[過去ログ] ニューハーフ・シーメールでエロパロ 7 (318レス)
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(73): 142 2015/04/27(月)03:25 ID:vMj5Iz37(2/2) AAS
>>149
 庵の食卓に簡素な朝食が並ぶ。
 片側には破戒坊主。両隣に、給仕の服に身を包んだ二人の女性 ── 仲間だった女盗賊と女魔術師 ── を侍らせ、食事を摂っている。
 反対側にレナード。隣にフレア。
 席の間隔に変わりはないはずなのに、隣で同じく食事を摂っているフレアからすれば、ガラスの板か何かを立てられたように感じていた。
「さて…これからどうしたモンかのう?」
「フレアの肉体からは、もう呪いは消えた。法的には頼れる場所が増えた…という事だな」
 その言葉に、フレアは、頭から冷水を浴びせられたかのような感覚に襲われた。膨大な過去の情報量にアテられ、これからすべき事を見失っていた。
「もう俺に付いて来る必要はない」
 変質した世界の調査。せめて隣国と悪国の状況だけでも知り尽くさねばならぬ。
「で、このメシ代は?」
「要らんよ。良いモノを見せて貰ったからな」
「あんたな…」
 破戒坊主は両隣の女性を交互に見る。彼女たちは相好を朱に染めて顔を伏せた。…背けてはいなかった。彼女らは今、それなりにだが幸福である事を示している。
 儀式の間、衝撃にのたうち回る美少女の覚醒と変態 ── 膨乳と精通 ── には、痴態とも呼べる艶めかしさがあった。
 あれから催し、激しい艶事に耽ったのだろう。健啖な事だ。
 しばし沈黙が流れる。この空気を破ったのは ──

「ボク、これからもお父様に付いていきたい」

 ── フレアだった。

「…何?」
「お父様…もう破戒坊主様に、お支払いするモノも、必要も、ないのでしょう?」
 フレアは破戒坊主に視線を向ける。彼は無精髭に覆われた顎を擦りながら瞠目した。
「儂は儂で、まぁ…ちと寂しくなるが」
 さすがに年単位での付き合い。主治医と患者のような間柄でも、そこには情ができていた。
 レナードは財布を少し開いて、中身を覗いて確認し、顔をしかめる。
「必要最低限の路銀しか残ってないぞ。もう誰一人連れ歩く事は…」
 厄介払いではない。本当に物理的に難しいのだ。
「儀式で変わったボクに、アテができたんです」
 しかし、フレアの声音は自信の色を帯びていた。

とりあえず、こんなトコか?
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