第二汎用スレ (2314レス)
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1492: [たーのしー!!] 2014/04/26(土)23:19 ID:AXOl6fcQ(5/7) AAS
「”敵対行為を禁ずる”」

集中し、放たれようとした魔力が霧散する。
……と、言うより、自分でやめてしまった、ような感覚だ。

「――何もしてない、と思ったかな、他に」
1493: [ゲヘヘヘヘ] 2014/04/26(土)23:30 ID:UQN8Qes2(6/8) AAS
『……………?』
掌で瞬いていた雷光がみるみるうちに収まり、
男に向けていた手が降ろされる。

『………くっ……。
 ……余ともあろうものが……こんな子供騙しに……。』
自らの意思すらも男の手の内に握られ、
屈辱をかみ締め、力なく項垂れるのであった。
1494: [そろそろFOだけどさらっちゃっても……!?] 2014/04/26(土)23:35 ID:AXOl6fcQ(6/7) AAS
「わかるかい?」
「君はこれから、永劫に、僕の人形だ。」

娘を見下ろして笑みを浮かべながら、そんな事を言う。

「僕の命令には決して逆らえない」
「生きた傀儡子――哀れだね、雷霆の精霊」

「さ、一緒に来てもらおうか。君は本当に絞り粕だけど」
「その体は、利用価値がありそうだ。」
1495: [いいのではないでしょうか!] 2014/04/26(土)23:41 ID:UQN8Qes2(7/8) AAS
『……この余が……易々とそちの手飼いに収まると思うでないぞ……。』
恨めしげに男をにらみつけるが、
来い、と言われると独りでに身体が動き出し、立ち上がって男の後を付いて行ってしまう。
1496: [あざす!FO!] 2014/04/26(土)23:48 ID:AXOl6fcQ(7/7) AAS
「収まるさ」
「だって君はもう雷霆の精霊でもなんでもない」

「僕の人形なんだからね」

冷ややかな笑みを向け、先導するように歩き出した。
いったい、どこへつれていかれ、なにをされてしまうのだろうか……。
1497: [お疲れ様でございましたー] 2014/04/26(土)23:52 ID:UQN8Qes2(8/8) AAS
『……かような呪縛なぞ……すぐに断ち切ってくれる……。』
あくまで気丈に振舞おうとするが……
しかし、一体何をされるのだろうか。
……よもや本当に解剖などをされてしまったり……
ともあれ、少女は男の後を成す術も無くついていくのであった。
1498
(1): [ディフ=エンス] 2014/04/30(水)21:42 ID:6Dfp4/u2(1/14) AAS
―図書館 一階―

どうにかこうにかして、図書館の地下深くまでたどり着き、
そこでもっとベターな方法があったのだと知らされ心が折れそうになりながらも
せめてもの抵抗に武器の本を持ちかえり、地上に辿り着いたのだった

「………あ、あれ…………?」

そして持ち帰ったからには読まなければならぬとどこか意地を感じさせる行動で、
本を読んでいた青年が本を捲る手を止め、声を上げた
1499
(1): [「ムゲン」『サン・デジール』] 2014/04/30(水)21:46 ID:OQe7DBBw(1/14) AAS
>>1498
「どーしたよ?」
『なんだい、なんだい?』

野郎と女が立ち止まって様子を見に来た。
1500
(1): [ディフ=エンス] 2014/04/30(水)21:50 ID:6Dfp4/u2(2/14) AAS
>>1499
「………えーっと……」

パラパラと本の前半を捲った後、さらに後半を捲る
一瞬で捲るためはっきりと見えなかったが剣とその説明な様なページが並び、
後半に入ると剣の振り方や持ち方と思わしき挿絵が見えた

そう、剣の振り方や持ち方の

「……………… あれ……?剣についての本、確かに持ってきて…… 前半はそれっぽい物で……」

「………あれ………?」
省3
1501
(1): [「ムゲン」『サン・デジール』] 2014/04/30(水)21:52 ID:OQe7DBBw(2/14) AAS
>>1500
「いやだから如何したんだよ…ん?」
『…』

訝しげな青年。
黙る女。
1502
(1): [ディフ=エンス] 2014/04/30(水)21:54 ID:6Dfp4/u2(3/14) AAS
>>1501
「……………あの、ムゲンさん」

「確か動作……… 武器生成には、使えないん…… だった…… よ、ね………」

語尾がだんだんと小さくなり、最後の方では聞こえないほどの大きさに
前半は、なかなか強そうな剣の図鑑 だが後半に入り何故か、剣のごく普通の持ち方や振り方の講座へと
1503
(1): [「ムゲン」『サン・デジール』] 2014/04/30(水)22:00 ID:OQe7DBBw(3/14) AAS
>>1502
「普通に考えて動作は得物を持ってからだろ…
 どうしたって得物の癖ってのはあるからなあ。
 棒きれ振り回す感覚で剣は振るえねえだろ?」

其れが如何した?と首をかしげる。
1504
(1): [ディフ=エンス] 2014/04/30(水)22:04 ID:6Dfp4/u2(4/14) AAS
>>1503
「……………」

パタン、と本を閉じ頭を抱える
認めたくない、認めたくないが

「………持ってくる本のチョイス……… 間違え、た……」

「…………これ、剣について……剣自体について…… ……前半の方でしか、触れてない」
1505
(1): [「ムゲン」『サン・デジール』] 2014/04/30(水)22:06 ID:OQe7DBBw(4/14) AAS
>>1504
「……いや、持ってくる前にちゃんと読めよ」

深くため息をついて出たのはその一言だけだった。

「あー、もー、時間の無駄じゃねーか!!
 お前俺達があんまし無駄な時間使ってらんねーの分かってるだろうが!!」

地団駄踏みだした。
1506
(1): [ディフ=エンス] 2014/04/30(水)22:13 ID:6Dfp4/u2(5/14) AAS
>>1505
「…………うん……、全く持って、その通りで………」

前半だけしか確認してなかった自分の不注意さよ
あれだけ地味に時間をかけたのに、結果このざまである
書いてある剣術の方、は…… ……使えない事も無いようで

「……………面目ない」
1507
(1): [「ムゲン」『サン・デジール』] 2014/04/30(水)22:15 ID:OQe7DBBw(5/14) AAS
>>1506
「くそう、過ぎた事をグダグダネチネチ言っても始まらねえ…次はどこ行く!!」

半ば自棄くそな感じがしている。

『普通にお店に行けばいいんじゃないかなあ…』
「それは言うな!!」
1508
(1): [ディフ=エンス] 2014/04/30(水)22:20 ID:6Dfp4/u2(6/14) AAS
>>1507
「………大人しくキンバルトさんのところ行こうかなぁ、前は動機が不純だったからバイトになったけど今回は……」

前の動機:力が欲しい 今回の動機:剣を異常なほどに見たり使ったりして印象に植え付けたい
前回と比べたら健全、なのだろうか
1509
(1): [「ムゲン」『サン・デジール』] 2014/04/30(水)22:23 ID:OQe7DBBw(6/14) AAS
>>1508
『ほらそこに武器屋があるか―「よし行こう、そうしよう!」
『…むぅ』

こうなったら引っ込みがつかないらしい。
自身の相棒が無難な事を言っているのだがそれすら遮って。
1510
(1): [ディフ=エンス] 2014/04/30(水)22:28 ID:6Dfp4/u2(7/14) AAS
>>1509
本を返しに行った青年にも無難な発言は聞こえず
戻ってきたらムゲンも賛成してるようなので自分が無駄にした時間を
少しでも取り返そうと、急いでキンバルトの工房へと向かう
多分キンバルトが拒否したら無難な方へ行くのだろう
1511
(1): [「ムゲン」『サン・デジール』] 2014/04/30(水)22:30 ID:OQe7DBBw(7/14) AAS
>>1510
「しかしなんだな…」
『ん?』
「これで剣の方は多分問題ないだろ…下手なこと言わなけりゃ」
『うんうん』
「問題は、だ」
『うん』
「……圧縮ってどうやるんだ?」
『流石にそこは私にも分りかねるなあ』

そんな会話を後ろに聞きながら工房である。
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