[過去ログ] 最新ソフトで棋士の指し手一致率を調査した結果 2 (1002レス)
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(10): 2019/08/25(日)13:16 ID:ZVwpQy/4(1) AAS
画像リンク[png]:i.imgur.com

※前スレ
最新ソフトで歴代棋士の指し手一致率を調査した結果
2chスレ:bgame
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(3): ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/25(日)16:01 ID:drQ8F6x8(2/16) AAS
公開した表はレーティング上位24位までの棋士を換算レートの順に並べている
ここで、換算レートについて説明したい
この画像は7月27日現在データ数が16局以上になった棋士22名をExcelで回帰分析したものである
Eloレートを目的変数、一致率と相手一致率を説明変数にして重相関係数を求めている
その結果、重相関Rは0.872だった
ここで得られた重回帰式を用いて算出したのが現在の換算レートになっている
画像リンク[png]:i.imgur.com
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(7): ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/25(日)16:09 ID:drQ8F6x8(3/16) AAS
次に相手一致率の算出の仕組を説明しておく
>>1でデータ数が一番少ない三浦九段を例にするとこんな仕組になっている
算出する度にこうした表にしているわけではないが、こうした原理で、三浦九段の一致率74.1%と相手一致率74.8%が算出されている
画像リンク[png]:i.imgur.com
15: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/25(日)17:24 ID:drQ8F6x8(8/16) AAS
これもテンプレにしておきますか

将棋は最善手を見逃したほうが大概負ける
最善手率が高ければ高いほど勝率がよくなる
本当の最善手率はわからないが、最強ソフトとの一致率を代用したらどうか
こうして、強さの指標として一致率を試すことになった
今年の対局で集計したのは880局で、そのうち一致率が高かった側が勝ったのが818局だった(勝率93%)
つまり、相手より一致率が低くて勝った例は7%しかない

また、60%未満の一致率で勝った例は3.6%しかない
急所で間違えなければ一致率40%でも勝てるようなことはないのだ
反対に、一致率80%台で負けたのは7%しかない
省4
39: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/26(月)10:44 ID:8aPxV4nW(2/10) AAS
>>34
プロ棋士を雑魚呼ばわりする失礼な人がいるので、Eloレート下位棋士のデータは棋士名空欄で出してみた
出したのはEloレート下位24棋士のうちデータ局数が3局以上の19棋士
ご覧のようにレート下位棋士は対局数が少ない上に棋譜の掲出頻度も少ないし、フリー棋士は順位戦もないので、どうしても解析データ数が増えていかない
したがって、一致率データは極めて流動的で信頼性に欠けるといえる
そういうわけで、個々の棋士でなく、平均の数値を頭に入れて>>1の平均と比べて見るとよいだろう
それと、勝局一致率が80%以上の棋士が6棋士しかいないのと平均手数が短いという特徴があるかも

画像リンク[png]:i.imgur.com
64: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/26(月)22:07 ID:8aPxV4nW(10/10) AAS
回帰分析のモデル
画像リンク[png]:i.imgur.com
換算レートは回帰分析で得られた式の通りで計算したものになっている
つまり、24が加えられていないのと1ヶ月前のデータなので>>1の換算レートと数値が違っている
89
(2): ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/27(火)16:27 ID:Jzuv0Y1o(9/12) AAS
>>82
現棋士に関しては勝率での補正も持ち時間での補正もやってない
持ち時間で3区分した一致率は出せる
?1時間以下
?3時間以上6時間以下
?8時間以上
の3つに分けることができる
64年大山の棋譜はNHK杯以外はすべて7時間以上の対局だった

>>31に記したように3時間以上棋戦とNHK杯では一致率に差が生じている
しかし、二日制対局と3時間以上の棋戦の比較では一致率の違いが持ち時間の差違によるものなのか対局者の平均レートの違いによるものかはわからないようだ
省8
91
(2): ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/27(火)18:03 ID:Jzuv0Y1o(11/12) AAS
>>86
平均悪手を小さい順から並べてもEloレートの順のようにはならないというのは自分で解析してみての実感なんだな
俺は平均悪手でプロ棋士の棋力の推定が本当に可能なのか2017年から解析して2018年8月で打ち切った
徒労に終わったのは惨憺とした結果しか得られなかったからだ

画像の表で説明する
このM値が平均悪手だが、算術平均でなく中央値を採用している
前半40手は除外したが後半10手は除外していない
そのため、算術平均だと頓死などの棋譜が1局あるだけでその棋士の平均悪手のケタが違ってしまうため意味をなさない
しかし、そうした棋譜を免除して平均悪手を採用することには疑問があった
そこで、中央値を採用するのがベターという結論になった
省5
99: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/28(水)11:16 ID:BvtGCFO3(4/10) AAS
レート区分及びクラス区分の最新集計表を作ってみた
100区分のレートにすると、Eloレートと換算レートばかりでなく、Eloレートと一致率単独の相関係数も驚異の0.99となった
一致率と棋力が比例関係にあるばかりでなく、データ数を増やしていけば一致率だけでも有力であることを示している

下表のクラス別の集計表を見るとC2が特徴的で、換算レートでも一致率でもC2はB2と同等のようだ
これは、今のC2にB2棋士と同等以上の棋力がある棋士が多いと解釈できる
2期前まではC1がそんなクラスだった
いずれにしても、B2以下の棋士は玉石混交でほとんど差がないことがこの表からわかる
そして、B1以上の棋士との間には実力の壁があることも明らかだ

将棋ファンならこうした資料は大歓迎なはずなんだが、なぜかケチつけようとするレスが必ずある
そういう人は、どういう利害で発言しているのかも表明してほしいね
省1
104: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/28(水)14:44 ID:BvtGCFO3(7/10) AAS
>>100
棋戦別の一致率を出してみた
棋戦ごとにレート平均が異なるので比較は難しいが、持ち時間が長くなると一致率が高くなる傾向は出ていない
レート平均があまり違わない新人王戦、棋王戦、竜王戦で見ても違いは見てとれない

二日制の対局の一致率が高いのは
>>89で比較したように棋士の棋力が高いのが理由で、この5棋士は一日制の対局でも似たような数値だった

以上のように3時間と6時間といった持ち時間の違いで一致率が異なるという傾向は見られなかった
「微妙な差しかないのを立証する」のが統計学でなく、
有意差がなければ、両者に違いはないと見なすのが統計を扱う基本だ
そうした基本に戻って意見してくれ
省2
105: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/28(水)20:31 ID:BvtGCFO3(8/10) AAS
NHK杯と朝日杯を追加
画像リンク[png]:i.imgur.com
106
(1): ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/28(水)21:45 ID:BvtGCFO3(9/10) AAS
>>93
>>94で約束したように平均悪手を平均値の小さい棋士の順に並べた表を作ってみた
前回同様2018年1月〜8月までの集計だ
平均値が高い2枚目を見るといい
羽生28局の平均が74.8(中央値44.4)だ
豊島39局83.8(56.0)
深浦18局91.8(75.2)
久保18局96.8(60.1)
近藤14局97.7(37.5)
増田18局103.4(63.6)
省5
107: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/28(水)22:01 ID:BvtGCFO3(10/10) AAS
局数が抜けていた
画像リンク[png]:i.imgur.com
画像リンク[png]:i.imgur.com
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(1): ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/29(木)14:50 ID:hnAsKu/o(5/11) AAS
>>82
>64年の大山は対局の半分は10時間の将棋だったんじゃないの

名人戦の解析データでよければ大山と羽生の一致率で比較できるよ

大山は1964-72の9年分、52局35勝17敗(0.673)を解析した
羽生は1994-97の4年分と03年、08年、09年、11年、18年の計9年分、51局31勝20敗(0.608)を解析した
大山は全盛期とそのあとの後退期、陥落した最後の名人戦まで連続した期間を選んで不審に見られる抜け番がないようにした
羽生は24歳から27歳まで連続した名人戦をメインにした
羽生の輝かしい成績は20代に集中していて、30代と40代はすべての面で大山に比較できるものがない
したがって、20代をメインにしたことに異論はないだろう
これに解析が済んでいる03年、08年、09年、11年の名人戦と、大山に合わせて40代最後の名人戦を加えて9年分を用意した
省4
118
(1): ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/29(木)18:13 ID:hnAsKu/o(6/11) AAS
>>108
モデルを使って説明しよう
一致率同様、平均悪手は計測する度に変わる
ソフトや探索深度の違いや、解析を打ち切る0.1秒の時間差でも数値は同じでない
1局120手のモデル局、40手中36手正解(一致率90%)で、悪手点合計800点、平均悪手20の棋譜がある
このうち正解と判定された1手が悪手(600点)と判定が変わるとどうなるか
一致率は35/40=87%(端数切り捨て)に下がるだけだが、平均悪手は600点/40=15点増えて35となる
一致率なら3ポイント違うだけだが、平均悪手だと15ポイント違うことになる
もし、この悪手が1200点であったなら平均悪手は30点増えて50になるわけで、一致率は1手3ポイントしか変わらないのに平均悪手は1手で30ポイントも変わるわけだ
正解手を指せなかったのは棋力に関係するだろうが、次善手が悪手ならこの悪手が600点であろうが、1200点であろうが結果論だ
省7
132: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/31(土)23:13 ID:oWT9qukC(2/3) AAS
Eloレート上位60位までの換算レート順位(8月31日現在)

画像リンク[png]:i.imgur.com

画像リンク[png]:i.imgur.com
133: ◆f7OmZ9ucu2 2019/08/31(土)23:18 ID:oWT9qukC(3/3) AAS
8月31日現在Eloレート上位60位までの棋士の換算レート推移
ただし、今回は60位と61位が同レートなので61位までの棋士の推移を開示

画像リンク[png]:i.imgur.com

画像リンク[png]:i.imgur.com
167: ◆f7OmZ9ucu2 2019/09/04(水)12:37 ID:ImR44Ued(4/10) AAS
最近の例として叡王戦の杉本vs本田の四段戦のキャプチャーから
画像リンク[png]:i.imgur.com

見ての通り、本田の68手目55歩は解析ソフトの最善手55銀打とは異なる手なのに○がついている
候補手を1に設定して逆順解析すると稀にこうしたことがある
キャプチャー内の10手では71手目先手の56歩だけが悪手と認定されている
168: ◆f7OmZ9ucu2 2019/09/04(水)12:39 ID:ImR44Ued(5/10) AAS
次のキャプチャーは同じ対局の終盤だ
画像リンク[png]:i.imgur.com

今度は先手杉本の113手目と117手目が最善手と異なっているが○がついている
115手目の52桂成と121手目の36金打には○がついていないから、勝負がついているからという理由だけで○がついているのではない
粘ばる手があったときに粘りに欠いた手を指したら○はつかないわけだ
この棋譜の解析結果は先手負けの杉本の一致率が56%で、不一致の内訳は「悪手2」、「疑問手3」、「?2」、「・11」、計18
後手勝ち本田の一致率が90%で、不一致の内訳は「悪手1」、「疑問手0」、「?1」.「・2」、計4となっている
「・」は最善手の評価値と100以内か勝勢または敗勢後の不一致の指し手についている
キャプチャーでいうと、115手目と121手目だ
一致率の計算では一致数(○の数)に含まれず、平均悪手の計算では計算の対象外にされている
省8
231
(1): ◆f7OmZ9ucu2 2019/09/08(日)12:33 ID:0T3xRA0a(3/3) AAS
1995年とは何だったのか ?

この表は2019年現在のレーティング上位20位までの棋士だ
画像リンク[png]:i.imgur.com

20代の棋士が8名、平均レートは1822、一致率の平均が76.1%だ
1995年は20位以内の平均レートが1773で一致率平均はわかっていない
1995年の大きな特徴は羽生のタイトル戦の相手だ
レーティング3位の谷川のほか上位20位以内でタイトル戦を戦ったのは7位の佐藤七段、10位の郷田六段、12位の高橋七段、13位の三浦五段なのだ(森九段は23位1680)

A級棋士で比較することもできる
2019年の平均レートは1829、一致率は74.9%
1995年の平均レートは1761で、で、一致率は羽生と谷川だけが分かっている
省9
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