[過去ログ] INFPとドストエフスキー「地下室の手記」の主人公 (33レス)
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21
(1): ボーダー 2020/06/06(土)00:29 AAS
>>18−20
長々ありがとうございます。
ドストエフスキーは西欧旅行以降転向者、スラブ主義者となり文学的に覚醒しました。
そうした彼でもカラマーゾフのイヴァンやラスコーリニコフ的キャラを完全に否定できうるキャラを生み出せえなかったところに彼の限界があるのかもしれませんね。
強いて言えば、ソーニャみたいな聖母の愛を知ることで、彼らの闇は改善できるという改善策は示したかもしれませんが。

ただ、ニヒリズムの末路はパトスに基づく破滅という彼の結論は、あさま山荘事件や日本赤軍事件などにみるように正しかったのかもしれません。

INTJはニヒリズムに陥りやすいので気を付けないといけないですね(笑)
23
(1): 2020/06/06(土)21:56 AAS
>>21
そうですね、INTJは最もニヒリズムを体現しやすいタイプ。ニヒリズムを信念にしてしまうような、矛盾したところもある。

ドストエフスキー作品の主人公は純朴で可愛らしいもの(美少女か子供)の存在に救われて倫理的に自分の人生を考え直し更生するキャラが多い。

スタヴローギンはそんな美しい対象を自ら破壊した過去があるために、人生への否定の末のニヒリズムに呑まれ、最後まで救われなかったとも言える。
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