[過去ログ] 【とある魔術の禁書目録】鎌地和馬総合39フラグ目 (508レス)
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211: 2015/02/08(日)15:45 ID:mikFwVhq(1/14) AAS
上条×美琴でちょっと投下させていただきます。
212: 2015/02/08(日)15:47 ID:mikFwVhq(2/14) AAS
ベッドの縁に座る上条の胸を片手で押すようにして、美琴は彼を押し倒した。
生体電気を操り、一時的に引き上げた身体能力を使って上条の身体全体をベッドに引きずり上げて馬乗りになる。

「アンタはじっとしてて。私がやるから」

有無を言わせず決然と、しかし震える指で上条のYシャツのボタンを外し始める。
抵抗はしないでほしい、と美琴は願った。
しっかりと決めてきた覚悟が、鈍ってしまってはことだから。

「お、おい、本気か、みさ――」

ジロリ、と強めに睨む。彼女の前髪から紫電が飛び散るのを見て、上条は言葉を引っ込めた。
そう、それでいい。
異能を打ち消す右手なんて、今ここで使うにはそぐわない。
省15
213: 2015/02/08(日)15:48 ID:mikFwVhq(3/14) AAS
しかしすでに彼女の顔もその身体も、勢いで誤魔化していた羞恥心によって赤く染まりつつあった。
美琴の手が鈍る。

「……御坂、無理すんな」
「……ッ!」
「お前の気持ちはスゲー嬉しいよ。
 でもさ、そんなことしなくったっていいんだ」

「俺はそんなことしてもらいたくて助けたわけじゃ」とか「お前にだって何度も助けられてる」とかなんとか上条は続けて喋っていたが、美琴には聞こえていなかった。
彼は彼女を落ち着かせるべく声を掛けたつもりだったが、逆効果だった。
「お前には無理だ」なんて、人一倍負けん気の強いこの常盤台のエースには火に油だ。
一気に――片手で、ブラもショーツも脱ぎ捨てた。
省16
214: 2015/02/08(日)15:49 ID:mikFwVhq(4/14) AAS
「……私が、あんまりそそる身体してないってのは知ってるわ。
 でもさ、これでも一応、私だって、女なんだから。
 『はけ口』くらいにはなるはずでしょ。
 そう思って、楽しんでってくれれば」
「はけ……バカ野郎!!
 そんな風にやるもんじゃないだろ、こういうのって!
 お前は恩とか借りのためなら、好きなやつじゃなくても身体を差し出すってのかよ!?」

美琴の手が、ベッドのシーツを固く固く握り締めた。
彼女が顔を上げる。その瞳が、憤怒の色を宿している。
それは雄弁に、「そんなんじゃない」と言っていて。
省18
215: 2015/02/08(日)15:52 ID:mikFwVhq(5/14) AAS
これではいけない、雰囲気が重くなってはと。
彼が察してしまう前に、美琴は無理矢理涙を引っ込め、笑顔を形作った。
悲愴な雰囲気を取り繕うとした声が、必要以上に明るくなる。
その下にある膨大な感情を隠して。

「……ったく、人のこと尻軽みたいに言ってくれちゃってさ。
 私、まだキスもしたことないんだから。
 これは特別出血大サービスよ。
 ま、私のこの先の人生、こんな大きな借りを作る機会なんてもうないだろうから、こんなことは2度とないってーの。
 光栄に思いなさいよね!
 責任とれなんて言わないから、男子高校生の溜まりに溜まった欲望を、この美琴センセーにぶつけていきなさい」
省35
216: 2015/02/08(日)15:53 ID:mikFwVhq(6/14) AAS
美琴が唾液をたっぷりだして、口の中で舌を使う。
先端を転がしたりしてやると、どんどんと硬度と大きさを増していく。

(気持ちよくなって、くれてる?)

彼女は嬉しくなったが、何しろちょっと前まで初心だった処女のやることだ。
実際のところそこまで上手いわけではない。
ただ上条は、……目の前の普段は男まさりなお嬢様が、自分の股座に顔を埋めて健気に奉仕している姿に、どうしようもなく欲情していた。

美琴は片手の指を口に入れて唾液を付け、その手を自分の秘所に伸ばした。
上条に奉仕しているという興奮そのままに、秘裂を指で擦る。
欲情しているのもお互い様。
拙くも彼に奉仕しながら、自分の秘所をまさぐってこちらも拙い自慰を始めた。
省19
217: 2015/02/08(日)15:55 ID:mikFwVhq(7/14) AAS
それは緊張か、期待か。
どちらともなくゴクリ、と生唾を飲み込んだ。
少し前から、美琴はこの日に備えて避妊薬を服用している。
余計な手間は必要ない。
ずっと四つん這いのような格好だった彼女がにじり寄って上体を起こし、遂に上条の肉棒の先端を未踏の秘裂に当てた。
男の侵入を許したことのない閉じたそこを、亀頭で無理やりこじ開けようとする。
流されっぱなしだった彼は察して、しかしもう抵抗はしない。

「……御坂」
「……ここまで来て、何?」
「今ならまだ、引き返せるぞ?」
省18
218: 2015/02/08(日)15:55 ID:mikFwVhq(8/14) AAS
「……よっ、……と」
「? おい、なにを」

美琴は痛みを無視し、両手をだらりと垂らして前のめりに倒れて上条の胸板に身体を預けた。
彼が反射的に抱きとめる。

「はい、あとはどうぞ」
「どうぞ……って」
「あとは好きにして。
 私が勝手に動くのも、ちょっとキツいし。
 アンタは私に、何をしてもいい。
 好きなように、使ってくれていい。
省17
219: 2015/02/08(日)17:32 ID:mikFwVhq(9/14) AAS
「して」
「ああ。
 ……『美琴』」
「……!アンタ……
 何?」

「責任はとる」

「!!ダ、ダメ……!
 くぅう゛う゛う゛う゛!」

上条が腰を動かし始めた。自身の肉棒を既に納まっていた肉壺から抜いては挿し、抜いては挿す。
美琴は堪えようとしても、痛みが先にたち、苦悶の声を上げてしまう。
省22
220: 2015/02/08(日)17:34 ID:mikFwVhq(10/14) AAS
「んっ……ぢゅう……じゅる……ぅう…!」
「……ひゃ……むぅうう……!……ううん……!」

上条が荒っぽく美琴の唇を奪い、彼女の胸を鷲摑みした。
仰向けになっている彼女の小さな膨らみは、あまり揉むのには適していない。
よせてあつめて握るような無遠慮な扱いに、だが美琴はもちろん抵抗したりしない。
口腔内を暴れまわり、蹂躙する彼の舌に応えるのが精一杯だ。
美琴は上条の唾液をたっぷりと呑み込まされた。

「んちゅう……ゃん……ぷはっ……!
 ぐっ……!……いぅ……ふぐぅう……!」
「……ゴメン、美琴。
省22
221: 2015/02/08(日)17:36 ID:mikFwVhq(11/14) AAS
女が男を迎える際の生理現象として、美琴のそこからは愛液が次から次へと湧き出ている。
それでも美琴が突き入れられるたびに痛みを感じるのは変わらないが、もうそんな「些細なこと」を気にするのはやめた。
彼から与えられる痛みさえ、喜びに変えてしまえばいい。
この痛みは、上条当麻に抱かれている証明なのだから。

「うっ………美琴、もう……!」
「いい、から……!そのまま、中に………!」
「……!でも、それじゃ……」
「大丈夫だから……お願い……!」
「………クソッ!」

しっかりピルは飲んでいるが、例えそうでなくとも美琴は同じことを言ってしまっただろう。
省22
222: 2015/02/08(日)18:34 ID:mikFwVhq(12/14) AAS
初体験にしては、大分もった方だろう。

とはいえ上条に全く余裕がなかったのは当然だ。
ふと彼が我にかえると、美琴の脚を力いっぱい掴んでしまっていた。
おまけにその脚を無理やり限界まで開脚させている。
慌てて手を離すが、そこには上条の手形が赤く残ってしまった。
こんな相手を性処理用の人形にするような扱い、美琴に余裕があったら……
……いや、きっと怒らなかったろうな、と上条は未だに何も言わない美琴を見た。
乱れた髪を汗で額に貼り付け、綺麗な顔を上気させてハーッ、ハーッと息を吐く姿がやたらと煽情的だ。
上条がたった今、ファーストキスも処女も奪い、「女」にした彼女。

(本当、お前ってヤツは……ここまでしてくれた女の子が、「ただのお礼」?
省22
223: 2015/02/08(日)18:36 ID:mikFwVhq(13/14) AAS
「ねえ、あんたのそれも、キレイにしてあげようか?」
「え?それって……え!?
 いやいやいや、そこまでしなくても別にいいんだぞ!?
 大体お前、今は身体が――」
「私がしてあげたいのよ。
 ……そうだ、せっかくだからさ、ベッドの縁に座って脚開いてくれる?」
「え?あ、ああ」

鈍痛を声高に訴える身体を無視して引きずり、美琴はベッドの下にずるりと降りた。
ベッドの縁に腰掛けた彼の脚の間まで這って来て、ぺたんと女の子座りする。

「こっちの方が、男の人にとっては征服感出ていいんじゃない?」
省26
224
(1): 2015/02/08(日)18:45 ID:mikFwVhq(14/14) AAS
以上です。
王道の二人でやってみようと思ったらなんか無駄にシリアスっぽくなった。
いちゃラブ書きたかったのになんでだろう。

そして連投規制に引っ掛かりまくってしまい、投下終了までに時間が掛かったことをお詫びします。
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