第二汎用スレ (2314レス)
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406
(1): [カイサ] 2013/05/12(日)02:08 ID:qp6uvG9.(6/13) AAS
>>404
どうにか繋ぐことはできたように思える
途切れ途切れに発する言葉、先ほどの化け物に似せたような攻撃
あの目玉は学習しているのだろうか、そんな疑念を抱かざる得なかった

こうも考えを張り巡らさせられるのも、青年一人でなく後衛に回っているため
これで終わるというなら、これ以上の思案は不要だろうが……

>>405
「気にするな、俺も楽させてもらってる」
銃口を向けたまま、短くもそう返しつつ、化け物から視線を外さない青年
下手な銃による援護は斬りつけようとする剣士を巻き込みかねない
省1
407
(2): [リドルマター 乱入歓迎] 2013/05/12(日)02:10 ID:qalW114E(7/15) AAS
>>405-6
【突きによって、その手が思い切り上へと突き上げられる。
こちらはこちらで屈んでいた姿勢から戻ろうとしていた最中である。

すなわち、クェスの攻撃とこの異形の動作が噛み合った。
その突き上げられる勢いに負けて、数歩後ろに下がったかと思うとそのまま後ろ向きに倒れた。】

「救難。キュウナン……ダレカ、苦しイ――――なんだ、このメ玉は……気味ガワルイ。」

【再び、その頭は意味不明なことを喚き始める。
戻しかけている腕を打ち上げられたため、カイサへは牽制すら加えられない。

じたばたと起き上がろうともがきながら、異形は暴れる。】
408
(1): [クェサリエル] 2013/05/12(日)02:20 ID:2zwm7rGE(7/13) AAS
>>406>>407
「……っ――」
確かな手応えを感じ、小さく強かに息を吸い込む。

カイサの援護によって攻勢を得た剣士。
胴部へと跳び乗り、剣を両の逆手に構えて掲げる。

相手は暴れている。不安定極まりない足場故、選択は早急に済ませねばならない。
即ち今より振り下ろす剣先の着地点……頭か、"眼"か。

僅かな迷いの後に、その一突きは眼を着地点に選んだ。
409
(1): [カイサ] 2013/05/12(日)02:32 ID:qp6uvG9.(7/13) AAS
>>407>>408
巻き込むことさえ考慮しなければ、打つ手はある
しかしそれを懸念してしまう青年
攻勢に転じた剣士の行動を見守りつつも、アクションを起こさない
410
(2): [リドルマター 乱入歓迎] 2013/05/12(日)02:34 ID:qalW114E(8/15) AAS
>>408-9
「ヤ、やメロ!オレは人間ダ……ニンゲン、ヒト、ヒトッ――――!」

【――――SOS、SOS、SOS――。

じたばたと暴れ、喚いている。もはや、意味の無い言葉の羅列だ。
だが、この喚きは動物の鳴き声などではなく人間の声である。

それゆえに非常に性質が悪い。
まして、人間を助ける側の存在ならば、それは尚更だ。】

「あ、あ、いたァァい゛……なぜ、どうシて、オレは俺はコウ、なって……。
あぁア゛、あ、あ、目がメがこっちニ、来――――!」
省3
411
(1): [クェサリエル] 2013/05/12(日)02:43 ID:2zwm7rGE(8/13) AAS
>>409>>410
「……ッッ!!」

剣を突き立てる手を緩める事無く、表情を苦悶に歪める剣士。
抵抗を受けている訳ではない。……とは言えなかった。

彼女は人を救うつもりで、この場に立って剣を振るっている。
そして男の声が、それを否定する。

――十二分に、剣を鈍らせ得る理由になった。

「……お願い……頑張って……
助けるから……お願い……ッ!」
だからこそ喉の奥から誰にも届かぬ声を漏らし、剣を眼の奥の奥まで突き込んで行く。
省1
412
(1): [カイサ] 2013/05/12(日)02:50 ID:qp6uvG9.(8/13) AAS
>>410>>411
「終わらせてやればいいものを……」
ぽつりとため息交じりに一人呟くも、
そういえるのも目の前の人間が赤の他人だから
あれが知人であれば、自分も目の前の剣士のように、助け出そうと試みることだろう
今この状況で手を貸す理由は微塵も見られない
それどころか足手まといにしかならない
413
(2): [リドルマター 乱入歓迎] 2013/05/12(日)02:54 ID:qalW114E(9/15) AAS
>>411-2
「動けない、見エナい……な゛にも……どコにも。
止めテクレ!俺は人なンだっ――――助けて、生゛キタイ……目が――――もう。

あ――――あァ゛……――――。」

【――――HELP、SOS

奥の奥まで剣を突き刺していくうちに不意に手ごたえが消失した。
ソレと共に噴出す魔力の液体も消失。

噴き上がった液体の残滓が地面に落下し、びちゃりと音を立てる頃には
そこにあったはずの目玉そのものが消えていた。
省1
414: [クェサリエル] 2013/05/12(日)02:59 ID:2zwm7rGE(9/13) AAS
>>412>>413
「…………。」

手応えが雲散霧消すると同時に、力を抜く。
自発的に抜いたと言うよりは、脱力した様な様子だ。

そのまま剣の柄から手を離すと、豪奢な装飾の直剣はゆっくりと地面に横たわった。

「……倒した……。」
伏し目がちにそう呟くと、宿主の首元へと手を伸ばす。
415
(1): [カイサ] 2013/05/12(日)03:04 ID:qp6uvG9.(9/13) AAS
>>413
「終わった……のか?」
今だ神経を張り詰めさせているらしい青年
盾を片手で持ちつつも、ガンホルダーに手を置いておき、
宿主との距離を少しずつ詰めていく青年
416
(2): [リドルマター 乱入歓迎] 2013/05/12(日)03:10 ID:qalW114E(10/15) AAS
>>414-5
【黒く染まりつつある宿主の頭部。
体は見るも無残で四肢の名残がある以外は、ほぼ全てあの目に侵食されてしまっている。

頭部だけが、まだ人間の面影を残している。
体をほぼ全て、侵食する力を持つあの目が何故、塗りつぶしきれなかったのかは分からないが。】

「――――――……あ、あぁ。」

【既に何も見えていないはずの頭。
しかし、クェスの手が首元に触れると、掠れた声がため息と共に漏れた。

だが、先ほどの〝目玉に襲われているとき〟の様な切迫した声色ではない。
どちらかというと落ち着いている……そんな声色だ。】
417
(2): [クェサリエル] 2013/05/12(日)03:17 ID:2zwm7rGE(10/13) AAS
>>415
「…………。」

俯いた様子の女剣士が見える。
余り良い恰好とは言えない。獲物も手放してまるきり無防備だ。
剣筋は確かながら……迷いながら戦っている節もあった。
死に瀕する事はないと天運に甘えている……言う人間から言わせればそうだ。

>>416
「……大丈夫、悪い奴は……私達が倒したから……。」

恐らく、耳も聞こえてはいないのだろう。
前髪に表情を隠したまま、うわ言の様に呟く。
省3
418
(1): [リドルマター 乱入歓迎] 2013/05/12(日)03:31 ID:qalW114E(11/15) AAS
>>417
「――――良い、夜風が……吹いて――い――。」

【クェスの言葉が夜に溶けた頃に、宿主が口を開く。
辛うじて残る人間としての感覚なのだろうか。

夜風をその頬に受けて、言葉を漏らす。
そうして、掠れて、消え入りつつある声で呟いた。

そして、口元が震えるように微かに動いたかと思うと、半開きのまま固まった。
何かが絞り出され、消えていくようなそんな感覚。】
419
(2): [カイサ] 2013/05/12(日)03:31 ID:qp6uvG9.(10/13) AAS
>>416
「……」
語りかけることもせず、固唾を飲み状況を見守る青年
頭部だけを残すというのもなんらかの戦術だと捉えて、周囲への警戒も怠らない

目の前の男はずっと目玉に永遠に襲われ続ける、そんな夢でも見ていたのだろうか
落ち着いた、気の抜けたとも取れるように思えるその声色から、そう考える青年

>>417
「……迷い、か」
青年がそれに水を差す真似をするつもりはなかった
それ以上に、赤の他人も見捨てないその姿勢は、見習いたくも思うほど
省3
420
(1): [リドルマター 乱入歓迎] 2013/05/12(日)03:36 ID:qalW114E(12/15) AAS
>>419
【今となってはその理由を知る術はない。

だが、何らかの思惑があったと見て、間違いはないかもしれない。
何せあの泥の化け物をほぼ完全に乗っ取ることが出来た存在だ。

寄生されていた男は消え入りそうな声で何かを呟いた。
本当に微かなものであるため、下手をすれば聞き逃してしまうかもしれないそんな声だ。

しかし、見て分かるのはある種、安らかともいえるその顔である。
夢を見ていたとしても、少なくとも悪夢で終わったわけではないらしい。】
421
(2): [クェサリエル] 2013/05/12(日)03:42 ID:2zwm7rGE(11/13) AAS
>>418
「……ッ――!」
魂の還ったかの様な感覚は、彼女にも確かに届き……そして消えて行った。

「……とっても、良い風よ……」
遅れて呟いた声が、微かに震える。
手を離すとゆっくりと立ち上がり、躯……を見下ろす。

>>419
「最初の一突きで……"そうじゃないか"……って思った。」
新芽の様な翠髪に隠れた表情の、その口元が笑んだ。

「でも、諦められなかった……。
省8
422
(1): [リドルマター 乱入歓迎] 2013/05/12(日)03:59 ID:qalW114E(13/15) AAS
>>421
【その体は黒い土塊に成り果ててしまっている。
あの目玉の侵食は相当に根が深いものらしい。

今や、その主がいなくなったため、それは枯れてしまったかのように力を失っている。
今一度、体を良く見てみれば、腰があったであろう場所に長細い何かが埋まっている。

それは、クェスなら見ただけで分かるものだ。それは剣の鞘である。
抵抗をした生々しい跡である。鞘があるならば剣があるはずだが……。

――――そう、あの時、目玉がクェスへと向けたあの凶刃である。】
423
(2): [カイサ<ね、眠い……] 2013/05/12(日)04:01 ID:qp6uvG9.(11/13) AAS
>>420
「……これもある種の救い、なのかもな」
言って、自嘲的に笑う青年
始めから殺すつもりだったにも関わらず、
こうして人としての面影が浮き彫りとなると、途端に理由なしでは引き金が引けなくなるのだから

思惑や糸や疑念のすべてが一瞬だけどこかに除けられて、
今は目の前の人間が、せめて最期には安らかな夢を見られたことを、ただ願うだけだった

>>421
「……」
普段なら冗談の一つでも交えて、場を明るくしようとするかもしれない
省8
424
(1): [リドルマター 乱入歓迎] 2013/05/12(日)04:10 ID:qalW114E(14/15) AAS
>>423
【悪夢からは解放されているようだ。
ただ、注意をすべきところは結局、目玉が本当に死に絶えたのかどうかである。

仮に目玉が生きていれば、またこのような犠牲者を生んでしまうことは明白だ。
消えはしたが死体の様なものはない。それが現状である。】
425
(1): [クェサリエル<え、ええ……そうね……] 2013/05/12(日)04:11 ID:2zwm7rGE(12/13) AAS
>>422
「……。」

せめて、土の中で安らかに眠らせてあげたい。
そう思い近付いて鞘に気付き、泥から掬い上げる様に鞘を拾う。

「……これ……」
察しから頬の傷に手を当てる。
その瞬間、遂に押し籠めた感情が解け出した。

>>423
「悔しいよ……。」
喉から出た震え声がそちらを向き
省6
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