【場】『汎用場所スレッド ―ストーン―』 (283レス)
上下前次1-新
1: 2016/01/22(金)22:13 AAS
この場所であってはならないのは………『精神力』の消耗だ
くだらないストレス! それに伴う『体力』へのダメージ……!!
264(1): 葦原 上緒『ゴー・マザファッカゴー』 2016/07/25(月)20:53 AAS
>>263
「らっしゃーあせーっ」
厨房から愛想よく声をかける。
昼時なら客席担当のホールスタッフが対応するところだが、今は自分一人だ。
オーダーから調理まで、一人で担当しなければならない。
(ちっちゃい子だ。)
グラスにスタッフ用の麦茶を入れて持ってくるぞ。
キンッキンに冷えてやがる。
省1
265(1): A子『マイ・リトル・クッケンハッケン』 2016/07/25(月)22:37 AAS
>>264
「ファッ!?」
女の子はスマホから顔を上げ、キョロキョロと周囲を見回す。
「……!!」
そう、今話題の、現実世界をうろついてなにか架空の生物を捕まえる的なゲーム……
それに夢中になって周囲をよく見ていなかったため、つい店に入ってしまったのだ!
省2
266(1): 葦原 上緒『ゴー・マザファッカゴー』 2016/07/25(月)23:05 AAS
>>265
「?? メニューこちらになりますゥ」
大衆食堂特有の、表面が油でぺっとり……としたファイルを机に置く。
店内には架空の生物は見受けられない。
レジで退屈そうに新聞を読んでいる、ベロリンガ似の店主がいるのみだ……。
「それか、麻婆豆腐ならすぐに出せますよォ」「ちょっと辛いけど」
267(1): A子『マイ・リトル・クッケンハッケン』 2016/07/25(月)23:13 AAS
>>266
「しらべる→めにゅー
めにゅーはべたべたしている」
とりあえず麦茶を飲む。
生き返るわ~。
「まぼーどーふ……
じゃあそれで」
店主居るのか……
店主居るのに暇とか言ってたのか……いや、A子ちゃんはそんなセリフは知りませんよ時系列的に。
268(1): 葦原 上緒『ゴー・マザファッカゴー』 2016/07/25(月)23:32 AAS
>>267
「ハイお待ちー!」
マジにすぐ出てきた。
注文を受けてから作るとか、作り置きしていたとか、そういう話ではなく
すでに皿に盛られていたものをただ持ってきた……そういうレベルの早さだ。
「張さーん、アタシも『まかない』食べていいですかぁー」
「アイヨー」
省3
269(1): A子『マイ・リトル・クッケンハッケン』 2016/07/25(月)23:38 AAS
>>268
「早い! もう来たのか! これで勝つる!
大歓迎状態だった」
と棒読みで言いつつ、麻婆豆腐をつつく。
パクー。
「……」
麦茶を飲む。
麦茶を飲む。
麦茶を飲む。
そしてカラになったコップを悲しそうにみつめた。
省2
270(1): 葦原 上緒『ゴー・マザファッカゴー』 2016/07/25(月)23:58 AAS
>>269
「ハムッ、ハフハフ、ハフッ!!」
そこにはプリ旨と言わんばかりに激辛の麻婆豆腐をがっつく店員の姿が!
辛さを感じていないワケではないらしく、顔が真っ赤で額も汗だくだ。
グビ グビ グビィーッ
風呂上りのビールのように色の濃い麦茶を飲み干すと、
デン、とテーブルに置かれたピッチャーから新たに注いでいる。
省6
271(1): A子『マイ・リトル・クッケンハッケン』 2016/07/26(火)00:06 AAS
>>270
「お母さんが作るのとぜんぜん違う……」
絶望した猫みたいな表情をする女児。
普段家で食べているのは辛さ控えめの麻婆なのだろう。
「ありがとう。
なるほど白米。なるほど」
麦茶を注いでもらったお礼を言い、米を見た。
かくして少女の絶望的な戦いが始まった……
272(1): 葦原 上緒『ゴー・マザファッカゴー』 [TOBE希望です] 2016/07/26(火)00:16 AAS
>>271
「お、美味しくなかったら残していいからねェ」 アセアセ
「アタシ食べるから」
客が残したもの食うって衛生法とかそういうの不味いんじゃという話ではあるが、
少女の反応にさすがに気づいたのか、店主に聞こえないように小声で伝える。
さても地獄の窯のように赤黒い、炎Pokémonもびっくりのアツアツの餡がA子に襲い掛かる……
豆腐や肉のぷりっとした触感も、この分では味わえたものではないだろう。
あるいは慣れてくれば、脂のうま味や山椒の香りがクセになる……のかもしれない。
省1
273(1): A子『マイ・リトル・クッケンハッケン』 [tobe了解です] 2016/07/26(火)00:24 AAS
>>272
「うっうっ辛いよぉ」
少女は泣きながら食べていた。
しかし親の教育のせいなのか、単にもったいないと思っているのか、食べ続ける。
少女の着るシャツに書かれた『殺伐』の文字がこぼれた麻婆によって赤くデコレーションされる。
274(1): 葦原 上緒『ゴー・マザファッカゴー』 2016/07/26(火)20:20 AAS
>>273
「がんばれがんばれできるできる!!!」
泣きながらも食べることをやめないA子をひたすら応援する。
ちなみにこちらは既に大皿三杯、大盛ライス二杯を完食済みだ。
掬っても掬ってもどこから湧いてくるのか、一向に減らない麻婆豆腐。
しかしA子の頑張りで、少しずつ皿の底が見えてきた麻婆豆腐。
ゴールはそう遠くはないだろう。
やせ幼女 負けるな上緒 これにあり
275(1): A子『マイ・リトル・クッケンハッケン』 2016/07/27(水)00:19 AAS
AA省
276(1): 葦原 上緒『ゴー・マザファッカゴー』 2016/07/27(水)21:30 AAS
AA省
277(1): A子『マイ・リトル・クッケンハッケン』 2016/07/28(木)00:01 AAS
>>276
「……」
机の下には犬がいた。少なくとも頭は犬だった。
だが体は人型をしており、鎧を着て剣を持っている。
なんかRPGのコボルトみたいなやつだ(それも小型犬バージョン。弱そう)
そして少女がこっそりスプーンで運んだ麻婆豆腐の残りを、犬の口に注いでいた。
「えっ。
なんでもないよ。なんでもない……」
さっと少女は足で犬を隠した(あんまり隠せてない)
ちなみに犬は一般人には見えないであろう非実体型のアレだ。
省1
278(1): 葦原 上緒『ゴー・マザファッカゴー』 2016/07/28(木)19:53 AAS
AA省
279(1): A子『マイ・リトル・クッケンハッケン』 2016/07/28(木)22:33 AAS
>>278
おーっと、審判、これを見逃した! セーフ! セーフです!
見逃したっていうか、なんか不穏な音がするけど、残りの麻婆はごく少量!
流し込んでしまえばよかろうなのだァァァ!
「バァ――z____ン」
おぉお~ん! 我はついに手に入れたぞ! カラの皿を!
完食! 完食! 完食!
「なしとげたぜ」
省1
280(1): 葦原 上緒『ゴー・マザファッカゴー』 [本日もTobeお願いします] 2016/07/28(木)23:05 AAS
AA省
281(1): A子『マイ・リトル・クッケンハッケン』 [ウィイ!(了承)] 2016/07/28(木)23:20 AAS
>>280
スタンドも自分の一部だからね。なんの問題もないね。
というかランチタイムだったのか。ごはんが無ければ即死だった。
「はい」
ここでお金を持っていないとか言ったらこの場スレが終わるのがいつになるかわからんぞ!
ちゃんと880円くらい持っておるわ!
だが小学生には手痛い出費だ!
お腹いっぱいで晩御飯が食べられないとか、そういう問題も懸念されるが、
そんなことは葦原っつぁんには関係のないことだった……
省1
282(1): 葦原 上緒『ゴー・マザファッカゴー』 [お疲れ様でした。] 2016/07/29(金)22:32 AAS
AA省
283: A子『マイ・リトル・クッケンハッケン』 [お付き合いありがとうございました!] 2016/07/30(土)00:41 AAS
>>282
麻婆豆腐が減っていたのは
妖精さん(どう見てもピクシーじゃなくてレッドキャップとかそっち系)の仕業だった……?
「え、なに……こわ……」
そんなことは知らないA子ちゃんはビビって店員さん(葦原)と
不安の種とかに出てきそうな噛みつきフェアリー(『ゴー・マザファッカゴー』)をチラチラ見ながら店から出ていった。
少女がポケットに入りそうなモンスターの捕獲を続ける元気があったかどうかは不明である。
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