[過去ログ] 若返る女・成長する少女10 [転載禁止]©bbspink.com [無断転載禁止]©bbspink.com (186レス)
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66: yumu 2021/06/04(金)15:25 ID:2G3hYwea(1/16) AAS
 今日は久しぶりに羽田さんちの桃花ちゃんがやってくる。
 羽田さんっていうのは、ママの学生時代からの親友で桃花ちゃんっていうのは娘さん。何年か前に来たときはヨチヨチ歩きが始まったばかりの時期で、愛くるしい表情だったしとっても可愛らしかった。
 今はたぶん四歳くらいになっているはずだけど、久しぶりに会う羽田さんと桃花ちゃんが来るのを楽しみにしていた。

「美緒、あなたまたそんな恰好で……」
 ママが私の着ている服に文句を言ってくるけど、いつもの事だ。
 私が着ているのは大好きなバンドであるヴァン・ムスーのライブTシャツだ。ちょっと派手かもしれないけれど、野外フェスに参加した時に購入したお気に入りの一着だ。
「あなたも、大人っぽい体になってきているんだから、そろそろ身だしなみを……」
「ハイハイ、次から気を付けまーす」
 私の名前は黒木美緒、今年で高校一年生になる。それなりの進学校にも通っているし、水泳部では一年生にしてレギュラーに選ばれている。
 ママの言う通り、高校生になってから身長は160cm代に突入したし、バストサイズもCカップになった。
省1
67: yumu 2021/06/04(金)15:30 ID:2G3hYwea(2/16) AAS
ピンポーン
 そうこうしているうちに、インターホンが鳴った。ママが出ると羽田さんと桃花ちゃんが我が家にやってきたみたい。
「おじゃましまーす」
 ドアを開けると、眼鏡をかけた長身で細身の羽田さんが笑顔で挨拶をする。羽田さんはアプリの開発会社に勤めていて結構偉い人みたいで、外見はいかにもシステムが得意そうな理系タイプ。
「おじゃまぁしまぁーしゅ」
「桃花ちゃん、かわいいぃ!」
 羽田さんの後ろから出てきた桃花ちゃんの可愛さに私は思わずときめいてしまう。
 まん丸のほっぺに、髪は左右に二つ結びで、おでこもキュートだし、洋服はアニメプリンセスのイラストが描かれたフリフリのワンピース、リボンもついているし、よく見れば靴下もポシェットもアニメプリンセス柄で統一されていた。
 以前あった時はまだ赤ちゃんだったのに、今はオシャレに目覚めた幼稚園児って感じで思わず頬ずりしたくなる。
「久しぶりね、羽田も桃花ちゃんもいらっしゃい」
省3
68: yumu 2021/06/04(金)15:46 ID:2G3hYwea(3/16) AAS
 家に上がってもらうと、羽田さんからお土産の焼き菓子をもらう。ここのってテレビで紹介されている有名店の奴だ!
「アラアラありがとう、ここの洋菓子高かったでしょう」
「気にしないでください、それに手ぶらじゃ悪いですし」
「お茶を入れるから座って待っていてね」
 ママがお茶を入れている間、私は桃花ちゃんに夢中だった。
「桃花ちゃんは何歳ですかぁ?」
「えっとねぇ、もうすぐね、よんさいになるのぉ」
 あぁーもう喋り方も可愛すぎる、クリクリのつぶらな瞳も、小さな口もまるで天使のようだ。
「桃花が入園した幼稚園も美緒ちゃんが通っている付属のところなのよ?」
「えぇー!知らなかったです、制服可愛いんですよね!」
省10
69: yumu 2021/06/04(金)15:58 ID:2G3hYwea(4/16) AAS
「ホラ、着ている服もバンバン何とかっていう変なミュージシャンにはまっちゃうし、身体はどんどん大きくなるし」
「だからヴァン・ムスーだって!」
「美緒ちゃんくらいの年なら好きな事が増える時期よね、殆ど大人みたいなものだし、なんたって美人さんだもん」
 羽田さんが色々と褒めてくれるので少し照れ臭くなる。
「うちの美緒なんて、年少さんになったのになかなか昼間のおむつも卒業できないし、心配毎ばっかりよぉ」
「あぁーっ!ママ!いわないでっ!!」
 未だおむつを履いているのが恥ずかしかったのか、桃花ちゃんが顔を赤くして怒る。そんな顔も可愛らしい。
「ホラ、おむつ何て卒業するのは個人差があるし、美緒だって小学生になってもおねしょしていたんだから」
「ちょっ、一年生の時に一回だけ失敗しただけじゃない!」
 私が慌てて注釈を加えると、ママと羽田さんはコロコロと笑いあい、それからしばらく談笑が続いた。
省11
70: yumu 2021/06/04(金)16:14 ID:2G3hYwea(5/16) AAS
 私の部屋はあまり広くないし、大好きなヴァン・ムスーのポスターとか貼ってあったけど、後は比較的勉強に必要なものと化粧品や雑誌ぐらいしか置いていなかった。
ただ、今日は桃花ちゃんと遊ぼうとアニメプリンセスの着せ替え人形セットを用意していたのだ。
「ほら、桃花ちゃん、これで遊ぼうか?」
「あっ!あそぶぅっ!」
 本当にアニメプリンセスが大好きみたいで、早速着せ替え人形セットに興味を持ってくれたみたいで、パッケージを開けて遊びだす。

 それから三十分ほどだろうか、桃花ちゃんは夢中でアニメプリンセス着せ替え人形セットで遊んでいて、私はおままごと的な感覚で一緒に遊んであげていた。
 すると、桃花ちゃんは思い出したように、持っていたポシェットからキッズ用のスマホを取り出す。
「あれ、桃花ちゃんもう携帯電話持っているの?」
「うん、えっとねぇ、でもぉ、アプリだけしかできないのぉ」
 なるほど、流石アプリ会社で働いている母親なだけあって、娘にもアプリゲームを触らせている様だった。
省24
71: yumu 2021/06/04(金)16:27 ID:2G3hYwea(6/16) AAS
「んっ……」
 目がチカチカしていたけれど、ようやく視界が戻ってきた……けど何か違和感があった。
 手に持っているスマホが……大きいように感じる。先ほどまで片手で持っていたのに、今では両手で持たなければいけないほど大きくなっている。
「…………あれっ!?」
 いや、スマホが大きくなった訳ではない!自分の手がとても小さくなっていることに気が付いて思わずスマホを落としてしまうが、それどころではない。
「…………あれっ……うっ、うそっ、嘘でしょっ!?」
 小さな手の平、顔を触ると柔らかい頬っぺたの感触、髪はいつの間にか二つ結びにされている。さっきまでライブTシャツを着ていたはずなのに、アニメプリンセスが描かれたフリフリのワンピースに身を包んでいる。
 それに……体が……とても小さい、胸にはブラなどしておらず肌着だけで、手を当てても膨らむ気配すらないまっ平な感触。水泳で鍛えられたしなやかな肉体美も、大人の身体へと成長していたボリュームも消え失せていた。
 これじゃあ、まるで…………。
「桃花ちゃんの身体じゃないっ!」
省30
72: 2021/06/04(金)16:42 ID:2G3hYwea(7/16) AAS
「いい加減にして!早く元に戻らないと!」
 私が怒鳴ったことで驚いたのか、桃花ちゃんは私を床に下す。怯えた瞳は、身体は大人になったが精神はまだ幼い桃花ちゃんのままだという事が分かる。

「さっきから大声出してどうしたのぉー?」
 ノック音の後に、私の部屋のドアが開き、ママと羽田さんが様子を見に来た。
お酒を飲んでいたからか二人とも若干顔が赤くなっていたけれど、これはチャンスだ。嘘のような話だけど事情を説明して元に戻らないと……。
「あ、あの、ママ、こんな身体だけど私は美緒なの!」
「えっ……うん、いつもの美緒じゃない、それよりも桃花ちゃんに怒鳴っていなかった?」
「ごめんなさいねぇ、こんなに体が大きくても未だ四歳だから、美緒ちゃん小柄だから大変だったでしょ?」
 えっ……えっ……ど、どう言う事?
「あのね、ママぁ、さっきね、アプリでね、しゃしんとったのぉ」
省22
73: yumu 2021/06/04(金)17:08 ID:2G3hYwea(8/16) AAS
 確かに、小さいころから成長が遅くて……中学生になっても小学生にすら見られなくて……身長は108cmしかないけど、110cmってサバよんでいるし、洋服はいつも子供服しか着られないし、初潮も来なくて胸だってぺったんこのままで……。
「ち、違うっ!」
 私は思わず頭を振って記憶を否定する。何故か今までの事を思い出そうとすると、この幼い体で生活してきた経験が呼び起こされる。
「それにしても桃花ちゃんは、成長が早くて泳ぎも上手いんでしょ?」
「そうそう、スイミングに通ったばかりなのに上達も早くて、今は高校の水泳部の人たちと一緒に自由形の練習をしているんだから、とても四歳には思われなくて……」
 羽田さんが心配そうな表情を浮かべる。だがそれは違っている。
「違います、それは私の身体で、泳ぎが上手いのも私です!」
「コラ!美緒はまだスイミングのアヒルクラスでしょーちょっとは桃花ちゃんを見習いなさいよ」
 ママに叱られて私は口ごもる。だが、そんなのは事実じゃない!
 確かに私はスイミングのアヒルクラスで……水に顔をつけたり、水の底のおもちゃを取ったりは出来るけど……アームヘルパーをつけてのバタ足が出来なくて……溺れそうで怖くなって合格できなくて。
省25
74: yumu 2021/06/04(金)17:28 ID:2G3hYwea(9/16) AAS
 それに小さな体だからか、どこか落ち着かない。ムズムズとするような、下腹部が圧迫されるような……何だっけこの感覚?
 チョロッ……
「っっっ!?」
 私は秘部から漏れ出す暖かい液体の感覚に思わず前かがみになる。そうよ、何で気づかなかったんだろう、この感覚って尿意じゃない!
 それに……こんなチビりそうなほど限界になるまで気づけなかったなんて……これってもしかして、おむつが卒業できない桃花ちゃんの身体だから!?
「どうしたの美緒、さっきから変よ?」
「えっ、う、うん……だ、大丈夫だから先に行っていて」
「そう?」
 私はもじもじと、太ももをすり合わせながら、部屋から出ていくように促す。
 尿意の感覚に気づけず、少しだけ漏らしちゃったなんて言えるはずが無かった。とりあえず三人を先に行かせて、さっさとトイレを済ませてしまおう。
省36
75: yumu 2021/06/04(金)17:35 ID:2G3hYwea(10/16) AAS
 その後の事はよく覚えていない、食事をしても味覚も変わっていてワサビとか辛いものは食べれなくなっているし、お気に入りだった洋服は全て四歳児が着るような可愛らしい……けど高校生の私が着るにはあまりにも幼稚なデザインのものに変わっていたし。
 スマホの写真やアルバム、中学の卒業写真を見ても、どれも私が幼い体のまま過ごしていたという内容に改変されていた。
逆に桃花ちゃんは生まれてから凄いスピードで成長して三歳にして中学生くらいの体格、幼稚園に入園するときはまるで高校の入学式みたいだったという内容に変わっていた。
 結局元に戻れないまま、羽田さんと桃花ちゃんは帰ることになり、私は本当に小さな幼児のように二人に帰らないでと必死で食い止めた。
 だけど結局ママに我がまま言わないのと叱られて、高校生なのに四歳児の身体のまま取り残されてしまった。
76: yumu 2021/06/04(金)17:50 ID:2G3hYwea(11/16) AAS
 ピピピピピピピピ
 耳元で、スマホから電子音が響き渡る。
あれから一週間。
 私は朝日の光を浴びながら、スマホのアラームを止める。
ぐっすり眠った気持ち良さとは別に、何かを出し切ったようなスッキリとした感覚を覚えると、じっとりとお尻部分まで濡れた紙おむつの不快感が目覚めていくのと同時に伝わってくる。
 ハートが散りばめられたピンク色の布団から抜け出すと、下半身を包むおねしょの不快感に身を震わせる。
それは気持ち悪さと、今日もこの体で生活しなくてはいけないという怒りの震えだった。

 スマホアプリの「StyleChange」で身体が入れ替わり、私と桃花ちゃんの環境も知らない間に色々と変化していた。
 家にある椅子はチャイルドチェアになっていたし、洋服も下着も全て四歳児の女の子が着るようなもの、それは当たり前だけど幼いデザインのものばかりで、桃花ちゃんの好みそのままでアニメプリンセスが描かれたものが多かった。
 家には私が過ごしやすいように子供用の踏み台がいたるところに置かれているし、お箸も歯ブラシも靴も下着も全てが、覚えのない四歳の身体に適したものに変化していた。
省16
77: yumu 2021/06/04(金)18:03 ID:2G3hYwea(12/16) AAS
 以前までは自転車で通学をしていたけれど、今はママに送り迎えをしてもらっている。車には知らない間に私が座る様にチャイルドシートが備えられていた。
 学校での扱いは以前のものとはガラリと変わってしまっていた。
席はクラスの一番後ろで、普通の机と椅子では座れるわけが無いので、私専用のチャイルドチェアが置かれている。テーブルと一体化しているもので、座ったその姿は食事をする赤ちゃんのように見えるだろう。

 もちろんクラス全員、私はもともと幼児の様な小さい体で合ったと認識しているし、私に対する対応も変化している。
「おはよー美緒、今日も可愛いねぇ」
「美緒ちゃーん、新しく出たアニメプリンセスゲーム知っている?」
「美緒に合いそうな洋服を作ったから後で試着してみてよぉ」
 私のクラスでの立ち位置も文武両道の優等生というポジションから、見た目は幼女の秀才というクラスのマスコット的な立場に変わっていた。
 それに趣味や嗜好も桃花ちゃんのものを引き継いでしまっているみたいで、アニメプリンセスが大好きなのはもちろん、ドラマは見ても興味がわかなくなり、幼児向けの教育番組を自然と見るようになった。
 そのため、同じ高校一年生のクラスメイトとは勉強以外の話が合わなくなってしまった。
省3
78: yumu 2021/06/04(金)18:15 ID:2G3hYwea(13/16) AAS
「あぅっ……」
 尿意の感覚が鈍くなっているため気づけかずに授業が始まってしまい、しばらくした後尿意が少し強まる、何分かは頑張って我慢するのだが、チャイルドチェアから降りれずにそのまま耐えきれず紙おむつの中に生暖かい液体が溢れ出す。
 四歳の未熟な身体では高校の長い授業の時間に耐えうるだけの膀胱は備わっていないし、そもそもがお漏らししやすい体質になってしまっているので抗う術を持っていなかった。
 ベットリと濡れた下腹部の気色悪さに耐えながら、授業を終えると着替えの入っている袋を持って女子トイレに入る。
 高校のトイレは今の私には巨大すぎる、トイレの便座に座れば落っこちてしまいそうだし、蛇口や鏡は頭の上だ。
 個室に入り、何とか鍵をかけて新しい紙おむつに履きなおす。制服の時はまだ良い方で、体育の授業は高校生が着る紺色の体操着ではなく、赤い園児用の運動着で、身体のシルエットが出やすいため、腰回りが不自然に膨らんだ姿はあまりにも情けなさすぎた。
 きっとクラスのみんなも私がおむつの世話になっていることなどとっくに知っているのだろうが、暗黙の了解として誰もからかう人はいなかった。
 トイレから出ると、私のはるか頭上で同じクラスの女の子がメイクを治していた。以前までは私もああやってオシャレに精を出していたのかと思うと寂しくなる。
 私の存在気付いた女の子は、気を使ってなのか、抱っこをして私の手を洗わせてくれた。

 授業が全て終わり、帰りは学校の駐車場にママの車が止まっているので、合図をして開けてもらう。
省21
79: yumu 2021/06/04(金)18:27 ID:2G3hYwea(14/16) AAS
 このままだとアヒルクラスを合格するのはまだ先みたいで、今日何十回目かの溜息を吐きながら着替えを終えると、スマホにはママからお迎えが少し遅れると連絡が入っていた。

 紙おむつを履いて特別に用意された幼稚園の制服に身を包む。アニメプリンセスの靴を履いて外に出ると日が暮れる寸前だった。
「あ、おねえちゃん……」
 今の私の事をお姉ちゃんと呼ぶ人は限られる。
「あ、桃花ちゃん……」
 そこには、私の身体になった泣きそうな表情の桃花ちゃんが立っていた。

 自販機でジュースを買ってあげると、見学室でしばらく話すことにした。と言っても、私は背が低いのでお金を入れて購入ボタンを押したのは桃花ちゃんだけど。
「桃花ちゃんも大変?」
「うん……あのね、みんな、ももかとはあそんでくれないの」
 確かに、高校生の身体を持った桃花ちゃんでは手加減をしないとボール遊びも鬼ごっこも務まらないだろう。全力で遊びたい年頃なのに、皆と同じように遊べないのは辛いと同情する。
省30
80: yumu 2021/06/04(金)18:33 ID:2G3hYwea(15/16) AAS
 それからさらに一か月後
「桃花ちゃん!ちょっと待ってぇ!」
「おねえちゃん!こっちこっちぃ!」
 私たち二人は近所に新しく出来た大型のショッピングモールに来ていた。
 桃花ちゃんは私が選んだ飛び切りのオシャレコーデで、暑くなってきたこの時期に合わせてお気に入りのサマーセーターに足が長く見えるフレアスカート、足元はこの間買ったばかりのダッドシューズ。
全体的に少し大人びているけれど、160cmを超えている桃花ちゃんにはピッタリだった。顔はすっぴんだったので、さっき私が軽くメイクをしてあげた。
 一方私は、桃花ちゃんが選んだピンク色のショートサロペットにシャツは袖にフリルが施されてアニメプリンセスが描かれているもの。水玉のタイツは足首にリボンが付いた可愛らしいもので、靴もパープルのアニメプリセスモデル。
 少し髪が伸びてきたからか、ヘアスタイルは二つ結びからお団子ヘアになっている。桃花ちゃんとは反対に、メイクした顔は桃花ちゃんコーデと不釣り合いだったので落としている。

 そう、元に戻る方法が分かってから私たちは定期的に体を入れ替えて遊んでいた。
「あっおねえちゃん、これほしいなぁ!」
省18
81
(1): yumu 2021/06/04(金)18:39 ID:2G3hYwea(16/16) AAS
 キッズ用のお手洗いは小さい児童用のトイレや低く設置されて手洗い場があり、紙おむつの交換代もある。
 立たせて履き替えさせるタイプのおむつ交換代に靴を脱いで上がると、桃花ちゃんがバッグから新しい紙おむつを取り出してくれる。
「あっ、これじゃあ下半身丸出しになっちゃうね」
 私が思わず呟く。
ワンピースやスカートならともかく、オーバーオールの様なサロペットは脱ぐと下半身は紙おむつとタイツだけになってしまい、他人が見ればおむつを汚してしまった事が一目で分かってしまう。
「はい、おねえちゃん、あしあげてぇ」
 桃花ちゃんは自分の身体とはいえ、おむつ交換に慣れてきたようで、手際が良くなっている。
「桃花ちゃん、ごめんね」
 濡れた紙おむつを脱ぎお尻を拭いてもらいながら私は桃花ちゃんに何となく謝った。
「えっ、どうしてぇ?」
省19
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