)20:37 ID:+Sl9/smto(1) AAS
乙です
おお、ソウルメイトとコドクのお話を見ていたらこう、何か書きたい気持ちが盛り上がってきました
580: 〇〇さんと〇〇〇〇〇〇ー 2013/05/12(日)22:14 ID:HzMyTxvDO携(1/7) AAS
それは、まだ彼女が【カレ】と出会う前の事

いつも通りの学校での部活を終えて、彼女はいつもと同じ帰り道を歩く

時刻はそろそろ午後7時
辺りは薄暗くなっている

彼女は自分の身長よりもなお長い棒のような物が入った袋を担ぎ、口笛を吹きながら自宅までの道を歩いていた

その足取りは軽く、口笛のリズムと共にステップを踏みながら
省7
581: 〇〇さんと〇〇〇〇〇〇ー 2013/05/12(日)22:16 ID:HzMyTxvDO携(2/7) AAS
インターネットで日々増え続ける学校町での都市伝説の目撃情報

いつか絶対見つけてやろうと決意した彼女は
とある都市伝説を探して、いつも夜になると口笛を吹きながら家まで帰っている

暗い夜道を歩く少女
もちろん、少女以外道には誰もいない

「もしもし、お嬢さん」

しかし、突然後ろから少女に話し掛ける声がする
省9
582: 〇〇さんと〇〇〇〇〇〇ー 2013/05/12(日)22:18 ID:HzMyTxvDO携(3/7) AAS
「…〔夜に口笛を吹くと蛇が出る〕ですね?」

「おや、知ってたんですか?」

少女の問いかけに答えるのは
道の上にとぐろを巻いてじっとしている一匹の白い蛇だった

「調べましたから、色々と」

少女は喋る蛇に驚く事なくじっと蛇を見つめている
省3
583: 〇〇さんと〇〇〇〇〇〇ー 2013/05/12(日)22:21 ID:HzMyTxvDO携(4/7) AAS
「まぁ、最期にこうしてヒトと話が出来るのも何かの縁です…お嬢さん、こんな都市伝説に何か用ですか?」

「最後とは?」

少女は首をかしげる

「そのままの意味ですよ」

「よく…解りませんが?」
省8
584: 〇〇さんと〇〇〇〇〇〇ー 2013/05/12(日)22:23 ID:HzMyTxvDO携(5/7) AAS
(私を魔〇少女にでもさせる気ですかこの都市伝説は)
どこかで聞いたようなベタベタなフレーズに、少女は少し不安になってきた

【夜中に口笛を吹くと】という都市伝説が口にした契約という言葉
都市伝説と契約なんて初めて聞いた少女はしばらく悩む

「契約するとどうなるんですか?…」
恐る恐る聞いてみる少女
契約によって人間を捨てるとか言われたらたまったもんじゃない

「ちょっとばかり都市伝説関係の騒ぎに巻き込まれるだk…
「あぁ、そうなんですか。なら是非ともしましょう!」

「軽っ!」
省1
585: 〇〇さんと〇〇〇〇〇〇ー 2013/05/12(日)22:24 ID:HzMyTxvDO携(6/7) AAS
「色々な都市伝説と出会えるなんて完全に私の望んでいた状況ですよ!」

興奮しているのか少女の声は次第に大きくなる

「少なからず危険も隣り合わせだけど?」

女性は突然興奮しだした少女に若干引いている

「覚悟の上です、さぁすぐに契約しましょう!」
省1
586: 〇〇さんと〇〇〇〇〇〇ー 2013/05/12(日)22:26 ID:HzMyTxvDO携(7/7) AAS
都市伝説紹介
【夜に口笛吹くと】

夜に口笛を吹くと蛇が来るという都市伝説だが、様々な場所で話が広がり
【夜に口笛を吹くと蛇を呼ぶ】
【夜に口笛を吹くと幽霊を呼ぶ】
【夜に口笛を吹くと泥棒を呼ぶ】
の三種類に変化出来るようになった

契約者の口笛により変化出来る

ちなみに、この契約者は後々とある都市伝説と契約する事になる

えらい昔に物語を書いていた、とある都市伝説の物語の作者です
省2
587: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/15(水)21:22 ID:JFPJELDAO携(1) AAS
○○さんの人乙ですー
なかなか精神的にタフなお嬢さんですね。期待してますの
588: ソウルメイト(3) [sage saga] 2013/05/16(木)15:14 ID:ACPbd9y7o(1/5) AAS
足音が近づく、一歩一歩、また一歩と。

怖くて確認したくない。
けれども、このまま待つのはもっと怖かった。
近付かれてからよりは、遠くにいるうちに確認すべきだ。

震える体を起こし、音の方へと顔を向ける。
まだ誰も見えないが、確かに聞こえる足音。
キュッ、キュッ、キュッと馬鹿みたいに脳天気な足音。

こちらから見てロッカーの迷路の突き当り、丁字路になっている部分を通り過ぎようとする人影。

「……子供?」
省11
589: ソウルメイト(3) [sage saga] 2013/05/16(木)15:17 ID:ACPbd9y7o(2/5) AAS
近付いて来て、判ったことがいくつかある。

最初は
相手が間違いなく人間の子供の姿形をしていると判る。

近付いて
相手が小さな男の子の姿であると判る。

更に近付いて
相手の身長が自分の腰よりも上、胸よりも下、恐らく100cm程度であると判る。
そして、その身長から考えられる年齢は3歳程度。

最後に
省7
590: ソウルメイト(3) [sage saga] 2013/05/16(木)15:19 ID:ACPbd9y7o(3/5) AAS
「じゃあ、質問を変えるわ……このロッカーとアナタは関係ないの?」

彼は顔を上げて、まっすぐに自分の瞳を見つめてくる。

「うん、関係ないよ」

淀みのない応え、信じられる気がした。
油断してはいけないと解りつつも、信じたいという気持ちが強い。

「キミのお名前は?」
省9
591: ソウルメイト(3) [sage saga] 2013/05/16(木)15:21 ID:ACPbd9y7o(4/5) AAS
沈黙に、困った様な顔で少年が言葉を続ける。

「ひとことで、信じてもらうには無茶な話だとは思うけどね」

ため息混じりに少年が話し

「キミがただの子供じゃないって事は分かるわ……だって、賢すぎるもの」

自分も、ため息混じりに応える。
省12
592: ソウルメイト(3) [sage saga] 2013/05/16(木)15:24 ID:ACPbd9y7o(5/5) AAS
少年はこちらをじっと見て、考える間を与えてくれる。

「……存在を信じる人達によって、生み出された虚構の存在……都市伝説」

目を閉じて、含めて噛むように、言う。

「そう、ボクはそういう存在なんだ」
「分かんない」

間髪入れずに応え
省14
593: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/17(金)23:16 ID:gHZRJDoU0(1) AAS
ソウルメイトの人乙ー
遂に出会った、のかな?
594: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/18(土)20:16 ID:NQ7/VTWAO携(1) AAS
わけがわからない空間で会話できる相手がいる安心感は半端ないと思うのです
さて彼は何者だろう
595: 山崎ロール 2013/05/22(水)21:27 ID:wT7CMCw30(1/8) AAS
久しぶりにきたのよね
何だかいっぱい投下されてるのよね
わけが分からないのよね
1-
あと 407 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.013s