[過去ログ] 少年サンデーバトルロワイアル part6 (107レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
19: 2013/01/24(木)22:07 ID:G9R/R9/g(6/14) AAS
 
20: 2013/01/24(木)22:08 ID:xONgW/tp(1/4) AAS
?
21: 2013/01/24(木)22:08 ID:ChlxC/CU(1/8) AAS
    
22: 普通の子ども ◆hqLsjDR84w 2013/01/24(木)22:08 ID:wqitE5aZ(10/20) AAS
 
「…………」
「…………」
「…………よォ、しばらくぶりだな」
「…………あっ、バレた」

 なにがあったのかは定かではないが、なにかしらがあったのが明白だった。
 にもかかわらず、美神さんは素知らぬ顔で切り出す。

「悪いとは思うけど、間違ってたとは思ってないわよ。
 あの状況で残ってても話がこじれるだけだったし、面倒ごとに巻き込まれるのも好きじゃないもの」
「み、美神さぁん! なにしでしたんですかあ!?」
省34
23: 2013/01/24(木)22:08 ID:G9R/R9/g(7/14) AAS
 
24: 2013/01/24(木)22:08 ID:CL+SGBa9(2/4) AAS
しえん
25: 2013/01/24(木)22:08 ID:ChlxC/CU(2/8) AAS
     
26: 普通の子ども ◆hqLsjDR84w 2013/01/24(木)22:08 ID:wqitE5aZ(11/20) AAS
「将来の話じゃなくて、いま役立ってもらいてえんだよ。
 じゃなきゃ、こんだけの首輪をくれたヤツらに示しがつかねえだろ」

 ジャンさんが開いたリュックサックには、いくつもの首輪が入っていた。

「そういうことでしたら問題ありません。
 戦闘は発展途上ですが、工学知識のほうはすでに完成されていますよ」
「あァ?」

 露骨に眉をひそめるジャンさんに、僕は向き直る。
 僕自身は普通の子どもだが、僕の記憶は普通ではない。
 その自負は――ある。

「錬金術と工学の知識には自信があります」
省31
27: 2013/01/24(木)22:09 ID:G9R/R9/g(8/14) AAS
 
28: 2013/01/24(木)22:09 ID:ChlxC/CU(3/8) AAS
      
29: 2013/01/24(木)22:09 ID:xONgW/tp(2/4) AAS
?
30: 2013/01/24(木)22:09 ID:ChlxC/CU(4/8) AAS
    
31: 2013/01/24(木)22:09 ID:G9R/R9/g(9/14) AAS
 
32: 普通の子ども ◆hqLsjDR84w 2013/01/24(木)22:09 ID:wqitE5aZ(12/20) AAS
 そのもう一つの影は、僅かに結われた長い髪を揺らしている。
 朧さんと美神さんも髪は長いが結っておらず、おキヌさんに至っては『影ができない』。

 必然――僕の上に馬乗りになっているのは、ジャンさんということになる。

「落ち着けよ。
 この俺がキース・ブラックの言いなりになってるワケねーだろ」

 軽口を叩くような口調とは対照的に、僕の身体にかかる力は強くなった。
 腕どころか指一本動かない。
 これでは『分解』で逃れることも不可能だ。

「ただ、な。
 『才賀』ってヤツに痛い目見せられたあとだからな。
省33
33: 2013/01/24(木)22:09 ID:+G77EKdM(4/7) AAS
 
34: 普通の子ども ◆hqLsjDR84w 2013/01/24(木)22:10 ID:wqitE5aZ(13/20) AAS
 
 
 ◇ ◇ ◇

「――ってことだ」

 ジャンさんの話が終わる。
 終始押さえつけられていたせいで身体が痛むが、そんなことはどうでもいい。

「そういう……こと、ですか」

 ジャンさんのいう『不可解』は、僕にとって『不可解』でもなんでもなかった。
 つまり――いったいなにがあったのか、僕はすべてを理解した。
 おそらく、間違いはない。
省32
35: 2013/01/24(木)22:10 ID:G9R/R9/g(10/14) AAS
 
36: 2013/01/24(木)22:11 ID:CL+SGBa9(3/4) AAS
支援
37: 普通の子ども ◆hqLsjDR84w 2013/01/24(木)22:11 ID:wqitE5aZ(14/20) AAS
 
「僕はアイツの『器』になるべく、作られた子どもなんですよ。
 身体を乗っ取り新しい身体を得るために、僕は生み出された。
 僕という器に、アイツ自身を『転送(ダウンロード)』するためにッ」

 ぎりぎりと、身体の軋む音がする。
 痛い。本当に痛い。涙が出そうだ。
 でも泣かない。ここは泣くべきときじゃない。

「そんな大それたことが簡単にできるワケがない! ダウンロードは三つ段階を踏まねばならないんだ!
 第一段階で『記憶』を、第二段階で『人格』をダウンロードさせ、第三段階で『ミクスチャー』させて完了だ!
 でも僕は、おじいちゃんの手によってダウンロードは第一段階で済み――人格は僕自身のまま、アイツの記憶だけを手に入れたんだッ!!」
省31
38: 2013/01/24(木)22:11 ID:ChlxC/CU(5/8) AAS
    
1-
あと 69 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.140s*