[過去ログ] LCHFケトジェニック・カーボサイクリング実践者専用スレrevolve [無断転載禁止]©2ch.net (1002レス)
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16: 2017/02/13(月)20:31 ID:yzCecfdl(16/29) AAS
運動時のパフォーマンス向上を目指してケトジェニックに初挑戦する場合の導入期間の長さについて。

ドミニク先生は「最低でも6週間は必要」と言ってます。
身体運動性能向上を狙うための準備期間としては、単に体脂肪減量目的で言われるような2週間はおろか
てんかん治療で行われる修正アトキンス食の1ヶ月でも短過ぎるようです。

Dominic D’Agostino: Ketosis & Oxygen Toxicity - #187
外部リンク:www.bulletproofexec.com
podcast 26分47秒〜 Transcripts pdf14ページ中程から抜粋(適当拙訳つき):

When someone said they tried the ketogenic diet and didn’t work for me and I ask,
“How long did you try it?” “It was about two or three weeks. I gave it a good shot.”
It’s like no, that’s about when the time when you really even just start to get a little bit of the benefits after two or three weeks. If I ask them if they measured ketones, many of them didn’t.
省11
17: 2017/02/13(月)20:35 ID:yzCecfdl(17/29) AAS
【警告】ケトジェニックダイエットにおける生理的なインスリン抵抗性誘導について

血糖値70台以下をキープするような厳しめのケトン食を続けると
肝臓と脂肪組織のインスリン抵抗性が誘導されるため、
機会的に糖質をたくさん摂ったときに、なかなか血糖値が下がらなくなります。

これは、飢餓時に脳と筋肉に優先的に糖を供給するための身体の適応反応で
(小銭や札が必要なときに、財布の中身をあけて箪笥預金を肥やすアホはいません)
このときにOGTTを受けたら、診断基準に則って型の如く糖尿病と診断確定されてしまいますのでご注意ください。
長期間がっちり高濃度ケトーシス維持されてた方は、普通食3日程度ではインスリン抵抗性が解除されないかもしれません。

前スレでCBL後に血糖測定されてる方が、まさしくその状態ですが
2chスレ:shapeup
省2
18: 2017/02/13(月)20:36 ID:yzCecfdl(18/29) AAS
第327回 カロリーのイン & アウト (The Ultimate Diet 2.0 by Lyle McDonaldからの抜粋)
外部リンク[html]:good-looking.at.webry.info
より:

P-Ratioをコントロールするもう一つの要因はインスリン感受性です。
インスリンは、肝臓、筋肉、脂肪細胞の栄養素の貯蔵(ストレージ)に影響を与えるのでストレージホルモンとも呼ばれますが、筋量アップに理想的なのは、骨格筋ではインスリン感受性が高く、脂肪細胞ではインスリン感受性が低いことです。
つまり、筋肉へのカロリー取り込みは多く、脂肪細胞では体脂肪として蓄積されにくくいという訳です。

逆に、食事制限で減量するケースでは、インスリン抵抗性の方が良いと云えます。
実際にダイエットに効果的な、成長ホルモン、クレンブテロールやエフェドリンなどの薬剤はインスリン抵抗性を引き起こします。
筋肉でのエネルギー燃料としてのグルコースを制限することで、脳へのグルコース供給を補い、筋肉でのエネルギー燃料として脂肪酸の使用が高まります。

遺伝的にエリートと云われる人は、骨格筋のインスリン感受性が高く、食事摂取に反応するインスリン分泌量も少ないので、多量のカロリーが骨格筋(>脂肪組織)に貯えられるのです。
省6
19: 2017/02/13(月)20:36 ID:yzCecfdl(19/29) AAS
厳しいケトン食からインスリン抵抗性を解除していくには、以下の如く段階を踏んでください。

[書籍] The Ketogenic Diet by Lyle McDonald
外部リンク[html]:changebodycomposition.blogspot.jp
より:

炭水化物を再び摂取する際の注意点
- グリコーゲンと水による体重増加を体脂肪増加と混同しない。
- インスリン抵抗性による血糖値の乱高下と高インスリン血症。
長期間炭水化物の摂取を制限すると、グルコース燃焼に関係する酵素の働きが低下。
また血中の遊離脂肪酸濃度が高いとグルコース運搬を阻害。
リフィード開始後、肝臓では5時間、筋肉では24-48時間でグルコース処理の働きが回復する。
省14
20: 2017/02/13(月)20:42 ID:yzCecfdl(20/29) AAS
基本はこれだけ、極めて単純
1) 炭水化物を再び摂取するようにする場合は、徐々に量を増やしていく
2) 野菜も同時に摂取する(消化吸収を遅らせるため)

1) は、5g刻みで少しずつ増やす。いきなりジャンプアップしないこと。
ガッテン式に、軽い筋トレ後に高GIの軽食やおやつ(糖質20g前後)を毎日食べることから始めるもよし。
スーパー糖質制限で半年以上やってた人が、ある日突然180gも摂ったら
いくら筋トレ後でも具合悪くします(CBLスレでそうなってる人がいましたが)

2) は、インクレチンの反応性を高める食べ方を工夫すること。
食べ順、RS豊富な冷やご飯、春雨、ポップコーンなどを摂ったり、RS2粉末併用なども。

〔推薦書籍〕Lyle McDonald著
省5
21: 2017/02/13(月)20:44 ID:yzCecfdl(21/29) AAS
(ルバーブさん経由)
外部リンク[html]:ameblo.jp

LCHFケトジェニック・カーボサイクリングスレの住人が目指すべき、ケトーシスの維持水準目安について、
Dominic D’Agostino先生の2014年3月20日のFBコメントから。

---
I’m not in support of staying in high or even moderate ketosis all the time, unless it’s for the managing a medical condition.
何らかの疾患治療目的でもないのに、中等度以上の高いレベルのケトーシスを保つことがよいこととは考えていません。
Peter(*) stays in mild ketosis (> 0.5 mM) most of the time and likely goes into moderate ketosis several times/week following intense training sessions.
Peterさん(*)は軽度のケトーシス (> 0.5 mM/L) で日常を過ごしつつ、週に数回の高強度のトレーニングセッション後には中等度のケトーシスになっているでしょう。
My pattern of eating is very similar in many ways and is becoming less restrictive and more instinctive depending on the situation.
省4
22: 2017/02/13(月)20:44 ID:yzCecfdl(22/29) AAS
(続き)

Social eating is one consideration for many, espcially if you are being hosted or visiting another country.
Social eating(社会的な食事)はやはり大事で、あなたが招かれる側であったり、外国を訪れるようなときには特にそうです。
Also, if I’m hosting dinner I wouldn’t want to make others conform to my self imposed eating habits.
私がディナーのホスト側に立つときも、お招きする方々を私の食の流儀に合わせて貰おうなどとは更々考えていません。
I suggest self experimentation to find out what is best for you given your personal goals, activity levels or health situation.
人それぞれの状況の中での私的な目標や、活動レベルや、健康度に応じた最善の方法を、各々が自己実験しながら見つけていくことが大事なのかなと思います。
My observation is that most benefit from some form of carb restriction in one way or another.
最大の利益を上げる糖質制限のやり方はひとつに限らない、というのが私の見立てです。
If someone is "ketoadapted" it may be best to throw in some carb pre or intra workout. this is a common trend
省1
23: 2017/02/13(月)20:44 ID:yzCecfdl(23/29) AAS
(続き)
同21日、ドミニク先生の追加コメント

---
Is there a difference in benefits or long term health between the classical KD (4:1 ratio) vs a more moderate low carb approach that is 2:1, 1:1, modified Atkins, Paleo, etc.? We have not answered yet.
古典的なケトン食(4:1 ratio)と、もっと緩い2:1, 1:1, 修正アトキンスやパレオのようなlow carbとで、有益さの度合いや長期的な健康影響への違いはどれほどあるのか?
私たちはまだその答えを手にしていない。
I chose a more moderate approach to ketosis, although I will occasionally spike levels by further restricting carbs and protein and/or adding ketone supplementation.
今の私はケトーシスに対してより穏当なアプローチを選択していますが、ときどき糖質と蛋白質の制限量を厳しく絞ったり、ケトンサプリを摂って血中ケトン爆上げもしようと思っています。
People need to find what works for them by assessing how they feel and objectively checking important biomarkers in the bloodwork
個人的な体感と、血液検査の客観的な数値でチェックしながら、身体の中で実際何が起こっているのかを知る必要があります。
省2
24: 2017/02/13(月)20:53 ID:yzCecfdl(24/29) AAS
< 導入の諸段階とケトジェニック適応進行の日程目安 >
2chスレ:shapeup

Q. 実際どういう状態になれば導入成功って判断するんですか?

A. ものすごく原始的に聞こえるかもしれませんが、最も簡便な指標は
「(一日三食きっちり食べてた人が)一食抜いても平気でいられたらケトン代謝になってます」
といわれています
アセトンの匂いがわかるひとは発汗時や呼気に混じって揮発してくるアセトン臭に気がつくでしょう
客観的な指標が欲しい人は尿試験紙を使えばよいかと

おおまかなタイムテーブルは
糖質制限開始後
省8
25
(1): 2017/02/13(月)20:55 ID:yzCecfdl(25/29) AAS
・・・ということで、以上をまとめますと

導入期できっちりとketo-adaptationを完遂できることが前提になりますが
適応できて以降は、がん治療後経過観察中などの特別な目的がない限りは
血糖値が70台を下回っていくような高濃度ケトーシスを維持する必要は無し。

平時は0.5mM/L前後のセミケトジェニックで過ごし、
トレーニングにあわせて適量の糖質を摂るのは全然アリ、というのが昨今の趨勢。
(preworkから摂るのがベストかどうかは、運動の種類や強度や目的や体質により異なる)

しかしときどきはfastingやココナッツオイル大量摂取でリブートを行って
血中ケトン濃度をピーキーに爆上げる機会を定期的に持つことが、keto-adaptation維持に有用。

こちらも必読
省5
26
(1): 2017/02/13(月)20:55 ID:yzCecfdl(26/29) AAS
<カーボサイクル&カロリーパーティショニング概論>
サイクリカル ダイエット Cyclical Diet とは
外部リンク[html]:changebodycomposition.blogspot.jp
炭水化物の摂取をサイクルさせるダイエット
外部リンク[html]:changebodycomposition.blogspot.jp
Cycling Lessons――カーボ・サイクリング in IROMAN [2016/08]
外部リンク[html]:liebetf.blog.fc2.com
第327回 カロリーのイン&アウト(Calorie Partitioning Part1, Excerpt from “The Ultimate Diet 2.0” by Lyle McDonald を和訳)
外部リンク[html]:good-looking.at.webry.info

AMPkについて
省19
27: 2017/02/13(月)20:56 ID:yzCecfdl(27/29) AAS
<FAQ (En)>
/r/keto FAQ
外部リンク:www.reddit.com
/R/KETOGAINS FAQ
外部リンク:www.reddit.com

((関連スレ))
【ラウリン酸】ココナッツオイル pt.14【非万能薬】 [無断転載禁止]&#169;2ch.net
2chスレ:shapeup
シリコンバレー式 完全無欠ダイエット Part7
2chスレ:shapeup
省15
28: 2017/02/13(月)21:04 ID:yzCecfdl(28/29) AAS
テンプレと前スレで議論された要点は以上です

文献や翻訳記事などはテンプレ置き場に集積していきます
外部リンク:guide.ozma.beer

前スレで出た質疑のいくつかは、糖質制限総合スレのテンプレ置き場にまとめさせていただきました
外部リンク:ozma.beer
随時更新追加中。更新情報はトップページを確認ください
29: 2017/02/13(月)23:15 ID:30IYURUo(1) AAS
なぜスレが落ちたのか
30: 2017/02/13(月)23:27 ID:yzCecfdl(29/29) AAS
んとね、2chのスレは512KBを超えると1000未満でも書き込めなくなるんよ
前スレはレス番927で702KBと表示されとります
既に900超えてたからあんま気にせずリンク付き長文連投してたら容量オーバーしたw

カロリーの話は21世紀以降のRCTなどを概観しながらもう少し引っぱりたいので、前スレの終盤を移植して続けようかね
31: 2017/02/14(火)00:48 ID:5WRjbIR6(1/2) AAS
テンプレ改訂項目の説明。

食事構成の決め方>>2-4をノンケトも含む糖質制限全般に適用できるよう改変したのが
栄養管理の目安(β1.1版)
外部リンク:ozma.beer
なのですけれども、このスレのversionでは前スレの内容に以下の点を加筆しました

・すべての栄養素は原則として実重量で管理すること
・ケトでの減量期におけるマクロ比率の目安を提示(P25-30%, F50-65%, C<20%)
・「緩やかな糖質制限」と言えるC上限とF下限の目安を提示(摂取エネ比でF30%以上かつC40%未満)

ただ本音をいいますと、F30%は単なる「摂取エネルギー比」ではなく「TDEEに占める摂取エネルギー比」であるべきではないか、と思っています
つまりカロリー制限していても一定量のFは確保すべきであり,その実重量目安がおおよそ1g/kgTBW(もしくはLBM)になるのではないかと
省6
32: 2017/02/14(火)00:54 ID:5WRjbIR6(2/2) AAS
参考にしたのは
Ebbeling CB, Ludwig DS et al. JAMA 2012
外部リンク:ozma.beer
表1. 各食事法の栄養バランス
画像リンク[gif]:medical-tribune.co.jp
この実験では、クロスオーバーに入る前の減量期のPFC比(P25:F30:C45)にも注目です
カロリー制限で安定した減量効果を得るためには、P多め かつ F30%確保(→結果的にC少なめ)が必要なことをハーバードの中の人は確信していると思われる

ここ10年以内で好成績を出しているRCTでは、低脂肪食群といえどもF30%を摂らせているものが多く見受けられます
外部リンク:ozma.beer
外部リンク:ozma.beer
省3
33
(2): 2017/02/14(火)09:57 ID:qY0WDNld(1/2) AAS
ケトンを上げる=体にとっては飢餓状態で断食に近いわけだよね?
これを長期続けると身体は溜め込みやすい、太りやすい体質にならないのかな。
断食を繰り返すとそうなるらしいけど
34
(1): 2017/02/14(火)11:41 ID:jEt5OwnG(1) AAS
断食はエネルギーが足りないから体がエネルギーを節約するようになる
ケトジェニックは糖質が足りないから体が糖質を節約するようになる

エネルギーが足りてるなら体の消費エネルギーは落ちない
35
(2): 2017/02/14(火)13:01 ID:Xb0p5baY(1) AAS
>>33
そう、だから従来のなかなか痩せられない低脂質ダイエットのノリでカロリー制限するなというの
PPARαは飢餓遺伝子の一種に名を連ねていて、エネルギー基質の再分配を担っている
体脂肪からケトンを作らせ、蛋白質豊富な組織ではオートファジーを亢進させる
維持カロリーよりちょびっと少ない量を食ってたら除脂肪促進とアンチエイジングになるが、がっつりカロリー欠損させたらみるみるカタボが進むし
食事量を戻したら急速にアナボリック側に傾いて、下手すりゃリバウンド仙人になるというわけ
減量後に食事量を戻すことを考えなくていい量=目標体重の維持カロリーまでにおさめておけば、食事量を戻す過程でのリスクはなくなる

ただ体脂肪率ひと桁のコンテストコンディションを目指すひとらはそういうわけにはいかないから
短期間限定で非生理的な体組成をつくりだして、また生理的な維持量に戻すということをやるにはカロリー制限が必須だということよな
キツいレジスタンストレーニングをやって、一日一回は重たい食事をすれば、筋肉を主体に集中的に組織の再生が行われ、そこにエネルギー基質の投入とカロリー消費が行われる
省2
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