[過去ログ] 魔法・超能力などの非現実的能力でエロ創作 [無断転載禁止]©bbspink.com (1002レス)
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1: 転載ダメ©bbspink.com (ワッチョイ 8364-gMth) 2019/05/09(木)23:29 ID:+DB7pY0R0(1/2) AAS
魔法・超能力・奇術・超常現象・神通力・超科学・呪い・妖術・不思議アイテムなどといった
非現実的能力を使ってイタズラや陵辱をする、
そういったシチュエーションに萌えるスレです。
イラスト・SSといった創作物の投下は一次・二次を問わず大歓迎。

(姉妹スレ)
魔法・超能力などの非現実的能力でエロ妄想その10 [無断転載禁止]cbbspink.com
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2: (ワッチョイ 3f76-vM1y) 2019/05/09(木)23:46 ID:+qtKilUo0(1) AAS
建て乙です。感謝!
3: (ワッチョイ 8364-gMth) 2019/05/09(木)23:59 ID:+DB7pY0R0(2/2) AAS
さて、即死防止がてら投下します
ネタは、「ラッキースケベに見舞われる呪い」です。
4: 黒魔術にご用心 1 (ワッチョイ 8364-gMth) 2019/05/10(金)00:01 ID:EvgAJHqG0(1/12) AAS
時刻は朝7時半。
文化部棟の最奥、天体観測部とバックギャモン部の部室に挟まれたひっそりと目立たない位置。
薄い木の板でできた安っぽい扉の真ん中、部室名を示すプラスチック製のプレートには、
カラフルな蛍光ペンで書かれた「くろまじゅつぶ♪」という可愛らしい丸文字が躍る。
あまりの世間一般のイメージとの乖離に、それが一目で「黒魔術部」だと理解できる人間は稀ではなかろうか。

「桃井ミサさん! 何ですかこのふざけた予算見積は!」
部室の扉が乱暴に開け放たれ、甲高い怒号が部室内に響き渡った。
A4用紙を右手に握りしめながら、ずかずかと部室に踏み込んできた少年は白瀬歩。

歩は、3月生まれであることを鑑みても同学年の男子に比べて頭一つ分は低いことに加え、
生まれ持っての童顔のために、ともすれば小学生とも間違われることもあるほどだ。
省11
5: 黒魔術にご用心 2 (ワッチョイ 8364-gMth) 2019/05/10(金)00:02 ID:EvgAJHqG0(2/12) AAS
ばん、と、目の前のテーブルに予算書を叩きつける歩。
通常、目立った実績のない文化部の予算など、ビラ配り等のための印刷費用や消耗品等、合計でもせいぜい数万程度出ればいい方だ。
だが、黒魔術部の予算書に書かれている数字は、その常識をはるかに逸脱するものだった。
海外旅行にでも行くのかと見紛うような交通費。中規模のオフィス一つ分は賄えるであろう備品代。そして十万を超える金額の、詳細不明の雑費。
おまけに当然のように、エビデンスなど一つとして添付されていない。

しかし、当のミサは、面倒くさそうに立ち上がって大きく伸びをしながら、全く悪びれない面持ちで頭をぽりぽりと掻いている。

「おっかしいなー、去年の時はこれで何も言われずに通ったんだけど……」
「そんなわけないでしょう! 万一それが本当だとしても、僕が会計監査に就任した以上、このような不正な会計処理は決して許しませんからね!」

実のところ、このミサの発言があながち嘘ではないことを、歩も分かっていた。
昨年度の予算実績を確認した時は、入力ミスではないかと目を疑ったものだ。
省8
6: 黒魔術にご用心 3 (ワッチョイ 8364-gMth) 2019/05/10(金)00:03 ID:EvgAJHqG0(3/12) AAS
「いやぁ〜……証明しろと言われても難しいんだけど、呪術の錬成に必要なインスピレーションを維持するために色んなものを買いそろえないといけなくってぇ」
「……それは、まさかこの部室に散らばっているモノのことを言っているのですか?」

歩は、決して整頓が行き届いているとは言えない部室の中を見回す。
スナック菓子の袋。
ファッション雑誌。
携帯ゲーム機。
漫画の単行本。
化粧品。

一つとして、黒魔術に関係のありそうな品物など見当たらない。
というより、これらが全て黒魔術部の部費から賄われているとすれば、横領以外の何物でもない。
省13
7: 黒魔術にご用心 4 (ワッチョイ 8364-gMth) 2019/05/10(金)00:05 ID:EvgAJHqG0(4/12) AAS
「どうかな? 悪い条件じゃないと思うけど?」
「……本当に、僕が黒魔術の存在を認めなければ、それだけで予算の削減を受け入れるんですね?」

悪い条件どころか、むしろ耳を疑うレベルで良い条件だ。
黒魔術の力が実在するかどうかにかかわらず、歩が認めなければそれだけでこの厄介な部の予算を大幅に削り、その分を他の部活に有効に回すことができるのだ。
それどころか、「予算を好きなように削っていい」とミサから持ち出した以上、仮にゼロまで削ったとしても文句を言われる筋合いはない。
「今日の放課後まで」と期限を明確にしているため、今までのようにのらりくらりと逃げ回られる心配もない。
こうやって部室で押し問答しているよりも、確実かつ迅速に予算を削減する理由が立つ以上、歩にとっても願ったり叶ったりだと言えた。

「……分かりました。それならば、どうぞ納得いくまでその黒魔術の力とやらを僕に証明してください。その代わり放課後にまたここに来ますから、その時に僕が黒魔術の力を認めなければ、約束通り予算は大幅に削減させてもらいます」
「くすくす……いいよ、『約束』ね? それじゃあ早速だけど、ちょっとじっとしててね?」

何が可笑しいのか、ミサは実に楽しそうな笑顔で、自分よりも一回り背の低い歩の頭をそっと撫でるかのように右手を伸ばす。
省12
8: 黒魔術にご用心 5 (ワッチョイ 8364-gMth) 2019/05/10(金)00:06 ID:EvgAJHqG0(5/12) AAS
歩の髪の毛を仕込んだ藁人形を軽く抱き寄せると、にやり、と思わせぶりに微笑むミサ。その妖しい表情に、歩は背筋がぞくりと凍り付くのを感じた。

「い、言っておくけど、そんな虚仮脅しで屈すると思ったら大間違いですからね!」

恐らくは、口八丁で自分を怖気づかせることで勝負を中止させ、予算の交渉を有利に運ぼうとでも目論んでいるのだろう。
そのような見え透いた手に乗ってたまるものか。

「ふふふ……それじゃあ、虚仮脅しかどうか、実際に効果を体験してもらうことにしましょうか?
といっても、あまり痛い目に遭わせたりするのも可哀相だし……君みたいな思春期の男の子には、こういう呪いの方が効果的かな?

『白瀬君は昼休みまでの間に、気になる女の子の下着をばっちり目撃してしまうよ』。
省2
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