[過去ログ] 末法燈明記の作者は最澄か? (1002レス)
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88: 2017/11/26(日)10:12 ID:nzT2tU6vi(1/5) AAS
>>70
無心定には、無想定と滅尽定とがあり、いずれも心・心所を全く滅する定である。四禅(四静慮)・四無色・滅尽の九定は、異心をまじえずに次第を追って順次に修得するときは九次次第、無間禅と名付けられる。
四禅と四無色定の上に、滅尽定すなわち、想受滅定があり、九次第定と呼ばれる。
無想定は、凡夫や外道が無想の状態を真の悟りと誤認して修めるものであるが、滅尽定は、聖者がその定の境地を無余涅槃界の静けさになぞらえて修めるものである。
無想定では、第四の禅定にもとづき知覚の粗いはたらきがなくなり、滅尽定では、有頂天にもとづき心と心所法は決められた間において止滅する。
九次第定とは、パーリ語仏典では9つの定を置く形で説明が保たれており、第一禅定、第二禅定、第三禅定、第四禅定、空無辺処(定)、識無辺処(定)、無所有処(定)、非想非非想処(定)、想受滅となり、この最後だけが釈迦が初めて到達した仏教に特徴的な定とされる。
十地経の第七では、「(波羅蜜にある)かの菩薩」なる者が、第六の菩薩の地(くらい)において初めて、「あらゆるまよいの存在が滅尽する定(滅定)」に入定し、第七の菩薩の地において、その定に入定してはまた出定するようになるとする。
入中論』の月称(チャンドラキールティ)の注釈も、十地における滅尽定は第六地から第八地にかけて入定するということであるとしている[8]。ツォンカバの『密意解明』でも同様である。
89: 2017/11/26(日)11:17 ID:nzT2tU6vi(2/5) AAS
妙覚
真の悟り、微妙(みみょう)・深遠な悟りのこと。また、仏の無上の悟りのこと。一つ前の等覚の位にいる菩薩が、さらに一品(いっぽん)の無明を断じてこの妙覚位に入る。しばしば、仏の位と同一視される。
2. 菩薩の五十二位・四十二地の最上位で、菩薩が修行して到達する最後の階と。
妙覚の位に達した菩薩は、煩悩を断じ尽くし、智慧を完成させるとされる。天台教義の六即と対応させると、別教の菩薩五十二位の最高位である「妙覚」は、円教の「究竟即」に相当する。
等覚
等覚(とうかく、とうがく)とは、菩薩が修行して到達する階位(菩薩五十二位)の52位の中、下位から51番目に位置する菩薩の極位をいう。
その智徳が略万徳円満の仏である妙覚とほぼ等しく、一如になったという意味で等覚という。 三祇百劫の修行を満足し、まさに妙覚の果実を得ようとする位。一生補処、有上士、金剛心の位といわれる。
十地(じっち、じゅうじ)は、菩薩が修行して得られる菩薩五十二位の中、下位から数えて第41番目から第50番目の位をいう。
十廻向の上位であり等覚より下位にあたる。 上位から法雲・善想・不動・遠行・現前・難勝・焔光・発光・離垢・歓喜の10位がある。
仏智を生成し、よく住持して動かず、あらゆる衆生を荷負し教化利益する様子が、大地が万物を載せ、これを潤益(にょうやく)することに似ているから
省10
90: 2017/11/26(日)11:23 ID:nzT2tU6vi(3/5) AAS
不動地(ふどうじ)
願波羅蜜を成就して修惑を断じ、無相観を作(な)し、任運無功用に相続する位。大慈大悲の心を起す。
遠行地(おんぎょうじ)
方便波羅蜜を成就して修惑を断じ、大慈悲心を発し二乗の自度を遠離する位。十十無尽の境地に入る。この位は第二阿僧祇劫の行を終えたとする。
現前地(げんぜんじ)
智慧波羅蜜を成就して修惑を断じ、最勝智慧を発し染浄の差別なきを現前せしめる位。不退転の位で決して後戻りせず、必ず仏になる確信を得る。
難勝地(なんしょうじ)
極難勝地ともいい、禅定波羅蜜を成就して修惑を断じ、真俗二智の行相互いに違異なるを和合せしめる位。四諦の法門の外に大乗の法門を学び、利他行に取り組む。
焔光地(えんこうじ)
焔慧地ともいい、精進波羅蜜を成就して修惑を断じ、智慧を熾盛に光らしめる位。個々の物に対する執着心を離れ、その功徳として四方を照らす。
省6
91: 2017/11/26(日)11:35 ID:nzT2tU6vi(4/5) AAS
十廻向(じゅうえこう)
菩薩修行の位階である52位の中、第31〜40位まで。上から入法界無量廻向・無縛無著解脱廻向
・真如相廻向・等随順一切衆生廻向・随順一切堅固善根廻向・無尽功徳蔵廻向・至一切処廻向
・等一切諸仏廻向・不壊一切廻向・救護衆生離衆生相廻向の10位。十行を終わって更に今迄に修した自利・利他のあらゆる行を、一切衆生の為に廻施すると共に、この功徳を以って仏果に振り向けて、悟境に到達せんとする位。
十行(じゅうぎょう)
菩薩修行の位階である52位の中、第21〜30位まで。上から真実・善法・尊重・無著・善現・離癡乱行・無尽・無瞋根・饒益・観喜の10位。菩薩が、十住位の終に仏子たる印可を得た後、更に進んで利他の修行を完うせん為に衆生を済度することに努める位。
布施・持戒・忍辱・精進・禅定・方便・願・力・智の十波羅密のこと。

十住(じゅうじゅう)
菩薩修行の位階である52位の中、第11〜20位まで。上から灌頂・法王子・童真・不退・正信・具足方便・生貴・修行・治地・発心の10位。十信位を経て心が真諦(しんたい)の理に安住する、という意味で「住」と名づく。あるいは菩薩の十地を十住という説もある。
十信(じゅうしん)
省4
92: 2017/11/26(日)11:37 ID:nzT2tU6vi(5/5) AAS
「 九次 第定」 は韻 文 であれ散文 であれパ ー リ経典 が成 立 した時に は既 に,経 典
の どの部分 にも同 じ九 つの内容が 同 じ名前 と順序で確立 していた.項 目の幾つか
が略説 され たものや別 の述 語で再分類 された もの もあるが,そ の場合 も九 つの 内
容,名 前,順 序 に異 同はない.よ って 「 九次第定 」は,パ ー リ経典成立 まで に成
立 していた こ とは明 らかであ る.一 方 この説 は釈 尊の悟 りに基づ く想受滅 を頂 点
としてい るので,そ の成 立は釈 尊以前 には遡 れない.よ って 「 九次第定 」 は,遅
くともパー リ経典編纂 に着 手す るまでの弟子 たちに よるもの,より自然 な理解としては,経典 の記述通り,釈尊自身によるものと考えられる.
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