第二汎用スレ (2314レス)
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1512
(1): [ディフ=エンス] 2014/04/30(水)22:34 ID:6Dfp4/u2(8/14) AAS
>>1511
「……今のこのテンションなら数回に一回は失言できそうな気がするよ 冗談抜きで」

自分のアホを晒しさらに時間を無駄にし一向に剣の魔術にはたどり着かない
自分に絶望してきた、少しだけ、少しだけ

「………あ、あの キンバルトさーん!! いますかー!?」

そして工房の前に辿り着き、扉を叩く
1513
(1): 2014/04/30(水)22:44 ID:OQe7DBBw(8/14) AAS
>>1512
キンバルト「なんじゃー!!」
ムゲン「お、居た居た」
サン「どーも、お久しぶりです」
キンバルト「どーしたお前ら、ゾロゾロと」

とまあそんな感じでドワーフが出てきたのである。
1514
(1): [ディフ=エンス] 2014/04/30(水)22:51 ID:6Dfp4/u2(9/14) AAS
>>1513
「どうもキンバルトさん、しばらくです」

「…………え、えーっと 実は、ですね………」

唐突な話になるが、回り道するような会話の種も無く
時間も推している状況
自分が今しようとしている事、なぜ必要なのかを手短に説明する
ようするにカクカクジカジカで
1515
(1): 2014/04/30(水)22:56 ID:OQe7DBBw(9/14) AAS
>>1514
キンバルト
「ふーむ…そうなると半端なもんは渡せんしな……
 だいたい金もっとるんか?」
ムゲン「……あ、やっぱ高い?」
キンバルト「当然じゃろがい。ワシだって慈善事業で鍛冶屋やっとらんぞ」
ムゲン「だよなー。事情こそあれ、それはそれこれはこれ、だもんなあ」
キンバルト
「加えて今、手元には一振りもモノがない。
 仮にあったとしても、新たに打つだろうがなあ」
省1
1516
(1): [ディフ=エンス] 2014/04/30(水)23:02 ID:6Dfp4/u2(10/14) AAS
>>1515
「お金に関してはいくらか貯金があるから、銀行に行けばなんとか、かな」
「今すぐには剣の代金全部払う事はできないけれど頭金くらいなら、何とか……」

一応中堅?と言っていいかはわからないが少なくとも黒字冒険者、
ソロで受けられるクエストのランクもそこそこあるため割と貯金が残ってたりするのだ

「……ちなみに、注文するとして…… いくらぐらいになる?」
1517
(1): 2014/04/30(水)23:14 ID:OQe7DBBw(10/14) AAS
>>1516
キンバルト「…」
ムゲン「たっけぇっ!?」
キンバルト
「正直こんくらいのもんでも作らんと納得できんわい。
 要はその一振りが今後の生死を分けるとなりゃあなあ」

ゆうに軍馬が買える値段を提示される。
軍馬は高いぞ。現代ならランボルギーニクラスだ、多分。

ムゲン「仮に買えたとして、打つのってどんくらいかかるんだ?」
キンバルト「三週間…いや、一か月は見てもらわんとな」
省4
1518
(1): [ディフ=エンス] 2014/04/30(水)23:20 ID:6Dfp4/u2(11/14) AAS
>>1517
「金貨十枚単位は覚悟してたけどたっか!?」
「口座すっからかんにしても買えて剣の柄の部分までで……」

予想以上に高い剣、魔術剣なら納得いくがこれノーエンチャントの剣でこの値段なのだ
しかしその分性能は抜群なのだろう 使いこなせるまでしか使わないだろうが

「そして期間も、しょうがないんだろうけど長い……!」
「一ヵ月、侵負に出会わないように逃げ隠れか………」
1519
(1): 2014/04/30(水)23:24 ID:OQe7DBBw(11/14) AAS
>>1518
ムゲン「アホかぁっ!!お前一ヶ月も悠長になんもしない気でいるのか!?」
サン「というか、早く具現化してあげないと君の相棒そのうち消滅するんじゃないかな」
ムゲン「はあ!?」
サン「いやだって、今の状態って言わば風船の中の空気みたいなものだから」
ムゲン「……駄目だ、おっちゃんの所で剣買ってる時間はねえわ」
サン「そもそもイメージを手に入れる期間も、どれ位になるか不明だしねえ」
ムゲン「なんだよ時間ないない尽くしじゃねえか!!」
1520
(1): [ディフ=エンス] 2014/04/30(水)23:28 ID:6Dfp4/u2(12/14) AAS
>>1519
「い、いやそりゃ何かしたいけどさ……」
「捜査とかする分にはまだいいけど今侵負と戦ったら侵負が一匹増えるだけだと思うんだ……」

一応これ使える事は使えるけど、とクロイツ式魔術の剣を展開してみる
伸縮自由だがそれでも距離に限度があるし何より倒したらまず汚染間違い無しだった

「……うわあこの手段使えない!誰だよこの時間少ない中で地下図書館に本取りに行って無駄に消費した奴!」
1521
(1): 2014/04/30(水)23:37 ID:OQe7DBBw(12/14) AAS
>>1520
ムゲン「お前だよおおおおおおおおおおおお!!!」
サン『わわわっ!?』

怒号と共に狂気の瘴気を発し風無く棚引く長い黒マフラーを纏う姿へと変わる青年。
その余波で女も厚みのある長方形の刀身に奇妙な呪文がビッシリと刻まれた紫黒色の両手剣へと転じた。

ムゲン
「この場で叩き切ってやろうかぁっ!?
 うわくそ、ここ狭いじゃねえか!!振り回せねえ!!
 こんちくしょうがああああああああああああ!!!!!」
サン『…んん?』
省2
1522
(1): [ディフ=エンス] 2014/04/30(水)23:41 ID:6Dfp4/u2(13/14) AAS
>>1521
「いやわかってていってるから斬りかかるの勘弁して!!」

口は災いの元、まさか本当に失言するとは
今にも斬りかからんとするムゲンから離れ、一気に距離を取った

「…………あっ」
「猛烈に嫌な予感がするから一旦逃げ! キンバルトさん時間ありがとうね!」

何だかこう、サンが短剣と化すようなそんな嫌な予感を感じた
完成する前に背を向け逃げ出す青年
1523
(1): 2014/04/30(水)23:42 ID:OQe7DBBw(13/14) AAS
>>1522
ムゲン「まてこらあああああああああああ!!!!」

青年の怒号を背に何とか逃げることには成功したのだが…
これから如何するのだろうか。
1524
(1): [ディフ=エンス] 2014/04/30(水)23:48 ID:6Dfp4/u2(14/14) AAS
>>1523
「ムゲン君もお元気で! そんじゃ!」

「………ああ、遭遇しちゃいけない人がまた一人……」

怒ってるよなぁアレ、そもそもノイエさんの時点でああなってもおかしくなかったんだよなぁとしみじみ
じっくりと腰を据えて反省したいところだが、クロが消滅の危機であると知っちゃこう燃してられない

「今後を左右する以上、そこんじゃそこらの武器じゃ満足できない」
「………繁華街の武器屋、行ってみるか………」
1525: 2014/04/30(水)23:53 ID:OQe7DBBw(14/14) AAS
>>1524
そんなこんなで次回に続く

サン「ところでさ」
ムゲン「あ?」
サン「ベルさんの所に行けば剣、有り余ってたんじゃあないのかな?」
ムゲン「……………そーいや、無駄に剣持ってたなアイツも」
1526: [ディフ=エンス] 2014/05/04(日)21:54 ID:6/xZsoSk(1/10) AAS
〜 ジグザール王都内 繁華街 〜

「何だかF評価確定だけど締切に間に合わせるためにはしょうがないと自己弁護しながら書き上げてる時と同じ気分になってきたなぁ……」

「…………あぁ、現実逃避したい………」

頼りにしていた当ても外れ、ムゲンとは喧嘩別れのような状態となり
もはや中途半端な剣の術さえも完成しないんじゃないかと戦々恐々の青年、町を行く

キンバルトの武器の出来は知らないが、値段と期間から恐らく一般で売られているよりもいい出来のはず
だがしかしだからと言って流通しているのが悪いわけではない、ひょっとしたら業物も紛れ込んでいるかもしれないのだ
そう、まだチャンスは残されているはずなのだ
省3
1527
(1): [玄爺] 2014/05/04(日)22:09 ID:bI9p8dKk(1/9) AAS
「うーむ、悪くはなさそうだが…やはり大手を巡るか?
 いや、こういう時こそ中小所が光るかもしれん、ううむ」

黒ランニングと柄物半パンを不思議と着こなし
襤褸外套を纏う白長髪のひょろ長体躯な爺さんが、
なんか同じような悩みを抱えて何時の間にかディフの真横に立っていた。
1528
(1): [ディフ=エンス] 2014/05/04(日)22:13 ID:6/xZsoSk(2/10) AAS
>>1527
「う、うーん…… うん?」

並ぶ武器を眺めていると、隣で似たような事を
というよりもほとんど一緒の事について悩む老人に気が付いた
同じ悩みを持つ者同士 何となく近親感が芽生えるのを感じる

「……自分用の武器を探し中ですか?」

そして親近感が芽生えたからには話さねばとほとんど義務感のような感じで話しかけるのであった
1529
(1): [玄爺] 2014/05/04(日)22:20 ID:bI9p8dKk(2/9) AAS
>>1528
「ん?…ああ、そうなのだよ若者くん。
 俺と同じで愛用の武器にも相当ガタがきていてなぁ…
 こりゃ買い替えるしかないだろうと思ってね」

そう言って腰に差した長剣を軽く叩いて見せる。
鞘といい鍔といいガタ、というより錆びてボロボロな気がするのだが……
1530
(1): [ディフ=エンス] 2014/05/04(日)22:29 ID:6/xZsoSk(3/10) AAS
>>1529
「ガタ…… ああ、すっかりガタついてしまってますね……」

「……ガタ……… ガタ………?」

ガタって何だっけ、少なくともこうも錆びてはいなかったはずだ
強い酸性を持つスライムを斬ってしまった? とするなら、錆びると言うか溶けるはず
愛用しているようであるし、水に付けたまま放置という事もまずありえないだろう
……一体どうしてこうなった

「僕も諸事情で、質のいい武器…… できれば長剣を探していまして」
「とりあえず他の、武器屋…… ………中くらいの所に、移動するつもりです」

ここは無難な感じがしますからねぇ、と言いつつ
省2
1531
(1): [玄爺] 2014/05/04(日)22:33 ID:bI9p8dKk(3/9) AAS
>>1530
「いやはや全く寄る年波にはヒトもモノも関係ないようだなあ」

もういっそ捨ててしまえという状態の武器を伴い老人は笑う。

「成程。申し訳ないが付いていっても構わないかね?
 実は最近王都に来たもので道に不慣れでな」
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