第二汎用スレ (2314レス)
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386: [リドルマター 乱入歓迎] 2013/05/11(土)23:43 ID:A9nB1SeY(5/5) AAS
「……ナンだ、この目玉は――――気味がワるい……。」

【右腕と左腕は既に腕ではない何かに成長してしまっている。
右腕はだらりと紐の様に垂れ下がり、ずりずりと不恰好に引きずるほどの長さに。

左腕は指などは全て消失し、ただの長細い肉の塊になっている。
しかも、それには木の枝などが無数に埋まっており、まるで刺のついた棍棒の様になっている。】

「ウゴく、体が勝手に動――――ッォ、コレをダシテおけば、誰かが来てクレる……。
生きて、生きたい、イキタい、いきタイ――――。」

【腕を引きずり、足元はふらふら、意味不明な言葉を喚きながらクェスへと迫る。】
387
(1): [クェス] 2013/05/11(土)23:52 ID:tOxvkUJ6(5/5) AAS
「……ッ……!」

これは、人なのか。そうではないのか。
疑問が頭を巡るより先に、体が身構えていた。

「……答えて……!
聞こえるの、聞こえないの……!?
ねぇ!!」

腰の直剣の柄へと手を掛けながら、未だ問う。
それは、人であって欲しいと望む様な揺れた声色だった。

//思ったやべぇこいつ……!
388
(2): [カイサ] 2013/05/11(土)23:58 ID:rxLqunGE(1) AAS
>>382
その刹那、ソレに魔弾を飛ばす人一人
あの時と変わらず、その手に握られているのは赤い拳銃
魔弾はほんの僅かな魔力で構成され、ダメージを与える目的には思えない

茂みから姿を現したのは、ソレと対峙した数少ない生き残りらしい、
あのガンホルダーを引っさげた青い髪の青年であった
389
(2): [リドルマター 乱入歓迎] 2013/05/12(日)00:02 ID:qalW114E(1/15) AAS
>>387
「…………食べ物?
おかシい、どうして体が動かナ……ミるな、来ルな、目玉のバケものメ……!」

【もちろん、その問いかけに答えはない。

意味不明なその言葉は、この人間が目玉に寄生される前のものにも聞こえる。
記憶を巻き戻し、その中から浮かんだ言葉をただ垂れ流しているだけのようだ。

――――SOS、SOS。

肩口の辺りに寄生する巨大な目玉は瞳を笑いの形に歪めて笑っている。
よたよたと近づきながら、木の枝が突き刺さり凶器と化している左腕を振り上げる。】
省5
390
(2): [クェス<だって人かも知れないのよ…!] 2013/05/12(日)00:08 ID:2zwm7rGE(1/13) AAS
>>388>>389
「……!」

威嚇射撃が一発、自身に向けて振り上げられていた腕。
それが撃ち落された事から、明確な敵意を受け取る。

「誰……!?」
薄々と視線を散らしながらも、直剣を独特の構えで擡げたまま声を投げる。
391
(2): [カイサ再び] 2013/05/12(日)00:17 ID:qp6uvG9.(1/13) AAS
>>389
「まだここに居たのか、こいつ
……って再生してないか?」
狩りのために森を探索していれば見覚えのある位置に
見覚えのある信号
目玉に寄生された人が前回のそれと同一人物であるかどうかの判断に、
少々苦しんでいるようである

そんなことを言いながらも、赤い拳銃を強く握ったと思えば、
それは一見何の変哲もない、強いて言えば赤い刀身が特徴な剣の姿に

>>390
省4
392
(2): [リドルマター 乱入歓迎] 2013/05/12(日)00:22 ID:qalW114E(2/15) AAS
>>390
「ナんダ、この目玉は……気味がわるイ……。」

【――――HELP、HELP……

腕を戻し、よたよたとしながら言葉を喚く。
先ほどと同じ言葉である。もはや、言葉に意思はない。】

「お、そンナ、ことしてオレをどうスルツもりだ……?!」

【目玉がギョロギョロと周囲を見渡す。
そして、後ろに2,3歩よろめくと再び進行を始める。】
省7
393
(1): [クェス<……分かったわ……] 2013/05/12(日)00:27 ID:2zwm7rGE(2/13) AAS
>>391
「人、もどき……。
人じゃないの……?」

軽く癖掛かった、透き通る様な翠髪。
儀礼様の装飾が為された白鎧に包まれた剣士が、驚く様な声を上げた。

>>392
「……っ……」

先程と似た様な、壊れた魔石の如く同じ事を繰り返す黒い人型。
それはやはり、今のままでは人で居られないという事実を示し

「あの眼ね……。」
省3
394
(1): [カイサ] 2013/05/12(日)00:40 ID:qp6uvG9.(2/13) AAS
>>392
「中々大変だったみたいで……
でも俺を殺す気なら容赦しないぞ?」
大振り故の隙を見計らい、化け物から距離を取るような形で、
それでいて左側に素早く回り込む
人にしてはあまりに機敏な動きである

>>393
「多分な、もし人であったとしても
目玉のせいでなにか異常が生じていることは察せる」
以前の泥の化け物と対峙したとき、
省8
395
(2): [リドルマター 乱入歓迎] 2013/05/12(日)00:46 ID:qalW114E(3/15) AAS
>>393-4
「く、苦しい……助け、テ、たスけて……。
目が……目がオレの中に――――――」

【またもや、時が戻ったかのように言葉を喚く。
何時起こったことかはわからないが、寄生されたのは真実のようである。

そして、カイサへと向けて腕を振り下ろした。
しかし、その大振りゆえにあっさりと避けられてしまい、再び地面に腕を打ちつけた。

起き上がろうともがいているが、思うように動けていない。
どうやら勢いのせいで、その腕が地面にめり込んでしまったようだ。】

「そこで、何をシテいる……!生キタい、――ぁア゛――――目玉……?」
省2
396
(2): [クェサリエル] 2013/05/12(日)00:54 ID:2zwm7rGE(3/13) AAS
>>394
「…………。」

凛とした様子で剣を構えたまま返答を返さない。
静かな気迫を纏い、剣士は動いた。

>>395
「――アルギュロス!!」

狙うは目玉。
Vの字の軌道を描く様に、地へと剣先を打ち付けて跳ね上げる。
その勢いのまま、トルクを得た突きが斜め下から目玉へと向かった。

纏わせた光の魔力は、剣先に圧縮されている。
397
(2): [カイサ] 2013/05/12(日)01:03 ID:qp6uvG9.(3/13) AAS
>>395-396
「……やる気みたいだな」
剣士の気迫のそれはきっと自分にはないもの
青年もまた剣を構える、が赤く光りだす目玉

「……やっぱりこっちでいくか」
決定打を与えそうな前衛がいるために、後衛にまわることに決める青年
赤い剣を構えたまま青い拳銃を取り出して、重ね合わせればそれはそれは盾の形に
398
(2): [リドルマター 乱入歓迎] 2013/05/12(日)01:06 ID:qalW114E(4/15) AAS
>>396
【地面にめり込んだ左腕のせいでその場を動けない。
引き抜こうとじたばたしているため、その一撃を避けられず赤く光る目へと直撃してしまう。
しかし……

――――とぷん。

一撃は確かに決まったはずだが、あまり手ごたえがない。
まるで、水の中に剣先を突き込んだかのような感触である。

剣は紛れもなくその目玉に突き刺さっている。だが、目玉は平然としている様子だ。

そればかりか、クェスの方へとぎょろりと目玉を動かすと瞳を笑いの形に歪めた。】
省4
399
(2): [クェサリエル] 2013/05/12(日)01:15 ID:2zwm7rGE(4/13) AAS
>>397>>398
「(沈んだ……!?)」

理屈は置き、しかし歪んだ重力に剣を突き込んだ感覚。
本能の警告に従い、勢いの死んだ剣をぐっと引く。
相手の不敵な笑みからも良い予感はしない。

「御免なさい……っ!」

瞬閃の勢いが残った剣を易々と抜ける筈も無い。
したくは無かったが、異形の人の顔へと足を掛けて蹴伸びる様に力を向けた。
400
(2): [カイサ] 2013/05/12(日)01:19 ID:qp6uvG9.(4/13) AAS
>>398>>399
「来るか……?」
こちらへと迫る右腕に対して、青と赤の盾を構える青年
青年の胴ぐらいは覆い隠せるほどの大きさ、しかしその大きさ故に動きづらくもある
ただ腕が迫るだけならば、衝撃に襲われることはあろうとも直撃は間逃れると考え
401
(2): [リドルマター 乱入歓迎] 2013/05/12(日)01:27 ID:qalW114E(5/15) AAS
>>399
「痛い、イタ、い……体が勝手にうぐひょ――――!」

【赤い光が更に強さを増すが、その瞬間に力をかけられてしまう。
相手が頑丈ならば、それで容易に抜け出すことが出来る。

だが、この異形は少し違った。
対峙するときからそうであったが、不恰好に肥大した瘤の所為で非常にバランスが悪い。
移動をするときも酩酊しているかのような千鳥足だったのは、明らかだ。

そのため、クェスが顔に足を掛けて力を入れた瞬間、その巨体がバランスを崩す。
その際に目玉が地面に対して垂直の位置関係に。

つまり、剣が抜けてしまえばクェスを支えるのは頭に掛けた足だけになってしまう。】
省6
402
(1): [クェサリエル] 2013/05/12(日)01:35 ID:2zwm7rGE(5/13) AAS
>>400>>401
「……ッ!」

所謂アンデッドの挙動に似たそれ。
バランスを崩すまいと踏ん張ろうとした瞬間、故に一つの考えが過ぎった。

――人の身が、首だけで自身の全体重を支え切れるだろうか。
その迷いが生じた瞬間に剣が抜け。

「しまッ――――」

あろう事か自ら足を外し、目玉と顔合わせになる様な向きに落下する。
異形がまだ人の形に戻る事が出来ると考えた末の、その結果。
省2
403
(1): [カイサ] 2013/05/12(日)01:45 ID:qp6uvG9.(5/13) AAS
>>401>>402
「……な」
どこかを見ているようで、どこも見ていないのだろうか
などと考えていた矢先に飛び散る黒い液体
自分のほうまで飛んできた数滴を盾で庇いつつも、覚える即視感
そしてあらゆる戦術を広く浅くしかこなせない青年にとって頼るべき、
接近戦に手慣れていそうな剣士も隙を晒しているこの状況

「……数発撃ってこっちに向いたら楽なんだけどな」
盾を片手で持ちつつ、腰に引っさげた幾つかのガンホルダーのうち一つから
一見何の変哲もないリボルバーを取り出す
省2
404
(2): [リドルマター 乱入歓迎] 2013/05/12(日)01:52 ID:qalW114E(6/15) AAS
>>402-3
「――――ミ、ツ、ケ、タ……。」

【落ちたクェスへと目玉の視線が注がれる。

その頭から初めてその人間とは違う何かの声が発せられる。
ようやく言葉を覚えた子供の様に一言ずつ、途切れ途切れに確認しながら発する。

そして、余裕か嘲笑かはたまた勝利の確信か、瞳が笑いに歪んだ。
先ほど剣が突き刺さっていたところから、鮮やかな赤い液体が垂れるがすぐに修復される。

その赤い液体は狂いそうになるぐらいに濃密な魔力の液体である。
そして、その目から赤い光に包まれたその瞬間――――】
省6
405
(1): [クェサリエル] 2013/05/12(日)02:00 ID:2zwm7rGE(6/13) AAS
>>404
「……――!!」

心臓を鷲掴みにされる風に感じた。
血だまりの様な緋色がこちらを睨み、歪んだ笑みを浮かべる。
一瞬の時が止まった様な感覚から引き戻される、重い銃撃音。

「ッ…!」
頬を浅く傷付ける刃に、背筋を冷やされながらも弾かれる様に立ち上がる。
そして、反射的に隙を晒している方へと攻撃は向かう。

「でやぁァァッ!!」
一足跳びに地を蹴ると、戻り行く腕の根本に向けて手首で捻りを付けた突きが放たれた。
省3
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