酒場バッカス (678レス)
1-

1: 「鍵を持つ者」 2013/11/02(土)01:32 ID:??? AAS
ここは王都にある酒場だ。二階より上は宿屋になっている。
この店に無い飲食物は存在しない。思う存分飲み食い歌い踊れ。

・ここはあらゆる客を歓迎する。乞食だろうが皇帝だろうが、アルコールの下に人民は平等だ。
・ここには王都以外の場所ともゲートで繋がっているため、外国人なども参加できる。
・マスターが不在の時でも、好きに飲み食いしてくれ。キッチンも自由に使え。
 金はカウンターに置いてくれれば良いとの話だ。
・宿での宿泊も自由だ。同じく金はカウンターに置いてくれとの事だ。
・マスターが不在でも、人形の「監視カメラで酒場内の悪行をしっかり見張っちゃうよ君」が居るので無銭飲食はやめておけ。
・金が払えない場合は体で払ってもらうらしい。
・店の物を破壊し、その弁償が出来ないときも体で払ってもらうそうだ。
省2
633
(1): 「安堵へ」 2017/01/01(日)22:45 ID:gk9gSF4c(7/9) AAS
酒場バッカス
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

雑多になった酒場を、いい加減に片付け
外の人間にも行き渡るよう、ありあわせの炊き出しを行う。
とはいっても、つるしベーコンとタマネギとガーリックを使った適当なスープであるが…
その間に、彼が知っている1つの情報を乙女に伝える
この騒動はドクオ・ネームレス・ジャックとその組織によって行われたということだ…

レイヴンが棚を探り終わると、非常食であろう穀物類を固めたバーや、チーズ、ドライサラミ等を持ってきた。
付け合せは、疲労回復効果のあるハーブティー、少々苦いが精神を安定させるには十分だ。

「…まず知っている事を話そう
省16
634
(1): 2017/01/01(日)23:02 ID:QVNj2NqI(6/6) AAS
>>632
「名、か…ふむ、ドン・キホーテ・デ・ラ・ピュセル・ドルレアン……であるらしいな、今は」

宙を見上げながらそんな事を。些か歯切れが悪い。

「我ながら不本意な名だ」

>>633
炊き出しの最中、乙女は医療の心得でもあるのか負傷者を見て回っていた。
重症の者こそ芳しい成果を上げられないが、
軽傷の者の何割かは問題ない状態までもっていっているようだった。

「私は貴殿が混血たる血だと推測したが…
 ふむ、貴殿が分からぬのであれば私にも分からんな。
省5
635
(1): [シャキン] 2017/01/01(日)23:07 ID:8MGitT7U(6/7) AAS
>>631
>>632

「全く、俺も頭が固くなったかね」
頭を掻きながら酒場の中入る。

さて、このお嬢さんの精神が耐えれるようにしないと考える
道中の事を考えると精神安定剤も何処かで入手しないと
今後の臨時とはいえパーティーの必要物資を考える。

「有難い、結構残っていたんだな」
食料は正直期待していなかった分。抗して食べれるものがあるだけで落ち着く
スープとハーブティーをほどほどに食しつつレイヴンの話を聞く。
省8
636
(1): 「安堵へ」 2017/01/01(日)23:24 ID:gk9gSF4c(8/9) AAS
>>634
>>635

「ミス・ラピュセル、確かに俺は吸血鬼との混血の生まれだと聞かされてはいる
 だが、混沌たる血…こんな言葉は聞いたこともない」

バーを飲み込みながら、彼女の"あだ名”を会話の中で決める
長い名前は短縮するのが一番、もっとも響きが良い部分で

「もっとも、こんな事をやらかしておいた3人組が無事とは思えんがな。
 余波で木っ端微塵にでもなってそうだが…さて」

「お前もか…シャーク」
省9
637
(1): 「安堵へ」 2017/01/01(日)23:25 ID:gk9gSF4c(9/9) AAS
大きい

身の丈を遥かに超える、ウェアウルフの様な巨大な獣

異常なまでに肥大した腕に鹿のような角

体は白い体毛で覆われているが、頭髪と思われる部分は鮮やかな桃色

濁った瞳は青く、大きな口は花びらの様に裂け、中には大量は牙が並ぶ
省8
638: [シャキン] 2017/01/01(日)23:42 ID:8MGitT7U(7/7) AAS
>>636
>>637

「So ein Mist……(畜生め)」
思わず母国語が出てしまう程、この状況は最悪であった。
目の前の化物。そしてそれの元々が誰であったかを容易に想像できた
それが本来、この状況で最も頼りになる人物であるということもだ。

「暗殺ってよりただの兵器化じゃねぇーかよ」
冷や汗をかきながらも冷静に、次の行動を考える。
以下にして最小限でこの状態から戦えるか
それとも逃げるか
省3
639
(1): 2017/03/19(日)23:34 ID:Qxk3QEww(1/2) AAS
「ふんふんふふふ~ん」

王都が『獣』を中心にその治安を著しく損ねてしる最中、
避難場所として使われていた其処に変化が訪れた。

「おっそうじ~ おっそうじ~」
《…》
〈……〉

魔族を彷彿させる捻れた角と尖った耳を持つメイド姿の幼女が、
フード部分に顔を覆う古呪文が刻まれている布を持つ黒ローブを着たヒトガと、
顔を古呪文の刻まれた金属の板で覆う上半身裸の筋骨隆々な黒い肌のヒトガタを伴って、
店内の清掃に追われていた。
省6
640
(1): A・クロケット 2017/03/19(日)23:53 ID:RRwi32/w(1) AAS
>>639
「・・・・・・・・・」

近くに来たついでに観光でもしようと思ったらそんな空気ではなかった。
街の所々に破壊の痕がある。これが日常なのだとしたらこの国の人々は逞しすぎると思う。国民が揃って旅人よりしぶといとかどんな国家だというのだ。
現状、食料も水も問題は無い。水は魔術具で生み出せるし、食料も魔物や動物を狩れば手に入らなくはない。野菜が足りないかもしれないが、今の自分なら問題ないのは知っている。
とにかく酒場の周りに簡易テントが立ち並ぶという事態は明らかに普通ではない。誰かに事情を聞こうと思った所で、陽気な声が聞こえた。

「おっそうじ~ おっそうじ~」

声のした方を見ると、見るからに怪しい奴1名、半裸1名、角付きメイド1名。まともな奴が一人もいない。なんだこの面子は。まさか本当にこれがこの国の正常値だというのか。
その3人がいる建物には《酒場バッカス》と書かれている。どうやらここは酒場らしい。なぜ酒場の周りに集落が発生しているのかは分からないが。
とにかく状況を把握しなければどうにもならない。念のため警戒は怠らないままで、とりあえず一番まともそうな少女に声をかけた。
省1
641
(1): 2017/03/19(日)23:59 ID:Qxk3QEww(2/2) AAS
>>640
少女「!…客だ!旅人だ!もてなせー!!」
怪しいの〈…〉
半裸《…》

答えの前に少女が叫んだ。
半裸がテーブルを取り出し、怪しいのが椅子を備えた。

少女「ようこそ非日常が日常と化してる最中の鉄火場な王都、その中心バッカスへ!!」

にっこりと笑い物騒な台詞を吐く少女。
これが今の王都の現状の縮図である、割とマジで。
642
(1): A・クロケット 2017/03/20(月)00:08 ID:OVVmRvUI(1/5) AAS
>>641
信じたくもないが、どうやら目の前のこれ(王都が大惨事)は紛うことなき現実らしい。
明らかに体調とは別の原因での眩暈が襲ってくる。額に一度手を当て、そのまま用意された椅子に倒れるように座り込む。荷物が横にそこそこ大きな音を立てて置かれたが気にする余裕はない。どうせ割れ物など入っていないので気にする必要も無いが。
しかし、もしも少女の言っていることが真実ならだが������目の前の惨状を見るにおそらく真実だが������自分は最悪のタイミングでこの街に来たことになる。しかも大規模な厄介事の中心地だそうだ。ちょっと泣きたい。

「・・・鉄火場、というのは?この街で・・・いや、国で、一体何が起こっているんだ?」
643
(1): 2017/03/20(月)00:17 ID:ZsGIjXeY(1/4) AAS
>>642
少女
「本来はトバクジョーの事だって!でも皆が熱くなっている場をそう結び付けたんだって!」

と、本来の鉄火場の意味を語り。

少女
「何が起こってるか、それを皆が知りたくて頑張っているサイチューだって、語り部が言ってた!
 私は此処でレギオンが良いって言うまで待ってるんだー」

怪しいの〈…〉
半裸《…》

半裸がテーブルにゴン!と勢いよくコップを置いた。水が入っている…少しこぼれたが。
644
(1): A・クロケット 2017/03/20(月)00:35 ID:OVVmRvUI(2/5) AAS
>>643

「・・・そうか」

レギオンとは何なのか、語り部とは何者なのかと聞こうと思ったが、単語としての意味を返される可能性もある。質問を飲み込んで、とりあえず当たり障りのない返事をしておいた。
水に関しては困っている訳では無いが、出されたものをいつまでも飲まないのも失礼だ。まず少しだけ飲むが、体に異常はみられない。喉が渇いている訳でもないのでこれ以上は飲まないが、毒を混ぜているわけでもないようだ。つまり、彼女の発言はおおよそ真実と受け取るべきだ。そしてその言によれば、理屈は分からないが、ここは一種の安全地帯であるらしい。
旅人の心得として、『可能な限り危険な事に関わらない』というものがある。師匠は早死にしないためだと何度も何度も口にしていたが、その師匠は行く先々で色々な事に首を突っ込んでいた気がする。彼は今どこで何をしているのだろうか。年齢的に、そろそろ死んでいても不思議ではない。

「ここにテントを張っても構わないか?今からわざわざ別の場所に行って張るというのも面倒なんだ」
645
(1): 2017/03/20(月)00:42 ID:ZsGIjXeY(2/4) AAS
>>644
少女「んー?バッカスは二階が宿屋になってるからお金払えば泊まれるよー?」
怪しいの〈…〉
半裸《…》

そう、バッカスは正常に機能していた頃は酒場兼宿屋であった。
ついでに他の場所への転移陣もあったはずである。
現状では機能していないようだが…
646
(1): A・クロケット 2017/03/20(月)00:46 ID:OVVmRvUI(3/5) AAS
>>645
「・・・まともに機能しているようには見えないが」

周りにテントが立ち並ぶ光景を見て浮かぶ感想はこれだった。
そもそも、彼に金を払ってまで泊まる必要は無い。旅人がテントでの宿泊に慣れていないはずが無かった。
647
(1): 2017/03/20(月)00:54 ID:ZsGIjXeY(3/4) AAS
>>646
少女「皆お金ないからね、ちかたないね」

通帳と印鑑もって逃げる余裕があったわけもなく。
というか通帳と印鑑なんてシステムが多分まだないだろうし。
王都難民は宿屋に泊まれないのである…其れゆえのテントでもあった。

緊急時である、という理屈は中途半端に機能停止中のバッカスにどこまで適応されるのか?
下手をするとセキュリティだけが無意味に稼働する可能性もあるが、
正直はっきりとせず、それ故に無銭宿泊への挑戦者は居なかった。
皆知っているのである、バッカスで無法を働くことの恐ろしさを…

少女「許可はきっといらない。でも他のヒトにめーわくかけると竜にまるかじりだよ!」
648: A・クロケット 2017/03/20(月)01:06 ID:OVVmRvUI(4/5) AAS
>>647

「竜がいるのか?」

竜には今まで出会ったことが1度しかない。普通なら冗談だと思って流すような台詞だが、この非常識の塊のような空間でなら事実かもしれないと思える。会話が出来るのなら会ってみたいものだ。
649
(1): 2017/03/20(月)23:17 ID:ZsGIjXeY(4/4) AAS
少女「居るよー、ほら、あっちとかこっちとか」

幾つか指さす方向の先には成程確かに竜が居た。
それは主に大地を駆ける種類の中型に分類される竜達。
どの竜の傍らにも武具を纏ったヒトが居る。
そう、バッカス周辺の治安が一定まで回復した理由の一つには、
このドラゴンライダー達が居る事が挙げられる。

少女「だんちょー!げんきー?」
オヤジ「んー?おうよ!元気だぞ、チビッ子ぉ!!」

その中にあって一人佇むボサボサオールバックの髭面オヤジが此方を向いた。
どうやらこのドラゴンライダーの集団を束ねているらしかった。
650: A・クロケット 2017/03/20(月)23:55 ID:OVVmRvUI(5/5) AAS
>>649
人語を解す程の高位のドラゴンがいる訳では無かったらしい。しかし、ドラゴンライダーが複数居るという光景はあまり見ることのできないものではある。
もしここに危険が迫った際に戦力になれるかと思っていたが、彼らがいるのなら安心だろう。

「・・・とりあえず、ここで夜を明かす事にするよ」

許可入らないとのことだが、念のため一言断っておく。鞄から何枚かの板を取り出して地面に置くと、勝手に動き出して壁になった。魔術具の一種で簡易拠点を作ってくれるものだが、それなりにかさばる上に雨を凌げる程度の本当に簡易的なものである。岩の上だろうと風に飛ばされたりしない点はテントよりも優秀だが、それだけだ。調理器具や寝袋などは別に用意する必要がある。
651: 2017/03/24(金)20:25 ID:4zkT.kGc(1) AAS
少女「ん、じゃ、ごゆっくりぃー」

怪しいトリオは店の片づけを再開した。
まあ兎も角、色々な事情が重なって酒場バッカス復旧営業中である。
652: [大魔王] 2017/04/02(日)22:59 ID:uLeZqHx.(1) AAS
( 混)「ぺっ、なんで俺がアーカードもどき二匹の引き立て役やらされにゃあかんのだ。」

( 混)「ブラッドボーンやりたきゃPS4付けて一人でやってろっつーの。」
「にゃー。」

不思議な魔法ですっかり元の様相を取り戻した酒場バッカス。
なんということでしょう、荒れ果てていた椅子やら机やら壊れた壁やらは何語もなかったかのように元通りです。

まぁやる事と言えば魔王と猫がくだを巻くぐらいなんですが。

( 混)「確定描写なら確定描写で帰してぶっ潰してやろうかマジで。なー。」
「にゃー。」
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