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聖闘士星矢の瞬たんに(;´Д`)ハァハァする in PINK9 (977レス)
聖闘士星矢の瞬たんに(;´Д`)ハァハァする in PINK9 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/
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611: ほのぼのえっちさん [] 2014/08/30(土) 08:50:28.90 ID:2NCiCFI4I >>610 多分兄さんじゃね http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/611
612: ほのぼのえっちさん [sage] 2014/09/03(水) 02:22:30.60 ID:mC85SpG4O むしろ他に誰かいるのかと http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/612
613: ほのぼのえっちさん [sage] 2014/09/07(日) 19:21:10.44 ID:uwvpl7ntO 普段ROM専なんでテスト ここって今もSS投下してもい〜のかな? http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/613
614: ほのぼのえっちさん [sage] 2014/09/08(月) 06:33:21.05 ID:aqx/vo9rI 多分いいと思うよー http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/614
615: ほのぼのえっちさん [sage] 2014/09/09(火) 00:04:53.24 ID:2zrEFaCW0 瞬たん!!おめでとう!! http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/615
616: 贋作冥王神話ND [sage] 2014/09/09(火) 00:12:18.88 ID:8bcSuSTKO うっかりLoS観て20年ぶりに復活萌え燃え ハーデス×瞬 過去ログ読んでて、何故冥王様が周辺状況厳しい瞬たんに執着したのかタイムパラドックスで込みで妄想… 瞬たんハァハァでペロペロで俺の嫁、ってのを冥王様に体現してもらってみた… 冥王様の二人称は「お前」から「そなた」に変えさせてもらってます SS初書きのうえ携帯なんで、色々と変でもご容赦を ――― 冥王の剣を砕くべく、前聖戦時の過去へと跳んだ沙織達は、その時代の聖闘士達と共についにハーデス城へと迫る。 憑り代として冥王の器にされているアローンを助け出そうと、天馬と瞬は真っ先に大広間に辿り着いた。 「もしアローンが動けなくなったら、ハーデスは別の器に移動しようとするかもしれない。ハーデスが彼から離れて出て来れば…」 「別の器ってまさか…」 戸惑う天馬を安心させようと、微笑みながら力強くうなずく。 「そう、僕だよ。すぐ目の前にもう一つ動いてる器があるんだ…きっとチャンスはくるから逃さないで!」 だが、聖闘士でもなく鎧も付けていない生身の人間を、冥王を諦めさせる程に強くチェーンで縛っては傷つけてしまいそうで躊躇われる… 「僕がアローンの動きを封じる。だから、何とか隙をみて彼を助けだして!」 瞬は覚悟を決めて拳を放った。 「ネビュラ・ストリーム!!」 思惑通り、気流に取り巻かれて自由を奪われたアローンの身体から、じわじわと漆黒の霧が吹き出し始めた。 『人の身である器の動きは封じられても、こんな気流ごときで余を阻むことはできぬぞ。愚かしい真似をするは何者だ?』 冥王の黒い霧は気流に乗ってとぐろを巻くように広がっていく。 「僕はアンドロメダの聖闘士、瞬。ハーデス!貴方の思い通りにはさせない!」 『アンドロメダとな?そなた、余が弟ポセイドンへの贄か?それとも、聖闘士ということは姪のアテナのものであるのか?』 冥王の意識が瞬へと向けられる。 「アローンから離れろ!」 『なのに何故、そなたの身体には余の印が刻まれておるのだ?…余は初めてそなたを見るというのに?』 今や闇色の霧はアローンの身体から完全に離れ、激流と化して瞬を呑み込んでいく。 扉を突き破って走って来たゴールディが、唸りをあげて何度も壇上に跳びかかっては霧の壁に弾き飛ばされるのが見えた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/616
617: 贋作冥王神話ND [sage] 2014/09/09(火) 00:18:52.22 ID:8bcSuSTKO 『おぉ…そなたの甘やかな瞳の輝きは、なんと優しく深く澄み渡っておるのだ…』 息を呑む間に瞬の身体は冥王の霧に覆い尽くされてしまった。 時折、漆黒の霧の所々から淡紅色の瞬の小宇宙の光が漏れる。 『そなたの繊細な睫毛が愛らしく震えて甘く余を招いておる…』 壇上一杯に広がった霧の中央の、一際濃い部分が段々と人を思わせる形に凝り始め、瞬の身体が人形のように空中に持ち上げられていく。 抵抗してもがく腕や脚先が霧から覗いては、またすぐに隠されてしまう。 『そなたの華奢な首筋に纏いつく柔らかな髪…芳しく甘く余を誘ってくる…』 聖衣もアンダーウェアも霧の侵入を阻むことができずに、着衣のまま直に肌を撫でまわされる感覚に為す術もなく翻弄されて、瞬は必死に声を殺す。 『そして、そなたの象牙のような肌のなんと清しく甘いことよ…可哀想に、まろやかな肌にこんなに沢山傷を作って…』 傷口を舐めあげられて瞬の身体が反り返る。 『あぁ…!…そなたの血はなんと…恐ろしい程に豊潤で、甘い……余は…余は蕩けてしまいそうだ…堪らぬ…』 黒々と凝って頭部にも見える部分が、まるで無い物の如くに聖衣を通り抜けて、荒い息に上下する瞬の胸の内へと埋め込まれる。 『そうだ…ここだ…アンドロメダ…そなたの甘く薫ってしなる身体のこんな奧底に、確かに余の印が深く刻み付けられておる』 生きながら心臓に口付けられる衝撃に、肌が粟立ち一気に体温が跳ね上がる。 『…なのに、そなたと一体になれぬのは何故だ?…何故余の器とならぬ?』 知らず、涙が瞬の頬を濡らしていた。 『…何を泣く?可愛いそなたに余が苦痛など与えるものか…だが、そなたの涙のなんと清らかで甘く…そして淫らな……堪らぬ…余はそなたと蕩けて混じり合い、一つになろうぞ…』 滑らかな背筋を駆け上がった霧が、濡れた頬を優しく撫で髪を梳いてくる感触に、瞬は戦慄く。 「…嫌です。僕は貴方のものにはならない!」 冥王の霧は思うように瞬の身体に溶け込めないことに焦れたのか、一層黒々と凝って瞬の全身に纏りついていく。 『何故拒む?…人の身で神を拒めるとでも思っておるのか?…そなたは余に選ばれたのだ…エリシオンにしか咲かぬ花々で、そなたを飾ってやろうぞ…』 足指を弄んでいた霧の一端が膨れ上り、伸びやかで形良く筋肉がついた瞬の脚をじっくりと螺旋のように這い登っていく。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/617
618: 贋作冥王神話ND [sage] 2014/09/09(火) 00:27:01.61 ID:8bcSuSTKO そのまま、頼りない程に細い腰を抱きしめるように渦巻いた。 「僕は…大事な人との約束を守る為、聖闘士になった…だから、貴方のものにはなり得ない」 口付けが胸の中から外側へと移っていく…肋骨の一本一本に丹念に唇が這わされる。 『例え余の弟にであろうと姪にであろうと、そなたを渡すことはならぬ!そなたは余のものだ…アンドロメダ…そなたは余だけのものだ!!』 霧の手に太股の間を撫でられながら、まだ幼さの残る牡茎を優しく締めあげられて、瞬は悲鳴をあげた。 「いいえ…!…僕は、貴方のものにはならない…243年後の未来で、僕は貴方を拒んだ。アテナの助けを借りて、貴方を…僕の身体から追い出したのです」 乱れる息に声を震わせながらも、懸命に耐える。 『おぉ…お…なんと!余を拒む不埒な言葉すら、そなたの花弁のような唇から零れると蜜のように甘い…瞬…余の名前を呼んでおくれ…呼んでおくれ…』 眉根を寄せ、何とか息を整えながら瞬は答えた。 「ハーデス…僕は貴方のものにはならない」 引き締まった小さく丸い双球の狭間にまで霧に入り込まれ、ついに秘められた蕾を見つけられてしまう。 愛しそうに撫で解される快感に思わず嬌声をあげそうになり、首を振って耐えた。 『瞬よ…気丈なアンドロメダ…そなたの美しい姿、隅々まで全て憶えた…桜貝のようにいたいけな爪の一枚、亜麻色に光って清い産毛の一筋までも全て…全て、余のものだ…誰にも渡さぬ!』 霧に遮られながらも、天馬達の叫びやゴールディの唸り声が時折かすかに聞こえてくる。 二の腕の内側の柔らかな皮膚を舐め上げられ、聖衣から覗くほのかに光を帯びたような白い肩に口付けが移ってくる。 「…僕は…ここに居る僕は未だ存在しないのだから…ハーデス、貴方が時の理を超えて自由にすることは叶わない…!」 蕾の襞を優しく伸ばしながら、質量を伴った霧が身体の中へと侵入してくる。 圧迫感に、痺れるような快楽に全身を満たされ、内腿に力が入る。 瞬は溢れてしまいそうな声を必死に噛み殺す。 『愛しいそなたの甘く涼やかな声…幾星霜隔てられようと忘れるものか…何処からでも聴きつけて探し出し、余の腕の中へ優しく優しく捕らえてやろう…そなたは余のものだ!』 鎖骨を甘く噛まれ、首筋を吸い上げられ、実体の無いはずの冥王の髪が肌の上をくすぐる感触に、思い切り仰け反る。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/618
619: 贋作冥王神話ND [sage] 2014/09/09(火) 00:30:38.82 ID:8bcSuSTKO 「あ…ぁっ…離せ!…僕は、決して…決して貴方のものにはならない…のだから…」 アローンを気遣ってネビュラ・ストームを使えない瞬は、霧を散らすべく可能な限りストリームを強めようと、悦楽に逆らって小宇宙を集中させる。 『おぉ…お…そなたの可憐な指が紡ぎ出す気流が、一段と甘く余に絡み付き、益々強く締め付けてくる……これはそなたから余への愛撫であろう!可愛い瞬…誰にも渡さぬ…渡さぬ…!』 「違う!…僕は…」 平らな腹の真ん中の窪みに、いきなり舌が入ってくる。 『褒美に、そなたの愛くるしいここをガーネットで飾ってやろうぞ…それとも、サファイアの方が似合うであろうか…そなたの肌に一番映えるのはエメラルドであろうか…』 ハーデスに執拗に臍を舐められながら、牡茎を擦られ、身体の中を突き上げられては奥を掻き回され…人の形ではあり得ない快楽を送り込まれ続ける。 「いい…え…!…違うっ…」 掠れる声で精一杯に抗う。 『今ここで余を拒んだとて無駄だ…少し待てば、いずれそなたの属するという未来に届くというのに…』 胸の小さな飾りをなぶられて、聖衣の足の中で瞬の爪先がきつく曲がる。 「何度でも…僕は、貴方を…拒む…」 『ならば何度でも、何処に居ようとも…余は大地を割ってそなたを拐いに行こう…二人で石榴を分かち合い、睦み合おうぞ…』 弄ばれ続けた牡茎が耐えきれずに放った精を一滴残らず吸いとられて、瞬の全身から急激に力が抜けていく。 「…貴方を…拒み続け…る…」 『白き葉の木陰からそなたを見詰め、黒き馬に乗ってそなたを迎えに行こうぞ…』 ついに冥王の長い指に辿り着かれた瞬の唇が、何かを待ってでもいるかのように震える。 『時の果つるまで駆け抜けてでも、必ずそなたを迎えに行こうぞ…』 深く深く蕩けそうに口付けられているというのに、ハーデスの低い声ははっきりと頭の中に響いてくる。 『瞬…そなたは余のものだ!…誰にも渡さぬ』 一瞬開けた眼が、ここには無いハーデスの視線と間近で交差した。 …深い湖の底のような、冥王の美しい瞳… …溺れてしまいそうな… http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/619
620: 贋作冥王神話ND [sage] 2014/09/09(火) 00:35:45.89 ID:8bcSuSTKO その時、目の眩むような閃光と灼熱に漆黒の霧の輪郭が鮮やかに浮かび上がり、激しく吠えるゴールディの声がはっきりと聞こえてきて、急激に身体が軽くなった。 瞬は朦朧としながら自分の聖衣が硬い物に触れる音を耳にし、頬に冷たい天鵞絨を感じ、冥王が城を捨てて去ったことを知った。 視界の端に倒れているアローンの無事を認め、仲間達が駆け寄る足音を聞きながら、冥王の玉座の中で瞬は意識を手放した。 ――――― 過去への旅から戻って後、時折、瞬は胸の奧にふいに小さな熱が閃くのを感じる。 ポプラが白い葉裏を煌めかせて風に翻る時、逞しい黒馬が風を巻いて駆けていく時に。 やがて、星矢達と共に欠けていた黄金聖闘士の位を継いだ頃… ある日の逢魔ヶ刻。 処女宮の入口でそよ風に吹かれながら、瞬は暮れなずむ景色を眺めていた。 『余の后ぺルセポネーをそなたの守護星座にするとは、アテナもなかなかに気のきいた采配をする』 いつの間にか隣に立っていた淡い人影に、瞬は目を見張る。 『ゼウスが計らってでもくれたのか?それとも、気まぐれなクロノスの悪戯か?』 半ば透けた姿のハーデスは、瞬の右手に恭しく口付けを落とした。 『やはり、そなたは余のものだ…』 相変わらずの一方的な言い分に、瞬は微苦笑しながら言葉を返す。 「さぁ…案外、先代処女座のシャカが仕掛けた罠かもしれませんよ。彼からの指名だったそうだから」 『シャカとな…あぁ…ジュデッカで会うたな……確かに、企み事など好みそうな男ではあったな…』 嫌味を言ってやったつもりが、意外にも冥王の反応はどことなく懐かしげで長閑だ。 もしシャカがこのやりとりを聞いたら、どんな表情をするんだろう…と考え、瞬は小さく笑ってしまった。 『やはり、そなたは面白い。いつも余の思いもかけぬ反応をする……瞬、そなたは余を飽きさせぬ』 そう微笑みながら瞬の頬を挟んだハーデスの両手が、風に変わっていく。 『今暫くの間、微睡みの中から現世のそなたを見ているも一興だ…』 楽しげな気配を微かに風に乗せて、人影は消えた。 独りに戻って見上げた空は既に深藍色に染まり、満天の星々が輝いていた。 ― end ― 無印アニメのエンディング曲に続きたい気持で… http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/620
621: ほのぼのえっちさん [] 2014/09/13(土) 19:31:35.22 ID:+4IUpqr4I >>616 乙です 力作ありがとう 過去であったなら執拗に瞬を 狙うのも納得いきますね http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/621
622: ほのぼのえっちさん [sage] 2014/09/21(日) 12:48:01.99 ID:uJ6vgS+kI >>616 こういうSS増えるといいなあ http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/622
623: ほのぼのえっちさん [sage] 2014/09/23(火) 10:21:46.04 ID:RxUhPY+80 >>616 凄い力作だ! 投稿日がまた良い(;´Д`) http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/623
624: ほのぼのえっちさん [sage] 2014/09/23(火) 22:03:09.56 ID:WYkUPKB00 >>616 ありがとう!! 楽しませてもらいました http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/624
625: ほのぼのえっちさん [sage] 2014/09/28(日) 12:08:41.96 ID:stZyDsTIO >>616 久しぶりに来たら素敵なものが!ありがとう! http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/625
626: 冥王憑依異聞 [sage] 2014/09/29(月) 01:04:19.49 ID:seaGfNzRO 一輝×ハーデス瞬の襲い受 ちょっと年齢上げた原作兄さんのイメージで 冥王様の二人称は「お前」から「そなた」に変えさせてもらってます ――― 地上の全ての生物の死を目論む冥王による永遠の日食、グレイテスト・エクリプスが迫る。 冥王ハーデスの器にされている瞬の望み通りに、瞬の身体ごとハーデスの魂を打ち砕こうと放たれた一輝の拳。 だが、その凄まじい勢いの拳は一輝自身によって弟に触れる直前で止められてしまった。 その時、瞬の瞳にあったのは破滅への絶望と悲しみだけではなかった…ほんの一瞬だが、確かに狂おしい程の歓喜に輝いていた。 ハーデスがその歓喜を手に取るように感じた時、身体の中心に焼けつくような感覚が生じた。 先に周囲の石柱を破壊したフェニックスの鳳翼天翔にすら感じなかった灼熱。 不快に胸がざわつく原因となったアンドロメダの意識を兄から引き離して奥へ閉じ込めた。 『よくぞ拳を止めたな、フェニックス。褒めてつかわす。褒美に、臆病なそなたが口に出すことすらできずにいる一番の望み叶えてやろう…余の可愛いアンドロメダも喜ぶであろう』 冥王は亜麻色の髪に包まれた瞬の顔をしながら、瞬とは異なる微笑みを浮かべ、いつもより低い瞬の声で話す。 瞬の細い指先で、まだ衝撃で動けずにいる一輝の涙を拭い、喉元から聖衣に包まれた分厚い胸まで辿っていった。 「…貴様、な…何を…」 一輝が呻く。 『同父同母で身体重ねる禁忌を犯すのが怖いか?獣の罪を畏れ、弟から逃げ回る臆病な卑怯者よ、そなたは!』 冥王はそのまま掌で一輝を突き倒し、仰向けに床に転がす。 起き上がれぬよう胸を踏みつけ、そこから撫でるように足を移動して一輝の欲望の住み処を軽く足蹴にしてなぶる。 「こ…こんな事をして瞬を汚そうとは…!!…お前は憑り代に清らかさを求めるのではないのか!?」 ハーデスは哄笑で応える。 『上辺だけの清らかさなど浅はかな…ならば、愛し睦合うた者は皆汚れておるのか?子を成す事は汚れか?…愚かな…』 ハーデスは長衣だけを器用に脱ぎ捨てると、一輝の腰の上に跨がった。 冥王のマントの裾が大きく床に広がって二人の身体を覆う。 『地上の人間は各々の愛情の分布が六歳位で決定すると言う…そなた達にはお互いだけが全てと思われた頃だ、仕方があるまい』 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/626
627: 冥王憑依異聞 [sage] 2014/09/29(月) 01:06:34.49 ID:seaGfNzRO 漆黒に見えたマントの内側は、まだ赤ん坊だった瞬を抱えて初めて冥王と対峙した時に見たのと同様、宇宙が広がっていた。 その星々の仄かな光を滑らかな肌に受けて瞬の華奢な裸身が妖しく輝く。 『そもそも、そなたら、今までに幾人その手で殺めた?数え切れぬ程の人の血がその手を染めたのを、余が知らぬ訳があるまいに…それでも、もう一つ罪を重ねるは怖いか?』 先程弟の心臓へ撃ち込んだ渾身の拳を無理に止めた為に傷付いて血を流し続ける一輝の右手を取って、瞬の左胸に兄の血を擦り付けさせる。 『そなたに貫かれる怖れと期待に高鳴る、このアンドロメダの鼓動が分かるか?…本当に瞬は素直で可愛い…』 血の軌跡を下腹部まで延ばさせ、淡い繁みに飾られた果実を握り込ませる。 『ほら、まだ充分に熟してはおらぬというに、ここも苦しい位に脈を打っておる…臆病者の兄と違って自分を誤魔化さぬ。…そなたも不死鳥の名に恥じぬよう、たっぷりと余を楽しませてみよ』 更にもう片方の手を取り、関節のはっきりとした男らしい指をたっぷりと舐め濡らし、瞬の蕾を綻ばさせようと双球の間へ導く。 『どうした?弟を傷付けたくはないであろう?…さあ、しっかりと解してやれ』 蕾に触れて思わず息を呑む一輝に、ハーデスが幼子をあやすように語りかける。 『瞬の中が既に欲望の熱で溶け始めているのが分かるか?そなたを待ち焦がれておるのだ…可哀想に』 導かれて蕾の中に入れられた一輝の指が誘惑に耐えきれずに動き出し、ハーデスが愉しげに笑う。 『そなたが地上の生きとし生けるもの全てを滅ぼしてでも守りたいと思う、最愛の弟の身体だ…存分に味わうがよい』 ハーデスは瞬の身体を沈め、見せつけるようにゆっくりと、集まった熱に反り返る一輝の屹立を飲み込んでいった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/627
628: 冥王憑依異聞 [sage] 2014/09/29(月) 01:10:54.58 ID:seaGfNzRO 『どうした、フェニックス?何故動こうとせぬ?そなたが夜毎夢の中で貪っていた通りにすれば良いだけのこと。簡単であろう?』 ハーデスは自分から腰を振り立てて一輝を煽っていく。 『そなたの欲望の張り出した先端で粘膜を擦り上げられる悦びに、瞬の身体が芯から震えておるのを感じるか?』 それでも一輝は眉を寄せ息を殺して堪えるばかりだ。 『おぉ…分かったぞ。余の振舞いはそなた好みではないのだな…では、これならばどうだ?』 面白そうに言い放って俯くと、瞬の様子が見慣れたものに変わった。 「兄さん…大好きだよ…兄さん…」 「やめろ!!ハーデス…これ以上、瞬を汚すな!!」 「兄さん…僕は清らかなんかじゃないよ…身も心もね。自分から望んで、兄さんを欲しがったんだ」 顔を上げた瞬が静かに澄んだ瞳で見詰めてくる。 「…お前…お前は…罪が怖くはないのか?…実の弟に欲望を抱き、殺そうとさえした俺が怖くはないのか?」 「…うん…怖いよ、とっても。でも…兄さんになら、何をされてもいいんだ。僕の命も身体も、生まれた時から全部兄さんのものなんだから…兄さんの好きにしていいんだ」 震える声でしっかりと答え、太い首に両腕をまわして愛らしくしがみついてくる。 「…瞬…」 「僕の望みは、兄さんの望みと同じだもの…兄さんと一緒なら、永久に奈落の底へ落とされても本望だよ」 うっとりと溜め息混じりに囁かれ、堪らずに弟のしなやかな身体を掻き抱いた。 「僕が欲しいのは兄さんだけ…他には何にもいらない」 優しく口付けを交わし、壊しそうな程に強く抱き締め、腰が折れてしまいそうな位に激しく突き上げていく。 少しでも触れ残した部分が無いように、体勢を入れ替えてはお互いの身体を確かめ合う。 額と額を合わせ見詰め合い、吐精した。 気だるい解放感と温もりに満たされた幸福感に、そのまま動かずに荒い息をつく。 肌にかかるお互いの息にすら震える程感じてしまい、どちらからともなく再び愛撫が始まってしまう。 そんなことを限界まで繰り返し… 向かい合わせに座って結ばれたまま、一輝の肩に頭を預けている瞬が言い出す。 「このまま…兄さんと一つに繋がったままで…兄さんの手で、今度こそ僕を殺してください」 「…瞬、何を言い出す!?」 「グレイテスト・エクリプスを止める、これが本当に最後の機会なんです!」 瞬が顔を上げて白い花のように微笑んで見せる。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/628
629: 冥王憑依異聞 [sage] 2014/09/29(月) 01:14:03.27 ID:seaGfNzRO 「兄さん…兄さんが自分だけでできないのなら…僕が手伝ってあげる…だから…」 瞬の両手が日に焼けた兄の大きな手を白く細い喉まで持ち上げる。 「僕を、殺して!」 一輝の両手に重ねられた瞬の手に力が入り、強く締め上げさせられる。 「兄さん…兄さん!…あぁ…僕、幸せだよ…」 苦しげな瞬の表情に愉悦が混じるのを認めながら、一輝は強く手を振りほどいた。 瞬の呆然とした顔が絶望へと変わっていく。 「兄さん…何故、いつも僕の望みを叶えてはくれないの…?」 大粒の涙が一輝の手の上に落ちた。 と同時に、瞬の柔らかな亜麻色の髪が漆黒に変わり始める。 『やはり、できぬか…憐れな臆病者よ。これでグレイテスト・エクリプスを阻止できる僅かな望みを再び無にしたのだぞ』 「ま…まさか…!?」 腕の中の弟の突然の豹変に背筋が凍りつく。 『これで今や完全に、瞬の肉体はこのハーデスのものとなった!髪の毛の一本に至るまで完璧にな!!』 深い闇の色の髪を雄々しく振り上げて冥王が立ち上がる。 『一輝よ、そなたは瞬を赤子のうちに余の手に渡すべきであったな。強情をはるから、兄弟で求め合い苦しむ羽目になったのだ…そなたが弟までをも獣の罪に落としたのだ!愚か者めが』 「俺は…俺達は、地獄に落ちる覚悟など、とっくの昔にできている!何と謗られようと、我が弟との絆、誰にも断ち切ることなどできん!!」 『そうか…では、幸せの極みでその命断たれること感謝せよ!…果報者め!!』 酷薄な笑みを浮かべ、ハーデスは容赦無い一撃で一輝を大階段の下まで吹き飛ばした。 これで邪魔する者を排除し完全に器を手に入れたはずであるのに、ハーデスの胸の内のざわつきは未だ消え去らない。 誰にも届かぬよう奥底へと沈めた魂に語りかける。 『瞬…そなたは、ひたむきに只一つの色に染まってしまっていた…それこそがそなたの純粋の証。そして今、その色から自由になったのだ…もう泣くでない…そなたの眠りは余が守る故、ゆっくりとお休み…』 瞬の意識が消えてさえ尚胸に残るざわつきが嫉妬であると、ハーデスに教える者は無い。 振り払うように顎を上げ、指示を出す。 『パンドラ、その男の身体、丁重に始末いたせ』 そして、背を向けた冥王の表情を知る者もまた、居なかった。 ― end ― 冥王様チェリー説反対派として、清らかフェチを性的に解釈してみた… http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/629
630: ほのぼのえっちさん [sage] 2014/09/29(月) 01:40:43.03 ID:seaGfNzRO 拙い文章にレスありがとうです。 お彼岸も過ぎたので、冥王様も引きこもった頃かと投下 …しかし、書き終わってから気付いても、どう修正して良いか分からず、そのままにしてしまった事が… これ最後は二人共に全裸かも…マヌケだぁ… パンドラちゃんにはセクハラ堪忍 ラダマンティスにはパワハラ堪忍 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/pinkcafe/1354020405/630
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