反日キリスト教徒について (772レス)
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741: 2019/04/27(土)04:41 ID:xFTxOcV+(1) AAS
山本伸一は、フランシスコ・ザビエルの書簡集を読んで、世界広布の道が、いかに険路であるかを痛感した。
権勢を誇るローマ教皇庁とポルトガル国家の後ろ盾がある、宣教師のザビエルでも、海外布教の苦闘は、すさまじいものがある。
当時、創価学会は、会員も数千人の時代であり、なんの後ろ盾もない。しかも、布教の担い手は、無名の庶民である会員だ。
しかし、世界広宣流布は、日蓮大聖人の絶対の御確信であり、御遺命である。
ゆえに、伸一は、人を育て、時をつくりながら、世界広布の幕開けを待ったのである。
彼は、戸田城聖のもとで共に戦い、日本国内にあって、幾千、幾万、幾十万の仏子の陣列を築き上げていくなかで、次第に、世界広布を現実のものとする、強い確信がもてるようになっていった。
殉難を恐れずに弘教に生き抜く同志の、不撓不屈の実践と決意を目の当たりにしてきたからである。
折伏に励むと、殴られたり、鎌を持って追いかけられたり、村八分にされたりすることもあった。
それでも同志は、忍耐強く対話を重ね、地域に信頼の根を張り、喜々として広宣流布を推進していったのだ。
その姿に伸一は、地涌の菩薩の出現を、深く、強く、実感してきた。
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