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とある魔術の禁書目録 7フラグ目 (911レス)
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『As You Like It』
◆0yDabgA/0.
2007/12/10(月)14:11
ID:JSZw8ued(3/11)
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7: 『As You Like It』 ◆0yDabgA/0. [sage] 2007/12/10(月) 14:11:37 ID:JSZw8ued 「……私はただ…。当麻くんの顔が見たくて…」 毎度のことながら彼女の言葉はストレートこの上ない。 表情はあまり変化無いのだが。 「…そ、そうか」 美少女にもじもじされながら言われた日には、もう悶絶ものである。 上条がテレつつ呟き、ふとその視線が吹寄に向いた。 見ると、何だか眉間に寄ったシワを人差し指でぐりぐりしている。 「どうした?」 思わず首を傾げる上条。 「…なんでもないわ…気にしないで」 言われて今度は、人差し指でテーブルを一定のリズムで叩きながらちらちらと上条の様子を伺う吹寄。 さっき一気に煽ったために空っぽになっているコップを弄りながら興味なさそうにそっぽを向きつつ話の内容に必死で聞き耳をたてている美琴。 そのどちらからも、何となく不機嫌な感じが撒き散らされていた。 嫌な予感はするものの、上条少年がその原因をしっかり把握できる訳がなく。 疑問に首を傾げるしか出来ないでいた。 ふと、思い出したように立ち上がる上条。 「そういえば…最近白井の奴を見ねーな、どうしてんだ?」 そして自分のコップを軽く煽ると冷蔵庫から入れ物を取り出し、美琴のコップに注ぎ直しながら聞いた。 「ありがと。…元気してるわ、怖いくらい」 受け取りながら礼を言い、眉をしかめて答える美琴。 それだけで大体状況は把握できるような気がする。 「…は、はは…」 話を振った上条として少しは気の利いたことを言いたかったのだが、苦笑をもらすしか出来なかった。 こればかりは致し方ない。 白井の暴走っぷりを身をもって知っているからだ。 「…でもさー、何か最近すっごく機嫌がいいのよね。何でか知らないけど」 つい、と向けられた訝しんでいるような美琴の瞳。 「………そこで何故私を見ますか御坂さん」 気付けば姫神と吹寄も似たような視線を上条へ向けている。 じりじりと視線だけで気圧されていく上条少年。 黙っていれば美少女(一人例外としてほとんど喋らない少女がいるが)達の疑惑の眼差し。 怪しまれている。 確実に怪しまれている。 確かに、何かあったといえばあったのだが、それは上条が普段からよく巻き込まれ(に行って?)いる事件があっただけで、他に何があったわけでもない。 (……いや、待てよ…?) と、そこで収束しかかった思考に待ったをかける。 正確に言えば何も無かった訳ではない。 当然、あの騒動の後の話だ。 ゲームセンターから出てしばらく、二人っきりで話していた。 話していただけでなく抱きしめられたり白井の心情を吐露されたりと、よくよく考えれば告白されてんのかなー、と考えが至るような状況に思える。 とは言え、このまま押し黙っていれば何かあったことを肯定しているようなものだ。 これ以上現状を悪化させるのは上条本人としても御免被りたい。 ただでさえごちゃごちゃな状態なのである。 まだ答えも出せていないのに悩みは増える一方だ。 目の前にいる少女達が要因なのだが、ここまで問題がこんがらがったのは上条が煮え切らなかったことにも原因がある。 ぐるぐると回る思考を何とかまとめ、ようやく何か弁明しようと、口を開いた瞬間、 「当ぉ麻ぁーっ」 「…うぉぉ!?」 誰かに、がばーっと背後から熱い抱擁をかまされた。 勢い余って上条が俯せに突っ伏す。 ぐしゃりというあまり美しくない音がしたが気にしない。 ちょっと肘とかを床にぶつけたがこれも我慢。というかコルク抜きをぶち込まれた時の痛みに比べればこの程度のことは何ともないからだ。 「…い…っつー…」 絞り出すようにもらし、ぶつけた部分を摩りながら起き上がる上条。 当然、背中にはツインテールの少女を張り付かせたまま。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197245107/7
私はただ当麻くんの顔が見たくて 毎度のことながら彼女の言葉はストレートこの上ない 表情はあまり変化無いのだが そそうか 美少女にもじもじされながら言われた日にはもう悶絶ものである 上条がテレつつきふとその視線が吹寄に向いた 見ると何だか眉間に寄ったシワを人差し指でぐりぐりしている どうした? 思わず首を傾げる上条 なんでもないわ気にしないで 言われて今度は人差し指でテーブルを一定のリズムで叩きながらちらちらと上条の様子を伺う吹寄 さっき一気に煽ったために空っぽになっているコップを弄りながら興味なさそうにそっぽを向きつつ話の内容に必死で聞き耳をたてている美琴 そのどちらからも何となく不機嫌な感じが撒き散らされていた 嫌な予感はするものの上条少年がその原因をしっかり把握できる訳がなく 疑問に首を傾げるしか出来ないでいた ふと思い出したように立ち上がる上条 そういえば最近白井の奴を見ねーなどうしてんだ? そして自分のコップを軽く煽ると冷蔵庫から入れ物を取り出し美琴のコップに注ぎ直しながら聞いた ありがと元気してるわ怖いくらい 受け取りながら礼を言い眉をしかめて答える美琴 それだけで大体状況は把握できるような気がする ははは 話を振った上条として少しは気の利いたことを言いたかったのだが苦笑をもらすしか出来なかった こればかりは致し方ない 白井の暴走っぷりを身をもって知っているからだ でもさー何か最近すっごく機嫌がいいのよね何でか知らないけど ついと向けられたしんでいるような美琴の瞳 そこで何故私を見ますか御坂さん 気付けば姫神と吹寄も似たような視線を上条へ向けている じりじりと視線だけで気圧されていく上条少年 黙っていれば美少女一人例外としてほとんど喋らない少女がいるが達の疑惑の眼差し 怪しまれている 確実に怪しまれている 確かに何かあったといえばあったのだがそれは上条が普段からよく巻き込まれに行って?いる事件があっただけで他に何があったわけでもない いや待てよ? とそこで収束しかかった思考に待ったをかける 正確に言えば何も無かった訳ではない 当然あの騒動の後の話だ ゲームセンターから出てしばらく二人っきりで話していた 話していただけでなく抱きしめられたり白井の心情を吐露されたりとよくよく考えれば告白されてんのかなーと考えが至るような状況に思える とは言えこのまま押し黙っていれば何かあったことを肯定しているようなものだ これ以上現状を悪化させるのは上条本人としても御免被りたい ただでさえごちゃごちゃな状態なのである まだ答えも出せていないのに悩みは増える一方だ 目の前にいる少女達が要因なのだがここまで問題がこんがらがったのは上条が煮え切らなかったことにも原因がある ぐるぐると回る思考を何とかまとめようやく何か弁明しようと口を開いた瞬間 当ぉ麻ぁーっ うぉぉ!? 誰かにがばーっと背後から熱い抱擁をかまされた 勢い余って上条がせに突っ伏す ぐしゃりというあまり美しくない音がしたが気にしない ちょっと肘とかを床にぶつけたがこれも我慢というかコルク抜きをぶち込まれた時の痛みに比べればこの程度のことは何ともないからだ いっつー 絞り出すようにもらしぶつけた部分を摩りながら起き上がる上条 当然背中にはツインテールの少女を張り付かせたまま
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