【イチャ】NARUTOのエロパロ21【パラ】 [転載禁止]©bbspink.com (261レス)
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20: 2015/03/05(木)21:07 ID:081nD0hl(1/10) AAS
「トネリでネトリ」の者です、寝取りものの続編投下します
無理な方はタイトルNGお願いします「続・トネリでネトリ」
長いので前後編に分けてます、今日は前半のみ投下

以下注意点
・トネリ×ヒナタ(トネリ→ヒナタ→ナルトだけどヒナタがトネリに傾く描写あり)
・映画及び小説のネタバレ(これらの内容を知っている前提で書いてある)
・寝取り、長い、暗め、捏造、前回の続き
前回のあらすじ 悔しいっ!でも感じちゃう!

前編は心理描写とエロシチュへ持っていく流れに内容を割いているのでエロはほぼなし
肝心のエロは後編に偏ってしまったのでエロのみ読むなら前編は読まなくてもいいかもしれない
21: 続・トネリでネトリ 前編 1/8 2015/03/05(木)21:08 ID:081nD0hl(2/10) AAS
 早朝、人工太陽の白い光が窓から差し込み、長い廊下にまばゆい光が満ちる。
 埃の粒がキラキラと舞う中、傀儡の侍女がシーツを運んで歩いてゆく。
 そんな清々しい空気が漂う場面に不釣合いな、重なり合うシルエットがあった。

「あぅっ! こん、なっ、ところで…! だめだよぉ…っ」
「どう、してっ…。誰も…いないよ…」

 服装の乱れたヒナタが壁を背に、トネリに押さえつけられた状態で激しく腰を打ち付けられていた。
 胸元は中途半端にはだけ、ショートパンツと下着は既に地に落ちている。
 オーバーニーソックスに、丸出しにされた秘所が映え、その姿は実に卑猥だった。
 トネリはヒナタの片足を持ち上げながら、奥を執拗に責めた。肉の擦れる音が廊下に響く。
「ひぁっ!」
省24
22: 続・トネリでネトリ 前編 2/8 2015/03/05(木)21:09 ID:081nD0hl(3/10) AAS
 ヒナタはトネリとの行為を受け入れ始めていた。
 もちろん抵抗がないわけではなかった。あれからよりいっそう、罪悪感は強まった。
 だからこそ快楽に逃避しているのかもしれない、それとも悲劇に酔っているのか……。
 ただひとつだけ確かなのは、トネリの熱情的な視線を拒めない…と言うことだけだった。

『調和を望み、葛藤を避け、相手に合わせることにまるで抵抗が無い――』
 かつてネジに言われた自分のダメなところだ、全く直っていない。
 だからここにいるのだし、こんなことをしているのだとヒナタは思った。
(ごめっ…なさい…、でもっ…)
「ふぁぁぁ、きもちいいのぉっ…!」

 自分を求めるその姿に、トネリの口が緩む。
省19
23: 続・トネリでネトリ 前編 3/8 2015/03/05(木)21:11 ID:081nD0hl(4/10) AAS
 広い食卓、傀儡の給仕人が置物のように壁に立つその部屋にヒナタとトネリは腰を落ち着けた。
 テーブルで向かい合う二人。
 トネリの顔は何事もなかったかのように涼やかだ。疲れを知らないのだろうか。
 眠る前、起きた後と、続けざまに迫られたヒナタは午前中は腰が抜け、立つ事もままならなかった。
 体力が回復してきたとはいえ、今も腰に力が入らない。

 食事が運ばれる中、ヒナタはうつむく。視界に映るのは自分の腿。
 腿から足の付け根を眺めていると、トネリとの情事が思い出された。
 この恥ずかしい場所に何度も侵入を許してしまった――。

『おまえのことが好きだ』

 ナルトの告白に一瞬でも夢を見た。
省21
24: 続・トネリでネトリ 前編 4/8 2015/03/05(木)21:13 ID:081nD0hl(5/10) AAS
 晩餐で探りを入れたヒナタは、ハムラの神殿に目をつけた。
 ヒナタの腹の底を知ってか知らぬか、トネリは彼女をそこへ案内する。
(転生眼はここに…?)
 怪しまれないよう自然に振舞う。不意に、ひやりとした冷たい感触がヒナタの手を包み込んだ。
「っ!」

 トネリの手だ。反射的に身体が跳ね上がる。
 つながった手のひらからトネリの顔へと、恐る恐る視線を移す。怖いくらい柔らかな笑みだった。
 地球滅亡を企てる男とは程遠いように思わせる、現実感の湧かない表情。
「さあ、こっちだ」
 手を引くトネリに引っ張られるように、ヒナタは後を追う。
省21
25: 続・トネリでネトリ 前編 5/8 2015/03/05(木)21:15 ID:081nD0hl(6/10) AAS
「ヒナタ……」

 しなやかなヒナタの腕が引かれ、彼女の体はトネリの胸の中にすっぽりと納まった。
「こっ、ここじゃダメだよ……っ」
「はは、わかっているさ。ここは神聖な場だからな」
 トネリの腕の中で、慌てふためくヒナタの顔が真っ赤になった。

 トネリがヒナタに触れるのは行為がはじまるサイン。
 そう身体が覚えてしまい、抱かれるのだと勘違いしてしまった。
 これではまるで自分から求めているようではないか。この男の前で乱れるよりもずっと…恥ずかしかった。
 ヒナタを抱きしめる力が強くなる。軋むような痛みにヒナタは悲鳴を上げた。
「ああ、すまない。こうかな」
省22
26: 続・トネリでネトリ 前編 6/8 2015/03/05(木)21:16 ID:081nD0hl(7/10) AAS
  ***

「なにをしている、ヒナタ」
 青ざめた顔で立つトネリ。その声は抑揚こそないが、冷たい怒りを発していた。
 巨大な球体が浮かぶ転生の間で、対峙する二人。

 転生眼は確かにヒナタの読み通りの場所にあった。
 隙を見て事を進めようとしたが、ここは敵の居城。ヒナタの行動など筒抜けだった。
 わかった上で、博打に出た。結果、失敗に終わった。
 警備していた傀儡どもを一人で相手するには分が悪すぎた。
 傀儡に押さえつけられ、身動きの取れなくなったヒナタが吠える。

「転生眼は…破壊すべきです……!」
省21
27: 続・トネリでネトリ 前編 7/8 2015/03/05(木)21:18 ID:081nD0hl(8/10) AAS
「いままで真実だと思っていたことが、本当の事じゃないなんて…受け入れにくいよね…。
 でも、耳を傾けて欲しいの、考えて欲しいの。間違いは誰にもあることだもの、私にも……」
 静寂があたり一帯を包む。吸い込まれるような白い瞳を真っ直ぐ向けられ、トネリは押し黙った。

「……私はね、白眼の姫だなんて立派なものじゃない。だって子供の頃おちこぼれって言われてたもの。
 次期当主なのにそれでどうする、おどおどするな、自覚が足りない、いつも言われていた…。
 才能のある妹が生まれると、比較もされた。私は何をやってもダメだった」
 トネリが静かに聴いているのを確認すると、ヒナタは続けた。

「妹がずるいと思った。私の方が先に産まれたのに、父様に目を掛けられるのはいつもハナビ…。
 そうやって考えてる自分も嫌いだった…」
 ヒナタは視線を落とす。
省24
28: 続・トネリでネトリ 前編 8/8 2015/03/05(木)23:25 ID:081nD0hl(9/10) AAS
 トネリの肩がわなわなと震える。彼にとって一族の宿命とは否定的なものでは決してなかった。
 一族の責務も婚約者の存在も。

 大筒木一族の生き残りである父が死んだその時、トネリは真の孤独を知った。
 父の遺言はこうだった、『使命を忘れろ、地球に下りて友人を作れ、人は一人では生きられない』。
 一族の使命を教えたのは父だ。同様に、それまでの全てを否定したのも他でもない父だった。
 その父を振り切って選んだ道、だが、それをヒナタまでもが間違いだと言う。父と同じに――。

「失望したよ…。キミだけは僕の味方でいてくれると思っていたのに……」

「待って、話しをちゃんと聞いて! お願いだから私を信じてっ…」
「信じられるか!」
 自分の信じてきた今までの事を否定されて、簡単に割り切れるほどトネリは大人ではなかった。
省25
29: 2015/03/05(木)23:32 ID:081nD0hl(10/10) AAS
以上です
後編は明日、似たような時間に投下予定
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