[過去ログ] 若返る女・成長する少女10 [転載禁止]©bbspink.com [無断転載禁止]©bbspink.com (186レス)
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71: yumu 2021/06/04(金)16:27 ID:2G3hYwea(6/16) AAS
「んっ……」
 目がチカチカしていたけれど、ようやく視界が戻ってきた……けど何か違和感があった。
 手に持っているスマホが……大きいように感じる。先ほどまで片手で持っていたのに、今では両手で持たなければいけないほど大きくなっている。
「…………あれっ!?」
 いや、スマホが大きくなった訳ではない!自分の手がとても小さくなっていることに気が付いて思わずスマホを落としてしまうが、それどころではない。
「…………あれっ……うっ、うそっ、嘘でしょっ!?」
 小さな手の平、顔を触ると柔らかい頬っぺたの感触、髪はいつの間にか二つ結びにされている。さっきまでライブTシャツを着ていたはずなのに、アニメプリンセスが描かれたフリフリのワンピースに身を包んでいる。
 それに……体が……とても小さい、胸にはブラなどしておらず肌着だけで、手を当てても膨らむ気配すらないまっ平な感触。水泳で鍛えられたしなやかな肉体美も、大人の身体へと成長していたボリュームも消え失せていた。
 これじゃあ、まるで…………。
「桃花ちゃんの身体じゃないっ!」
省30
72: 2021/06/04(金)16:42 ID:2G3hYwea(7/16) AAS
「いい加減にして!早く元に戻らないと!」
 私が怒鳴ったことで驚いたのか、桃花ちゃんは私を床に下す。怯えた瞳は、身体は大人になったが精神はまだ幼い桃花ちゃんのままだという事が分かる。

「さっきから大声出してどうしたのぉー?」
 ノック音の後に、私の部屋のドアが開き、ママと羽田さんが様子を見に来た。
お酒を飲んでいたからか二人とも若干顔が赤くなっていたけれど、これはチャンスだ。嘘のような話だけど事情を説明して元に戻らないと……。
「あ、あの、ママ、こんな身体だけど私は美緒なの!」
「えっ……うん、いつもの美緒じゃない、それよりも桃花ちゃんに怒鳴っていなかった?」
「ごめんなさいねぇ、こんなに体が大きくても未だ四歳だから、美緒ちゃん小柄だから大変だったでしょ?」
 えっ……えっ……ど、どう言う事?
「あのね、ママぁ、さっきね、アプリでね、しゃしんとったのぉ」
省22
73: yumu 2021/06/04(金)17:08 ID:2G3hYwea(8/16) AAS
 確かに、小さいころから成長が遅くて……中学生になっても小学生にすら見られなくて……身長は108cmしかないけど、110cmってサバよんでいるし、洋服はいつも子供服しか着られないし、初潮も来なくて胸だってぺったんこのままで……。
「ち、違うっ!」
 私は思わず頭を振って記憶を否定する。何故か今までの事を思い出そうとすると、この幼い体で生活してきた経験が呼び起こされる。
「それにしても桃花ちゃんは、成長が早くて泳ぎも上手いんでしょ?」
「そうそう、スイミングに通ったばかりなのに上達も早くて、今は高校の水泳部の人たちと一緒に自由形の練習をしているんだから、とても四歳には思われなくて……」
 羽田さんが心配そうな表情を浮かべる。だがそれは違っている。
「違います、それは私の身体で、泳ぎが上手いのも私です!」
「コラ!美緒はまだスイミングのアヒルクラスでしょーちょっとは桃花ちゃんを見習いなさいよ」
 ママに叱られて私は口ごもる。だが、そんなのは事実じゃない!
 確かに私はスイミングのアヒルクラスで……水に顔をつけたり、水の底のおもちゃを取ったりは出来るけど……アームヘルパーをつけてのバタ足が出来なくて……溺れそうで怖くなって合格できなくて。
省25
74: yumu 2021/06/04(金)17:28 ID:2G3hYwea(9/16) AAS
 それに小さな体だからか、どこか落ち着かない。ムズムズとするような、下腹部が圧迫されるような……何だっけこの感覚?
 チョロッ……
「っっっ!?」
 私は秘部から漏れ出す暖かい液体の感覚に思わず前かがみになる。そうよ、何で気づかなかったんだろう、この感覚って尿意じゃない!
 それに……こんなチビりそうなほど限界になるまで気づけなかったなんて……これってもしかして、おむつが卒業できない桃花ちゃんの身体だから!?
「どうしたの美緒、さっきから変よ?」
「えっ、う、うん……だ、大丈夫だから先に行っていて」
「そう?」
 私はもじもじと、太ももをすり合わせながら、部屋から出ていくように促す。
 尿意の感覚に気づけず、少しだけ漏らしちゃったなんて言えるはずが無かった。とりあえず三人を先に行かせて、さっさとトイレを済ませてしまおう。
省36
75: yumu 2021/06/04(金)17:35 ID:2G3hYwea(10/16) AAS
 その後の事はよく覚えていない、食事をしても味覚も変わっていてワサビとか辛いものは食べれなくなっているし、お気に入りだった洋服は全て四歳児が着るような可愛らしい……けど高校生の私が着るにはあまりにも幼稚なデザインのものに変わっていたし。
 スマホの写真やアルバム、中学の卒業写真を見ても、どれも私が幼い体のまま過ごしていたという内容に改変されていた。
逆に桃花ちゃんは生まれてから凄いスピードで成長して三歳にして中学生くらいの体格、幼稚園に入園するときはまるで高校の入学式みたいだったという内容に変わっていた。
 結局元に戻れないまま、羽田さんと桃花ちゃんは帰ることになり、私は本当に小さな幼児のように二人に帰らないでと必死で食い止めた。
 だけど結局ママに我がまま言わないのと叱られて、高校生なのに四歳児の身体のまま取り残されてしまった。
76: yumu 2021/06/04(金)17:50 ID:2G3hYwea(11/16) AAS
 ピピピピピピピピ
 耳元で、スマホから電子音が響き渡る。
あれから一週間。
 私は朝日の光を浴びながら、スマホのアラームを止める。
ぐっすり眠った気持ち良さとは別に、何かを出し切ったようなスッキリとした感覚を覚えると、じっとりとお尻部分まで濡れた紙おむつの不快感が目覚めていくのと同時に伝わってくる。
 ハートが散りばめられたピンク色の布団から抜け出すと、下半身を包むおねしょの不快感に身を震わせる。
それは気持ち悪さと、今日もこの体で生活しなくてはいけないという怒りの震えだった。

 スマホアプリの「StyleChange」で身体が入れ替わり、私と桃花ちゃんの環境も知らない間に色々と変化していた。
 家にある椅子はチャイルドチェアになっていたし、洋服も下着も全て四歳児の女の子が着るようなもの、それは当たり前だけど幼いデザインのものばかりで、桃花ちゃんの好みそのままでアニメプリンセスが描かれたものが多かった。
 家には私が過ごしやすいように子供用の踏み台がいたるところに置かれているし、お箸も歯ブラシも靴も下着も全てが、覚えのない四歳の身体に適したものに変化していた。
省16
77: yumu 2021/06/04(金)18:03 ID:2G3hYwea(12/16) AAS
 以前までは自転車で通学をしていたけれど、今はママに送り迎えをしてもらっている。車には知らない間に私が座る様にチャイルドシートが備えられていた。
 学校での扱いは以前のものとはガラリと変わってしまっていた。
席はクラスの一番後ろで、普通の机と椅子では座れるわけが無いので、私専用のチャイルドチェアが置かれている。テーブルと一体化しているもので、座ったその姿は食事をする赤ちゃんのように見えるだろう。

 もちろんクラス全員、私はもともと幼児の様な小さい体で合ったと認識しているし、私に対する対応も変化している。
「おはよー美緒、今日も可愛いねぇ」
「美緒ちゃーん、新しく出たアニメプリンセスゲーム知っている?」
「美緒に合いそうな洋服を作ったから後で試着してみてよぉ」
 私のクラスでの立ち位置も文武両道の優等生というポジションから、見た目は幼女の秀才というクラスのマスコット的な立場に変わっていた。
 それに趣味や嗜好も桃花ちゃんのものを引き継いでしまっているみたいで、アニメプリンセスが大好きなのはもちろん、ドラマは見ても興味がわかなくなり、幼児向けの教育番組を自然と見るようになった。
 そのため、同じ高校一年生のクラスメイトとは勉強以外の話が合わなくなってしまった。
省3
78: yumu 2021/06/04(金)18:15 ID:2G3hYwea(13/16) AAS
「あぅっ……」
 尿意の感覚が鈍くなっているため気づけかずに授業が始まってしまい、しばらくした後尿意が少し強まる、何分かは頑張って我慢するのだが、チャイルドチェアから降りれずにそのまま耐えきれず紙おむつの中に生暖かい液体が溢れ出す。
 四歳の未熟な身体では高校の長い授業の時間に耐えうるだけの膀胱は備わっていないし、そもそもがお漏らししやすい体質になってしまっているので抗う術を持っていなかった。
 ベットリと濡れた下腹部の気色悪さに耐えながら、授業を終えると着替えの入っている袋を持って女子トイレに入る。
 高校のトイレは今の私には巨大すぎる、トイレの便座に座れば落っこちてしまいそうだし、蛇口や鏡は頭の上だ。
 個室に入り、何とか鍵をかけて新しい紙おむつに履きなおす。制服の時はまだ良い方で、体育の授業は高校生が着る紺色の体操着ではなく、赤い園児用の運動着で、身体のシルエットが出やすいため、腰回りが不自然に膨らんだ姿はあまりにも情けなさすぎた。
 きっとクラスのみんなも私がおむつの世話になっていることなどとっくに知っているのだろうが、暗黙の了解として誰もからかう人はいなかった。
 トイレから出ると、私のはるか頭上で同じクラスの女の子がメイクを治していた。以前までは私もああやってオシャレに精を出していたのかと思うと寂しくなる。
 私の存在気付いた女の子は、気を使ってなのか、抱っこをして私の手を洗わせてくれた。

 授業が全て終わり、帰りは学校の駐車場にママの車が止まっているので、合図をして開けてもらう。
省21
79: yumu 2021/06/04(金)18:27 ID:2G3hYwea(14/16) AAS
 このままだとアヒルクラスを合格するのはまだ先みたいで、今日何十回目かの溜息を吐きながら着替えを終えると、スマホにはママからお迎えが少し遅れると連絡が入っていた。

 紙おむつを履いて特別に用意された幼稚園の制服に身を包む。アニメプリンセスの靴を履いて外に出ると日が暮れる寸前だった。
「あ、おねえちゃん……」
 今の私の事をお姉ちゃんと呼ぶ人は限られる。
「あ、桃花ちゃん……」
 そこには、私の身体になった泣きそうな表情の桃花ちゃんが立っていた。

 自販機でジュースを買ってあげると、見学室でしばらく話すことにした。と言っても、私は背が低いのでお金を入れて購入ボタンを押したのは桃花ちゃんだけど。
「桃花ちゃんも大変?」
「うん……あのね、みんな、ももかとはあそんでくれないの」
 確かに、高校生の身体を持った桃花ちゃんでは手加減をしないとボール遊びも鬼ごっこも務まらないだろう。全力で遊びたい年頃なのに、皆と同じように遊べないのは辛いと同情する。
省30
80: yumu 2021/06/04(金)18:33 ID:2G3hYwea(15/16) AAS
 それからさらに一か月後
「桃花ちゃん!ちょっと待ってぇ!」
「おねえちゃん!こっちこっちぃ!」
 私たち二人は近所に新しく出来た大型のショッピングモールに来ていた。
 桃花ちゃんは私が選んだ飛び切りのオシャレコーデで、暑くなってきたこの時期に合わせてお気に入りのサマーセーターに足が長く見えるフレアスカート、足元はこの間買ったばかりのダッドシューズ。
全体的に少し大人びているけれど、160cmを超えている桃花ちゃんにはピッタリだった。顔はすっぴんだったので、さっき私が軽くメイクをしてあげた。
 一方私は、桃花ちゃんが選んだピンク色のショートサロペットにシャツは袖にフリルが施されてアニメプリンセスが描かれているもの。水玉のタイツは足首にリボンが付いた可愛らしいもので、靴もパープルのアニメプリセスモデル。
 少し髪が伸びてきたからか、ヘアスタイルは二つ結びからお団子ヘアになっている。桃花ちゃんとは反対に、メイクした顔は桃花ちゃんコーデと不釣り合いだったので落としている。

 そう、元に戻る方法が分かってから私たちは定期的に体を入れ替えて遊んでいた。
「あっおねえちゃん、これほしいなぁ!」
省18
81
(1): yumu 2021/06/04(金)18:39 ID:2G3hYwea(16/16) AAS
 キッズ用のお手洗いは小さい児童用のトイレや低く設置されて手洗い場があり、紙おむつの交換代もある。
 立たせて履き替えさせるタイプのおむつ交換代に靴を脱いで上がると、桃花ちゃんがバッグから新しい紙おむつを取り出してくれる。
「あっ、これじゃあ下半身丸出しになっちゃうね」
 私が思わず呟く。
ワンピースやスカートならともかく、オーバーオールの様なサロペットは脱ぐと下半身は紙おむつとタイツだけになってしまい、他人が見ればおむつを汚してしまった事が一目で分かってしまう。
「はい、おねえちゃん、あしあげてぇ」
 桃花ちゃんは自分の身体とはいえ、おむつ交換に慣れてきたようで、手際が良くなっている。
「桃花ちゃん、ごめんね」
 濡れた紙おむつを脱ぎお尻を拭いてもらいながら私は桃花ちゃんに何となく謝った。
「えっ、どうしてぇ?」
省19
82: 2021/06/11(金)02:51 ID:Q9h7A7aP(1) AAS
>>81
すばらしい!
83: 2021/09/07(火)15:08 ID:F5P34JUr(1/2) AAS
920 :名無しさん@ピンキー:2011/07/14(木) 18:33:24.15 ID:WuQQ/aM9
「ふ〜、満足満足♪」
「皆さん、ご協力感謝します」

  一仕事終えた姉妹の周りでは、先ほど助けた男の人たちが幸せそうな表情で倒れていま
した。

「さて、そろそろ来るかな〜 ……んっ!」
「あ、うんっ……! き、来ましたね……」

  唐突に艶っぽい息を漏らすマリモとルイーニ。 それを合図として、彼女達の体は徐々に
変化を始めました。

「あ、う、んん……」
省12
84
(1): 2021/09/07(火)15:08 ID:F5P34JUr(2/2) AAS
921 :名無しさん@ピンキー:2011/07/14(木) 18:34:12.47 ID:WuQQ/aM9

  二人は取り込んだ精気の量に応じて、体型と能力が大きく変わるのです。 本来の姿
がどちらなのかはちょっと判りません。

「ふぅ…… よ〜し、これならクュッパなんか敵じゃないわ!」
「姉さん、油断は禁物よ」

  こうして持てる力を全て発揮できる様になったマリモとルイーニは、颯爽とクュッパ軍
団との戦いに赴くのでした。

  しかし……
省15
85: 2022/02/28(月)01:03 ID:6Bdulvv3(1) AAS
画像リンク[jpg]:i.imgur.com
画像リンク[jpg]:i.imgur.com
画像リンク[jpg]:i.imgur.com
86: 2022/03/02(水)19:03 ID:WUv7P/sZ(1) AAS
とりあえずこっちでいいのかな
避難所で名前が出てた「D・Dバスター」、前から名前は知ってたから
この機会に国会図書館から取り寄せてみたけど残念ながら膨乳はするけど胸以外には変化はないからAPモノではなかった
全3話で3話とも結構丁寧に膨乳描写があるから膨乳も好きな人は試しに取り寄せてみてもいいかもしれない

ある程度詳細がわかってれば有料だけど絶版でも国会図書館の遠隔複写サービスでネットから本の複写取り寄せられるからおすすめ
肝心なAP・ARに該当しそうな作品の情報を持ってないからなんともだけど・・・
87: 2022/03/02(水)19:36 ID:g6cxOT2R(1) AAS
国会図書館でヒミツのわんタッチの単行本未収録分読んだわ
88
(1): 2022/03/17(木)23:08 ID:i4DD1lcr(1/2) AAS
神童セフィリアの下剋上プログラム 48話後編
外部リンク:gammaplus.takeshobo.co.jp

敵として現れたルローラが魔力切れでAR
89: 2022/03/17(木)23:13 ID:i4DD1lcr(2/2) AAS
>>88
スマン、正しくは28話後編だった
90: 2022/04/04(月)00:35 ID:g27dpO+H(1/2) AAS
Twitterのアカウントを探しているんだけど、
おっさん?お兄さんがロリになったかコスプレしてるかなんだけど、たまに大人のお姉さんになるアカウントを探してます。わかる人いたら教えて下さい。
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